
ハーフジップで作る簡単スポーティなコーデ。旬を呼び込む10アイテムはこれ
未だ冷めやらぬ’90sリバイバル。とりわけ注目されているのが、当時を彷彿とさせるハーフジップ仕様のトップスです。選び方からコーデ術、最新作まで詳細にナビゲート!
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置き換えるだけで即、今どきに。ハーフジップを知ってる?
数年続く長期トレンドとなっている'90sスタイル。その勢いはとどまることを知らず、今季もシーンを席巻しそうです。そこで今、当時を象徴するアイテムとして挑戦したいのが、スポーティな雰囲気に満ちたハーフジップのトップス。そもそもハーフジップとは、写真のアイテムのようにジップが襟元から胸元あたりまで配されたディテールのこと。スポーツウェアに多く見られるあしらいで、本来は温度調整を容易にするために考案されたものです。アクティブなアイテムが隆盛であった90年代のストリートシーンで多用されたハーフジップのトップスは、'90sリバイバルに沸く現在においても極めて有用といえるでしょう。
ジャスト~ややゆるめが基準。だらしなく見せないシルエット選びを
90年代のストリートでは、ビッグサイズのハーフジップをダボッと着こなすスタイルが流行しました。とはいえ、ともすれば部屋着のように映ってしまうのでオーバー30代がそのまま真似するのは避けたほうが無難でしょう。トレンド要素を取り入れつつも大人っぽく着こなすなら、ジャストもしくは少しゆるめぐらいの野暮ったくないサイズバランスを意識するのがベター。サイジングをアップデートするだけで、今っぽいこなれたスタイルに見せられますよ。
開けるか、閉めるか。ハーフジップの開閉事情について
胸元のジップを開けるか否かは、着こなす際の迷いどころ。結論から言うと、狙うスタイルによってどちらが良いかが異なります。例えば、インナーとのレイヤード感をアピールしたい場合や、装いにメリハリを出したいときはジップをオープンしたほうが断然◎。ジップを開くと軽快な印象が高まるというメリットもあります。
反対にクリーンで引き締まった雰囲気を狙うのであれば、ジップをクローズするのが正解でしょう。それ単体で着こなす場合や、その上に1枚アウターを羽織る場合にも閉めたほうがベターといえます。このようにハーフジップの開閉はどちらも異なった利点があるので、自身のコーディネートに応じてアレンジするのがスマートです。
90年代に忠実すぎるのはNG。大人感を出すためにはボトムスにも気配ろう
いくらハーフジップアイテムが旬だと言っても、モロに90年代を意識したコスプレのようなコーデに仕上げてしまうと子供っぽいイメージに……。大人っぽく帰結させるためのおすすめは、モノトーンカラーのボトムスとのコンビネーションです。なぜなら、スポーティな面持ちのハーフジップトップスを適度に引き締めてくれるから。洒落者たちの実践率もかなり高めです!
コーデ1
程良くゆるめながら、ボトムス選びの妙で大人顔に
ハーフジップからアウター、ボトムスまでややゆるめのシルエットで統一した90年代感の色濃いコーディネート。それでいてちゃんと大人っぽく見えるのは、ブラックのパンツを合わせているから。ライトグレーのインナー&スニーカーによって、軽やかな印象をさりげなく落とし込んでいるのも技アリです。
コーデ2
上下をダークトーンでまとめたシックなスポーツスタイル
アノラックジャケット&パンツともにダークなモノトーンで統一すれば、スポーティな中にも必然的にシックさが香り立ちます。フロントジップをオープンにしたり、白いラインがアイキャッチのスニーカーを持ってきたりと、無彩色のコーデを重々しく見せないための工夫もお見事! 今日的な'90sスタイルの模範解答といえるでしょう。
コーデ3
ストリート感強めのスタイルをパンツで上手にトーンダウン
ツートーンのハーフジップスウェットにグレーパーカー、そして足元はカラーソックスと『ヴァンズ』のスケートシューズと、ストリートなノリが強めの着こなし。ただし、ボトムスには対照的に落ち着きのある黒のコーデュロイパンツをセレクトしています。その効果で、着こなしの“やんちゃさ”が巧みにトーンダウンされ、あか抜けた佇まいに。
コーデ4
スポーティなハーフジップを白のパンツでクリーンに昇華
インパクトのあるカラーブロックが90年代を感じさせるアノラックジャケットが着こなしの主役。さらに、ハイテクスニーカーまで90年代テイストです。かなり派手なアイテムを選んでいますが、シンプルな白いパンツを合わせることで大人っぽく格上げ。ストリート調とクリーンな印象の調和が巧妙です。
コーデ5
モノトーンを上手に使った大人のレイヤードスタイル
ハーフジップのアイテムはレイヤードが楽しみやすいのも魅力。このコーディネートでは、インナーにタートルネックの白いカットソーを合わせて大人っぽくまとめています。黒いパンツやレザーシューズ、ロングなコートも上品な印象。グレーのハーフジップスウェットを含め、モノトーンで揃えつつ立体的に着こなしているのがおしゃれです。
旬な雰囲気を呼び込む。大人におすすめしたいハーフジップの10アイテム
’90sトレンドの後押しもあって、ハーフジップのアイテムが各ブランドから続々登場! 多士済々の顔ぶれの中から、大人のカジュアルにハマるモデルをご紹介します。シンプルなモノからデザイン性の強いモノまで幅広くピックしたので、自身の装いにマッチする1着を取り入れてみてください。
アイテム1
『アディダス』PRSVE アノラック
ハーフジップ仕様のアウターを代表するのがアノラック。そしてアノラックは、スポーツブランドやアウトドアブランドの定番アイテムです。王道スポーツブランド『アディダス』のこちらは、シンプルで着回しやすいデザイン。独自のWIND. RDY(ウインドレディ)テクノロジーで風の侵入を防いでくれます。パッカブル仕様で携帯用としても重宝!
アイテム2
『リーボック』クラシック アノラック
こちらは『リーボック』のアノラック型アウター。大胆なカラーブロックが特徴的で、レトロなムードを感じさせます。カラバリは2色で、落ち着きを感じさせるアーミーグリーンに加え、マスタードに近いサルファグリーンもラインアップ。どちらを選んでも適度なインパクトがあるので、シンプルなアイテムを合わせて大人っぽく着こなすのがおすすめです。
アイテム3
『ジェリー』×『ビームス ハート』アノラック ブルゾン
名門アウトドアブランド『ジェリー』と『ビームス ハート』とのコラボによって誕生した1着。90年代のアノラックブルゾンをベースにしつつ、今っぽいビッグシルエットにカスタムされています。インパクトのあるカラーブロックに加え、マットな生地感もレトロな雰囲気。フードを収納してスタンドカラーにアレンジできるのもうれしいポイントです。
アイテム4
『サニーレーベル』バイカラーアノラックパーカー
90年代よりさらに遡り、70年代のアウトドアブームで見られたアノラックパーカーのデザインをリバイバル。クラシックなムードが新鮮です。ハーフジップを全開にするとチルデンニットのような首元になり、アクセントのあるインナーとしても活用可能。グリーン×オフホワイト、オフホワイト×オレンジ、ブルー×グレーのカラバリはどれも、軽快なイメージを感じさせます。
アイテム5
『ナノ・ユニバース』ナイロンアノラックフーディー
シンプルで上品なアノラックパーカー。ハーフジップをあえてメタルカラーにすることで、リュクスなアクセントとして効かせています。適度に余裕を与えつつルーズには見えないサイズバランスも大人向き。裾のドローコードを絞ることで、シルエットをサイズ調整することもできます。カラー展開も落ち着きがあり、ブラウン、ブラック、グレーからセレクト可能。
アイテム6
『スミスアメリカン』アノラック
老舗ワークウェアブランドのアノラックパーカーは、ヒッコリーライクなロンドンストライプのオックスフォード生地を採用。プルオーバーシャツのような軽やかな着心地で、アウターとしてもインナーとしても幅広く着回せます。無地のサックスブルーもラインアップしていますが、ストライプも無地も爽やかなイメージ。
アイテム7
『ラコステ』ハイブリッドアノラックパーカー
スウェットパーカーのディテールをMIXしたアノラックブルゾンです。『ラコステ』らしいスポーティかつエレガントな面持ちで、大人っぽいコーディネート作りにもってこい。裾の両サイドにスリットジップを配置することで、ウエスト周りのフィット感や動きやすさが調整可能です。
アイテム8
『チャンピオン』別注RW10オンス ハーフジップ フーデッドスウェット
“キング・オブ・スウェットシャツ”の象徴であるリバースウィーブ製法を採用。サイドと裾の切り替え部分は色を変え、クールなアクセントとして効かせています。上半身がコンパクトに映るカラーブロックで、オーバーサイズな設定でもだらしなく見えない効果もあり。当然ながら、ハーフジップなので首元のアレンジも可能です。
アイテム9
『アダム エ ロペ』ビッグカラー ハーフジップ ルーズスウェット
気軽に着こなせるハーフジップのスウェットも人気。この1着はセーラーカラーのような大きな襟が付属し、トレーナータイプとは異なる上品なニュアンスを醸しています。ジップをすべて留めれば、ハイネックのように着こなすことも可能。クローゼットに備えておくと、幅広いコーディネートで使えますよ。
アイテム10
『グリーンレーベル リラクシング』ミラノボーダー ハーフジップ ニット
ハイネックにハーフジップをあしらったニットやカットソー類も狙い目。このアイテムは、コットン95%×ウール5%のミラノリブニットを使用し、滑らかな着心地に仕上げられています。ワイドなボーダー柄がレイアウトされているため、インナー使いしても存在感が十分。1枚で着てもサマになるデザインです。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『アディダス』 PRSVE アノラック
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『リーボック』 クラシック アノラック
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『ジェリー』×『ビームス ハート』 アノラック ブルゾン
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『サニーレーベル』 バイカラーアノラックパーカー
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『ナノ・ユニバース』 ナイロンアノラックフーディー
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『スミスアメリカン』 アノラック
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『ラコステ』 ハイブリッドアノラックパーカー
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『チャンピオン』 別注RW10オンス ハーフジップ フーデッドスウェット
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『アダム エ ロペ』 ビッグカラー ハーフジップ ルーズスウェット
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『グリーンレーベル リラクシング』ミラノボーダー ハーフジップ ニット
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