
Gショックの人気モデル決定版! 90年代を生きた名作から最新作まで
ストリート回帰から、今また人気の高まっている『Gショック』。アニバーサリーモデルや新作が続々登場する中、改めて革新的で独自性の高いモノ作りが注目を浴びています。
改めて、『Gショック』という腕時計に向き合う
中空構造とウレタンカバーによるショック吸収性能を備えた「DW-5000C」が登場したのは1983年。アイスホッケーのパックとして用い、その性能を誇示したアメリカのTVCMが大きな話題を集めたのは有名な話。ブランド設立当初は、主にアメリカで人気を集めていました。しかし、1987年には後のブランドアイコンとなる「DW-5600」が登場し、1990年代に大ヒット映画『スピード』で着用されたことなどがきっかけとなり、日本でも一大ブームを巻き起こします。その勢いはすさまじく、『Gショック』は90年代を象徴する存在として認知されています。
本記事ではそんな『Gショック』の魅力を再確認しつつ、人気モデルを抽出。往年の名作から昨今の新定番まで、幅広いラインアップでお届けします。
独自の価値観を打ち出し続ける『Gショック』、その魅力を再確認
『Gショック』の魅力は、コンセプトである“Aboslute Toughnenss”が見事に体現されていること。ただし、単にタフなだけではありません。タフネスという信頼性をベースに、それまでの腕時計業界の常識を打ち破るさまざまなアプローチを行ってきたのです。それも、マーケティングを一切行わず、あくまで自らの世界観に基づいて。そうした独自性があったからこそ、腕時計ブランドが数多ある中においても、世界で唯一の存在となりえたのです。
魅力1
高所から落としても壊れない腕時計を作るという、無謀な挑戦
『Gショック』開発時のテーマとして打ち立てられたのが“トリプル10”。これは10mの落下に耐え、10気圧の防水性を持ち、10年の電池寿命を備えるというもの。今でこそ当たり前になったそれらの性能ですが、完成までには壊れては修理することを1,000回以上も繰り返し、一時は開発中止の声もあったとか。現在も、タフネスを追求した当初の意思を受け継ぎ、最大170もの試験項目を採用。落下実験では、天井の高さ以上からの強い衝撃が50回も繰り返し与えられています。
魅力2
コラボアイテムという概念を作ったのは、『Gショック』だった
1990年代に火が付いた日本での『Gショック』ブーム。それをけん引したのは、当時のストリートキッズでした。タフネスを求めたがゆえのデザインは、それまでの腕時計の概念をルックスでも一新したのです。その結果、ファッションアイテムとしての地位を確立。多くのコラボレーションが誕生しました。予断ですが、実は現在は一般的に使われるようになった“コラボアイテム”という呼び方は、『Gショック』から生まれたもの。腕時計業界の枠から飛び出し、ファッションやスポーツ、カルチャーといった分野に目を向けていた『Gショック』は、コラボレーションを積極的に行うことで、それまで腕時計に興味がなかった人たちにまで、その人気を広めていったのです。
魅力3
アメリカセレブも自ら手に取る、海外での高い人気
『Gショック』は、コラボ相手やアンバサダーを選ぶ際、マーケティングや広告効果にとらわれません。つまり、対象となるブランドや人物が、リアルに『Gショック』を好んでいるかを重視しているのです。そうしたブランドや人物に打診をすると、その多くが二つ返事で承諾するとか。2017年、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで行われた35周年イベントでも、プロスノーボーダーのルイ・ヴィト氏、映画監督のスパイク・リー氏、『オフホワイト』のヴァージル・アブロー氏や『ピガール』のステファン・アシュプール氏など、各業界から話題の人物が集まり、会場を沸かせました。
20の名作モデルとその現行品から読み解く、『Gショック』の過去と現在
1983年の誕生以来数々の名作を生み出してきた『Gショック』。その中でも、現在買える代表的なブランドやシリーズをここで20本ピックアップ。『Gショック』の歴史を語るうえではずすことができない重要モデルたちばかりなので、逆にこの20本さえ押さえておけば、複雑怪奇な『Gショック』のラインアップが把握しやすくなるでしょう。
名作1
オリジン 5000 シリーズ[GW-5000U-1JF]
1983年に登場した初代『Gショック』である「DW-5000C」のデザインを生かしつつ、モダンな機能を詰め込んだ本モデル。当然ながら初代オリジナルモデルは樹脂ケースですが、こちらはメタルを採用しています。さらに、世界6か国の標準電波を受信可能な「マルチバンド6」を搭載。タフさはもちろん重厚さも獲得しているため、大人にもより馴染む1本となっています。また、裏蓋はDLC加工を施した強固なスクリューバックとなっているのも特徴です。
名作2
オリジン 5600シリーズ[G-5600UE-1JF]
『Gショック』の人気が爆発したきっかけとなったのが、1987年に登場した「5600」系。映画『スピード』でキアヌ・リーブス氏が「DW-5600」を着用していたことからつけられた、“スピードモデル”というニックネームでも有名なモデルです。スクエアに近い八画形ベゼルは、現在に至るまで『Gショック』のアイコン的なフォルムとなっています。なお、こちらのモデルは、ソーラー発電「タフソーラー」機能を搭載することで使い勝手が向上。また、従来「タフソーラー」搭載モデルはベゼルと同形状の赤ラインが文字盤に入っていましたが、こちらはオリジナルに合わせ白に変更が施されています。より、初代“5600”を感じさせる顔です。
名作3
DIGITAL BB シリーズ[DW-D5500BB-1JF]
1985年に誕生した「5500」シリーズは、『Gショック』初の防塵・防泥仕様のモデル。2色成形でムーブメントとケースを分離するという画期的な構造を持っていました。オリジナルは大きなプッシュボタンにレッドカラーを採用しており、デザイン的な特徴となっていましたが、現在手に入るモデルはオールブラックのカラーシリーズから復刻されたクールなもの。タフさ満点のケースと裏腹に、非常に都会的なスタイルとなっています。
名作4
ANALOG-DIGITAL AW-500 シリーズ[AW-500BB-1EJF]
1989年、『Gショック』に初めてのアナログモデルが登場しました。それが「AW-500」です。針を可動させるアナログウォッチはショックに弱いというのが定説でしたが、「AW-500」は、アナログムーブメントを浮かせるというソリューションで製品化を実現しました。こちらの復刻モデルは、オールブラックのファッション性の高いモデル。デジタルサブ液晶画面でストップウォッチ機能やデュアルタイム表示を使用することが可能で、7年のバッテリーライフを持つ電池が搭載されているのも魅力です。
名作5
DIGITAL 6900 シリーズ[DW-6900B-9]
1995年に登場したのが“三つ目モデル”としてファンに親しまれている定番「6900」系です。「6900」系は映画『ミッション・インポッシブル2』でトム・クルーズ氏が着用したことでも有名になりました。こちらの現行モデルはシンプルな機能性に抑えることで手軽な価格で名作を楽しむことができます。とはいえ、20気圧防水、ストップウォッチ、ELバックライト、アラーム、フルオートカレンダーなど、日常使いではまったく問題ない機能を備えています。
名作6
Gライド GWX-5700 シリーズ[GWX-5700CS-7JF]
横乗り系エクストリームスポーツ用に作られた『Gショック』が「Gライド」です。「Gライド」はさまざまなフォルムのモデルが存在しますが、特に“スティングモデル”と呼ばれる「5700」系を使用したこちらのモデルは、ファンにはたまらないでしょう。ミュージシャンのスティング氏が1985年のライブで『Gショック』の「DW-5200C」を着用していたことから、彼が『Gショック』ファンであることが知られるように。その後1987年発売の「DW-5700C-1V」が“スティングモデル”と呼ばれるようになります。その「5700」系のデザインを受け継ぐこちらの「Gライド」は、タイドグラフが付いており、世界の100サーフスポットの潮汐データがインストールされています。
名作7
マスター オブ G シー フロッグマン[GWF-D1000B-1JF]
『Gショック』初のダイバーズが、「フロッグマン」。登場したのは1993年のこと。ISO規格に準拠した200m潜水用防水ウォッチでした。現在は「マスター オブ G シー」というプロフェッショナル用のコレクションに属しており、『Gショック』の中では比較的上位モデルとして人気を博しています。オリジナルモデルから続く左右対称デザインは装着時の手首の動きを考えたものとなっており、10cm単位で水深を計測、海の中でも使える方位計を備えた本格派となっています。
名作8
マスター オブ G シー ガルフマスター[GWN-1000B-1BJF]
「フロッグマン」に並び、「マスター オブ G シー」に属するダイバーズ「ガルフマスター」。オリジナルはデジタルモデルでしたが、現在はアナデジモデルとなっています。海上任務に従事するプロフェッショナルが使用するため、方位、気圧、温度計測のトリプルセンサー、またタイドグラフ、月齢表示を搭載、気圧の変化をアラームで警告する機能が付いています。スチールのベゼルは高級感満点で、モノとしても所有感も満足させてくれるモデルです。
名作9
マスター オブ G ランド マッドマン[GW-9300-1JF]
「マスター オブ G」コレクションにおいて、陸を担当する「マッドマン」。「マッドマン」初号機は、「5500」系に継ぐ防塵、防泥のマッドレジスト仕様第2弾として1995年に誕生した「DW-8400」でした。オリジナル同様、現在もグローブ装着時でも押しやすい大型プッシュボタンを備え、方位測定やマイナス10~60度までの温度計測を搭載するなど、タフなフィールドワークに耐えられるありとあらゆる機能が詰まっています。
名作10
マスター オブ G ランド マッドマスター[GG-B100-1A9JF]
「5500」系、「マッドマン」と続いてきた防塵・防泥仕様『Gショック』の系譜に1995年「マッドマスター」が加入。現行モデルはアナデジモデルが主流となっており、迫力満点のメカニカルなルックスが楽しめます。「マスター オブ G」ブランドに属することもありもちろん性能も上々。ケースにはカーボンを採用して強度を高め、方位、高度/気圧、温度、加速度のクワッドセンサーを搭載しています。スマホアプリとリンクすることで、移動ログを記録することも可能です。
名作11
マスター オブ G ランド レンジマン[GW-9407KJ-3JR]
「マスター オブ G」シリーズの陸を担う「レンジマン」。この「レンジマン」は、今では当たり前になっている方位、高度/気圧、温度のトリプルセンサーを『Gショック』で初めて搭載したモデルとして、1995年に誕生しました。そしてこちらは、『Gショック』恒例の環境保護団体コラボ。2021年はNGO団体「EARTHWATCH」とのコラボで、蛍光色が特徴的なアメリカナヌカザメがイメージソースとなったビビッドカラーを採用しています。
名作12
マスター オブ G エアー グラビティマスター[GW-3000B-1AJF]
「マスター オブ G」ブランドにて、海、陸ときて空を表現したのが「グラビティマスター」。かつて、『Gショック』には「スカイコックピット」というパイロットウォッチがラインアップされていましたが、現在は「グラビティマスター」という名になっています。時速370km、12Gがかかるエアレース競技に耐える、耐衝撃性能、耐遠心重力性能、耐振動性能、いわゆる「トリプルGレジスト」を備えたタフウォッチとなっており、大人っぽい表情満点のアナログ駆動という点でも人気が高いモデルです。
名作13
MR-G[MRG-7600D-1BJF]
実は1996年にはすでに、フルメタルの『Gショック』があったんです。タフだけど樹脂製でゴツいというそれまでイメージを根底から覆した大人モデルとして衝撃のデビューを飾りました。それが、『Gショック』の最高峰を標榜する「MR-G」です。その名に恥じず、「MR-G」には最先端の技術、素材、加工が用いられています。同モデルにはさまざまなフォルムのモデルが存在しますが、こちらのモデルは初代「MR-G MRG-100-1」の特徴を受け継ぐサークル状のベゼルにビス打ちが施されたモデル。「MRG-100」はステンレススチールでしたが、現行モデルはより軽量のチタンにアップデート! 世界6局の標準電波を受信できるマルチバンド6やタフソーラー搭載しています。また、30万円台のモデルが多く存在する「MR-G」の中ではかなりお手頃なモデルになっています。
名作14
MT-G[MTG-B2000B-1A2JF]
メタルと樹脂の融合、最高のテクノロジーの搭載をコンセプトに、1999年に誕生したブランドが「MT-G」です。「MT-G」では当時最新の耐衝撃構造「トリプルフローティングガード」が採用されたことでも話題になりました。初代「MT-G」同様に現行モデルもアナデジモデルとなっており、こちらのモデルは一体構造のカーボンモノコックケースとメタルパーツでショックを防ぐ「デュアルコアガード構造」を搭載しています。また、スマホアプリとリンクすることで多くの機能が使用できるなど、新世代『Gショック』にふさわしい仕上がりになっています。
名作15
Gスチール GST-B400 シリーズ[GST-B400-1AJF]
「MR-G」「MT-G」もしくは「マスター オブ G」など、プロフェッショナルモデルでは普通に使用されているメタル素材。とはいえ、お値段がややお高めなのは否めません。そこでベーシックモデルにメタルを使用し、お手軽に高級感とタフさを体感できるシリーズとして登場したのが「Gスチール」です。初代機は2015年に発売されています。こちらはベゼルにメタルを使用、ヘアライン、ミラー、ホーニングなどで磨き分け、樹脂『Gショック』では実現できない高級感を醸し出しながら、実売3万円台で手に入るのだから驚きです。
名作16
ANALOG-DIGITAL 110 シリーズ[GA-110HC-1AJF]
スクエアの「5600」系、三つ目の「6900」系と並び、現在高い人気を誇るシリーズが「110」系です。立体的なアナデジモデルは“ビッグG”の象徴として、2010年の誕生以来『Gショック』の顔の1つとして君臨し続けています。「GA-110HC-1AJF」はテーマカラーシリーズ「ハイパーカラーズ」として登場したモデルで、光沢塗料を施されたボディが鮮やかに発光するスペシャルモデル。スポーティなルックスはストリートでの映えも抜群です。
名作17
Gスクワッド GBD-200シリーズ[GBD-200-9JF]
『Gショック』のスポーツ用ブランドとして誕生したのが「Gスクワッド」です。スマホのGPSとリンクしての移動ログ機能、加速度センサーを利用した距離・速度・ペース・消費カロリー計算機能を備えています。また、2021年には「Gスクワッド」から派生した「Gスクワッド プロ」として、Googleが開発した「WEAR OS」搭載のスマートウォッチが登場したことも大きな話題となりました。「Gスクワッド」の「GBD-200」シリーズは人気の「5600」系のフォルムを持ったコンパクトさ、そしてスタイリッシュさが魅力です。
名作18
ANALOG-DIGITAL 2100シリーズ[GA-2100-1AJF]
2019年発売ながら、これからの『Gショック』を支える存在としてすでに定番化しているのが「2100」系です。独特の八画形ベゼルが超人気高級ウォッチ『オーデマ・ピゲ』の「ロイヤル オーク」に似ていることから、通称“カシオーク”として親しまれています。このオクタゴンベゼルは、1983年の初代『Gショック』の「DW-5000C」から用いられてきた由緒正しきフォルム。なお、新世代『Gショック』らしく「2100」系は耐衝撃構造として「カーボンコア構造」を持ち薄型化を実現しています。タフだけどアーバンユースにぴったりな都会的な面持ちが魅力です。
名作19
イルカ・クジラモデル G-LIDE[GWX-5700K-2JR]
『Gショック』の強みといえば、膨大な数にのぼるコラボレーションモデル。その中でももっとも有名なコラボが、海洋保護団体をサポートする「イルカ・クジラモデル」こと通称“イルクジ”でしょう。1990年代にはあまりの人気にプレミアム価格がつき、壮絶な争奪戦が繰り広げられました。2021年バージョンは「アイサーチ・ジャパン」とコラボ。写真の「Gライド」をベースとしたモデルのほか、「フロッグマン」をベースとしたモデルが登場しています。「Gライド」ベースのモデルはタイドグラフを搭載し、ブルースケルトンケースが圧倒的な爽やかさを醸し出しています。
名作20
ラバーズコレクション[LOV-21B-7JR]
2021年に25周年を迎えたクリスマス限定のペアウォッチ「ラバーズコレクション」。“ラバコレ”と呼ばれるこのコレクションは、『Gショック』の歴史を語るうえで外すわけにはいきません。2021年モデルには4種類のペアモデルがラインアップされ、そのうち「LOV-21B-7JR」は「DW-5600」と「BGD-560」のペアから構成されています。コレクション誕生25周年を記念し、“25”が入った数式(x2-|x|y+y2=25)とその数式をグラフ化したハート型の曲線があしらわれ、永遠の愛の象徴を描く「愛の方程式」を表現したスイートなモデルとなっています。
この記事の掲載アイテム一覧(全20商品)
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『Gショック』 オリジン 5000 シリーズ[GW-5000U-1JF]
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『Gショック』 オリジン 5600シリーズ[G-5600UE-1JF]
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『Gショック』 DIGITAL BB シリーズ[DW-D5500BB-1JF]
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『Gショック』 ANALOG-DIGITAL AW-500 シリーズ[AW-500BB-1EJF]
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『Gショック』 DIGITAL 6900 シリーズ[DW-6900B-9]
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『Gショック』 Gライド GWX-5700 シリーズ[GWX-5700CS-7JF]
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『Gショック』 マスター オブ G シー フロッグマン[GWF-D1000B-1JF]
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『Gショック』 マスター オブ G シー ガルフマスター[GWN-1000B-1BJF]
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『Gショック』 マスター オブ G ランド マッドマン[GW-9300-1JF]
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『Gショック』 マスター オブ G ランド マッドマスター[GG-B100-1A9JF]
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『Gショック』 マスター オブ G ランド レンジマン[GW-9407KJ-3JR]
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『Gショック』 マスター オブ G エアー グラビティマスター[GW-3000B-1AJF]
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『Gショック』 MR-G[MRG-7600D-1BJF]
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『Gショック』 MT-G[MTG-B2000B-1A2JF]
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『Gショック』 Gスチール GST-B400 シリーズ[GST-B400-1AJF]
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『Gショック』 ANALOG-DIGITAL 110 シリーズ[GA-110HC-1AJF]
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『Gショック』 Gスクワッド GBD-200シリーズ[GBD-200-9JF]
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『Gショック』 ANALOG-DIGITAL 2100シリーズ[GA-2100-1AJF]
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『Gショック』 イルカ・クジラモデル G-LIDE[GWX-5700K-2JR]
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『Gショック』 ラバーズコレクション[LOV-21B-7JR]
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