Gショックの人気モデル決定版! 90年代を生きた名作から最新作まで

Gショックの人気モデル決定版! 90年代を生きた名作から最新作まで

ストリートブーム回帰で、今また人気の高まる『Gショック』。アニバーサリーモデルや新作が続々と登場する中、改めて革新的な歴史と独自性の高さが注目を浴びています。

MASAFUMI YASUOKA

2018.03.15

Gショック(G-SHOCK)
腕時計

改めて、『Gショック』という腕時計に向き合う

改めて、『Gショック』という腕時計に向き合う

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中空構造とウレタンカバーによるショック吸収性能を備えたDW-5000Cが登場したのは1983年。アイスホッケーのパックとして用い、その性能を誇示したアメリカのTVCMが大きな話題を集めたのは有名なお話。ブランド設立当初は、主にアメリカで人気を集めていました。しかし、1987年には後のブランドアイコンとなるDW-5600が登場し、1990年代に大ヒット映画『スピード』で着用されたことなどがきっかけとなり、日本でも一大ブームを巻き起こします。その勢いはすさまじく、『Gショック』は90年代を象徴する存在として認知されています。

今回はそんな『Gショック』の魅力を再確認しつつ、人気モデルを抽出。往年の名作から昨今の新定番まで、幅広いラインアップでお届けします。

独自の価値観を打ち出し続ける『Gショック』、その魅力を再確認

『Gショック』の魅力は、コンセプトである“Aboslute Toughnenss”が見事に体現されていること。ただし、単にタフなだけではありません。タフネスという信頼性をベースに、それまでの腕時計業界の常識を打ち破るさまざまなアプローチを行ってきたからです。それも、マーケティングを一切行わず、あくまで自らの世界観に基づいて。そうした独自性があればこそ、腕時計ブランドがあまたある中においても、世界で唯一の存在となりえたのです。

魅力1高所から落としても壊れない腕時計を作るという、無謀な挑戦

高所から落としても壊れない腕時計を作るという、無謀な挑戦

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『Gショック』開発時のテーマに打ち立てたのが「トリプル10」。これは10mの落下に耐え、10気圧の防水性を持ち、10年の電池寿命を備えるというもの。今でこそ当たり前になったそれらの性能ですが、完成までには壊れては修理することを1000回以上も繰り返し、一時は開発中止の声もあったとか。現在も、タフネスを追求した当初の意思を受け継ぎ、最大170もの試験項目を採用。落下実験では、天井の高さ以上の強い衝撃を50回も繰り返し行っています。

魅力2コラボアイテムという概念を作ったのは、『Gショック』だった

コラボアイテムという概念を作ったのは、『Gショック』だった

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1990年代に火が付いた日本での『Gショック』ブーム。それをけん引したのは、ストリートキッズでした。タフネスを求めたデザインは、それまでの腕時計の概念をルックスでも一新したのです。その結果、ファッションアイテムとしての地位を確立。多くのコラボレーションが誕生しました。予断ですが、実は現在は通称となった“コラボアイテム”という呼び方は、『Gショック』から生まれたもの。腕時計業界の枠から飛び出し、ファッションやスポーツ、カルチャーといった分野に目を向けていた『Gショック』は、コラボレーションを積極的に行うことで、それまで腕時計に興味がなかった人たちにまで、その人気を広めていったのです。

魅力3アメリカセレブも自ら手に取る、海外での高い人気

アメリカセレブも自ら手に取る、海外での高い人気

WEARWEAR

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『Gショック』は、コラボやアンバサダーを選ぶ際、マーケティングや広告効果にとらわれません。つまり、対象となるブランドや人物が、リアルに『Gショック』を好んでいるかを重視します。そうしたブランドや人物に打診をすると、その多くが二つ返事で承諾するとか。2017年、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで行われた35周年イベントでも、プロスノーボーダーのルイ・ヴィト氏、映画監督のスパイク・リー氏、オフホワイトのヴァージル・アブロー氏やピガールのステファン・アシュプール氏など、各業界から話題の人物が集まり、会場を沸かせました。

90年代を駆け抜けた、『Gショック』の誇る人気モデルをプレイバック

『Gショック』にとって、1990年代は一大ブームを迎え多くの名作が誕生した、ターニングポイント的な年代です。折しも昨今は90年代リバイバルの真っ只中。先日復刻モデルがリリースされた5700、通称スティングが即完売したのも、それを証明しています。そこで、当時の『Gショック』ブームを巻き起こした名モデルをご紹介。当時を知る人には思い出のモデルでしょうが、現在見てもまるで古臭さを感じないのが『Gショック』のすごいところです。

名機1オリジン(5600系)

オリジン(5600系)

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初代DW5000の後継モデルとして、1987年に登場したDW5600。映画『スピード』でキアヌ・リーブスが着用し、映画のヒットともに日本における『Gショック』人気の火付け役となりました。その後も、ソーラーモデルやマルチバンド6モデルなど、進化版が登場。現在においては、不変の存在としての地位を確立。『Gショック』ブランドの顔役として健在しています。

Gショックといえば5600系。充実のラインアップを公開

Gショックといえば5600系。充実のラインアップを公開

人気の高いカシオのGショックですが、5600系はとくに愛されているモデルのひとつ。バリエーション豊富な同モデルのラインアップのなかでも、おすすめを厳選しました。

平 格彦

名機2フロッグマン

フロッグマン

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発売は1993年。国際標準化機構が定めるダイバーズウォッチのスペックをクリアしたモデルとして登場。200mという高い防水性は、ダイバーからはもちろん、サーファーからの高い支持も獲得しました。現行モデルでは、方位や水温の計測機能に加えて、最大80mまで測れる水深計を搭載することで、プロユースにも耐える本格仕様に進化しています。

名機3イルカ・クジラモデル

イルカ・クジラモデル

90年代『Gショック』の中でも、最も印象深いモデルに挙げる人も多い通称イルカ・クジラモデル。国際イルカ・クジラ会議開催を記念して作られたモデルで、バックライトにイルカ・クジラが浮かび上がるのが特徴です。当時はあまりの人気ぶりに、レア物として価格高騰まで起こしました。2017年には、国際イルカ・クジラ教育リサーチセンターとのコラボを発売しています。

名機4マッドマン

マッドマン

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マッドマンは、泥や埃に強いマッドレジスト構造を採用した2号機として、1995年にその名を冠し登場しました。大型のプッシュボタンなど、タフネスをさらに印象付けるそのデザインは、ストリートファッションにおけるアクセントとしても活躍。現在は、カーボンファイバーの採用や方位・温度を計測するツインセンサーも搭載され、さらなる高機能化を果たしています。

名機5ジェイソンモデル

ジェイソンモデル

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ホラー映画「13日の金曜日」に登場するジェイソンのマスクに似ていることから、通称ジェイソンモデルと呼ばれ人気を集めたG-001。発売は1994年で、そのホビーライクなルックスは、樹脂で全体を覆うカプセルタフデザインによって生まれたものです。オレンジ×イエローのポップな初代カラーは、2010年の復刻を持って生産終了。ですが、現代的な着こなしに合わせるならこんなナチュラルカラーもおすすめです。

進化を続ける『Gショック』。人気シリーズから注目作をピックアップ

まさしく日進月歩を続ける『Gショック』。ニューモデルのリリースタイミングが頻繁なのも魅力で、2017年には約170モデルが登場しています。現行モデルは、カラバリも含めると約500モデルにも。そんな豊富なラインアップの中から、注目のシリーズをご紹介しましょう。

シリーズ1MT-G

MT-G

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もはやタフネスなのは当たり前、そこに日本ブランドならではの精密さや高機能、また高級感も備えたシリーズがMT-Gです。ウレタンにはない重厚感と上質感のあるステンレススチールボディを有する同シリーズは、『Gショック』人気をストリートだけでなくビジネスユースにまで派生。GPSハイブリッド電波ソーラーなど、ジェットセッターが重宝する機能も見どころです。

シリーズ2レンジマン

レンジマン

究極のサバイバルタフネスをテーマにした同シリーズは、耐衝撃、防塵、防泥、耐低温、防水仕様の強化ボディを採用したシリーズとして登場しました。2018年に発表された最新モデルは、世界初となるソーラーアシストGPSナビゲーション機能を搭載。いわば、過酷な大自然の中で生き残るための機能を追求したシリーズというわけです。

レンジマンとは何モノか。Gショック屈指のタフな名機ならではの魅力に迫る

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天候不順に昼夜の寒暖差など、我々を取り巻く環境は厳しさを増している。そんな時代だからこそ『Gショック』の名作「レンジマン」のタフネスが頼もしく、勇ましく映る。

菊地 亮

シリーズ3Gスチール

Gスチール

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90年代にブームを経験し、今では社会人となった『Gショック』ラバーにも似合う1本として、新定番に位置付けられているのがこのシリーズ。メタル、樹脂、またカーボンといった異素材使いによって、タフネスと高機能、そして上質感を共存。立体的なインデックスなど、大人が身につけるにふさわしい、こだわりある細部の意匠が人気を集めています。

Gスチール推しの5モデル。容姿端麗なGの魅力を探る

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『Gショック』がファッションシーンにもたらした影響は大きい。ここ最近で言えば、タフネスデザインの新たなカタチを提示したGスチール。その功績とイチ推しを紹介したい。

菊地 亮

シリーズ4ギーズ(GIEZ)

ギーズ(GIEZ)

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ゴツゴツとした印象が強い『Gショック』において、同シリーズは異色の存在といえます。なだらかな曲線を取り入れ凹凸を抑えたフォルムは、タフネスでありながらどこかスタイリッシュな印象に。いわば都会顔といえます。とはいえ、その文字盤はクロノグラフを採用するなど、実に機能的。タフムーブメントの採用もしかり、実用性の高い仕上がりになっています。

シリーズ5Gスカッド

Gスカッド

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ランニングなどのワークアウトで装着するなら、同シリーズがおすすめです。タフネス性能はもちろん、Bluetoothの搭載によりスマホとの連携が可能で、専用アプリケーションと3軸加速度センサーによって、ステップトラッカーやタイマー、ストップウォッチなどの計測結果をスマホによって管理が可能です。ビビッドなカラーリングも、モチベーションを高めてくれます。

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Hiroshi Watanabe

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