デザイナーの遊び心が見え隠れするポールスミスの腕時計

デザイナーの遊び心が見え隠れするポールスミスの腕時計

クラシックさやレトロ感の中にも、他にはないポップさが加味された『ポールスミス』の腕時計。コーデのスパイスとしても、もってこいのデザインです。

八木 悠太

2019.02.20

ポールスミス(Paul Smith)
腕時計

『ポールスミス』の腕時計なら、ウェア同様高感度な腕元を装える

『ポールスミス』といえばご存知のとおり、あらゆるファッションアイテムを取り揃える、英国ノッティンガム発祥のデザイナーズブランド。クラシカルなデザインを踏襲しながら、お馴染みアーティストストライプやマルチストライプなど遊び心のある意匠を加えた楽しげな見た目が魅力です。

ブランドの始まりは、ポール・スミス氏が始めた『マーガレット・ハウエル』や『ケンゾー』などを取り扱うセレクトショップでした。次第に自身の名を冠した小物の販売をはじめるとこれが次第に好評となり、現在のような英国テーラードをベースにした個性的なコレクションを展開。その後の活躍ぶりは、周知のとおりでしょう。

『ポールスミス』の腕時計がはじめてコレクションに登場したのは、1995年のこと。ブランドがスタートしたころから続くコンセプト“ひねりのあるクラシック”を踏襲した、正統さのなかに色やデザインで遊び心を加えた楽しげな見た目がポイントです。

ルックスの良さだけじゃない。価格帯以上の品質も知っておく

デザイン以外の面でも特筆すべき点があるのが、『ポールスミス』の腕時計の魅力。まず腕時計の心臓部、ムーブメントについて。一部を除いてほとんどの製品を、自動巻き、クォーツともに世界的にも信頼を勝ち得ている日本のメーカーが手がけています。ファッション時計にありがちな見た目先行のものとは一線を画し、大人でも安心して装着できるところもポイントです。また、そんな精巧さを持ちあわせながら、手にしやすい価格というのも魅力。その日の気分やコーデに合わせて、複数本用意するという楽しみ方ができるのも、この価格帯ならではです。

ポール氏の“お気に入り”から発想される自由なデザインにも注目を

毎年続々とリリースされるコレクションのなかには、ポール氏のお気に入りのモノや場所にフィーチャーしたモデルも数多く存在します。例えばこちらは、古いダイヤル式電話機から発想された、2018年発表の「ダイヤル」。同ブランドらしいポップな配色で、レトロな電話機の顔が文字盤上に表現されています。

他にも、ラジオ、自転車、その年のコレクションのキーとなる色柄などなど……。デザイナーの愛着がそのまま伝わってくるような、遊びのあるデザインも『ポール・スミス』のらしさでしょう。

『ポールスミス』のおすすめ腕時計12選

では実際に『ポールスミス』の腕時計コレクションを見ていきましょう。前述のとおり、クラシカルなフォルムを大切にしながら、遊び心を加えたポップさが良いアクセントとして映えるデザインが目白押し。カジュアルコーデの仕上げにも、最適なラインアップとなっています。

アイテム1CLOSED EYES

「クローズド・アイズ」は、『ポールスミス』のウォッチコレクションのなかでも定番に位置するモデル。オーバルとホリゾンタルストライプが組み合わさった幾何学的なデザインは、同ブランドならではのバランス感の上に成り立っています。比較的シンプルなデザインなので、ケースにブラックを選んでスポーティに合わせるのも良いでしょう。なお、プレートタイプのスムースリンクブレスレットも、同ブランドを象徴するディテールです。

アイテム2FINAL EYES CHRONOGRAPH

「クローズド・アイズ」と並び、ブランドのウォッチラインの軸を担うのが「ファイナル・アイズ」。3針の「クローズド・アイズ」に対し、クロノグラフモデルになります。まさに“目”のように、大きく開かれた3時位置・9時位置のインダイヤルが印象的です。3つのダイヤルにはサンレイフィニッシュが施されており、光の当たり加減によって奥行きのある表情を見せます。

アイテム3Church Street Chronograph

ポール・スミス氏自身も足を運ぶという、チャーチ・ストリートのアンティークショップ見つけたトランジスタラジオがイメージソースとなった1本。ラジオのスピーカーになぞらえて、文字盤中央に開けられたパーフォレーションから覗くコントラストの効いたカラーリングがデザイン性の高さを主張します。なめらかに湾曲するミラネーゼブレスにより、腕馴染みの良さも抜群。

アイテム4FIVE EYES

『ポールスミス』の時計では、この「ファイブ・アイズ」も名の知れた存在です。モデル名が示す通り文字盤上には5つのホールが開けられており、時間の移り変わりとともにムーンフェイズのように『ポールスミス』らしいマルチカラーストライプがその様相を変えていきます。ユニークなデザインに対し、ソリッドなケースフォルムが大人の持ち物としての格を主張します。

アイテム5TRACK DESIGN

ポール氏が好むサイクリングから着想を得た、ストップウォッチモチーフの「トラックデザイン」。12時と6時位置のサブダイヤルには、それぞれ日付表示と24時間計を配置しています。シックなブラックダイヤルに淡くポップなサブダイヤルのカラーがアクセントとなって、ユニークなデザインに。ドーム型のミネラルガラス風防が、レトロなムードを呼び起こします。

アイテム6MA

清潔感あふれるホワイトダイヤルに、バーインデックスのみをあしらった、シンプルかつエレガントな3針モデル「MA」。クラシカルな見た目ながら、12・3・6・9時位置のインデックスに同ブランドのマルチストライプを彷彿とさせるカラーを落とし込むことで、さりげないポップさも加えられています。爽やかなカジュアルスタイルにはもちろん、スーツやドレススタイルにも合わせやすいデザインです。

アイテム7TEMPO

ブラックダイヤル×ブラックケースという精悍な見た目に、ミリタリーウォッチのように大ぶりなアラビア数字が絶妙なアクセントに。また、4カ所のドットとリューズのヘッドにあしらったカラーリングによりさりげないアクセントを加えています。41mmと見た目に反して若干小ぶりなサイズ感も相まって、スマートな印象を腕元で演出してくれます。インデックスと針の一部をクリアな白で仕立て、またミネルバガラスを採用することで、視認性も完璧。

アイテム8GAUGE

ポール氏がコレクションしているヴィンテージのスピードメーターにインスパイアされたモデル。磨き上げたステンレスケースと爽やかな白ダイヤルで、腕元を品良く飾ってくれます。秒針の先端とデイト表示を囲ったレッドや、12・6・9時それぞれのフレッシュグリーンがアイキャッチとなり、計器然とした見た目のなかに爽やかな空気を生み出しています。

アイテム9SLIM

どんなスタイルにも合わせやすい、極めてシンプルなミニマルデザインが魅力の2針モデル。バーインデックスとドットのみで構成されており、エレガントな雰囲気を感じさせます。ネイビーの補色で描いたオレンジのブランドロゴがいいスパイスとなり、引き締まった印象に。こんなさりげなくもロジカルなデザインからも、ブランドの“らしさ”を伺えます。

アイテム10ATOMIC

「アトミック」の最大の特徴は、古き良き時代のクラシックなムードを感じさせるクッションケース。腕馴染みの良い5連ブレスとプッシュバックルの搭載により、見た目にも英国ブランドの『ポール・スミス』らしい品の良いフォルムを強調しています。一方で、文字盤にはオレンジの秒針を効かせたパンダカラーのインダイヤルで個性を主張。モダンさとレトロさが同居した、ユニークな1本です。

アイテム11PRECISION

モーターレースの精神を元に、著名なレーシングドライバーをイメージしてデザインされたクロノグラフモデル。ダイヤルとアラビアインデックスのユニークなカラーリングが、よくあるレーシングウォッチにはないレトロながらモダンな風合いを表現。7連ブレスもエレガンスをあおる、周りとの差別化を図るには最適なデザインです。

アイテム12BLOCK

ブロック体で描かれたアラビアインデックスと、日焼けしたかのようなダイヤルカラーから、レトロシックな印象を受けるクロノグラフモデル。文字盤の外周には時速を測るためのタキメーター機能が搭載されており、モータースポーツを想起させるスポーティな意匠となっています。やはりこちらも注目は、ポップな色使い。2時・10時それぞれのインデックスに色付けしたユニークなデザインが魅力です。

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