
品格と、少しのラグジュアリー。ゴールドのアクセサリー1点で見違える
気品と高級感を兼備するゴールドアクセは、それ1点で装いを格上げしてくれるアイテム。いつもの着こなしに投入すれば、グッと洗練された雰囲気が手に入ります。
シルバーとは一味違った存在感。ゴールドアクセが着こなしを変える
なんとなくギラついていて、“ヤカラ”っぽい……。ゴールドのアクセサリーがそんなイメージを持たれていたのは昔の話。昨今では上質志向の大人たちにこぞって取り入れられ、ビッグトレンドの1つとなっています。気軽に着けられるシルバーと比べて贅沢で本格的な雰囲気のゴールドアクセは、着こなしのグレードアップアイテムとして適役。大人のシンプルコーデをワンランク上へと導いてくれます。
大人のゴールドアクセは、“さりげなさ”がキーワード
あくまでもアクセサリーは装いにおけるバイプレイヤーだから、悪目立ちさせるのはNG。特にゴールドは、素材の存在感が強いため要注意です。過度に大ぶりなサイズ感のモノや、装飾的過ぎるデザインだとコーデから浮きやすいのでパスしたほうがベターといえるでしょう。着こなしに馴染ませつつも、さりげないアクセントとして作用させること。それがゴールドアクセの理想的な使い方といえます。
具体的におすすめとして挙げたいのが、すっきりとした細身仕様のゴールドアクセ。ネックレスでもバングルやブレスレットでも、ほっそりとシャープなデザインであれば着こなしに違和感なく溶け込んでくれます。反対にボリュームのあるゴールドアクセだと、どうしても“貫禄”が前に出てしまうので、スマートな装いに仕上げたい場合にはトゥーマッチ! ネックレスに関してはトップ部分が小ぶりだとよりベターです。
K18とかK10とか。それぞれのゴールドアクセの違いは何?
一口にゴールドのアクセサリーといっても、素材にはK18(18金)、K14(14金)、K10(10金)などさまざま表記があり、違いがよくわからない……という人も多いでしょう。実はこのK〇〇といった分類は金の純度を表すもの。金は24分率で表記されるためK24で純金となり、K18のゴールドアクセであれば75%がゴールド、残り25%が銀・銅・パラジウムなどその他の金属で構成されているということになります。
他金属を含有させる大きな理由はというと、金自体は非常にやわらかくて熱に弱い素材であるため。つまり、強度のある銀や銅などと組み合わせることで、耐久性を高めているんです。ちなみにゴールドアクセはその大半がK18とK10。金の含有率が高いK18のほうがよりリッチな雰囲気ですが、耐久性では劣ります。逆にK10はK18ほどの重厚さはありませんが、他金属の含有率が高いぶん傷に強く気軽に着用することが可能。同じゴールドアクセでも特性が異なるので、購入の際は頭に入れておきましょう。
ブレスレットやバングルなら、今の着こなしにサラッと落とし込める
半袖や7分袖のトップスで過ごすサマーシーズンはもちろん、最近では長袖のシャツ、ニット、ブルゾンでも袖をまくってニュアンスを出す着こなしが広まったことで、一年を通して手元が露出する機会も増えました。そんな今だからこそ、大人っぽいゴールドアクセを加えてクラスアップを狙いたいところです。さらりと嫌味なく取り入れられて、かつ格上げ効果抜群なブレスレット&バングル5点をここでご紹介。
アイテム1
『サンク』ローラープレスバングル ゴールド
ビーズやシルバーを使ったナチュラルなアクセが十八番の『サンク』ですが、こういった上質感溢れるゴールドアクセも展開しています。K10を素材に使った今作のデザインは、1800年代のシンプルなインディアンジュエリーからサンプリング。ボディを少し潰して仕上げることにより、肌に馴染みやすいまろやかなフォルムを形成しています。
アイテム2
『ビビファイ』バングル/ミル/K10ゴールド
スレンダー仕様の10Kバングルは、1列にずらっと配された粒状の模様が絶妙なアクセントに。手打ちにて製作された原型を使用しているため模様には微妙な“ズレ”や“歪み”があって、それがなんともいえぬクラフト感を生み出しています。上質と温もりを兼備した、大人好みの逸品です。
アイテム3
『シンパシー オブ ソウル』スモールホースシューチェーンブレスレット
幸運を呼ぶモチーフとして知られるホースシュー(馬蹄)をモチーフに採用。K18ならではの品行方正な雰囲気も魅力の1つです。チェーンは幅1.7mmと非常にスリムなのでさまざまな着こなしに落とし込みやすく、ホースシューのサイズも7.6mm×9mmとコンパクト。なお、サイズのアジャスト機能も備えています。
アイテム4
『エース バイ モリザネ』ラップドリンクチェーンブレスレット ゴールドプレート
2014年にデビューして以来、オールハンドメイドにこだわり続けている実力派ブランド。繊細なフォルムのチェーンブレスは、上品なK18素材とも相まってスマートに着けられます。ギラつきを抑えた落ち着いた色合いも好印象で、さまざまなスタイリングとマッチしてくれること請け合い。
アイテム5
『ライオンハート』K10YG チェーンブレスレット
90年代から日本のシーンをけん引し続ける有力ブランドより、K10イエローゴールドを使った一品。ピラミッド型のパーツを組み合わせることによってメリハリあるデザインを構築しているのが印象的です。留め具の部分にもオリジナルデザインを施すなど、細やかな配慮も◎。
ネックレスも細身なら、ゴールドで品の良さを主張できる
手元と同じくらい気にしておきたいのが首回り。細身のゴールドネックレスでささやかに品格を加えれば、カジュアルな服装もグッと引き締まります。大人のオトコが選ぶなら、スリムチェーン×小ぶりトップのミニマルで洗練されたモデルが正解。
アイテム1
『M・A・R・S』ケールネックレス
“チェーンの連結”をテーマとするリレーシリーズから登場のK18ネックレス。クロスの下部が切り離されたようなデザインが斬新で、この下部は動きに応じてゆらゆらと揺れる仕様となっています。チェーンはトップの存在感がグッと引き立つプレーンな喜平タイプ。
アイテム2
『ジャム ホーム メイド』ニュータイプネックレス K10 イエローゴールド
血液型からインスピレーションを受けたモデルで、トップ部分はAB型をかたどった形状に。バリエーションでA型・B型・O型のデザインも展開されています。ユニークな発想のアイテムですが、コンパクトサイズ&良質なK10素材のおかげで子供っぽさとは無縁。
アイテム3
『プエルタ デル ソル』ピースマークネックレス
平和の象徴であり、アクセサリーモチーフとしても定番のピースマーク。側面にはブランドネームを刻んで、ささやかに“らしさ”を主張しています。適度に厚みがある作りのため、小ぶりながらもアピール度は高め。トップとチェーンはともにK18製で、長さ45cmのチェーンは長さの調節が可能です。
アイテム4
『イデアリズムサウンド』ゴールドピーススマイルネックレス
K10使いの小ぶりなネックレストップにデザインされているのはスマイルマーク。きらびやかなダイヤモンドを惜しみなく9石使って、贅沢に描かれています。さらに、チェーンのエンド部分にはサファイアを配置。カジュアルなスマイルネックレスを、ハイエンドな素材使いでクラス感たっぷりに昇華しました。
アイテム5
『ドクターモンロー』K18 コイン ネックレス
2020年で30周年を迎える、日本を代表する老舗ジュエリーブランドが手掛けたアイテム。アンティークコインを思わせるニュアンス豊かなK18製のトップは両A面仕様になっていて、裏面にも細かな装飾が施されています。約1.2mm幅のチェーンはK10素材を使用。
TASCLAPでの執筆本数NO.1ライター
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