
新生活に自分への投資。高コスパな革靴・腕時計・文房具が気分をアゲる
いくら楽しい仕事でも、ときにマンネリを感じるもの。新年度はそういった気分を切り替えるのにちょうど良いタイミングだ。手始めに、小物を新調してみるのはいかがだろう。
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良い小物で気分のスイッチングを。ライフスタイルを変える逸品が欲しい
長く勤めている会社、替えの効かない立場、やりがいのあるプロジェクトなどなど、いくら今いる環境を気に入っていても、ふとした拍子にマンネリを感じることはよくある話だ。
気分がアガらないときにリフレッシュする方法は人それぞれかでありいくつもあるわけだが、買い物もその一つ。とはいえ、急に奮発してウン十万もするバッグや宝飾品、オーダーメイドのスーツなんて手を出したら、その支払いで憂鬱になってしまうこともあるだろう。
程良い価格で実用的。それでいて、周囲にもアピールしたい……、そんな希望に応えてくれるのは、普段から身に着けたり、デスクに置いておけるようなアイテムたちだ。今回は、革靴・腕時計・文房具をピックアップし、それぞれおすすめアイテムを紹介していこう。
3万円以下でも上質な革靴で、新年度のスタートダッシュを軽やかに
まずは、革靴。毎日忙しく駆け回る足元を支えてくれる、ビジネスにおける屋台骨のような存在だ。必要なのは、ここぞというシーンでなくても履ける手頃な価格帯と、プライス以上のタフな作り。後述の腕時計と同様にその人となりを見定められるポイントでもあるので、革質、ルックスともに妥協のないセレクトをしたい。
1足目
『リーガル』JU13 AG
甲高幅広の日本人の足に馴染みやすいラスト(木型)から、革靴デビューの1足目としても選ばれやすい言わずと知れた『リーガル』。とくに外羽根のプレーントゥなら、端整な顔立ちを維持しながらも外羽根に比べより高いフィット感を獲得することが出来る。
こちらの選定ポイントは、サイドから見たときにレザーソールと遜色ない見た目のオリジナルラバースポンジソールと、ステッチダウン製法の採用。とくに後者はウォーキングシューズや『クラークス』のデザートブーツでも使用されている、屈曲性に優れた疲れにくい靴を作る技術だ。優しい履き心地から、きっと毎日足を通してしまうはずだ。
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2足目
『バーウィック』1251
冠婚葬祭を含むフォーマルな場において、1足は押さえておきたいストレートチップシューズ。キュッと上まで紐を絞れば、自然と足元から気持ちも引き締まるというものだ。だが、サイズ調整が難しい内羽根であることに加えて、表面が硬いガラスレザーを選んだ日には、本当にハレの日にしか履かないもったいない靴になってしまう。
だからこそ、コスパの高いスペイン靴がベスト。『バーウィック』のそれなら、3万円以下でもキメが細かく耐久性にも優れたボックスカーフを使用することが出来る。さらに雨の日にもってこいのダイナイトソールを装備と、5万円以上の革靴にも引けを取らない作りは流石としか言いようがない。
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3足目
『マドラス』ダブルモンク ストレートチップ ビブラムソールシューズ
最後は、デザイン面からのリフレッシュ提案。昨今オフィスにおけるビジカジ化が進み、足元の選択肢も増えつつある。ウイングチップやローファーも気になるが、まだまだ手堅くいきたい……、という方には、モンクストラップシューズをおすすめしたい。
ブランドは、日本で100年近く紳士靴を作り続けてきた『マドラス』。エレガントなイタリア靴のイメージが強いが、ころんとしたこんなシルエットの靴も作っている。とくにこちらはトゥにストレートチップを採用しているので、きちんと感も万全。サイドから見たときには、積み上げた革と大胆なビブラムソールのマッチングがジャケパンスタイルに遊び心を添えてくれる。
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5万円あれば、アラサーでも恥ずかしくないオンオフ時計が買える
100万円も200万円もするような高級時計を身に着けることが出来れば、それはやる気も出ることだろう。だが、現実問題そんな予算をポンと用意は出来ない。では、ポケットマネーでも購入できる、満足感の高い時計の条件とは何か。それはずばり、クォーツ式・3針・レザーストラップであることだ。この3つさえ守れば、5万円以下でも高見えが叶うはずだ。
1本目
『ティソ』トラディション
実は5万円以下でも高機能な自動巻時計が買えるのが『ティソ』。こと90時間ものロングパワーリザーブを叶えるムーブメント、スイスマティックを搭載した「エブリタイム」を見ていると、『ティソ』というブランドの企業努力にただただ頭が下がる。
普段シルバーかブラックの腕時計しか身に着けないという方にこそ、クォーツ式にしてでも2本目としてディテールに凝ったゴールドウォッチを勧めたい。意志の強さを感じさせる視認性に優れたドーフィン針に、ラグからケースまでの流れるようなエレガントな曲線、加えてドーム型のサファイアクリスタル風防と、価格以上のシックなルックスに仕上がっている。ケース径も程良く主張する42mm。ちょっとしたお呼ばれの時にも、着こなしの格を上げてくれるはずだ。
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2本目
『ドゥッファ』グロピウス
同じゴールドだが、国が変わればデザインも変わる。例えば、こちらはドイツの『ドゥッファ』。シンプルはシンプルでも、バウハウスの理念に根ざした実用的なミニマルさを追求しており、単なる3針とは少し異なる顔立ちに仕上がっている。
ポイントは、視認性に特化したバータイプの針と、規則正しく並んだアラビアインデックスの無機質さ。さらに縁に向かって丸みを帯びたボンベダイヤルを採用することで、34mm(メンズサイズ)径ながら非常に読み取りやすく、クラシカルな空気の獲得にも成功している。バーガンディのストラップは取り入れにくい……、という方のために、落ち着いたダークカーキの替えベルトも付属しているのでご安心を。
3本目
『アルネ・ヤコブセン』シティーホール
5万円以下でも語れる腕時計が欲しいなら、デザイナー由来のブランドが吉。例えば『ブラウン』『ローゼンダール』などが挙げられるが、よりビジネスの場に似合うモノを求めるなら同じ北欧でも『アルネ・ヤコブセン』をプッシュしたい。
同ブランドと言えば、12個のドットで時刻を示す「バンカーズクロック」が有名。だが、その14年前となる1956年にスイスはルードブレ市庁舎に飾られた「シティーホール」という名作があるのはご存じだろうか。今作は、そのオリジナルクロックを忠実に再現した復刻プロジェクトの1本。なだらかなすり鉢状にくぼんだダイヤルは、40mmというスタンダードなケース径とは思えない奥行きを生み出している。
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1万円でちょっと贅沢に。長く愛せる文房具で仕事をブラッシュアップ
仕事でメモを取る、大事なニュースをノートにスクラップする、なんて作業もデジタル化により失われつつある。だからこそ、たまに取り出すペンや手帳にこだわりだいのだ。1文字1文字書き進めるごとに、気持ちが高ぶっていく感覚。ここにあるアイテムで、毎日の仕事を贅沢な時間に変えてみて欲しい。
1つ目
『カヴェコ』万年筆 アルミ
ペンケースに筆記具が1、2本あれば良いなら、長く愛用できる万年筆をおすすめしたい。しかも、取り扱いに慎重にならなくても良い、“傷が味”の1本だ。
創業1883年という老舗中の老舗、ドイツの『カヴェコ』。そのスポーツラインである「カヴェコ スポーツ」から、アルミ削り出しというなんとも贅沢な万年筆をピックアップしよう。軸部分にはブランド名以外の一切の装飾がなされておらず、アルミ本来の経年変化を存分に楽しむことができる。転じてドイツ製のペン先には流麗な装飾が施されており、モノ作りに妥協しないドイツのクラフトマンシップが感じられる。1年、2年と使い続けるうちに自分だけの万年筆へと育っていくサマには、何物にも代え難いものがあるだろう。
2つ目
『ポーター×B印ヨシダ』“HSS” RHODIA COVER S
ふと訪れる、メモのタイミング。いちいちPCを開いていては野暮ったいし、スマホでメモを取るのも見栄えが悪い。そんなときサッとポケットから取り出せて、ひと言ふた言書き込むのにもってこいなのが『ロディア』、ひいては「ロディアケース」である。
『ロディア』のNo.11がぴったり収まる『ポーター』と『ビームス』の協業ラインからの一品なら、質もルックスもまさに適任。3つ折りタイプで、小ぶりなペンだけでなくA7サイズのメモ用紙まで挟み込むことが出来る。何より、柔らかなピッグスエードを使用しているため、メモの際に折り返してもかさばらないのが地味にうれしい。とくに用事が無くても持ち歩きたくなるような端正な見た目は、まさに『ポーター』の面目躍如といったところだ。
3つ目
『バトラーバーナーセイルズ』モールドレザー ペンケースSサイズ
文房具の最後には、使って楽しいだけではなく、「何、それ?」と周りのリアクションも楽しめるペンケースを。
ゴムバンドで留められたまるで弁当箱のようなデザインのこちらは、2004年に発足したMADE IN JAPANにこだわる『バトラーバーナーセイルズ』のモノ。なんと、受け皿もかぶせの蓋も縫い目のない1枚革で整形されている。縫い目がないと言うことは、耐久性にも優れていると言うこと。卓上でトレイにしても良いし、カバンにラフに突っ込んで経年変化を楽しむも良しと、どう使うか考えるのが楽しくなる一品だ。化粧箱もついてくるので、自分で気に入ったらギフトとして贈るのも良いだろう。
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『リーガル』 JU13 AG
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『ティソ』 トラディション
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『ドゥッファ』 グロピウス
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『アルネ・ヤコブセン』 シティーホール
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『カヴェコ』 万年筆 アルミ
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