
山街両用の大人靴。キーンのジャスパーがとにかくすごい
大ヒット中の「ユニーク」が代名詞の『キーン』ですが、他にも秀作が多数。特に2018年に10周年を迎えた「ジャスパー」は機能も見栄えも◎なアクティブ派必携の1足です。
「ユニーク」だけじゃない。『キーン』が誇る名作「ジャスパー」
米国発シューズブランド『キーン』といえば、2本のコードでアッパーを構成する革新的デザインで大ヒットとなったスポーツサンダル「ユニーク」の生みの親。TASCLAPでも度々取り上げてきた定番だけに、『キーン』=「ユニーク」という印象が強い方も多いかもしれません。しかし、名作はそれだけにあらず。2008年に誕生したロングセラーのアウトドアスニーカー「ジャスパー」も見逃せない名品です。クライミングシューズとコンフォートシューズ(足の健康や履きやすさに配慮した靴のこと)を融合した無二のデザインを特徴とし、高い機能性&個性的なルックスを兼備。街でも野遊びでも快適かつしゃれた足元を叶えてくれる優秀なモデルなんです!
フィールドでも街でも「ジャスパー」。快適な着用感を叶える3つの理由
アウトドア用シューズとして誕生した「ジャスパー」ですが、街でも愛用者を多く見かけます。その理由はなんといっても履き心地が“雲上級”に快適だから。ここからは、極上の履き心地を実現する具体的なポイントを解説していきましょう。
ポイント1
つま先までしっかりフィットする、クライミングシューズに根差した着用感
スニーカーでは珍しく、つま先ギリギリにまでシューレースが及んでいる「ジャスパー」。このレースシステムはクライミングシューズからヒントを得たモノで、足元にしっかりとしたホールド感を生み出してくれます。さらに、カラーリングの異なる替えひもが付属し、シーンやコーディネートに応じて変化をつけられるという点も見逃せません。
ポイント2
“ノンマーキングラバー”のソールにより、悪路でも足取りは軽快
耐摩耗性&グリップ性に優れたノンマーキングラバーを使ったアウトソールのおかげで、悪路でも足運びは実にスムーズ。ソールがやや柔らかく、かつ足首がホールドされていないローカット型なので本格的トレッキングなどには不向きですが、ちょっとしたアウトドアや日常使いにおいては十分な性能といえるでしょう。しかも、つま先までアウトソールが回り込む仕様で、ダメージを受けやすいトゥをがっちりガード。
ポイント3
コンフォートシューズならでは。長く歩いても疲れにくく、蒸れにくい
リサイクルポリウレタンにコルクを混ぜ込んだ取り外し式のフットベッドは、肉厚な作りでクッション性良好。だから、長時間歩き続けても疲れにくいんです。また、吸湿性に秀でたメッシュライニングも魅力の1つで、夏場に多い不快な汗蒸れを防止してくれます、この辺りからはコンフォートシューズの要素を色濃く感じさせます。
「ジャスパー」のサイズ感は、“少し大きめ”を選ぶのがポイント
そして気になるのがサイズ感。「ジャスパー」はサイズ表記に対して着用感がややきつめで、公式サイトでは05.cmサイズアップすることを推奨しています。さらに余裕を持って1cmアップで選んでおけば、厚手のソックスを着用したときでも窮屈に感じることはないでしょう。とはいえ、足の形状は個人差が大きいので、きちんと試着をしてジャストなサイズ感を把握しておくのがベスト。
『キーン』の「ジャスパー」で押さえておくのはこの2種類
「ジャスパー」はバリエーションモデルの「ジャスパーロックスSP」も展開していて、どちらも負けず劣らずの人気っぷり。さらに、防水仕様にアップデートした「ジャスパー II WP」も注目度を高めています。それぞれの特徴をここで紹介していくので、好みのタイプをチョイスしてみてください。もちろん、街でも山でも活躍してくれるのは3型共通です。
モデル1
ジャスパー
今作のようなシンプルカラーから色鮮やかなモデルまで、幅広いカラーリングでラインアップされているのがうれしい「ジャスパー」。前述した通りの優秀機能に加えて、滑らかで質感の良いスエードアッパーも美点の1つです。履き込むほどに足の形に馴染んでいくことに加え、エイジングの表情も抜群です。
モデル2
ジャスパー ロックスSP
「ジャスパー」の次世代モデルとして誕生した「ジャスパーロックス」の、さらなる進化版に当たるのがこの「ジャスパー ロックスSP」。「ジャスパーロックス」で採用されたグリップ力抜群の新設計ソールユニットを引き継ぎつつ、シューレースをフィット感調節の容易なバンジーコードにチェンジすることで機能性向上を図っています。コーデのスパイスとなる大胆なカラーパレットも印象的!
モデル3
ジャスパー II WP
同ブランド独自の防水透湿素材である“キーンドライ”を採用し、防水仕様にアップデートしたモデルとしてリリースされた「ジャスパー II WP」。アッパーにも撥水加工が施された素材を使用しているため、雨の日に重宝する1足となっています。また、ホールド感やクッショニングなどの機能性や軽量性は兼備しつつ、よりスマートになったルックスにも注目。アウトドアはもちろん、街履きできるシューズとしてのポテンシャルを一層高めています。
武骨に見えて、コーデにハマる。「ジャスパー」の履きこなし方
ボリューム感のある風貌ゆえに、難度の高そうなイメージもある「ジャスパー」。しかし実際のところは、多彩なスタイルとすんなりマッチしてくれる頼れるオールラウンダーなんです。街行くファッショニスタたちも巧みにコーデの足元に落とし込んでいます。
コーデ1
アースカラーで都会的なムードを
マウンテンパーカーと「ジャスパー」というアウトドア色が強いアイテムを採用したコーデ。それでも都会的な印象を感じさせるのは、全体をアースカラーでまとめているから。強い色味ではなく、落ち着いたトーンでカラーリングを統一させることで、大人らしい印象作りにも成功しています。
コーデ2
色味をリンクさせて中間色を攻略
こちらも『パタゴニア』や『キーン』などのアウトドアブランドを主役にしたコーディネート。アウターだけではなく、白のニットなど全体的に膨張色を使いながらも、ニット帽やボトムス、シューズをブラウン系でまとめることで野暮ったさを払拭しています。
コーデ3
クリーンな着こなしのさりげないスパイスとして投入!
『セントジェームス』のボーダーバスクシャツを主役とした、クリーンなマリンスタイルがベース。その足元に「ジャスパー」を持ってきて、清々しい着こなしにアウトドアテイストを上手くMIXしています。存在感ある面持ちのスニーカーだからこそ、このコーデのようにハズし的に使うのもおすすめです。
コーデ4
アウトドアな雰囲気のコーデとは文句なしの好相性
フェスコーデを意識したアクティブなスタイルと機能的な「ジャスパー」は、まさに相思相愛の仲。コーデがシンプルだからこそ、その量感あるデザインが良いアイキャッチになってくれます。シューレースとバックパックのストラップを同じブルーで連動させるなど、こなれて見せる小ワザも参考にしたいところ。
コーデ5
街にもフィールドにも溶け込む夏のリラックスカジュアル
無地のポケTに膝上丈のカモフラショーツ、そしてシューズは「ジャスパー」と、フットワーク軽く動き回れるアイテムを多用。街中でも外遊びでも違和感のないスタイルに帰結させました。足元のスニーカーとともに、『ザ・ノース・フェイス』のロゴトートも軽やかな印象を盛り上げるのに一役買っています。帽子と靴は青でリンクさせ、一体感も抜かりなく演出。
コーデ6
軽やかさの中に大人っぽさも内包するショートパンツコーデ
軽快さを簡単に打ち出せる一方で、着こなし次第では“少年”のように見えてしまう懸念もあるショートパンツスタイル。しかし、このコーデのように足元をブラックでピリッと引き締めればバランス良く仕上げることが可能です。アウトドア顔の「ジャスパー」ならラフなショートパンツとも親和性良好なので、サラッと合わせられます。
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