
クレープソールが印象的。クラークスのナタリー
「デザートブーツ」をはじめ、数々の名作を生み出している『クラークス』。同じく名作「ワラビー」の流れを汲む「ナタリー」にフィーチャーし、その魅力を掘り下げます。
ワラビーとは違います。『クラークス』のナタリーならではの特徴
『クラークス』は1825年にイギリスで誕生し、当初はシープスキンのスリッパを生産。その後、履きやすさと快適さを追求し続け、カジュアルシューズやコンフォートシューズの原点ともいえる靴作りに取り組みました。これが現在ではブランドのアイコンにもなっている「ワラビー」や「デザートブーツ」の展開へとつながっていったのです。で、本題の「ナタリー」は「ワラビー」の流れを汲んだモデルで、大きな違いは靴底。さらに深掘りしてご紹介していきましょう。
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特徴1
つま先からかかとまで覆ったクレープソール
1950年代に誕生した「ナタリー」最大の特徴が、底面に加えてつま先やかかともクレープソールで覆った独自のフォルム。これはデザインとしてだけでなく、履き心地にも関係しています。足を包む込むようにクレープソールを施すことによって、弾力性が高まって歩きやすさを向上させるんです。
特徴2
細身ですっきりとしたシルエット
「ワラビー」から派生したモデルながら、「ナタリー」は全体的にスマートに仕上げられています。大人でも取り入れやすく、ジャケットスタイルなどの上品なコーディネートとも相性抜群。また、ローカットのデザインも特徴で、セレクトした色や素材によっては、ビジネスシーンでも重宝します。
特徴3
色や素材のバリエーションが豊富
発売当初からロングセラーを記録し続けているスエード製のオークウッドカラーをはじめ、「ナタリー」は色や素材のバリエーションが多いのも特徴。色みによって与える印象も異なりますので、どんな着こなしに合わせたいか、どんな印象を与えたいかなどで色や素材をセレクトしましょう。
色や素材で印象変化。ナタリーのラインアップ
「ナタリー」は色や素材によって印象は異なります。それらの違いを解説しながら、ラインアップを紹介していきましょう。
アイテム1
ド定番を狙うならスエード製のオークウッドカラーを
スエード製のオークウッドカラーは「ナタリー」の定番であり、発売以来ロングセラーを記録し続けています。ダークブラウンのクレープソールとのコントラストもポイントで、足元に絶妙なアクセントを演出。どんなボトムスとも相性がいいのも見逃せません。
アイテム2
ビジネスでも活躍させるならブラックレザーを
スマートなシルエットの「ナタリー」をビジカジスタイルで取り入れるなら、ブラックカラーの表革がベストマッチ。クレープソールやシューレースもアッパーと同色なので、独特なデザインながらも主張しすぎることなく、ビジネスカジュアルの装いにも浮くことなく溶け込んでくれるはずです。
アイテム3
カジュアルスタイルに合わせるならブラウンスエードを
オークウッドカラーと並び、カジュアルスタイルと相性がいいのがブラウン。デニムやチノパンなど、あらゆるボトムスにマッチするだけでなく、大人っぽくて落ち着いたカジュアルスタイルに仕上がります。やや濃いめのクレープソールが、足元をさりげなく引き締めてくれますよ。
アイテム4
大人っぽくこなれた足元に仕上げるならネイビースエードを
スエードのこなれ感とネイビーならではの落ち着いた大人っぽさを両得できるのがこちら。さらにほかの色&素材に比べ、どこか上品な雰囲気を獲得できるのも特筆すべき点。きれいめパンツからラフなパンツまで幅広くカバーします。
アイテム5
洗練された足元を手に入れるならブルーグレーヌバックを
ブルーグレーの美しい色みが目を引くこちらは、ブラックやブラウンなどの定番カラーにはない洗練された雰囲気。さらにヌバックの素材感とナチュラルカラーのクレープソールと相まって、柔らかで優しい印象を与えるのも特徴です。
洒落者はこう履く。ナタリーを取り入れたコーデ例
容姿の独創性が際立つ「ナタリー」をよりおしゃれに取り入れるべく、洒落者たちの着こなしを拝見。同じ色・素材をピックアップしているので、「ナタリー」の汎用性の高さも実感できるはず。
コーデ1
ロールアップしたワイドパンツで好バランスを狙う
チェックシャツ×ゆったりとしたミリタリーパンツの武骨で男っぽい着こなしに、ブラウンレザーの「ナタリー」をプラス。パンツをロールアップすることで、スマートな足元とバランスを図っています。すべてのアイテムにアースカラーを取り入れて、着こなしに統一感を持たせているのもポイント。
コーデ2
休日セットアップの足元を「ナタリー」で印象的に
カジュアルなブラウンレザーの「ナタリー」も、コードレーンのセットアップに取り入れると上品で大人っぽい印象。さらにライトトーンでまとめたコーディネートを絶妙に引き締めています。あえて素足履きして、「ナタリー」の存在感を高めたところにも注目を。
最後に知っておきたい、お手入れ方法や取り扱いの注意
ほかの革靴とメンテナンス方法は一緒ですが、クレープソールのお手入れは基本的に不要です。ちなみにスエードも栄養補給がマストではないですが、専用のブラシでホコリなどをはらって毛並みを整えることは必須。さらに防水スプレーをアッパーにふきかけておくと安心です。サイズに合ったシューツリーを使用することも忘れてはなりません。
この記事の掲載アイテム一覧(全5商品)
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『クラークス』 ナタリー 26118170
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『クラークス』 ナタリー 26133272
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『クラークス』 ナタリー 20319011
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『クラークス』 ナタリー 26103972
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『クラークス』 ナタリー 26114532
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