
帽子の種類をおさらい。自分に似合うタイプを見つけて取り入れよう
コーデの洒落度アップに取り入れたい帽子。とはいえ、何を選べばいいかわからない……という方も多いのでは? 自分に似合う1点を見つけるべく、帽子の種類や特徴をご紹介。
自分に似合う帽子ってどんなモノ?
すっきりシンプルにまとめたコーディネートは大人っぽくていいけれど、気づいたらいつも同じようなスタイリングになってしまう……という人も多いのではないでしょうか? そんなときには帽子を上手く取り入れて、着こなしに変化をつけてみるのがおすすめです。
「とはいえ帽子の種類は多いし、どんなタイプを選べばいいのやら……」、「自分に似合うのはいったいどんなタイプなの?」といった悩みや疑問を解消すべく、帽子の種類を今一度おさらいしましょう。
まずは種類を知ることから。帽子の特徴と取り入れ方のコツ
細かく仕分けすると帽子の種類は膨大にありますので、ここでは大人におすすめしたいタイプを厳選してピックアップ。その特徴とコーデ例を紹介するので、帽子選びの参考にしてみてください。
▼帽子の種類1:ベースボールキャップ
キャップと聞いて誰もがイメージするのがこのタイプでしょう。ほとんどの男性が幼少期に被っていたこともあるからか、帽子の中で最も身近な存在といえます。正確には野球チームのロゴが入ったものを指しますが、同様の形ならベースボールキャップと呼ばれています。大人が選ぶべきは、着こなしにも溶け込みやすいベーシックカラー。さらに単色使いだとよりコーデの幅も広がるはずです。
取り入れ方のコツ
いかに子供っぽく見せないかがポイント
大人がベースボールキャップを取り入れるうえでは、いかに子供っぽく見せないかか重要。着こなしの色味をまとめたり、きれいめを意識したりすると大人っぽく仕上がります。おすすめは、キャップのベーシックカラーを生かしたワントーンコーデ。ポロシャツ、ジーンズとそれぞれのアイテムはカジュアルですが、ワントーンに仕上げることで大人っぽく格上げできます。
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▼帽子の種類2:ワークキャップ
デザイン自体はベースボールキャップと同じですが、頂点がフラットに作られているのが異なる点。そもそもワークキャップは作業用の帽子として作られているので、着こなしにワークやミリタリーの雰囲気をプラスすることができます。またタフな素材を使用したものが多く、耐久性が高いのもワークキャップの強み。ベースボールキャップ同様、大人ならベーシックカラーの単色使いが取り入れやすくおすすめです。
取り入れ方のコツ
きれいめコーデのアクセントに取り入れる
ワークキャップだからといって、ワークスタイルに取り入れるのはあまりにも安易。おすすめは、シンプルなきれいめコーデのアクセントとして取り入れ、ほんのりワーク感を漂わせた着こなし。これならデニム地の帽子でも男っぽくなりすぎず、どこか洗練された印象を与えられます。
▼帽子の種類3:ニット帽
ニット素材で作られた帽子の総称ですが、一般的にはツバのない形をニット帽と呼ぶ傾向があります。ニット素材ゆえに使えるのは秋冬だけと思っているかもしれませんが、コットンやリネンといった素材を使ったものなら春夏シーズンにも対応。ワッチキャップとビーニーもニット帽ですが、下記でそれぞれの違いを詳しく解説します。
ワッチキャップは海軍が見張り用に使っていたデザインが源泉で、主に折り返したタイプを呼ぶのが一般的。折り返すことでフィット感が高まるだけでなく、帽子としての主張も強くなります。その出自とも相まって、カジュアルなムードが色濃く漂うアイテムといえます。
折り返すワッチキャップに対し、ビーニーは折り返しのないプレーンなデザインが特徴。それゆえにスッキリ見せることができ、さらにはスマートな印象を与えられます。ただし、頭頂部にゆとりを持たせたルーズなタイプだとラフな印象に見えるため、大人には程良くフィットしたものがおすすめです。
取り入れ方のコツ
きれいめアイテムとMIXして品の良さをプラス
カジュアルな印象の強いニット帽は、シャツを合わせて適度に品良く着こなすのが大人流。たとえショートパンツを合わせていても、シャツのおかげで品の良さはキープできます。夏場であれば、おでこを出して浅めに被ると暑苦しく見えず、スタイリングにも馴染みますよ。
▼帽子の種類4:中折れ帽
ハットの中で最もポピュラーなのが、帽子の上部(クラウン)が中に折れている中折れ帽。別名ソフトハットとも呼ばれ、どちらかというと男性的で大人っぽい印象を与えます。フェルトなどのウォーム感ある素材を採用したものが多いので、春秋冬に取り入れるのがおすすめ。
取り入れ方のコツ
ラフな着こなしのハズしに中折れ帽を投入
クラシカルな中折れ帽をきれいめコーデに取り入れるとキマりすぎてしまうため、あえてアロハシャツなどのラフなアイテムと組み合わせるのが今どき。コーデのハズしとして取り入れて、そのギャップを楽しんでみては。
▼帽子の種類5:ストローハット
ストローハットはわらや、わらのような素材で作られた帽子の総称。ちなみに麦わらは英語でストローの意味なので、ストローハット=麦わら帽子といえます。形はさまざまですが、共通しているのが清涼感ある見た目であること。夏の装いに涼しげなムードを演出してくれます。
パナマハットはストローハットと見た目は似ているものの、なぜ名称が違うのか疑問に思っている人も多いはず。そもそも使用している素材が異なり、パナマハットはエクアドルなどの中南米産のパナマ草が用いられているのが特徴です。手作業で作られ、編み目が細かいほど高価になります。
取り入れ方のコツ
街着に馴染ませて取り入れるのがポイント
ストローハットはリゾート感が強い見た目なので、着こなしもリゾート感満載だと街ではトゥーマッチに。Tシャツ×きれいめパンツのシンプルで上品なカジュアルスタイルなら、街でも浮くことなく、ストローハットが絶妙なアクセントになってくれます。ベーシックな配色でまとめれば、より街着に馴染みます。
▼帽子の種類6:バケットハット
ここ数年、人気を集めているバケットハットは、バケツを逆さにしたような形のツバ付きの帽子のこと。中折れ帽やストローハットに比べるとツバは短めで、コットンなどの柔らかい生地で作られたものが多く揃っています。ストリートスタイルによく取り入れられていますが、大人は上品なカジュアルスタイルに取り入れるのがベター。
取り入れ方のコツ
きれいめカジュアルに仕上げるのが大人流
バケットハットは上品さとラフさが融合した着こなしと好相性。例えばシャツとパンツのセットアップ。それぞれのデザインはカジュアルですが、上下セットで着ることによって適度な上品さを演出しています。ハットとセットアップはベージュで統一しつつも、グリーンのTシャツやスニーカーで程良く着崩しているのもお見事。
▼帽子の種類7:キャスケット
ハンチングの一種であるキャスケットは、アメリカなどで新聞売りが被っていたことから、別名ニュースボーイキャップとも呼ばれます。トップには2~8枚の生地を使用。それが繋ぎ合わせて作られていて、丸みを帯びたシルエットが特徴的。ボリュームがある分、小顔効果も期待できます。
取り入れ方のコツ
着こなしはとことんシンプルに徹する
帽子の中でも個性が強めのデザインなので、着こなしはシンプルに徹するのがベター。アイテムはあくまでもベーシックにまとめましょう。こちらはゆったりとしたサイズ感で今っぽさをプラスした好例です。オールホワイトの配色も洒落感◎。
▼帽子の種類8:ベレー帽
ベレー帽は、柔らかく、丸くて平らな形のツバや縁のない帽子のことで、他のデザインに比べるとややアーティスティックな印象。中折れ帽同様、ウールフェルトが一般的ですが、最近はリネンなどの夏向き素材も充実しています。左右どちらかに斜めに傾けて被るのがおすすめ。
取り入れ方のコツ
シンプルコーデにベレー帽で洒落感を
キャップやニット帽と比べるとやや難易度が高めのベレー帽。まずはシンプルな着こなしに取り入れるのがベストです。ベーシックカラーで揃えたシンプルなTイチスタイルも、ベレー帽を被るだけで途端に洒脱な雰囲気に格上げ。
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