レンジマンとは何モノか。Gショック屈指のタフな名機ならではの魅力に迫る

レンジマンとは何モノか。Gショック屈指のタフな名機ならではの魅力に迫る

天候不順に昼夜の寒暖差など、我々を取り巻く環境は厳しさを増している。そんな時代だからこそ『Gショック』の名作「レンジマン」のタフネスが頼もしく、勇ましく映る。

菊地 亮

2019.06.28

Gショック(G-SHOCK)
腕時計

意外と知らない。「レンジマン」とは何者か?

“壊れない腕時計”として1983年に誕生した『Gショック』。その究極の進化系としてシーンに衝撃を与えたのが“マスターオブG”シリーズである。そして2013年、ラインアップに追加されたのが「レンジマン」。“目指したのは、究極のサバイバルタフネス”というコンセプト通り、ジャングルや山岳地帯で活躍するレンジャーたちの相棒となることを想定して作られたモデルである。それだけに、タフさは他モデルの追随を許さない。ケースバックには、ジャングル中を駆け回るヤマネコをイメージしたキャラクターが刻印され、アイコンとして親しまれている。

「レンジマン」は、方位や気圧/高度、温度を計測するトリプルセンサーを『Gショック』で初めて搭載したモデルとしても知られている。他にも、GPS衛星からの位置情報をベースに、現在地や目的地、ルートを正確に把握でき、通過ポイント情報のメモリー機能も備える。ハイクに、トレイルランニングに、キャンプにと、山で休日を謳歌する大人にうれしい機能が満載だ。

出で立ちは実にたくましく、大柄なケースは視認性を高める誘因にもなっている。さらに、円形のモーショングラフィックディスプレイや2段デジタル表示といったメカニカルなデザインもたまらない。男心をくすぐるルックスもまた、「レンジマン」ならではの魅力といえる。

多彩な機能を備えていても、扱いづらいのは考えもの。ただこちらは、トリプルセンサーボタンを1か所に集約。ワンプッシュで計測モードへ移行できる。しかも3種類の異なる音で計測モードを確認。ローレット処理で表面に凹凸をつけたことで、グローブ装着時や雨に濡れているときにも優れた操作性をキープしている。

どんなコーデに合わせてもサマになる。だから男はレンジマンに憧れる

前述したように、ジャングルや山岳地帯での使用を想定していることから、機能的ウェアやラフなカジュアルスタイルとはめっぽう相性が良い。ただ、それ専用と考えるのは早計。マットなブラックのモデルはストリートやスポーツMIX、クリーンな着こなしに合わせてもしっくりくるし、軽やかな配色のモデルは夏のサーフスタイルやデニムコーデの挿し色になる。

違いを解説。『Gショック』「レンジマン」のラインアップを整理

“マスターオブG”シリーズの中では比較的新しい部類に入る同モデル。ただ、先進的機能を搭載し、操作性も上々。何より、海に山にとアクティブに動きたい大人たちの意を汲む利便性は他のモデルに負けず劣らずの人気を誇る。ここではその主軸となるアイテムを取り上げたい。

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『Gショック』の誕生35周年を記念し、多種多様なアニバーサリーモデルが生まれたが、もちろん「レンジマン」をベースにしたモデルも発売されている。ミリタリーを想起させる配色により精悍さはさらに増し、ワイヤレス充電器への対応や、モバイルリンク機能といった今の時代性を反映した機能も備えている。

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「レンジマン」といえばコレ、というスタンダードモデル。方位、気圧/高度、温度を計測するトリプルセンサーを内蔵し、計測だけでなくそのデータを記録することができる。グラフィック表示による見やすさや、ストップウォッチ機能などの操作性も飛躍的に向上されている。

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『Gショック』では、1990年代後半より環境保護団体とのコラボレーションを通じてサポート活動を続けている。こちらはその一環。「レンジマン」のスタンダードモデルであるGW-9400をベースに、配色は、絶滅危惧種に認定されている夜行性オウムのカカポをモチーフにしている。

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「レンジマン」の最新モデル。充電方式は、ソーラー充電とワイヤレス充電の2方式を採用。GPS機能は、約5時間のワイヤレス充電で、おおよそ33時間の使用が可能だ。また、アプリと連携することでアプリ上でルートの作成や通過ルートの3Dマップ表示も可能になっている。

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ストリートブーム回帰で、今また人気の高まる『Gショック』。アニバーサリーモデルや新作が続々と登場する中、改めて革新的な歴史と独自性の高さが注目を浴びています。

MASAFUMI YASUOKA

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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