ファッションウォッチといえばフォッシル。デザインに富んだ12本を厳選

ファッションウォッチといえばフォッシル。デザインに富んだ12本を厳選

肩肘張らず、カジュアルに腕時計を楽しむ。そんな人にぴったりなブランドが『フォッシル』です。機械式からスマートウォッチまで、コスパにも優れた12本を紹介します。

増山 直樹

2019.06.11

フォッシル(FOSSIL)
腕時計

センスの良い腕時計を高コスパで提供する『フォッシル』

腕時計といえば華美な高級品、もしくはリーズナブルだけど時間を見るだけの味気ないもの。そんな二極化が顕著だった時代に、「スタイリッシュで手頃なファッションウォッチ」を志してアメリカで新たなブランドが設立されます。それが『フォッシル』であり、今から遡ること約35年前、1984年のことでした。アメリカのミッドセンチュリーに影響を受けたデザインはどこか楽しげで、アクセサリー感覚で腕時計を身に着けるという新たな価値観を後押ししていきます。今なお変わらぬそのブランド哲学は、世界中で幅広い支持を集めています。

『フォッシル』について知っておきたい、3つの“強み”

ざっくりと歴史を振り返ったところで、ブランドの特徴にフィーチャー。デザイン、展開、先見性の3方向から、『フォッシル』のストロングポイントを探っていきます。

強み1複数本揃えたくなる、圧倒的デザインバリエーション

より日常的なファッションアイテムへ。多くの人に対して時計のイメージを変えたと言っても過言ではない『フォッシル』のプロダクトは、当然ながら優れたデザイン性が魅力です。アメリカンヴィンテージを根底に宿しながらも、トレンドをうまく捉えたクリエーションは着ける人を選ばない汎用性の高さを備えています。また、世界90か国390店舗以上で展開されており、多様なニーズに合わせた懐の広さも特徴です。

強み2バッグやアイウェアと合わせてコーデできる、ライフスタイルブランドである

1984年の設立当初は時計だけを手掛けていましたが、1992年のレディース革小物への参入をきっかけに、ライフスタイルブランドへと変貌を遂げていきます。現在は腕時計はもちろんのこと、バッグや財布、アイウェアにジュエリーまで守備範囲が拡大。より多彩なコーディネートを楽しめるブランドとして、メンズ・レディースを問わず認知されています。

強み3世界に先駆けてスマートウォッチ分野を開拓する、高いチャレンジ精神

前述のようにファッションウォッチの開拓者となったブランドの先見性により、今も業界をリードしている『フォッシル』。昨今では他のウォッチメーカーに先駆け、ハイブリッドウォッチやタッチスクリーン式スマートウォッチの開発に注力。『フォッシル』グループとしてライセンスを持つ多くのブランドのモデルを含め、多種多様なモデルを発表しています。機能に優れる一方で普段の装いに寄り添うファッショナブルなスマートウォッチは、『フォッシル』の高い技術力と豊富なデザインパターン、そしてチャレンジスピリットの賜物といえるでしょう。

実は“缶”も売り。コレクターも多い「TIN CAN(ティン缶)」

ブランドの遊び心が反映されるのは、時計の見た目や機能面のアイデアだけにとどまりません。1989年以降の『フォッシル』の腕時計は、「TIN CAN(ティン缶)」と呼ばれるブリキ製のケースでパッケージされています。1950年代のアメリカングラフィティをイメージしたアイコニックなデザインで、世界中に多くのコレクターを生み出しています。腕時計だけでなく、ケースにも”集める”楽しみがあるのです。

好みのデザインが必ず見つかる。『フォッシル』の腕時計厳選10本

以下では、新作を中心に10本の時計をピックアップ。3針、クロノグラフ、オープンハートにスケルトン、さらにはカラバリも豊富なデザイン群のなかから、あなた好みの1本がきっと見つかるはず!

アイテム1ニュートラ オートマティック 44mm

オーセンティックな44mm径のケースデザインで、幅広いシーンにフィットする「ニュートラ」シリーズ。なかでもこちらは自動巻きの機械式ムーブメントを搭載しています。特筆すべきは、ブルーダイヤルから内部が覗くスケルトン仕様。ムーブメントの動きをデザインの一部として、視覚的に楽しめます。サテン仕上げのブルーダイヤルとやさしいブラウンのレザーストラップの相性も抜群です。

アイテム2ニュートラ クロノ 44mm

「ニュートラ」シリーズには、クォーツ式のクロノグラフもラインアップ。レザーストラップまでケースと同色のブラックを纏い、よりすっきりとした印象に仕上がっています。また、リューズにローレット加工を施して男らしさとスポーティさを両立するなどディテールにもこだわりは満載。都会派クロノグラフと呼ぶべき、スタイリッシュな1本です。

アイテム3グッドウィン クロノ 44mm

スモーキーなガンメタ調のステンレススチールをケース&ブレスレットに採用し、重厚感を増したクロノグラフです。ダイヤル外周にタキメーターのインナーリングを配置し、インダイヤルはすり鉢状に傾斜。ダイヤル右下のデイト表示も相まって、武骨ながらも立体的な顔立ちを実現しています。

アイテム4コミューター クロノグラフ 42mm

懐中時計を彷彿とさせるワイヤーラグが特徴の「コミューター」シリーズ。グレーフェイス&ブラウンレザーの渋いコンビネーションが、大人の腕元に落ち着きを与えてくれるでしょう。縦目で配置された3つのインダイヤルや、ミニマルなバーインデックスでバランスをうまく調整し、すっきりとしたデザインに。

アイテム5ミニマリスト 3H 44mm

シリーズ名の通り余分な装飾をそぎ落とし、シンプル・イズ・ザ・ベストの姿勢を打ち出す「ミニマリスト」。こちらの3針モデルは、美しいサンレイ仕上げのグリーンダイヤルがレトロポップな雰囲気を強調します。ストライプカラーのストラップもさることながら、ゴールドカラーのベゼルや赤い秒針など、グリーンと相性の良い細部の配色も見逃せません。

アイテム6ミニマリスト 3H 44mm

同じく「ミニマリスト」シリーズから、オールブラックの3針モデルをご紹介。落ち着いた光沢を備えたサテンダイヤルにSSブレスレットを組み合わせた精悍な1本は、オン・オフ問わず活躍するでしょう。針とインデックスにあしらわれたゴールドカラーは、嫌味なくエレガンスを主張。ケース厚はわずか8mmと、ジャケットの袖口を邪魔しないサイズ感もうれしいポイントです。

アイテム7タウンズマン 44mm

ブルーハンドに7時位置のオープンハート、2つのインダイヤルはスモールセコンドと24時間表示に。よりクラシックな1本を探しているなら、この「タウンズマン」がおすすめです。ムーブメントは日本製の自動巻きを採用し、高い精度を保証。シースルーバックからは、その繊細な動きを眺めることができます。

アイテム8チェイス オートマティック 42mm

上のモデルと同じく日本製の自動巻きムーブメントを搭載。スケルトンダイヤルかつシースルーバックのため、表裏どちらからでも内部構造が見て取れます。インパクトのあるダイヤルに目を奪われがちですが、秒単位まで示すインデックス、同色ながらポリッシュとブライトで仕上げを使い分けたケースなど細部にも徹底したこだわりが。

アイテム9バーストウ 42mm

カリフォルニア州南部の町名がつけられた今作は、直線的なケースがユニーク。しかしよく見ると、リューズを2時位置に、ラグをスクエア状に、はたまたダイヤル下半分だけにストライプデザインをあしらうなど随所に仕掛けが。それでいてモダンデザインに収めている点が秀逸です。

アイテム10ベルマー 44mm

モノトーンのダイヤルにSSケース、そして着け心地の良いシリコンストラップを組み合わせてアーバンスポーツを体現。ベゼルを細めに取りダイヤル部分が大きくデザインされたアクティブな意匠は、視認性の向上にも一役買っています。

どちらが好み? 『フォッシル』のスマートウォッチ

最先端の技術を詰め込んだフォッシルのスマートウォッチは今やブランドの看板とも呼べる存在にまで成長しています。アクティビティのトラッキングはもちろん、複数のタイムゾーン対応、音楽プレーヤーの操作など基本的なスペックに加え、最新モデルは泳げるほどの防水機能も装備。タッチスクリーン式とクラシカルなアナログ顔の2ラインが揃う点も、他とは一線を画す特徴です。最新のプロセッサを搭載した、軽量でカラバリ豊富なスポーツ スマートウォッチも発売されています。

文字盤のデザインも自由自在な、タッチスクリーン式スマートウォッチ

タッチスクリーン式の長所は、直感的な操作方法だけにとどまりません。ダイヤルのカスタマイズが可能なため、お気に入りの写真を設定すれば自分だけのデザインが楽しめます。もちろん、音楽の再生やカレンダーの確認といった機能の呼び出し設定も自在。使い込むうちに、より自分に合った1本へと変貌していくことでしょう。

アナログウォッチらしさも楽しめる、ハイブリッドスマートウォッチ

見た目はアナログウォッチですが、実は多機能。そんなギャップが楽しめるのがハイブリッドスマートウォッチのメリットです。常時接続しても最大で1年間作動するバッテリーを備えたタフネスも魅力の1つ。やっかいな毎日の充電も必要ありません。タッチスクリーン式と異なりダイヤルデザインは変更できませんが、同モデル用のストラップであれば自分で簡単に着せ替えが可能です。

今さら聞けない。スマートウォッチの機能と買いの逸品

今さら聞けない。スマートウォッチの機能と買いの逸品

ラインアップも充実し、腕時計のジャンルとして一般的となったスマートウォッチ。今回は改めてスマートウォッチとは何かを徹底的に解説していこう。

大中 志摩

会社員として15年ほど働き、複数の出版社で若者向け・大人向けのメンズファッション各誌、サッカー専門誌、グルメ誌などを担当。現在はフリーのエディター・ライターとして活動中。これからもジャンルレス&ハピネスな感じで頑張りたいデス。
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