傑作だらけ。マスターピースのバッグが日本人に愛され続けるワケ

傑作だらけ。マスターピースのバッグが日本人に愛され続けるワケ

誕生から25年が経つ今でも、衰え知らずの人気を見せるジャパンバッグブランド『マスターピース』。なぜ多くの人々に愛され続けるのか、その理由を解説していきます。

山崎 サトシ

2019.02.27

マスターピース(master-piece)
バッグ

日本のバッグ業界、その先端を切り開いてきた『マスターピース』

世代問わず高い支持を集め、街を歩けば必ず着用者を見かける『マスターピ−ス』。その設立は1994年のことで、当時はメンズバッグがファッションとして未確立の時代でした。ブランドは設立当初からバッグをファッションジャンルの1つとして考え、機能とデザインを両立したコレクションを展開。素材からディテールまでこだわり抜いたバッグは少しずつシーンで話題を集めることになります。2000年代に入ると知名度は急速に拡大し、今や全国に店舗を構え海外進出も果たすなど、誰もが知るブランドに成長を遂げました。

MADE IN JAPANの誇り。マスターピースのリュックが大人に刺さる

MADE IN JAPANの誇り。マスターピースのリュックが大人に刺さる

街を歩けば目に入る『マスターピース』のリュック。日本製の確かな品質と秀逸なデザインを兼ね備えることから、今では目の肥えた大人世代にも愛用者が増えています。

山崎 サトシ

創立から25年以上、『マスターピース』が愛され続けてきたワケ

今では百花繚乱な日本のバッグブランドですが、その中においても常に支持を受け続けている『マスターピース』。もちろん、人々に選ばれ続けるにはちゃんとした理由があります。

理由1メンズバッグをファッションシーンに押し上げた“デザイン性”

かつては単なる“モノ”としての側面が強かったメンズバッグ。そこに一石を投じたのがこのブランドでした。90年代では非常に珍しかった異素材コンビネーションのデザインや、細部までこだわったオリジナルパーツを積極的に採用し、ファッション性と合理性を追求。『マスターピース』は“おしゃれに持てるメンズバッグ”の先駆といっても過言ではないでしょう。現在も、時代のニーズに合わせながら高感度なバッグをリリースし続けています。

理由2自社工場で守り続けてきたMADE IN JAPANの“誇り”

『マスターピース』は国内では数少ない、自社ファクトリーを持つバッグブランド。大阪にある“ベース大阪”はメディアによく登場するので有名ですが、実は兵庫にも“ベース豊岡”という工場があり、計2つのファクトリーを有しています。自社工場では手練れのベテラン職人とフレッシュな感性を持つ若い職人が互いの知識や強みを共有しながらバッグを製作。知識や技術面をベテランが、流行やデザインは若い職人がフォローし、クオリティの高いアイテムを生み出しています。外部には頼みにくい細かなこだわりを反映できるのも自社工場の強みの1つ。また、この工場は職人の育成や地域活性化の役割も担っています。

理由3常に新しい素材・機能を追い求める“革新性”

長年のキャリアを持つブランドでありながらも、“バッグはこうでなくてはいけない”という堅苦しい考えは一切ありません。良いモノであれば新しい素材でもどんどん使っていくという、枠にとらわれない柔軟なモノ作りの姿勢もブランドの大きな特徴です。たとえばこちらのバッグも、鎧布(がいふ)と呼ばれる東レの先端テクノロジーから生み出された超高強力ナイロン織物を使用。圧倒的な耐久性の高さを実現しています。

カテゴリ別におすすめを網羅。『マスターピース』のバッグ10選

ここからは『マスターピース』が手掛ける人気バッグを3つのカテゴリごとに一挙レコメンド。どれも才色兼備なアイテムなので、豊富なバリエーションの中から自身のスタイルに合わせて最適な逸品を選びましょう。

▼カテゴリ1:リュック

シンプル系から素材&配色切り替えを駆使した存在感あるモデルまで、幅広いデザインがスタンバイするリュック。耐水性や耐摩耗性能などを備えたハイスペックな素材を使っているモノが多いので、曖昧な天候下でも気を揉むことなく着用できます。

アイテム1SLICK

600デニールのポリエステルをベースに、ドイツ製樹脂とイタリア製リリースペーパーを組み合わせた高耐久の新素材を活用。一般的なコーティング生地に比べ2〜3倍の通気性と加水分解耐久度があり、表面劣化しにくいのが特徴です。また、負荷が掛かりやすいボトム部分には1680デニールのバリスティックナイロンを用いています。

■DATA
W31.5×H48×D12.5cm

アイテム2POTENTIAL-v2

堅牢性に優れたオリジナルのナイロン“マスターテックス07”をメイン素材に抜擢。さらに、生地表面に撥水加工に施し、裏面は特殊透湿防水フィルムでラミネートすることで機能性を一段と高めています。コンビネーション素材として使ったレザーも耐水加工でフィニッシュするなど、細かなところにも配慮。周囲の目を引くマルチカラーでアピール度も充分です。

■DATA
W25.5×H47.5×D13cm

アイテム3LIGHTNING

ヴィンテージのフライトジャケットの生地をモチーフとした、超高密度のナイロンツイルで仕立てた一品。しっかりとした打ち込みでハリコシがあるうえ、繊維間の隙間が小さい分水分を通しにくいという特性があります。さらに表面を超撥水コート、裏面をポリウレタンコートで仕上げ、耐水性を大幅アップ。各所にタンニンレザーを取り入れることにより、上品さにもアプローチしました。

■DATA
W25.5×H43.5×D11.5cm

アイテム4SPEC

素材のコンビ使いが光る、さまざまなシーンに対応可能な3WAY仕様。通常のナイロンよりもはるかに高強度なバリスティックナイロンを素材に使っており、タフさは折り紙付きです。切り替え部分のマテリアルは北米産の良質なステアレザーで、たっぷりとオイルを染み込ませることで味わい深いニュアンスを与えています。ニッケルメッキ仕上げのブランドタグも適度なアクセント。

■DATA
W29.5×H49×D17cm

▼カテゴリ2:トートバッグ

リュックと並び、豊富にラインアップされるトートバッグ。カジュアル&ビジネスの両方で使えるシックなモデルが多いのが魅力です。もちろん、ヘビーローテーションにも耐える優れた機能性も併せ持っています。

アイテム1Gloss-v2

人気の高いGlossシリーズのサイズや機能を見直したアップデートモデル。ボディにはクロム×タンニンのコンビなめしを施した、しなやかで堅牢なカウレザーをチョイスしています。レザー本来の質感を生かすために、顔料は使用せず染料のみで仕上げを行なっているのもこだわり。使い込むほどに色が深まり、深い表情に変化していくのでじっくりとエイジングを楽しみましょう。なお、マチ部分のスナップボタンをはずすことで容量アップも叶います。

■DATA
W49 ×H34.5×D12.5cm

アイテム2Emerge

品行方正な光沢を備えるナイロンツイルボディは、横糸に中空構造の糸を使っているため軽量性も優秀。ダメージを受けやすい底部はリサイクルナイロンと66ナイロンを組み合わせた強度の高いオリジナルナイロンをセレクトし、内布には擦り切れに強い高密度なポリエステルを用いています。ブラックワントーンのミニマルなデザインなので、ビズコーデにもすんなりとマッチしてくれることでしょう。

■DATA
W41×H34.5×D12.5cm

アイテム3SIENA

極めて品質の高いカリフォルニア産の牛革をマテリアルにピック。革を柔らかく頑丈に仕上げるクロムなめしの後にタンニンを入れて再なめしを行うことで、独特のコシを生み出しています。対するコンビネーション部分のレザーはより透明感が出るように仕上げ、コントラストを演出。異なる質感の本革を組み合わせたことにより、こなれた風合いのトートバッグに。どちらのレザーも耐水加工されているので、少々の雨であれば問題ありません。

■DATA
W32×H35.5×D11.5cm

▼カテゴリ3:ショルダーバッグ/ウエストバッグ

ショルダー&ウエストバッグもブランドの定番カテゴリ。充実したポケット数であったり、夜間でも見えやすいリフレクター素材が使われていたりと、“かゆいところに手が届く”モデルが多彩に出揃います。

アイテム1Density

外側に2つ、内側に3つのポケットを擁する多ポケットデザインで、スマホや音楽プレイヤーといった小物の仕分けがラクラク。ボディは2種類の糸で織り上げた深いツヤ感のあるナイロンとシボの効いたカウレザーのコンビで、ほんのりと大人っぽい雰囲気に仕上げています。メイン収納口にダブルジップを起用するなど、細かな気配りもさすがは『マスターピース』。

■DATA
W27×H16×D3.5cm

アイテム2DELTA

塩縮加工によって独特のハリとシュリンク感を持たせた、表情豊かなナイロンツイル生地。強撥水加工のおかげで雨に強いというのもポイントです。内装に日本列島をモチーフにしたオリジナルの迷彩プリントをあしらうなど、ちょっとした遊び心も実に秀逸! しかも、ブランドネームやテープ部分にリフレクター素材を使い、夜間時の視認性を確保しています。

■DATA
W36×H27×D6cm

アイテム3HUNTER

耐水圧20,000mmという、本格マウンテンパーカークラスの防水性を誇る3レイヤー構造のオリジナルナイロンで仕立てたショルダー。サブ素材のレザーも防水加工済みで、カジュアルなルックスとは裏腹に圧巻のポテンシャルを備えています。ダブルジップやフロントポケットといった、使い勝手の良いディテールも高評価! 街でもアウトドアでも活躍してくれそうなアイテムです。

■DATA
W27×H46×D16cm

『マスターピース』のバッグは革新的なコラボも魅力

人気ブランドから有力セレクトショップまで、さまざまなコラボアイテムを発信しているのも『マスターピース』が高感度な大人から愛される理由の1つ。毎シーズン個性の光ったコラボアイテムを発表し、シーンに驚きを与えています。2018年からはスポーツメーカーの『ミズノ』と取り組んでいるカプセルコレクションが話題に。写真のモデルもその1つで、底面に靴を収納できるセパレート仕様や汗の匂いを防ぐ内装の抗菌防臭素材など、スポーティなアプローチが光ります。お得意の素材“マスターテックス07”と『ミズノ』の野球グローブで使われるグラブレザーを共演させた、斬新な素材使いもコラボならでは!

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