
リアクトって何?エアとの違いは?ナイキ リアクトの機能とラインアップ
『ナイキ』の新たな機能靴「リアクト」シリーズに注目。「リアクトとは?」という基本から、エアとの違い、そしてラインアップまで幅広く紹介します。
『ナイキ』の新たな機能靴。よく見聞きするリアクトって、何?
『ナイキ』の新たなテクノロジーシューズとして話題のリアクトシリーズ。リアクトとは、同ブランド独自のもので、ポリウレタン系のミッドソールを指します。従来のスニーカーのソールは、気泡を閉じ込めてクッション性を高めるスポンジ構造のEVAがほとんど。しかしリアクトシリーズは、軟質化したプラスチックのようなポリウレタンを使用することで耐久性を高めつつ、EVAと同様のクッショニングを両立。さらに、より高い反発力とその持続性を獲得しています。
あのキャッチコピーの意味は? “ふわ・かる・びよーん”を具体的に解説
『ナイキ』の柔軟性の高さを象徴するモデルといわれているのが「ルナエピック LOW フライニット 2」。これにリアクトソールを搭載した「エピック リアクト フライニット2」はさらに柔らかく、数字で表すと11%も柔軟性がアップしています。ふわふわとしたソールは足とシューズの一体感が高く、足の動きとソールがぴったりと馴染んでいるのが体感できるでしょう。
さらに、「ルナエピック LOW フライニット 2」に比べて5%軽量化。クッション性の高さを誇るシューズながらも、まるで裸足のように何も履いていないかのような軽さに仕上がっています。
軽量でクッション性が高いソールの場合はふわふわとした履き心地の半面、安定感を損ないがち。しかし、「リアクト」の素材はEVAではなく、若干硬度のあるポリウレタン系のミッドソールのために耐久性は極めて高く、優れた反発性能をずっと継続するのが特徴。初めて履いたときの弾むような感覚が長く楽しめるというわけです。
『ナイキ』リアクトにまつわる最大の謎。“エア”との違いは?
『ナイキ』の代名詞ともいえるくらい広く世に浸透している エア クッショニングシステム。その特徴は、足が着地する瞬間の衝撃から足を守ってくれるクッション性の良さでしょう。一方、リアクトの場合は耐久性の高いポリウレタンフォームから発せられる、バネのように優れた反発力が魅力。つまり、着地による衝撃から足を保護する役割なのか、着地による衝撃を反発力へと変える役割なのかという違いがあるのです。
『ナイキ』リアクトはランナーのためのもの? いえいえ、タウンユースにもうってつけ
リアクトの高い機能性はもともとスポーツ用として開発されたものですが、スポーツだけではもったいない。街をブラブラするときだって優れた反発力で前へ前へと体を押し出してくれて、スムーズな移動をサポートしてくれます。さらに旬な90年代テイストやビッグシルエットのモデルも揃っているので、今っぽさも十分!
デビュー作から最新作まで。『ナイキ』リアクトのラインアップをチェック
全般的な特徴を押さえたところで、リアクトシリーズのラインアップをご紹介。スポーツ用はもちろん『ナイキ』の名作にリアクトを搭載したハイブリッドモデル、さらにはダッドスニーカーを思わせるボリューミーなデザインもスタンバイ。
アイテム1
『ナイキ』エピック ファントム リアクト フライニット
シューレースを省いてスムーズな脱ぎ履きを可能にするスリップオンスタイルを採用。通気性に優れたフライニットアッパーがまるでソックスのようにぴったり快適にフィットしてくれて、ランニング中でもまるで素足のような履き心地を実現しています。
アイテム2
『ナイキ』エピック リアクト フライニット 2
「エピック リアクト フライニット」の滑らかな履き心地と軽さを追求した初代モデルのアップデート版となるこちら。足にぴったりフィットするフライニットアッパーなどの特徴はそのままに、ヒールカップ下のクリップを強化してランニングをより一層快適にサポートしてくれます。
アイテム3
『ナイキ』オデッセイ リアクト フライニット 2
アッパーは軽量のフライニット構造をメインにサイドパネルなどパーツごとに合成素材を組み合わせることで、より一層サポート性を高めています。さらにアウトソールパターンを幾何学模様にアレンジすることで、衝撃を均等に分散し、スムーズな足運びとソフトな履き心地を獲得しています。
アイテム4
『ナイキ』リアクト エレメント 55
アッパーは1980年代に一世を風靡した「インターナショナリスト」に代表される『ナイキ』の伝統的なランニングシューズのシルエットをモチーフとして採用。ソールには先進のリアクトを採用した、同ブランドの新旧ハイブリッドモデルと呼べる1足です。
アイテム5
『ナイキ』リアクト プレスト
2000年に登場したナイキの名作「エア プレスト」オリジナルのデザインをモチーフに、ソールにはリアクトを搭載して軽量性と反発性をアップデート。サイドの樹脂製パネルもラウンドした形状から鋭角なデザインにアレンジされて、より一層スポーティなイメージが高められています。
アイテム6
『ナイキ』ISPA リアクト WR
『ナイキ』が今季掲げる新しいISPAプロジェクトのコンセプト「(Improvise (即興)、 Scavenge (探求) 、Protect (保護)、 Adapt (順応))」 をもとにデザインされたシューズ。同ブランドのアウトドアライン『ナイキ ACG』をイメージしたアッパーで、フェスやキャンプなどのアウトドアスタイルにも馴染みます。
アイテム7
『ナイキ』リアクト ランナー WR ISPA
こちらはISPAプロジェクトの派生モデル。ソールは弾むような反発性とソフトなクッション性を誇るリアクトフォームを使用し、アッパーには耐水性に優れたTPU素材を用いたブーティースタイルにアレンジされていて、雨天でも濡れを気にせず履けるのが特徴です。
アイテム8
『ナイキ』ジョーダン プロト リアクト
ジョーダンブランドからもリアクトフォーム搭載モデルがリリースされています。宇宙服からインスパイアされたしたというフューチャリスティックなデザインと、ストラップで足にフィットするシュラウドを設けていて、まるで宙に浮いたような軽やかな履き心地を提供してくれます。
アイテム9
『ナイキ』リアクト シティ
都市で生活するランナーのために開発された「リアクト シティ」。通勤するランナーが一日中履けるソリューションとして、仕事場にもジムにも社交行事にも対応できるように極めてシンプルなデザインに。脱ぎ履きが楽ちんなジッパー留めのアッパーもポイントです。
アイテム10
『ナイキ』エア マックス 270 リアクト
「エア マックス」シリーズの新作「エア マックス 270」に、先進のリアクトソールをドッキングさせたフュージョンモデル。後足部にはエア マックス 270ユニットで着地時の衝撃をしっかりと吸収し、前足部のリアクトフォームが蹴り出し時に優れた推進力を提供してくれます。

スニーカー・シューズ
ナイキのスニーカー20選。新作と人気作からおすすめを厳選
老若男女を問わず、多くのフォロワーを獲得し続けている『ナイキ』のスニーカー。最新モデルから定番まで、いま入手できるラインアップから20モデルを厳選して紹介します。
TOMMY
2020.07.21

スニーカー・シューズ
ナイキのスニーカーが主役のコーデ10選。今、おしゃれな大人が履いているモノは?
『ナイキ』の新作がリリースラッシュ。そんな今だからこそ知りたい、洒落者が履いているモデルとメンズコーデを紹介。『ナイキ』のスニーカーが主役の10コーデ、必見です。
平 格彦
2019.08.22

スニーカー・シューズ
何が人気? 新作は?? 人気スニーカーブランドから厳選30モデルを紹介
スニーカー好きの大人におすすめしたいスニーカーをピックアップ。人気ブランドの定番はもちろん、新作、注目作も合わせて紹介します。10ブランド、全30モデルは必見です!
TASCLAP編集部
2020.12.28

スニーカー・シューズ
エアヴェイパーマックス最新ガイド。ナイキエアの注目作8選
2017年の登場以来、『ナイキ』の象徴・エアマックス ファミリー屈指の人気を誇る「エア ヴェイパーマックス」。コーデ例とラインアップの視点からその魅力を掘り下げよう。
TOMMY
2020.11.17

ウェア・コーデ
ナイキの最旬Tシャツ20選。ロゴものからグラフィック系までおすすめを厳選
スポーツMIXの枠を超え、ファッションの定番となっているスポーツブランドのTシャツ。その中でも特に王道といえる『ナイキ』をピックアップ。おすすめ品をご紹介します!
平 格彦
2020.05.26
ACCESS RANKING
アクセスランキング
ITEM RANKING
アイテムランキング
新機能
この記事を読んでいる方に
おすすめの記事をご紹介