
まるで本物。リアルなフェイクグリーンのおすすめ15種と飾り方のコツ
観葉植物を暮らしに取り入れる人が増えるなか、同時に注目を浴びているフェイクグリーン。リアルなアイテムを選ぶポイントやおすすめの種類、飾り方のコツをご紹介します。
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世話要らず。手軽さがうれしいフェイクグリーンを活用してみない?
人工的に作られた観葉植物、フェイクグリーン。その最大の魅力は、なんといっても世話要らずで手軽に観葉植物を部屋に取り入れられることです。観葉植物は土の乾き状態に合わせて水やりをしたり、葉に水を吹きかけたり、大きくなったら植え替えしたり。世話をして育てる楽しみがありますが、うっかり忘れて枯らしてしまった……という失敗経験がある方も多いのではないでしょうか。しかしフェイクグリーンの場合は、世話が不要で枯らしてしまう心配もありません。もちろん病害虫の心配もないので、観葉植物に対して世話や害虫への懸念がある方には、フェイクグリーンがおすすめなのです。
インテリアとして部屋に飾る際に、観葉植物よりもアレンジしやすいのもフェイクグリーンの魅力。例えば窓辺に写真のようなマクラメハンガーを使って飾る場合、水やりのたびに取り外す必要があるうえ、鉢の重さにも気を使わないといけません。ですがフェイクグリーンであれば水やりは必要ありませんし、土などを使わない分、軽くて落下の心配も少なくなります。
万が一鉢が倒れた場合も、フェイクグリーンであれば植物の幹が折れることも少ないので、ペットや小さいお子様がいる家でも飾りやすいでしょう。観葉植物によっては、ペットが口にしてしまうと危険なものもありますし、サボテンのようにトゲが刺さるものもあります。そのような危険が少ないので、植物を飾りたいけれどいろいろ心配という人も気兼ねなくグリーンを楽しめますよ。
リアルさが重要。本物さながらのフェイクグリーンを選ぶポイント
前述の通り、世話要らずで手軽に楽しめるフェイクグリーンですが、いざ買ってみたけれど本物と比べると何か違和感……、フェイクだとバレバレ……なんてことも。やはりできるだけ本物に近い“リアルさ”を意識して選ぶのが重要です。以下ではそのポイントをご紹介しますので、選ぶときの参考にしてください。
ポイント1
ナチュラルさはここで決まる! 樹形、枝ぶりに注目
本来、観葉植物は自然のもの。姿形に同じものはありません。一つひとつ異なり、カーブがあったり、傾きがあったりするほうが自然です。フェイクグリーンの場合はラインが一直線というものもありますので、できるだけカーブや傾きなど動きのある自然な雰囲気のものを選びましょう。なかには、茎や幹をカーブさせることができるタイプもありますので、そういったフェイクグリーンを選ぶのもアリ。さらに不自然な節、連結部分などが葉で隠れているとなお良いです。
ポイント2
サイズ感合ってる? 植木鉢とのバランスに注目
フェイクグリーンでよくあるのが、植物に対して鉢が小さいこと。本物の観葉植物は土に植えるので根詰まりしない大きさや、株をしっかりと支えられる重さのある鉢が必要で、そのため植物よりも一回り大きいものや、どっしりと重厚感のある陶器鉢を使います。リアルな観葉植物が実際どういう鉢に植えられているのかを見てみるのは、リアルなフェイクグリーンを選ぶときの参考になりますよ。
ポイント3
葉のシルエット、色が本物に近いかどうか
フェイクグリーンのリアルさを追求するうえで、特に重要になるのが葉。細かくいうと葉脈までじっくり……となりますが、そこはご愛嬌。シルエット、葉のサイズ、色の3つが忠実だとグッとリアルさが増しますよ。さらにいうならば、気根が出ている、枝分かれが自然な位置になっているなど特性に合わせたプラスアルファがあると一層リアルさが増します。
タイプ別にセレクト。本物そっくりのリアルなフェイクグリーン15選
本物の特徴をしっかりと捉えられていて、正直言って写真では本物と見間違えるくらいのリアルなフェイクグリーンをピックアップ。「大型」「壁掛け(ハンギング)」「卓上」というサイズ別におすすめをご紹介します。部屋中フェイクグリーンだけでも素敵にコーディネートできちゃいますよ。
▼タイプ1:部屋のシンボルツリーになる大型サイズ
部屋のシンボルともいえる存在感のある大型サイズは、リアルさが超重要。樹形、葉の色などにも注目して選んでください。鉢や鉢カバーはサイズに合わせて大きめを選ぶとバランスが良くなります。
アイテム1
シェフレラ・アンガスティフォリア
シュッとした細長いシルエットをした葉の「アンガスティフォリア」。濃いグリーンで大人っぽい雰囲気があり、モダンなインテリアと相性良く飾れます。大きく存在感があるので、重厚感のある鉢を合わせてシンボルツリーとして飾ると素敵です。シェフレラは耐陰性のある植物なので、やや窓辺から離れた場所に置いても自然な感じになりますよ。
アイテム2
モンステラ
「モンステラ」は縦にというよりは、横に成長していく品種です。そのため高さがあるものより、横に広がったものを選ぶとよりリアルです。そして注目してほしいのが茎から出ている気根。成長しているときに出てくる根のことで、これがあるだけでもグッとリアルさがアップします。
アイテム3
フィカス・ウンベラータ
どんなスタイルの部屋とも相性が良く、インテリアグリーンとして人気が高い「フィカス・ウンベラータ」。大きく明るいライトグリーンの葉が特徴で部屋を明るい雰囲気にしてくれます。幹が自然なカーブを描いているものがおすすめ。また葉は、ハリがあるよりはやや波打っていて、上部の葉のサイズが小さいほうがリアルに近い印象です。
アイテム4
パキラ
定番の観葉植物の代表、「パキラ」もフェイクグリーンがあるんです。パキラの特徴といえば、手をパッと広げたように生えている葉。濃いグリーンの色味も特長でとても存在感があります。葉脈もくっきりとしているので、遠くから見たら本物と見間違えそう。種類によっては幹がねじってあるものや、編まれているものもあります。
アイテム5
サンスベリア
「トラノオ」という別名もある「サンスベリア」。すらりと上に伸びる葉が特徴的です。多肉質な葉で乾燥に強く水やり回数も少なくて済むので、比較的管理が楽な植物ではあります。写真のフェイクグリーンは、本物と区別がつかないくらい本物さながら。幅を取らない種類なので置くスペースが限られている部屋にもおすすめです。
▼タイプ2:デッドスペースを活用して楽しめる「壁掛け・ハンギング」タイプ
どこにでも飾れるという、フェイクグリーンならではの強みを生かせるのが壁に掛けたり、吊るしたりできるこちらのタイプ。いろんな種類があるので飾る場所に合わせて好みのものを選んでみては? 床や棚に置けなくてもグリーンを楽しめますよ。
アイテム6
ネフロレピス・ボストンファーン
シダ植物の「ネフロレピス・ボストンファーン」。葉が大きく360度ぐるりと広がるのボリューム感が魅力です。ある程度湿度がある環境が好ましく、乾燥しすぎると葉がパラパラになってしまうのでこまめに葉水をすることがきれいに育てるために必要ですが、フェイクグリーンであればそんな手間は不要。これまで管理が大変そうで諦めていた……そんな方にこそうってつけです。
アイテム7
ティランジア(エアプランツ)
土が要らない植物として人気の「エアプランツ」。「チランジア」とも呼ばれています。着生植物なので自生地では木などに着生して育ちます。その着生する性質でコルクや板に付けて育てることも可能。フェイクグリーンでも着生した状態を再現しているものがありますので、ぜひ探してみてください。本来は明るい場所で育てることが望ましいエアプランツですが、フェイクなら好きなところに吊るして楽しめますよ。
アイテム8
ビカクシダ
個性的なルックスと壁に掛けて育てられることから、インテリアグリーンとして知名度も人気も高い「ビカクシダ」にもフェイクグリーンがあるんです。こちらは胞子葉のシルエットが非常にリアル。苔玉仕立て風から、板付仕立てのものもありますよ。何にも着生していないタイプもあるのでご自身でアレンジして飾ることができます。
アイテム9
アイビー(ヘデラ)
室内に庭にと、どこでも飾れて、寄せ植えなどにも使われる人気の観葉植物「アイビー」。つる性の性質を生かしたフェイクグリーンが多く展開されています。長く垂れ下がる仕様なので壁に掛けても違和感なく自然と馴染みます。カットして花瓶に挿して飾るのもおしゃれ。葉のボリュームが少なく感じるときは、2つ重ねて飾るとボリュームが出てギュッと詰まった株のようになり本物っぽさが増します。
アイテム10
ウォールグリーン
ヒメモンステラやシダ類などいろんな観葉植物がギュッとまとまった、1つで華やかなウォールグリーン。これもフェイクだからこそ手軽にできるもので、実際に作るとなると管理も含めてそれなりに手が掛かります。壁の空いているスペースを活用できて管理することもほぼなく、インテリアとして取り入れられるのもフェイクグリーンの良いところ。
▼タイプ3:デスクに置いて在宅ワークのお供にもなる卓上サイズ
デスクの上からシェルフ、本棚などちょっとしたスペースなど、部屋のどこにでも飾りやすい卓上サイズ。観葉植物と交ぜて飾っても楽しめます。
アイテム11
キセログラフィカ
1つあるだけでも絵になるエアプランツ界の王様的存在の「キセログラフィカ」。本物そっくり! と驚いてしまうクオリティのものが多く揃っています。本来であれば、日当たりの悪い場所に置くと芯が腐ることがありますが、フェイクグリーンならそんな心配無用。室内でずっと愛でていたい方におすすめです。
アイテム12
ウスネオイデス
キセログラフィカと同様に人気のエアプランツです。湿度を保つためにこまめに水やりが必要ですが、水が多すぎても傷んでしまうため枯らしてしまう人が多いんです。水に濡らしたら、茶色くなって枯れていたなんてことも……。そんな方こそ、ぜひフェイクグリーンを取り入れてみてはいかがでしょう。フェイクグリーンとは思えないそっくりなものが多いですよ。
アイテム13
ポトス
マーブル模様の葉は、手のひらに収まるくらいのサイズ感。「モンステラ」と同じサトイモ科の植物「ポトス」です。インテリアとも馴染みやすいので、部屋の好きな場所に飾って楽しめます。
アイテム14
トラディスカンティア
美しいストライプ模様の斑が入った葉が特徴の「トラディスカンティア」。ツユクサの仲間で非常に強い植物です。生花と一緒にアレンジで使われることもあります。葉が明るく、美しいので小さくても絵になりますね。マクラメハンガーなどで吊るして飾っても素敵です。
トラディスカンティアには葉の色が紫がかった種類もあります。グリーンのアクセントにひと味違ったフェイクグリーンを探しているなら、こんなタイプもおすすめです。
アイテム15
シュガーバイン
小さい葉がいくつも連なる「シュガーバイン」。耐陰性があり暗いところで育てられることで人気の観葉植物です。しかし乾燥と寒さには弱く、一度水切れでパリパリに乾燥してしまうとなかなか復活させるのが大変で枯れてしまうことも。そんな植物こそフェイクグリーンが魅力。コンパクトなサイズなので、シェルフや窓際などに置いても自然に飾れそうです。
フェイクグリーンで手軽に叶う。緑のあるおしゃれなインテリア
本物さながらのフェイクグリーンゆえに、インテリアにも自然と馴染ませおしゃれに飾ることが可能です。以下ではナチュラルで素敵な飾り方の例をご紹介。飾り方はどれも難しいことはなく取り入れることができるので参考にしてください!
飾り方1
リアル観葉植物の中にフェイクグリーンを混ぜて飾る
さあ、この中でフェイクグリーンはどれでしょうか。え、どれが本物……? と思った方は多いかと思います。正解は写真2枚目のハンギングのもの。いくつか観葉植物と交ぜて飾ると、このように自然に飾ることが可能です。観葉植物を飾るうえで日当たりや風通しが良い環境が大事になりますが、日当たりなどが悪い場所だけど植物を飾りたい、色合いが欲しいといった場合に、フェイクグリーンを活用するのも良いですね。
飾り方2
主役級のグリーンを、窓辺に1つ飾ってみる
とてもシンプルですが、違和感がないのは置いている場所が窓辺だから。観葉植物は日当たりが良く、やさしい日光を好みます。そのため窓の近くに飾られることが多いです。フェイクとはいえ本物同様な飾り方をするだけでもグッとリアルさが増しますよ。またフェイクグリーンの種類によっては光触媒加工されています。光触媒は光を当てることで抗菌や消臭効果を発揮するので、窓辺に置くと良いでしょう。※詳しくは商品ごとに異なるので詳細を確認してください。
飾り方3
高い場所にあるデッドスペースを生かして飾る
高い場所に鉢を飾るのは、落下したときのことを考えてためらう方も多いはず。そんなときこそフェイクグリーンの出番です。土や鉢がなくてもグリーンを飾れるという利点を生かせますよ。また万が一落ちてきても実際の植物よりは軽く、折れるといった心配もありません。ちょっともの寂しいなあというスペースに取り入れてみてはいかがでしょうか。
飾り方4
バスルームや洗面所など水回りを彩る
「お風呂に植物を置きたい」という声をよく聞きますが、お風呂に植物を置くには、窓の有無や日当たり、風通しなどが適した環境であるという条件に加え、その環境に合う種類かどうかなどを考慮しなければならず、そんなに簡単ではないんです。お湯や泡がかかってしまったら……という心配もあります。しかし、フェイクグリーンであればそんなことを気にすることなく飾れますので、ぜひお試しあれ!
最後に知っておきたい、フェイクグリーンのお手入れ
フェイクグリーンとはいえ、管理がまったくないというわけではないんです。本物の観葉植物は乾燥予防に葉水をしますが、フェイクグリーンに大事なのは埃を払うこと。特に葉が大きいと埃も目立ちやすくなります。部屋の掃除のタイミングに合わせて葉をきれいにするくらいでもOKですので、定期的に行いましょう。光触媒でコーティングされているものは、汚れや埃が付きにくいという特徴がありますがそれでも軽く埃を払って、清潔に保つようにしてください。
この記事の掲載アイテム一覧(全16商品)
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シェフレラ・アンガスティフォリア
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モンステラ
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フィカス・ウンベラータ
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パキラ
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サンスベリア
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ネフロレピス・ボストンファーン
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ティランジア(エアプランツ)
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ビカクシダ
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アイビー(ヘデラ)
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ウォールグリーン
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キセログラフィカ
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ウスネオイデス
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ポトス
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トラディスカンティア
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トラディスカンティア
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シュガーバイン
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