確かな技術が宿る、革小物。キプリスの財布と名刺入れが欲しいのだ

確かな技術が宿る、革小物。キプリスの財布と名刺入れが欲しいのだ

財布と名刺入れは長く使うモノだから、品質や風格は妥協できません。そこでこだわり派の大人に推奨したいのが、良質素材と圧巻の完成度を備える『キプリス』の逸品です。

山崎 サトシ

2019.09.05

キプリス(CYPRIS)
財布・ケース
財布
名刺入れ
ブランドまとめ

技術と質で勝負。革小物にこだわる大人は『キプリス』を知っている

技術と質で勝負。革小物にこだわる大人は『キプリス』を知っている

革製品を手掛けるモルフォ社のカンパニーブランドとして1995年にデビューした『キプリス』は、本格的な財布&名刺入れを探している人にうってつけの存在。2003年度から16年連続で“百貨店バイヤーズ賞”を受賞するなど目の肥えたバイヤーをもうならせるレザーブランドで、伊勢丹や高島屋、大丸といった一流デパートで取り扱われていることからもそのクオリティは証明済みです。“こだわりを仕立てる”を揺るぎないコンセプトに据え、最良の素材と職人の技術を掛け合わせた革小物を東京から発信しています。

“革”を知る大人が、『キプリス』に惚れる2つの理由

財布&名刺入れを手掛ける革小物ブランドは日本国内だけでも数多存在しますが、その中でもとりわけ高い支持率を誇っている『キプリス』。そこには確固たる2つの理由が存在するんです。具体的にここで解説していきましょう。

理由1国内最高峰とうわさされる“菊寄せ”や、それに代表される職人技術

国内最高峰とうわさされる“菊寄せ”や、それに代表される職人技術

高松南新町商店街高松南新町商店街

お気に入り追加

MADE IN JAPANを貫く『キプリス』の革製品ですが、驚くべきはハンドメイド比率の高さです。最低でもその比率は全行程の70%を超え、作りの複雑なモデルともなると90%以上がクラフトマンによる手作業というモノも! そして、職人の手作業が機械では不可能な仕事を実現しており、特に財布の角に美しくヒダを寄せる写真の“菊寄せ”という技法に関しては『キプリス』が国内随一のレベルを誇っています。その他にも“縫い返し”、“忍び縫い”、“風琴マチ”といった高い技術力を必要とする多彩な伝統技法を駆使。質実剛健なレザーアイテムには国産ブランドの矜持が宿っています。

理由2バリエーション豊かなレザーは、どれも最高のエイジングを味わえる

バリエーション豊かなレザーは、どれも最高のエイジングを味わえる

レザー専門ブランドだけあって、革素材への注力ぶりもさすが! 姫路のタンナーでなめされるオリジナルのシラサギレザーを筆頭に、世界中から集めたなさまざまな種類の良質皮革を駆使して唯一無二の革小物を作り上げます。非常に豊富なバリエーションを有しますが、全素材で共通となるのが強度に秀でていて経年変化の風合いが抜群に良いという点。使うほどに手に馴染み、自分だけのアイテムへと育っていきます。

中毒者続出。独自構造“ハニーセル”は覚えておくべし

中毒者続出。独自構造“ハニーセル”は覚えておくべし

主にラウンドファスナーの財布で採用されている“ハニーセル”と呼ばれる特殊なカード入れ構造も『キプリス』を語るうえでハズせません。これは2000年にモルフォ社が独自開発した構造で、まずは4枚のシートを蜂の巣状になるよう縫い合わせ、その後財布本体と縫製するというかなり手の込んだもの。写真の通り立体的にポケットがオープンするためカードの視認性が高く、かつ取り出しが容易というのが“ハニーセル”最大のメリットです。また、カード収納枚数も多いため財布内をすっきりと整理できます。

職人技術の結晶。8つの素材から選びたい、『キプリス』の財布

『キプリス』の看板アイテムたるウォレットは、素材によってシリーズを分けて展開されています。ここでは代表的な8つのシリーズに絞って、大人におすすめのモデルをピックアップ。同じレザーといえど、それぞれ違った魅力を宿しています。

シリーズ1「シラサギレザー」ジェッターウォレット

「シラサギレザー」ジェッターウォレット

ブランド屈指の人気シリーズである「シラサギレザー」。高品質なキップスキンを素材に使い、日本有数の皮革産地として名高い姫路市でなめした『キプリス』オリジナルのレザーです。イタリア製の薬品による、ナチュラルなアンティーク加工も同シリーズの特徴。このジェッターウォレットはパスポートも収納でき、旅行の際もお役立ち! 内面にはロウ引き加工したヌメ革を組み合わせています。

■サイズ:W16×H10×D3cm
■収納:カードポケット×8、ファスナーポケット×1、その他ポケット×4、ホルダー×1

シリーズ2「シルキーキップ」ハニーセル長財布

「シルキーキップ」ハニーセル長財布

たっぷりとオイルを染み込ませた、絹のようにサラッと滑らかな質感のキップスキンを駆使する「シルキーキップ」シリーズ。程良いボリューム感と、使い込むほどに出る美麗な光沢もこのシリーズの魅力です。こちらの長財布は『キプリス』が十八番とする“ハニーセル”構造のカードポケットを採用しているため、収納性に関しても文句なし。まさしく才色兼備な仕上がりです。

■サイズ:W20.5×H9.5×D2.5cm
■収納:札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×23

シリーズ3「レーニアカーフ」コンパクト札入れ

「レーニアカーフ」コンパクト札入れ

ロングセラーシリーズの「レーニアカーフ」。これは生後3か月程度の非常に質が高い仔牛の革のことで、別名ベビーカーフとも呼ばれます。その繊細な表面感を生かすため、あえて自然な素上げ(塗料や顔料を使わない仕上げ)でフィニッシュ。自分色に育てやすい素材といえるでしょう。今作はコンパクトに携行できる薄手の札入れで、身軽に動きたい人にうってつけ。

■サイズ:W8.5×H9×D1cm
■収納:札入れ×1、カードポケット×3、ホルダー×2

シリーズ4「ディアスキン2」二つ折り財布

「ディアスキン2」二つ折り財布

このシリーズの素材となるのは、ニュージーランド産の原皮をタンニンベースでなめした、極上クラスのディアスキン。“革のカシミヤ”とも称されるディアスキンは肉感がありながらも柔らかく、かつしっとりとした風合いです。そんなハイクオリティな素材を使った二つ折り財布は、スマートな大人が持つのにはぴったり。内側にはブランド名・シリーズ名が堂々と刻印されます。

■サイズ:W11.3×H9×D2.5cm
■収納:札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×4、その他ポケット×3

シリーズ5「ペルラネラ」 ユーティリティケース

「ペルラネラ」 ユーティリティケース

上品な光沢、さらには繊細なハリ・コシを有するイタリア産のエンボス加工キップスキンを使って仕立てられる「ペルラネラ」シリーズから、クラッチ感覚のユーティリティケース。スマートフォンや小型のモバイルバッテリーも収納できる大ぶりなサイズ感で、“ハニーセル”の部分にはケーブルを収納可能です。脱着式のインナーウォレットが付属するので、シーンに合わせて使い分けましょう。

■サイズ:W12.5×H21×D3cm
■収納:(本体)ポケット×9、カードポケット×3
(インナーウォレット)札入れ×2、カードポケット×3、その他ポケット×1

シリーズ6「漆」長財布

「漆」長財布

日本を代表する伝統工芸たる漆塗りを、特殊な方法によってヌメ革に施した「漆」シリーズの長財布。長野県木曽平沢にある工房にて、塗師が天然漆を使用しながら一つひとつ手作業で加工しています。奥深いグラデーションカラーは漆ならではといったところ。さらに、漆と革のそれぞれが味わい深く経年変化していくので、普通の革製品とは一味違ったエイジングを楽しめます。

■サイズ:W19×H10×D2.5cm
■収納:札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×16、その他ポケット×2

シリーズ7「極み2」札ばさみ

「極み2」札ばさみ

小銭とお札を別々で持ち歩きたい人に便利な札ばさみは、「極み2」シリーズのモノ。素材は鎧や甲冑に使用されていた黒桟革(くろざんかく)という革を現代的にアップデートした一品です。姫路伝統のなめし技法である“白なめし仕上げ”をした牛革に本漆を何度も塗りこむことで、独特なシボを生み出しています。内側にはアニリン染めされたキメ細かいカーフスキンをチョイス。

■サイズ:W11×H8.5×D1cm
■収納:札クリップ×1、カードポケット×3、その他ポケット×2

シリーズ8「マットクロコダイル」ハニーセル長財布

「マットクロコダイル」ハニーセル長財布

エキゾチックレザーも得意とする『キプリス』。このシリーズはその名の通り、鱗がきれいに揃ったクロコダイルレザーを素材に採用しています。ツヤを消したマットな質感に仕上げられているため、ラグジュアリーな素材でありながらもギラつきとは無縁。このモデルは“ハニーセル”タイプのため、収納力も抜群です。内部はクロコと牛革のコンビネーション仕様に。

■サイズ:W20.5×H9.5×D2cm
■収納:札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×21、その他ポケット×2

人に見られるモノだから。名刺入れも『キプリス』で選ぶ

ビジネスシーンにおいて必ず人目に触れる名刺入れ。だから、“イイモノ”を持っておくのは当然のことでしょう。財布と同様に豊富なラインアップとなっている『キプリス』の名刺入れから、好みに合った一品をピックアップしましょう。

シリーズ1「ブライドル&ルーガショルダー」カードケース

「ブライドル&ルーガショルダー」カードケース

繊維にゆっくりとワックスを浸透させた英国製ブライドルレザーを表地に用い、裏地にはベルギー産のショルダーレザーを組み合わせた頑強なシリーズ。表面にうっすらと浮き出る“ブルーム”と呼ばれる白いロウは、ブライドルレザーの大きな特徴です。本体をぐるりと覆うように配された極太のステッチがさりげないアクセントに。

■サイズ:W6.5×H10.5×D1.5cm
■収納:カードポケット×1、その他ポケット×1

シリーズ2「コードバン&シラサギレザー」名刺入れ

「コードバン&シラサギレザー」名刺入れ

馬の臀部の革であるコードバンは繊維が極めて緻密で、最高級レザーとして知られています。こちらのシリーズでは表面にコードバンを贅沢に使い、内装にはアンティーク風の質感を備えるオリジナルのシラサギレザーを選択。シックな表側に対して内側は鮮烈なレッドカラーで仕上げることにより、さりげなく遊び心を演出しているのもポイントです。

■サイズ:W11.2×H7.8×D1.7cm
■収納:カードポケット×1、その他ポケット×3

シリーズ3「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」名刺入れ

「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」名刺入れ

表地のコードバン使いは上のシリーズと同様ですが、ライニングはナチュラルなベジタブルタンニンなめしのヌメ革製。リッチな表地と、素朴な雰囲気の裏地で絶妙なコントラストを描き出しています。両方とも頑丈な素材なので、長年にわたって愛用できること請け合いです。シャープなシルエットゆえ、ジャケットのシルエットに干渉する心配もありません。

■サイズ:W11.3×H8×D1.5cm
■収納:カードポケット×1、その他ポケット×3

何が違う? ブライドルレザーとコードバンの財布を比較

何が違う? ブライドルレザーとコードバンの財布を比較

服装以外にもこだわりたいのが財布。大人なら上質なレザーを選ぶのがマストです。そこで革小物に代表されるブライドルレザーとコードバンの違いを比べてみました。

高嶋 一行

シリーズ4「トリロジー」名刺入れ

「トリロジー」名刺入れ

「トリロジー」で採用されているのは、フランス産の厳選された原皮を使ってイタリアで仕上げられたキップスキン。独自のなめし製法&染色技術で仕上げられていて、独特なツヤ感とキメ細かさを持っています。無駄をそぎ落としたミニマルなデザインの名刺入れだからこそ、その素材感の良さが一段と鮮明に。細やかで正確無比なステッチも、さすがは『キプリス』といったところでしょう。

■サイズ:W11.3×H7.5×D1.5cm
■収納:カードポケット×1、その他ポケット×3

シリーズ5「ボックスカーフ&リンピッドカーフ」名刺入れ

「ボックスカーフ&リンピッドカーフ」名刺入れ

素材に抜てきしているのは、傷が少なく光沢感も美しい欧州産のボックスカーフと、アニリン染めでほんのりと照り感を出したイタリア産のリンピッドカーフ。質感の異なる2種類のカーフを共演させることによって、シンプルな中に見事メリハリを演出しています。厚さわずか0.5cmという、すらっとシャープなフォルムも高評価!

■サイズ:W10.5×H6.5×D0.5cm
■収納:カードポケット×1、その他ポケット×1

財布ブランド30選。大人に似合う名品を4つの視点でピックアップ

財布ブランド30選。大人に似合う名品を4つの視点でピックアップ

日々持ち歩き、長く使い続けるからこそ妥協したくない財布。大人にふさわしい名品を、職人気質なブランドから海外の人気ブランドまで、4つの視点でセレクトしました。

近間 恭子

長財布で、男らしく。スマートに装える15ブランドを革の種類別にセレクト

長財布で、男らしく。スマートに装える15ブランドを革の種類別にセレクト

昨今コンパクト化が進む財布ですが、長財布も定番として依然人気。品格や貫禄に加えてスマートさも手に入れたいなら、どんな素材やブランドから選べばいいのか紹介します。

近間 恭子

二つ折り財布は、コンパクトでも使い勝手に優れた逸品を狙え

二つ折り財布は、コンパクトでも使い勝手に優れた逸品を狙え

男性が使う財布の定番である二つ折り財布は、ポケットに収まるサイズ感が魅力。コンパクトでありながら、使い勝手に優れた逸品をピックアップしました。

近間 恭子

男だってミニ財布。使い勝手抜群の人気ブランド20選

男だってミニ財布。使い勝手抜群の人気ブランド20選

ミニマル思考が高まり、外出時に必要最低限の荷物しか持たない人は多い。身軽に出かけたい人におすすめなミニ財布のなかから、注目のアイテムをピックアップした。

大中 志摩

名刺入れブランド厳選15。大人に似合うレザーで上質な逸品たち

名刺入れブランド厳選15。大人に似合うレザーで上質な逸品たち

ビズシーンで必須アイテムである名刺入れは贈り物にも鉄板。日々使うからこそ、上質な1点を選びたいものです。品質も折り紙付きの、革小物ブランドの逸品を紹介します。

近間 恭子

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    傑作ビジネスバッグ20選。大人顔の人気ブランドをセレクト

    傑作ビジネスバッグ20選。大人顔の人気ブランドをセレクト

    ビジネスマンの相棒であるビジネスバッグは、毎日使うからこそデザインや収納力、ブランドなど細かい点までこだわりたいもの。選ぶ際の基本や人気の逸品をお届けします。

    TASCLAP編集部

    黒リュックのおすすめ20選。カジュアルからきれいめまでピックアップ!

    黒リュックのおすすめ20選。カジュアルからきれいめまでピックアップ!

    リュックの色に迷ったら、黒をセレクトするのが正解。カジュアル、きれいめ、3WAYという3つのテーマからおすすめしたい黒リュックを厳選しました!

    TASCLAP編集部

    大人の男なら持っていたい。コインケースのおすすめ20選

    大人の男なら持っていたい。コインケースのおすすめ20選

    財布のスマート化が進む昨今、あらためて注目されているコインケース。選び方と合わせて、大人にふさわしいコインケースを3つのニーズ別に紹介します。

    ai sato

    もはや当たり前。大人に似合う通勤リュック25

    もはや当たり前。大人に似合う通勤リュック25

    ビジネスマンにとって通勤時のリュックはもはや当たり前。市民権を得たものの、カジュアルやアウトドアで使用するモノとは一線を画す、“通勤仕様”のモノを選びましょう。

    近間 恭子

    永年保証は伊達じゃない。ココマイスターの財布が目の肥えた大人に刺さる

    永年保証は伊達じゃない。ココマイスターの財布が目の肥えた大人に刺さる

    2011年にデビューしたのち、瞬く間に人気ブランドの仲間入りを果たした『ココマイスター』。他とは一線を画す徹底的なこだわりからおすすめモデルまでを一挙公開します。

    近間 恭子

    BACK