日常の良き相棒。ワークパンツを上手に着こなそう

日常の良き相棒。ワークパンツを上手に着こなそう

タフなワークパンツはメンズの定番服。しかし、ワークパンツにはチノやカーゴなど多彩なタイプがあり、それぞれ持ち味も違います。適材適所で上手に取り入れましょう。

山崎 サトシ

2019.03.08

ボトムス
ワークパンツ
春の着こなし・コーデ

日常の良き相棒。男の着こなしには旬シルエットのワークパンツが欠かせない

汎用性に優れたオールラウンダーであるワークパンツは、コーディネートに必須のド定番アイテム。そのため、最低でも1本はクローゼットのなかに待機させているという方が多いのではないでしょうか。耐久性が高くてガンガンはけるのはご存じの通りで、日常ばきとして大いに役立ってくれます。

もちろん、もとは作業服であるため、オーセンティックなモノを選んでしまうと現代的な着こなしとはトゥーマッチです。しかし定番福であるがゆえに、各ブランドから素材やシルエットのバリエーションも豊富に出ているため、チョイス次第ではきれいめにもカジュアルにも振ることができるという美点もあります。今回はワードローブとしてハズすことのできないこのアイテムにフォーカスし、その魅力をお伝えしていきましょう。

種類豊富なワークパンツ。TASCLAP目線で3つのタイプをチョイス!

そもそもワークパンツとは、丈夫な生地を使った作業用ズボンの総称。つまり、頑丈で動きやすい機能的なボトムスであればワークパンツとして定義できます。しかしそれではあまりにも広義なので、当記事ではワークパンツとしての認識率が高い3タイプに絞ってフィーチャー。なお、ワークパンツの王道であるジーンズはそれ単体で1つのジャンルとして成立した特別枠として除外しています。では、以下よりその3タイプを紹介していきましょう。

ジーンズをおしゃれに着こなすための5大法則とコーデサンプル

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山崎 サトシ

1つ目はチノパン。チノクロスと呼ばれるツイル(綾織)の布を使ったボトムスで、過去には米陸軍の軍服として採用されていました。つまり由来は軍モノですが、『ディッキーズ』のイメージもあり現在はワークパンツとしての認識が大きいアイテムです。2つ目は、貨物船(カーゴシップ)の乗組員が作業着として着ていたことに由来するカーゴパンツ。両ももに付いたポケットを特徴とし、これもワークパンツとして一般的です。そして最後はペインターパンツ。もともとはペンキ職人のための作業用ズボンで、ハンマーループやスパナポケットといった独自の意匠がポイントに。他にもまだ種類はありますが、今回はこの基本的な3型に絞って見ていきます。

3つのカテゴリでピックアップ。人気ブランドと着こなし方

チノパン・カーゴパンツ・ペインターパンツはワークパンツという共通項を持ちますが、持ち味は各型でさまざま。ここからはそれぞれのタイプ別でおすすめのコーデ術とアイテムをご紹介していきます。自身のスタイルに合ったものを取り入れてみてください。

▼パンツ1:きれいめのスタイルにも難なく馴染むチノパン

ワークパンツというカテゴリでありながらも、ツイル生地特有のほんのりとした光沢感のおかげで比較的上品に着用できるのがチノの強み。細身~ジャストのシュッとしたシルエットのモデルであれば、ラフな着こなしはもちろん、写真のようなこなれたジャケットコーデともすんなりハマってくれます。カラーに関しては、ベージュ・ブラック・ブラウンのような落ち着きある色だと大人っぽく仕上げやすくてよりGOOD!

永久定番。チノパンの実力派ブランドと季節別コーデ

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TASCLAP編集部

ブランド1『ディッキーズ』×『マージン』別注スリムテーパードクロップドパンツ

スマートなシルエットを得意とする『マージン』のクロップドパンツをデザインベースとしつつ、素材には『ディッキーズ』で使用されるチノクロスを抜擢。地厚な生地感ながら、ストレッチ混素材なので足運びはスムーズです。トレンドの9分丈を採用しているのも見どころで、春夏の装いにはうってつけ!

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深澤 正太郎

ブランド2『ベンデイビスオリジナルス』ストレッチチノパンツ

言わずと知れた王道ワークブランドの1本。センタープレスが入った凛々しい顔つきで、テーラードやニットといった端正なアイテムとマッチング良好です。フォルムは細身の設定ですが、伸縮素材なのでノンストレス。スマートなシルエットを生かして、裾をためたフルレングスではいてもすっきりまとまります。

ブランド3『カーハートWIP』シドパンツ

浅めの股上&ナローシルエットの現代的なルックスで、同ブランド内屈指の売れ筋モデルとなっている「シドパンツ」。すらりと美しいレッグラインを演出してくれるのが、大きな魅力です。また、使われているツイル生地は美麗なツヤがあって、ワークパンツでありながらもどこか高級感が漂います。

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山崎 サトシ

▼パンツ2:太めシルエットで男らしくキメたいカーゴパンツ

ほっそりとドレッシーにアップデートされたモダンなカーゴパンツがしばらく人気でしたが、昨今は太さのある武骨なカーゴパンツが改めて支持を集めています。正攻法で男っぽく着こなすのも良いですし、クリーンな着こなしと組み合わせてハズし的に使うのも良いでしょう。また、カーゴパンツはボリュームがある分重たく見えやすいので、足元にスニーカーを合わせたり、裾をロールアップしたりと、軽快に見せる配慮もお忘れなく。

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TASCLAP編集部

ブランド1『ヒューストン』M-51 フィールドパンツ

日本で初めてオリジナルフライトジャケットを生み出したことで有名な、ミリタリーに造詣の深い老舗ブランドの1本。太めの形状ではありますが、ポケット位置を高く、カーゴパンツにありがちなダボつきを削ぎ落としているため、日常着として使い勝手は良好です。ジャパンメイドならではの質実剛健な仕立ても美点の1つでしょう。

ブランド2『マスター&コー』ソリッド カーゴパンツ

M-65フィールドカーゴパンツをモチーフとして、現代的にアレンジが加えられた逸品。ハリのある頑強なコットン生地は製品染め&製品洗いによってフィニッシュされているため、最初から着古したような味わいを備えています。裾部分にはドローコードがあしらわれていて、レングスアレンジにも対応。本体とのコントラストが効いたオリジナルのガチャベルトも付属しています。

ブランド3『アルファインダストリーズ』ジップカーゴパンツ

適度にゆとりを持たせたレギュラーフィット。膝にアクションプリーツを配すことで運動性を高めるなど、気の利いた作りが高評価です。カーゴポケット部分にはジップをあしらっており、リアルな利便性にもしっかりと配慮。なお、ボディのコットン地は厚みがあって洗濯を重ねても簡単にはヘタりません。

▼パンツ3:ワーク感強めのペインターパンツは太過ぎないシルエットで

サイド部分にループやポケットがあしらわれているペインターパンツは、今回の3タイプの中でもっともワーク度の高いアイテム。それゆえ、本来のペインターに多いビッグシルエットを選ぶと野暮ったく見える恐れもあります。極端なオーバーシルエットは避けて、ジャスト~やや太めぐらいを選ぶとバランス良くコーデしやすいのでおすすめです。多ポケットの機能的なルックスにつき、アクティブなアウトドアMIXコーデとは特に好相性!

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ブランド1『ユニバーサルオーバーオール』×『417エディフィス』別注ペインターパンツ

シカゴが誇る老舗ワークブランドに別注。サイドポケットやハンマーループなどのアイコニックなディティールを踏襲しつつ、生地&シルエットをモダンに改良しています。部分的にホワイトステッチを駆使して、クリーンな印象を落とし込んでいるのも印象的です。同コラボでは共地のジャケットも展開されるため、セットアップコーデも楽しめます。

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平 格彦

ブランド2『リー』ペインターパンツ

米国の名門デニムブランドが手掛けるユニフォームラインからお目見え。立ったり・座ったりといった動作を考慮した動きやすいカッティングは『リー』ならではと言えるでしょう。素材には頑強なコットンポリ生地をセレクトしています。ワードローブとしてはもとより、実用的な1本なのでガーデニングやアウトドアなどリアルなアクティブシーンでも活躍してくれそうです。

ブランド3『ステューシー』モールスキンワークパンツ

ダブルニー、ハンマーループといった昔ながらのペインター仕様でオーセンティック感を好演。ただし、太さを抑えたシルエットで今っぽさにもアプローチを掛けています。ボディに使用したのはワークシーンで御用達の高密度なコットンモールスキンで、風合いが良いうえ耐久性も抜群です。

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山崎 サトシ

アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!
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