
ペンドルトンのシャツでこなれ感を手に入れる。大人におすすめの8枚を厳選
アメリカンな雰囲気を放つウール素材のブランケットやシャツで知られる『ペンドルトン』。これからの季節に活躍するシャツにフォーカスし、その魅力を深掘りします。
生地の風合いがたまらない『ペンドルトン』のシャツ
150年以上の歴史を持つ、アメリカ・オレゴン州の老舗織物メーカー『ペンドルトン』。1924年に誕生したカラフルなバージンウールシャツをはじめ、ネイティブ柄のブランケットなどの上質なウール製品を作り続けているブランドです。熟練した職人の手により、丹念に作られたアイテムの数々は長年愛用し続ける人が多く、アメカジやアウトドア好きなら1つは持っているといっても過言ではないでしょう。
『ペンドルトン』のシャツの魅力は、なんといっても上質ウールならではの快適な着心地。生後初めて刈り取られた子羊の毛だけを使用したバージンウールにこだわって作られているため、優れた保温性に加えて吸湿性や速乾性の高さも自慢です。またシックなものからビビッドなチェック柄まで、多彩な色柄が揃い、それぞれが個性的な表情を持っているのも魅力の1つ。
なかでも定番といえば、ボードシャツ
数あるシャツの中で、『ペンドルトン』を代表する1枚といえばボードシャツ。ザ・ビーチボーイズが、レコードのジャケット撮影で着用したことでも知られるこのシャツは、コンパクトなボックスシルエットが特徴です。それまでのシャツは裾をタックインして着る長めのタイプが主流でしたが、こちらは裾が短めのストレートカットという、タックアウトを前提としたデザイン。ラフな着こなしを好んだ当時のカリフォルニアのサーファーを皮切りに、瞬く間に世界中に知られるロングセラーとなったのです。
着こなし例から見る。『ペンドルトン』のシャツで作るこなれ感
『ペンドルトン』のシャツはその独特の風合いゆえに、ラフに羽織るだけでこなれたアメカジテイストが漂います。また保温性のある生地感を生かしてシャツジャケットのようにアウター感覚で着るのもあり。
着こなし1
シンプルコーデに羽織って洒落感を注入
チェックシャツ×ジーンズという王道コンビがこなれた雰囲気にキマるのは、シャツの風合いのおかげ。ダメージジーンズもブラックかつ細身を選べば、都会的でスタイリッシュに仕上がります。
着こなし2
上品パンツのハズしにシャツを投入
クリース入りのスラックスパンツにローファーというシックなボトムスコーデを、『ペンドルトン』のチェックシャツでさらりと着崩したスタイル。上下ともかっちりさせないことで、程良く力が抜けた大人のカジュアルスタイルに仕上げています。
着こなし3
スウェット合わせならスポーティな今年顔に
今ならボトムスにリラックス感のあるスウェットパンツを合わせ、トレンドのスポーツMIXスタイルで着こなすのもおすすめ。ラフな印象はやや強めですが、チェックシャツを渋めの色にしたり、足元をレザーシューズにしたりと、落ち着かせるポイントを作ることで大人っぽさをキープしています。
今買うならこの中から! 『ペンドルトン』のシャツ8選
長年愛され続けている『ペンドルトン』のシャツ。さまざまなタイプがありますが、今手に入るものの中でおすすめのものをピックアップ。人気ショップやブランドとの別注も多いので、そんな限定アイテムも合わせてご紹介します。
アイテム1
ボードシャツ
『ペンドルトン』のアイテムの中でも、根強い人気を誇るのがお馴染みのボードシャツ。発売以来変わらない、上質なウール素材やタックアウトしやすいシルエット、着こなしのアクセントになるフラップポケットなどは健在! 特に今っぽい表情を出すならこんなブルーグレートーンのチェック柄がおすすめ。ほっこり感のある着こなしが増える秋冬に、爽やかさとどことなくクールな印象を漂わせてくれます。
アイテム2
ウエスタンシャツ
コットン素材でさらりとした着心地と、スリムフィットのシルエットで重ね着に最適な1枚です。ショルダーヨークやマーブルカラーのスナップボタン、さらに両胸のフラップポケットなど、ウエスタンシャツならではのディテールが魅力。赤ベースのチェック柄なら、着こなしの挿し色アイテムとしても活躍間違いなしです。
アイテム3
クラシックトレイルシャツ
上質なピュアバージンウール素材に、きめ細かく滑らかなウルトラスエード素材のエルボーパッチをあしらった、クラシカルなトレイルシャツ。台襟付きのドレスカラーやマーブルボタン、そしてペンスロット付きのポケットなど、細部までこだわったデザインがおしゃれ心をくすぐります。
アイテム4
ロッジシャツ
こちらも上質なバージンウールを採用。しっかりとした生地感で着心地の良さはお墨付きです。やや長めのラウンドした裾と、柄合わせされたパッチポケットという正統派のシャツデザイン。こちらのブラックウォッチと呼ばれるオーセンティックなチェック柄は、シックにも男らしくも着られる色合いで、幅広く着回せること間違いありません。
アイテム5
『ティーケー タケオキクチ』別注シャツジャケット
ミリタリーテイストの強いCPOシャツジャケットを、『ペンドルトン』のシャギーチェック柄でカジュアルに仕上げた1枚。程良く厚みのあるコットン素材を使い、インナーとしても、軽めのアウターとしても活用できる逸品です。ややオーバーサイズのボックスシルエットで、今年らしいトレンド感も演出。
アイテム6
『グリーンレーベル リラクシング』別注ボードシャツ
『ペンドルトン』オリジナルのチェック柄ボードシャツをベースに、色と素材を変更した『グリーンレーベル リラクシング』別注品です。カラーはこちらのロイヤルブルーに加えてネイビー、ダークグレーの3色展開。落ち着いた配色で大人っぽく着られます。
アイテム7
『フリークス ストア』 別注Wフェイスチェックシャツ
コンパクトな着丈のボックスシルエットとシックなチェック柄が目を引くシャツは、『フリークスストア』別注の限定モデル。やや肉厚なコットンを微起毛のWフェイス素材に仕上げているため、こなれ感のある独特の風合いが楽しめます。オリジナルからヨークやカフ部分にタックを増やしたデザインもポイント。軽めの羽織りとしても活躍します。
アイテム8
『417エディフィス』 別注コットンシャギーCPO
『417エディフィス』が別注をかけた1枚は、ワイドなボディと、着丈をやや短くした旬なシルエットがポイント。落ち着いた配色できれいめなスタイルにもマッチします。チェック柄のバリエーションは全3パターン。それぞれ異なる表情が楽しめます。
『ペンドルトン』のシャツの気になるサイズや洗濯のこと
『ペンドルトン』のシャツをいざ購入しようとしても、「アメリカブランドだけにサイズが大きいのでは?」、「普通に洗濯できる?」など、気になることがいろいろありますよね。そんな疑問をここで解決します!
疑問1
日本人に合うサイズはある?
『ペンドルトン』のシャツには、日本人用に修正されたジャパンフィットがあります。アメリカオリジナルのものや古着のものは身頃やアームが大きめなので、通常着る場合はこちらを選ぶのがおすすめ。あえてビッグサイズで着たい場合や、アウターとして着る場合は、アメリカサイズを選ぶのもありです。
疑問2
ウール素材のシャツって自分で洗濯できる?
上質なウール素材を使っていると聞くと洗濯が大変そうなイメージがありますよね。ですが『ペンドルトン』のウールシャツは洗濯できるものが大半。とはいえ、必ず洗濯表示を確認してから行うようにしましょう。おすすめはドライクリーニング、もしくは手洗いです。ただしウールの特性として洗うと縮むというのは当然なので、あらかじめ少し大きめサイズを購入しておくのも手ですよ。ウールは熱に弱いので高温で乾燥機をかけるとさらに縮むのでご注意を。

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