“バウハウス”をお手頃に。ドゥッファの時計が今、欲しいワケ

“バウハウス”をお手頃に。ドゥッファの時計が今、欲しいワケ

建築や美術の世界で今なお語り継がれるドイツの造形大学、バウハウス。その流れを汲んだ『ドゥッファ』の時計が、洗練のデザインとリーズナブルな価格で注目されています。

須賀 哲

2019.05.18

ドゥッファ(DUFA)
腕時計

ドイツ時計こそ、メンズウォッチの新たな選択肢

ここ数年、シンプルウォッチのトレンドが続いています。これまではデンマークやスウェーデンといった北欧のブランドがその流れをけん引していましたが、他人と差を付けたいならそこに“合理性”を落とし込んだドイツ時計を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか? 無駄を削ぎ落として機能美を追求したバウハウスのデザイン哲学を継承するブランドも多数存在しており、優れた腕時計が毎年発売されています。特に創業150年の老舗ブランド『ドゥッファ』の腕時計は、ここ数年日本でも人気が高まっている注目株の1つ。大人の男が持つにふさわしい品格と高級感を、優れたコストパフォーマンスで表現しています。

『ドゥッファ』の時計が多くの人に愛される3つの理由

『ドゥッファ』が多くの人を魅了している理由は大きく分けて3つあります。1つ目は長い歴史に裏付けられた信頼性、2つ目はバウハウスの哲学を受け継いだ優れたデザイン、そして3つ目はコストパフォーマンスの高さ。それぞれの理由をここで詳しく解説していきましょう。

ポイント1150年以上の歴史に裏付けられた高い信頼性

『ドゥッファ』が創業したのは、1864年のこと。ドイツ・ザクセン州ライプツィヒでオルゴールと時計の製造会社としてスタートしました。社名の“DUFA”は、「ドイツ時計工場」を意味する“Deutsche Uhrenfabric”に由来しています。1920年には、シュウェニンゲンに新工場を設立して置き時計やムーブメントを製造するなど業績を伸ばし、ドイツ最大級の時計ブランドに登りつめました。その後も長い歴史のなかで培った技術とマイスター精神に基づいて高品質な腕時計を作り続けており、世界中の愛用者から高い信頼を獲得しています。

ポイント2バウハウスの精神に基づいた機能的かつ独創的なデザイン

『ドゥッファ』は1912年にテューリンゲン州に自社工場を建設します。1919年には同じ州のヴァイマールという都市に美術や建築を教育する造形学校であるバウハウスが設立されました。バウハウスの影響を受けながらモノ作りを続けてきた『ドゥッファ』は、2013年に「バウハウスコレクション」を発表。校長を務めたヴァルター・グロピウス氏やルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ氏など、バウハウスの先人たちの名を冠した機能的で独創的なオマージュモデルをリリースしています。

ポイント3作り込まれたディテールが価格以上の高級感を実現

『ドゥッファ』の腕時計の主な価格帯は3万円前後、高くても機械式で7万円台と比較的リーズナブル。それでいて細部までしっかり作り込まれているため、価格以上の高級感が漂います。モデルによっては見栄えのするレギュレーターを採用していたり、奥行きのある表情を演出する立体的なアプライドインデックス、インダイヤルをプリントではなく凹凸で表現するなど、同価格帯の他モデルに比べてもディテールへのこだわりは圧倒的。高見えしつつも気軽に身に着けられるため、ついついヘビーローテーションしてしまいます。

好みの1本がきっと見つかる。『ドゥッファ』のおすすめモデル8選

『ドゥッファ』の腕時計はシンプルなデザインなので、オン・オフの区別なく身に着けられるのが強み。そのうえでデザインもカラーバリエーションも豊富なため、自分の好みやスタイルにフィットする1本をきっと見つけられることでしょう。

モデル1ヴァルター・グロピウス

バウハウスの初代校長を務めた近代建築の巨匠、ヴァルター・グロピウス氏の名を冠したモデル。すっきりと直線的なアラビアインデックスと、主張を抑えたスモールセコンドが特徴的です。ケースの形状も含め非常にシンプルで、フォーマルからカジュアルまで通用します。白文字盤にブルーの針という爽やかなカラーリングは春夏にも最適。クォーツ、38mm径、日常生活防水。

モデル2ヴァルター・グロピウス ツーハンズ

「ヴァルター・グロピウス」の2針モデルがこちら。ダイヤルと色を揃えた極小のドットインデックスや刻印のみのブランドロゴを配することで、ミニマルの極致を表現しています。そのなかに浮かぶイエローゴールドの針は、高級感の担保に加えて視認性のアップにも貢献する良デザイン。バウハウスのDNAを継ぐブランドらしく、機能面もしっかり考慮されているのです。クォーツ、38mm径、日常生活防水。

モデル3ファン・デル・ローエ クロノ

バウハウスの3代目校長にして、近代建築の四大巨匠の1人に数えられるミース・ファン・デル・ローエ氏の名を冠したクロノグラフ。クロノグラフならではのメカニカルなデザインが、程良い男らしさを薫らせます。38mm径の小ぶりな造形や、丸みを帯びたドーム型風防などレトロさを感じさせるディテールも、腕元で目を引く上品なアクセントに。クォーツ、38mm径、日常生活防水。

モデル4ファン・デル・ローエ バルセロナ クロノ

ミース・ファン・デル・ローエ氏が博覧会のために設計したバルセロナ・パビリオンにオマージュを捧げたモデル。あしらいを変えた3つのインダイヤルとデイト表示をバランス良く配置することで、バルセロナ・パビリオンと同様に均整のとれた無機質なデザインを実現しています。クォーツ、38mm径、日常生活防水。

モデル5ハンネス クロノ

バウハウスの2代目校長を務めた建築家、ハンネス・マイヤー氏にちなんだモデル。60秒・30分計の2つのインダイヤルとデイト表示機能を備えています。グレーのダイヤルにライトブルーの針の組み合わせが、クールでインダストリアルな空気を醸成。メッシュベルトの採用により、よりモダンな印象を強めています。クォーツ、40mm径、日常生活防水。

モデル6ヴァイマール

バウハウス発祥の地であるヴァイマールの名が冠されたモデル。波打ったデザインが特徴的な針はGMT針になっており、格調高いローマ数字の間に配された24時間表示のインデックスで第2時間帯を同時に読み取ることができます。時差のある国への旅行はもとより、海外とのやり取りが多い人にとっては実用的な意匠です。クロコの型押しレザーベルトは見た目にも高級感たっぷり。クォーツ、38mm径、日常生活防水。

モデル7ヨゼフ・アルバース

バウハウスで学び、教鞭をとったこともあるドイツ出身の美術家、ヨゼフ・アルバース氏にオマージュを捧げたモデル。スイス製の機械式自動巻きムーブメントは裏蓋に半円状に開けられた窓から覗けるようになっており、こだわりのある大人も納得の1本となっています。12時位置にのみアラビアインデックスを配した潔いデザインも魅力的です。自動巻き、38mm径、日常生活防水。

モデル8アールト レギュレーター

時針・分針・秒針がそれぞれ独立したデザインが特徴的な自動巻きモデル「アールト レギュレーター」。偉大な建築家、アルヴァ・アアルト氏にちなんだモデルです。一般的な3針モデルにはない遊び心がありながらも、シンプルで知的な雰囲気すら漂わせるデザインは、余裕のある大人の男にこそ似合います。自動巻き、42mm径、日常生活防水。

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