MA-1が代名詞。米国空軍も認めたアヴィレックスの魅力とおすすめ17選

MA-1が代名詞。米国空軍も認めたアヴィレックスの魅力とおすすめ17選

米空軍が正式採用する『アヴィレックス』のフライトジャケット。高度1万メートルを超える極寒の空中で過酷な任務を全うするための機能とディテールは街着としても人気。

那珂川廣太

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2019.11.19

アメリカ空軍へのサプライヤーとして誕生した『アヴィレックス』

アメリカ空軍へのサプライヤーとして誕生した『アヴィレックス』

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1975年にアメリカ空軍に装備を納入するコンストラクターとして発足した『アヴィレックス』。アメリカの軍装品はいずれも素材から縫製の仕様まで事細かに規定されたミルスペックに基づいて生産されていますが、特に戦闘機乗りのためのフライトジャケットは当時機体に与圧装置が施されなかったこともあって、防寒性と機能性に厳しい条件が課せられていました。その条件をクリアしつつ、軍が要求する生産数をクリアできたのが『アヴィレックス』だったのです。

看板アイテム、フライトジャケットで読み解く『アヴィレックス』の魅力

高度1万メートル超という過酷な環境を耐え抜き任務を全うする着用者のために、フライトジャケットには独特のディテールが盛り込まれています。ここでは必要性に裏打ちされたオリジナリティ溢れるポイントを紹介します。

ポイント1

リバーシブル仕様のエマージェンシーオレンジ

リバーシブル仕様のエマージェンシーオレンジ

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MA-1をはじめとしたフライトジャケットのインナーには“エマージェンシーオレンジ”と呼ばれるビビッドな橙色の生地が使用されています。これは戦闘機が墜落して緊急脱出したときに裏返して着用し、目立つことで救助されやすくするためのもの。裏返したときにもポケットが使えるようにリバーシブル仕様になっており、タウンユースであえてひっくり返して着て遊ぶことも可能です。

ポイント2

パイロットの命を守るブラッドチット

パイロットの命を守るブラッドチット

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朝鮮戦争で実際に使用されたA-2やG-1などのヴィンテージレザージャケットには、ブラッドチットと呼ばれる布が付属していることがあります。これは墜落したときに他国の友軍に自分の所属を知らせるためのもので、多言語で着用者がアメリカ軍の軍人であることが書き込まれています。『アヴィレックス』のレプリカモデルでも、ブラッドチットをモチーフにしたデザインが施されているものが存在しています。

ポイント3

士気を上げるウォーアート

士気を上げるウォーアート

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ヴィンテージのフライトジャケットでは、部隊を表すマスコットキャラクターやピンナップガール、撃墜数などをペンキで落書きしたものも見受けられます。戦闘機に施される場合はノーズアート、フライトジャケットに施される場合はウォーアートと呼ばれ、本来は軍の支給品に落書きするのはもってのほかの行為ですが、士気にかかわるため黙認されていたよう。『アヴィレックス』ではこちらも正確に再現しています。

『アヴィレックス』のフライトジャケット、今おすすめしたい厳選9アイテム

ここ数年でレディースから火が着き、メンズにも人気が波及したフライトジャケット。本命のMA-1を中心に、ロングタイプからレザーものまでご紹介します。

▼バリエーションが豊富に揃うブランドの代名詞、MA-1

ブランド定番のMA-1では軍に支給されてきたものを正確に再現したアイテムから、タウンユースを想定してカラーやシルエットを変更したもの、さらには軍の部隊をイメージして新たに作り上げたものまで、さまざまなバリエーションが存在します。定番モデルゆえに奥深いのがMA-1。じっくりと選び抜き、自分だけの1着を見つけてください。

アイテム1

MA-1 コマーシャル

MA-1 コマーシャル

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50年代中期から約30年にわたってアメリカ空軍で使用されてきたMA-1の中でも、もっとも象徴的な存在である60年代のモデルを再現した民生用ジャケット。エマージェンシーオレンジのライニングとフラップ付きポケットを採用し、フライトジャケットの定番にして完成系といえる1着です。

アイテム2

MA-1 コマーシャル ロゴ

MA-1 コマーシャル ロゴ

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上でご紹介した1着のアレンジモデル。オーセンティックなデザインはそのままに、背面へブランド名のワッペンをセットして存在感のあるバックスタイルを実現。シンプルなアイテムばかりでまとまりがちな大人コーデに、ひとさじのスパイスを添えてくれる仕上がりとなっています。

アイテム3

MA-1 X-15

MA-1 X-15

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スペースシャトル開発に貢献した世界最速記録を持つ極超音速飛行実験機であるX-15の機体をイメージソースに、モノトーンの刺繍やパッチを施した1着。表地にはポリエステルグログランを使用し、胸元にはX-15の飛行実験が行われたエドワーズ空軍基地のワッペンが施されています。

アイテム4

MA-1 タイガーシャーク

MA-1 タイガーシャーク

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「タイガーシャーク」の愛称を持つ、第75戦闘飛行隊をモチーフにしたMA-1。ボディやワッペンまでブラックで仕上げられていますが、リブのみにブラウンを採用したことで洒脱なアクセントに。中綿には保温性に優れるサーモライト、ファスナーにはビスロンを採用することで良好な使い勝手を実現しています。

アイテム5

ボア MA-1

ボア MA-1

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スタンダードなMA-1のシルエットをベースに軽量なボア素材を採用。ライニングに暴風シートをボンディングすることで軽快な着心地と防寒性を両立しました。着丈が短く膨らみのあるMA-1のシルエットはボア素材との相性も良好で、ユニセックスで着用が可能です。

MA-1のすべて。今買いのブランドと真似したいコーデ術

ウェア・コーデ

MA-1のすべて。今買いのブランドと真似したいコーデ術

男の鉄板アウターとして定着したMA-1。アイテム自体はプレーンなタイプを選ぶのがセオリーですが、ディテールや選び方、コーデ術はアップデートしていきましょう。

山崎 サトシ

2020.10.27

男の定番服。MA-1をおしゃれに着こなすための基本ルール

ウェア・コーデ

男の定番服。MA-1をおしゃれに着こなすための基本ルール

数あるミリタリージャケットの中でも人気のMA-1。とはいえ、誰もが持つ定番服のため、着こなしの差別化にはコツが必要です。センス良く装うためのルール、お届けします。

山崎 サトシ

2019.03.19

▼MA-1以外にも名作揃いのフライトジャケット

75年にMA-1の製造からその歴史がスタートした『アヴィレックス』ですが、その前身は1937年のエアロ・レザー社まで遡ります。現在ではその生産設備と歴史を活用して第二次大戦期に作られていたフライトジャケットのリプロダクションも行っており、そのクオリティの高さには定評があります。

アイテム6

ゴートG-1ジャケット CVA-41

ゴートG-1ジャケット CVA-41

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40年代から50年代にかけてアメリカ海軍のパイロットが着用した山羊革製のG-1ジャケットを再現。ムートンボアの襟とチンストラップで首元の防寒性を確保しつつ、アクションプリーツが施された背中には空母ミッドウェーのウォーアートが大胆にプリントされています。

アイテム7

N-3B ヴィンテージ

N-3B ヴィンテージ

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第二次大戦中に極寒地飛行用として開発されたナイロンフライトジャケットを再現。実際には狭い操縦席での着用には向かなかったため、地上の勤務の兵士たちが屋外作業を行うときに着用されていたそう。こちらはボタンの素材からファスナーのメーカーまでN-3Bを正確に再現しています。

アイテム8

N-2B コマーシャル

N-2B コマーシャル

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先程のN-3Bの着丈を改良し、MA-1と同じくショートレングスに仕上げることで操縦席での着用を可能にしたN2-B。N3-Bと同じく、飛行中に目立つという理由からエアフォースブルーからセージグリーンへと変更された頃のモデルで、民生用として再現されているため、タウンユース向けとしてオリジナルよりもややタイトめにアップデートされています。

アイテム9

ヴィンテージ B-15C

ヴィンテージ B-15C

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MA-1の前身ともいえるフライトジャケットB-15。タブの形状変更などディテールチェンジを経てエアフォースブルーのナイロン素材を採用したCモデルを正確に再現。ちなみにマリリンモンローが軍の慰問の際に羽織っていたことでも知られ、個体数が少ないためヴィンテージ市場でも高値を誇っています。

適応温度別に分類。ミリタリーフライトジャケット13選

ウェア・コーデ

適応温度別に分類。ミリタリーフライトジャケット13選

ミリタリーフライトジャケットは使用する環境に応じて防寒性能が決められています。それを基準に選べば、季節や用途に応じた最適な1着を手に入れることができるはず。

髙須賀 哲

2020.12.10

『アヴィレックス』はそれだけじゃない。その他の人気アイテムも見逃せない

アイテム10

N-1 プレーン デッキジャケット

N-1 プレーン デッキジャケット

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アメリカ海軍隊員が甲板作業時に着用していたN-1デッキジャケットを、分厚いコットン素材やリアルムートンを用いてアップデート。着丈やシルエットもタウンユース用にタイトめに仕上げられているため、抜群の防寒性や耐久性を誇るデイリーヘビーアウターとして活用できます。

アイテム11

ベーシック M-65ジャケット

ベーシック M-65ジャケット

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1965年からアメリカ陸軍に採用されたM-65フィールドジャケット。オリジナルではコットンナイロンが使用されていますが、『アヴィレックス』ではタウンユースを考慮してM-51の初期モデルと同様に厚手のコットンサテンを裏使いし、ストーンウォッシュによって経年変化を演出しています。

アイテム12

ミリタリーファンクション ダウンフーディ

ミリタリーファンクション ダウンフーディ

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現在も軍に装備品を納入する『アヴィレックス』が、その技術を生かして作り上げたダウンフーディ。高密度のT/Cタスランをシェルに使用し、裏地にも高密度のナイロンリップストップを採用。ダウン80%を中綿に使用しているため、高い防寒性を備えています。

アイテム13

ビッグロゴ ヴァーシティーアノラック

ビッグロゴ ヴァーシティーアノラック

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2.5層のポリエステル素材を使用した“TAKE IVY”なカレッジテイスト溢れるアノラックに、『アヴィレックス』らしいミリタリーテイストをプラス。背中のビッグロゴや両肩や袖に施されたプリントによりストリート感も感じる迫力の1着に仕上がっています。

アイテム14

スリーブ ジップ ダウンジャケット

スリーブ ジップ ダウンジャケット

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中綿にダウン80%、フェザー20%を使用し、ダウンの吹き出しが少ないナイロンタフタをシェルに採用。グラフィックとリフレクターを背中に施すことで『アヴィレックス』らしいインパクトをプラスしています。袖のナイロンテープ内のファスナーを開けばナイロンメッシュのマチが付いており、ベンチレーションとして活用可能。

アイテム15

『アヴィレックス』×『ロアーガンズ』 別注 モッズコート

『アヴィレックス』×『ロアーガンズ』 別注 モッズコート

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『アヴィレックス』のモッズコートをベースに、セレクトショップの『ロイヤルフラッシュ』が『ロアーガンズ』に別注した限定アイテム。手書き風のフォントをスタッズで表現した袖の“LOVE&PEACE”、コーディングデニムのうえにスタッズワークで表現した背中の二丁拳銃など、『ロアーガンズ』らしい世界観が盛り込まれています。

アイテム16

デイリー スウェットプルパーカー ロゴ

デイリー スウェットプルパーカー ロゴ

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アーチ状にブランドロゴを大胆に施した、プルオーバーパーカー。肉厚のスウェット地にカンガルーポケットを採用したスタンダードなデザインのため、カレッジなスポーツMIXにもカジュアルなミリタリーコーデにも役立つアメカジの定番として活用できます。

アイテム17

コットンリップストップ ファティーグパンツ

コットンリップストップ ファティーグパンツ

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ミリタリーウェアで定番のコットンリップストップ素材を使用し、60年代の米軍のジャングルファティーグパンツをイメージソースに仕立てたカーゴパンツ。軽くて耐久性に優れた素材でルーズシルエットに仕上げてあるため、春夏はもちろん、インナーを重ねればオールシーズン活躍してくれます。

MA-1と言えば。アルファインダストリーズの代表作を着こなす

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今季も相変わらず人気のMA-1ですが、選ぶならやはりその道の名門ブランドが正解。米軍への納品実績も豊富な『アルファ インダストリーズ』なら選択肢として間違いなし!

山崎 サトシ

2019.10.17

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遠藤 匠

2021.01.18

那珂川廣太

アメカジ&アメトラを中心にラギッドな視点で解説

那珂川廣太
バイク専門誌と男性向けライフスタイル誌で編集を約8年務めたのちに独立。ファッションはアメリカンカジュアルからトラッドまで幅広く執筆を行い、特にブーツやレザー、ジーンズ、古着など男臭いアイテムの知識が豊富。また乗り物やインテリア、フードまでライフスタイル全般にわたって「ラギッド」を切り口に執筆する。
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