
スーツハンガーの正しい選び方。スーツを美しく保つおすすめ7選
型崩れさせずにスーツを美しく保つためには、正しいハンガーを使っているか否かが重要ってご存じでしたか? 意外と知らないスーツハンガーの選び方とおすすめをご紹介!
あなたのスーツハンガー選び、間違っていませんか?
きちんとメンテナンスしているのに、スーツが型崩れしてしまった……。そんな経験はありませんか? それは保管時に使用しているハンガーが、スーツに合っていないということが原因の1つに考えられます。例えばクリーニング屋の針金ハンガーをそのまま使っていたり、家にあるハンガーを適当に使っていたり。型崩れを防ぎ、シワにならないようスーツをキープするには、サイズに合ったハンガー選びが重要なのです。
美しくキープするために。スーツハンガーを選ぶポイント
スーツはメンテナンスや保管方法など、メンズのワードローブにおいて最も気を使うことの多いアイテム。まずはハンガーの選び方のポイントを押さえておきましょう。
ポイント1
ジャケットの肩幅に合ったハンガー選びが何より重要
ジャケット用のハンガーは、肩幅がきちんと合っていることがポイントになります。まずはジャケットの肩幅を測定しましょう。後ろ身頃の左右の肩先を直線で結んだ長さから2~4cm引いたものが、ハンガーの肩幅サイズの目安になります。また、ジャケットは肩の丸みに沿って仕立てられているので、ハンガーの肩先は4cm以上厚みがあるものがおすすめ。ただ、いくらジャケットに合ったハンガーを選んでいても多少の誤差は生じるので、オーダーで作ったハンガーでない限り、フロントボタンは開けて保管するようにしましょう。
ポイント2
はきジワが取れて跡も残らない、スラックスハンガーは吊り式がおすすめ
ジャケットとスラックスを一緒に吊せるハンガーもありますが、それだとはきジワがなかなか取れません。そのため、スラックスを単独で挟んで吊すタイプがおすすめです。スラックスハンガーには、両端を挟むクリップ式や掛けるだけのバー式、スラックスの端全体を挟む吊り式がありますが、ハンガーの跡がつかずに着用ジワを取るには、吊り式を選ぶのが正解。裾を挟んで逆さ吊りして保管すると、ウエスト部分の重みによってシワが伸びるので試してみてください。
目的に合わせて選びたい。スーツハンガーの種類
スーツハンガーには木製やプラスチック製といった材質が異なるもの、持ち運びに適した折りたたみ式など種類があります。掛ける洋服や使用シーンに合わせて最適なモノをセレクトしましょう。
種類1
型崩れを起こしにくく、見た目も上品な木製ハンガー
まず、スーツのジャケット用におすすめなのが木製ハンガーです。最大のメリットは丈夫で型崩れしにくいこと。なかでもブナの木は硬く均質で節も少なく、最もハンガーに適した素材といえます。また美しく重厚感のある木製ハンガーなら、クローゼットをおしゃれに演出してくれますよ。
種類2
軽くて水に強いプラスチック製ハンガー
「ハンガーは軽いほうがいい」という方には、プラスチック製がおすすめ。雨や湿気の高い日に着用したスーツ用にプラスチック製を選ぶ方がいるほど、水に強いのがポイントです。さらに木製に比べ、リーズナブルな価格帯もうれしいポイント。プラスチック製でも肩幅に合った厚みのあるハンガーを選ぶことを忘れずに。
種類3
持ち歩きに適したガーメントケース用ハンガー
出張などでスーツを持ち歩くときはガーメントケースを使用しますが、そこで活躍するのがフック部分が回転式になったトラベル用ハンガー。パンツも一緒に吊せるものだと、ガーメントケースに一層スマートに収納できますよ。
スーツも喜ぶ。スーツハンガーのおすすめ7選
選ぶポイントや種類を押さえたら、ご自身のスーツに最適なハンガーを選びましょう。勝負スーツ用にこだわりたい高価なモノから、普段使い用に揃えたいお手頃価格なモノまで幅広くセレクトしました。
アイテム1
『ナカタハンガー』木製メンズジャケットハンガー
マーズブラウンの重厚感ある色みが目を引くつなぎ目のない木製ハンガー。肩先が5cmとしっかり厚みがあるブナ材を使い、丸みのある肩に合わせて湾曲させたフォルムが美しい仕上がりです。クローゼットでも絶大な存在感を放ってくれるはず。まさに勝負ジャケットにふさわしい一品です。
アイテム2
『タマトシ』メンズサイズ 木製スーツハンガー
あえて塗装をしていないブナ材のナチュラルな色みが特徴。使うほどに変化する木の経年変化を楽しめます。肩先は6cmときちんと厚みがあるので、ジャケットをフィットさせ、型崩れさせることなく掛けられます。
アイテム3
『ながしお』バー付 木製ハンガー
ベーシックな形状に仕上げたブナ材の木製ハンガー。アンティークを彷彿とさせる落ち着いたブラウンの材質とゴールドのフックが相まって、高級感あるルックスを演出しています。肩先の厚さは4cm。
アイテム4
『コーベル クローゼット』プラスチックジャケットハンガー 5本セット
一見、木製のようですが、実はプラスチック製というのがポイント。重厚感のある見た目とは裏腹に軽く、使い勝手にも優れています。5本セットでアンダー2,000円というリーズナブルな価格設定も魅力的。肩先の厚さは4cm。
アイテム5
『東和産業』シンコハンガー F-Fit 回転式47
肩先の厚さ4cmのプラスチック製ハンガーは、立体フォルムで型崩れを防いでくれます。スリムタイプですっきり収納できる点もポイントです。滑り落ちるのを防ぐラバー加工を施したバー付きなので、ジャケットのほかに、はきジワがつきにくいスラックスを掛けるのにもおすすめです。
アイテム6
『ナカタハンガー』木製ズボン吊りハンガー 5本組
フックを倒すことでV字状に取り付けられた部分が開閉し、スラックスをしっかりホールド。スラックスを挟む木製の内側にはクッション材が施されているので、挟み跡がつく心配も無用です。すっきりとしたデザイン、落ち着きある色みで高級感溢れる仕上がり。
アイテム7
『マワハンガー』スラックス ハンガー 10本
特殊プラスチックコーティングで仕上げたスチール製スラックスハンガーは、ドイツのメーカーが開発したもの。ワンタッチで吊りと外しができ、操作も簡単という優れモノです。そんな機能的なスラックスハンガーながら、クールなデザインなのも高ポイント。10本セット4,400円(税抜)でコスパ度も良好。
スーツ同様、シャツのハンガー選びにもこだわって
スーツ同様、シャツも専用のハンガーを使うとシワや型崩れ防止になります。ジャケットほど肩先の厚みがなくてもいいですが、ある程度厚みがあるものをセレクトしましょう。そうすればショルダーラインもきれいにキープできます。
ちなみに、普段シャツをクリーニングに出す方は、たたみだと着る前にアイロンが必要になってしまうので、”掛け”の仕上げでお願いすることをおすすめします。持ち帰ったシャツは、クリーニング店のハンガーではなくシャツ専用に変えることをお忘れなく。
アイテム1
『ナカタハンガー』木製メンズシャツハンガー 5本組
メンズシャツ用のハンガーが5本セットになったこちらは、『ナカタハンガー』の定番アイテム。肩先の厚さが2cmあるので、シャツにしっかりフィットします。素材はブナ材を使っており、高級感あるルックスや滑らかな手触りも特筆すべき点。
アイテム2
『コーベル クローゼット』プラスチックシャツハンガー 5本セット
肩先の厚さが3cmのハンガー5本セット。深みのあるマットなブルーがなんともおしゃれで、クローゼットをスタイリッシュに彩ります。水に強いプラスチック製は、洗濯後に使うハンガーとして使うことも可能。
アイテム3
『ながしお』ひのきシャツハンガー
ブナ材でもプラスチックでもないこちらのハンガーは、なんと木目の美しいヒノキ製。ヒノキの香りにはリフレッシュ効果や殺菌作用があるといわれており、クローゼット内を心地良い香りで包んでくれます。とっておきの1枚にぜひ。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『ナカタハンガー』 木製メンズジャケットハンガー
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『タマトシ』 メンズサイズ 木製スーツハンガー
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『ながしお』 バー付 木製ハンガー
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『コーベル クローゼット』 プラスチックジャケットハンガー 5本セット
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『東和産業』 シンコハンガー F-Fit 回転式47
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『ナカタハンガー』 木製ズボン吊りハンガー 5本組
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『マワハンガー』 スラックス ハンガー 10本
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『ナカタハンガー』 木製メンズシャツハンガー 5本組
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『コーベル クローゼット』 プラスチックシャツハンガー 5本セット
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『ながしお』 ひのきシャツハンガー
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