
ウォーキングシューズの選び方ガイド。デザインと機能を兼備するおすすめ10選
歩くことに特化した機能を搭載するウォーキングシューズ。おしゃれなデザインが増えて選択肢も広がり、ウォーキングに限らずファッションシーンでも取り入れられています。
ウォーキングシューズとは? どんなシーンで履くもの?
ウォーキングシューズは、その名の通り”歩くための靴”のこと。安定感のある歩行ができるとともに、長時間履いても疲れにくいのが特徴です。本来はウォーキングをするときに履く靴ですが、最近はおしゃれなデザインも続々と登場。それによって日常使いから旅行、ビジネスまで、ウォーキングシューズを取り入れられるシーンも多くなっているんです。
ランニングシューズとの違いを確認
ウォーキングシューズとランニングシューズは、大差がないと思っている人も多いかもしれません。でも、実は機能やデザインは大きく異なります。そこで具体的にどんなところが違うのか、下記で詳しく解説します。
まず、ランニングシューズは長時間走っても疲れにくいよう、軽さを重視して作られています。その点、ウォーキングシューズはソールが厚く、程良い重みがあるのが特徴。それによって安定した歩行を促し、長時間歩いても疲れにくいのです。また、その重さは歩く際に起こる振り子の原理を生かし、疲れているときでも次の一歩が踏み出しやすいともいわれています。
両者はデザインにおいても違いがあります。カラフルでスポーティなデザインが多いランニングシューズに対し、ウォーキングシューズはシンプルでシックなカラーリング。つまり、ランニングシューズは日常使いにも考慮されたものが多く、いつもの着こなしにも取り入れやすいんです。さらにビジネス向けのドレッシーなデザインが展開されているのもポイント。
ウォーキングシューズを選ぶうえでの重要ポイント
自分の足に合っていないと、ウォーキングシューズの優れた歩行性は半減してしまいます。まず重要なのが”足長”。最も長い指の先からかかとまでの長さのことで、靴のサイズを選ぶ際の基準となります。さらにつま先にはある程度の”捨て寸”が必要。歩行中は足が5mmほど動くので、1~1.5cmほど余裕があるとつま先が靴に当たって痛むことを防ぐことができます。
ウォーキングシューズ選びでは、足幅(ウィズ)と足囲も重要。日本人の足は幅広といわれていますが、体格などによって差があります。足幅は親指から小指の付け根の幅、足囲は親指の付け根の出っ張りから小指の最も出ている部分までをぐるっと1周した長さを指します。足幅や足囲が合っていないと歩いているうちに痛みを感じたり、靴内で足が動いて疲れの原因になったりするので注意しましょう。
ビジネスシーンで歩きやすさを考慮したウォーキングシューズも人気
快適な履き心地はそのままに、ドレッシーなルックスを持つビジネスシーン向けのウォーキングシューズも最近は人気を集めています。アッパーは重厚感のあるレザー製ながら、一般的な革靴に比べると軽量で屈曲性も抜群。さらにクッション性やグリップ力にも優れているので、見た目とは裏腹の軽快かつスムーズな歩行を実現してくれるのです。
つまり、ビジネス向けのウォーキングシューズ選びのポイントは、軽量で屈曲性、クッション性、グリップ力に富んでいること。さらにオールレザー製でドレッシーなデザインであることも忘れてはなりません。そうすればビジネススタイルの品格をキープしつつ、ストレスフリーの履き心地を手に入れることができるのです。
ウォーキングシューズのおすすめ10選
大人におすすめのウォーキングシューズを、日常使いとビジネス使いの用途別にご紹介。どれも着こなしに取り入れやすく、快適な履き心地も提供してくれるので、ヘビロテで活躍すること請け合いです。
▼ウォーキングや日常シーンで使える。人気ブランドのおすすめシューズ5選
ウォーキングシューズを日常で活躍させるなら、ブラックやネイビーといったシックなカラーリングがベスト。今回は人気ブランドからおすすめをセレクトしたので、きっとお気に入りが見つかるはずです。
アイテム1
『ムーンスター』サプリストM195
雨の日でも履ける”接地4cm×4時間防水設計”に加え、通気性の高いインソールと銀イオンAg+の抗菌防臭機能によって快適な歩行と履き心地を実現。つま先がゆったりした4Eの幅広設計と優れた屈曲性で歩きやすい独自アウトソールを採用しているのもポイントです。
アイテム2
『リーボック』レインウォーカー
『リーボック』の最高峰ウォーキングシューズ「レインウォーカー」。撥水加工が施されたソフトなレザーと厚手のシュータンが、雨の侵入を防ぐとともに足をやさしく包み込みます。歩くたびに中の空気が流動するDMXMAXにより、足への負担を軽減し、快適な歩行を提供。
アイテム3
『メレル』ジャングルモック
全世界で累計1,000万足以上のセールスを記録している『メレル』のベストセラーモデル「ジャングルモック」。アッパーはピッグスキンレザーながら、優れた撥水性と透湿性を備えた優れモノ。ソールもグリップ力があるので、安定した歩行をサポートしてくれます。
ブランド4
『アシックス』ゲルファンウォーカー
クッション性の高い厚めのソールにより、長時間履いても疲れにくい設計。4Eウィズ相当のワイドなラストでゆったりとした足入れが実感できます。また内側にはファスナーがあしらわれ、脱ぎ履きが簡単な点もメリット。オールブラックの都会的なルックスでおしゃれな足元を演出します。
ブランド5
『ニューバランス』リカバリー
洗濯機で丸洗いできるウォッシャブル機能を搭載した大人気のスリップオンモデル。ソフトでストレスフリーな履き味はもちろん、通気性にも優れているのでこれからの季節も快適です。足裏を心地良く刺激するインソールを使用しているので、スポーツ後のリカバリーにも最適。
▼ビジネス使いにうってつけ。おすすめウォーキングシューズ5選
一見すると普通の革靴と見間違えるほどドレッシーなデザインを厳選。それでいて履き心地は快適そのものなので、ビジネス向けのウォーキングシューズが手放せなくなること必至です。特に外回りの多いビジネスマンにおすすめですよ。
ブランド6
『アシックス ランウォーク』ストレートチップ
ビジネス向けウォーキングシューズとして、ビジネスマンから絶大な支持を受けている『アシックス ランウォーク』。こちらはフォーマルにも対応するストレートチップデザイン。スピーバとゲルを内蔵したオリジナルRSヒールが、着地時の衝撃を緩和しながら高い反発性で快適な歩行を可能にしています。
ブランド7
『マドラス』ストレートチップ
防水・透湿に優れたゴアテックスファブリクスを搭載した『マドラス』の人気シリーズ。独自の衝撃吸収システムや2種類の硬質ゴムによるノンスリップソールなど、ドレッシーな見た目ながらもウォーキングシューズとしての機能にも抜群に優れた一足です。
ブランド8
『ロックポート』プレーントゥ
“快適な靴づくり”がコンセプトの『ロックポート』から、上質なレザーを用いたプレーントゥをピックアップ。軽量で弾力性にも富んだオリジナルのアウトソールは、安定性と蹴り出しをサポートするので長時間の歩行もストレスフリー。足にやさしくフィットする、2種類の衝撃吸収素材入りのインソールも優秀です。
ブランド9
『リーガルウォーカー』プレーントゥ
軽さ・クッション性・屈曲性・耐久性・柔らかさにとことんこだわった『リーガルウォーカー』の1足。日本人の足裏形状に合わせた独自設計のインソール、さらにしっかりホールドしながらもつま先から足幅に適度なゆとりをもたせているので、ストレスとは無縁の履き心地です。吸湿・速乾に加え、体感温度調整などの機能も備えたライニングを採用。
ブランド10
『ミズノ』ストレートチップ
品格あるスマートな足元を演出するストレートチップシューズ。「ミズノウェーブ」という波形プレートを挟み込み、クッション性と安定性の両立を実現しています。ソール内の通気システム「ミズノインタークール」やよりスムーズな歩行を約束するソール設計「スムースライド」など、『ミズノ』らしいこだわりの機能が満載。

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