パタゴニアの名作、レトロXはどう着こなす? 今どきコーデを作る7大法則

パタゴニアの名作、レトロXはどう着こなす? 今どきコーデを作る7大法則

90s調のルックスがトレンドにマッチする『パタゴニア』の「クラシック・レトロX」。ただし着こなしは古臭くならないようご注意を。今どきに着こなす7つの法則、教えます。

2022.11.07
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今のフリース人気をけん引する『パタゴニア』の「クラシック・レトロX」とは

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BETTER DAYS/ベターデイズ

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年々高まるフリース人気。なかでも圧倒的な人気を誇っているのが『パタゴニア』の「レトロX」です。なぜこれほどまでに支持を集めているのか? それは何を隠そう、『パタゴニア』がフリースの生みの親だから。つまり「レトロX」はすべてのフリースの原点のような存在なのです。現在は「クラシック・レトロX・ジャケット」と「クラシック・レトロX・ベスト」の2型がラインアップ。いずれも手にしておいて間違いのない正真正銘のマスターピースといえるでしょう。

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コーデの印象を左右する「レトロX」のサイズ選びについて

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WEAR

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身長170cmでMサイズを着用

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コーデの印象を左右する「レトロX」のサイズ選びについて 2枚目の画像

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身長170cmでLサイズを着用

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同じフリースジャケットでも、サイズ感が違えば着こなしの印象がガラリと変わるものです。上の2枚の写真は、いずれも同じ身長170cmでの着用例。正統派、あるいはちょっときれいめに着こなしたいなら写真1枚目のようにジャストなサイズを。一方、トレンド感重視で今っぽく仕上げたいなら写真2枚目のようにやや大きめを選ぶのがポイントです。ちょっとしたことですが、この違いがとても重要。どちらが自分の理想のスタイルか、しっかり見極めることが大切です。

コーデはどうする? 「レトロX」をおしゃれに着こなす7つの法則

さて、そんな前提を踏まえつつ「レトロX」をおしゃれに着こなしている人たちを見てみると……なるほど、今っぽく着こなすためにはいくつかのルールがあることがわかります。きっと自分にフィットするスタイルがあるはずなので、気になった着こなしからぜひトライを!

▼法則1:パーカーとのレイヤードで90sテイストを強調

90年代に一世を風靡したストリートテイストの着こなしがトレンドとなっている今は、パーカーとの重ね着がかなり熱いんです。しかも、挿し色を効かせながらコーディネートすれば旬度はさらに上昇。パーカーのひもは結んでおくというのも洒落感アップのポイントです。

コーデ1

まさに90sリバイバルのお手本的な着こなし

まさに90sリバイバルのお手本的な着こなし

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パーカーにロゴキャップ、ダメージジーンズに『ヴァンズ』のスニーカーと、まさに90sトレンドど真ん中の着こなし。トップスにボリュームがある分、ボトムスはすっきりとモダンなシルエットで。上下でメリハリをつけることにより、ただのリバイバルではない着こなしに仕上がっています。

コーデ2

今っぽいオーバーサイズと色合わせがいい!

今っぽいオーバーサイズと色合わせがいい!

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全体的にオーバーサイズにすることで、90sテイストを今っぽくアップデート。潔くパープルとブラックでまとめた着こなしは個性的で、王道の「レトロX」を自分のものとして巧みに昇華しています。パープルではなく、ベージュやグレーなどでアレンジすれば真似しやすそう。

▼法則2:色落ちしたライトブルーのジーンズとも相性抜群

ジーンズを合わせるならば、ヒゲやアタリが強く出た武骨なものよりも、今は全体的に淡く色落ちしたタイプを選ぶのがおすすめ。抜け感のあるライトブルーの色味のおかげでフリース特有の野暮ったさが払拭されて、今っぽさがアピールできます。

コーデ3

ブルー+イエローという相性抜群の色合わせ

ブルー+イエローという相性抜群の色合わせ

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「レトロX」の挿し色のイエローと淡いブルージーンズのマッチングが洒脱な着こなし。さらにインナーに合わせたトレーナーにもイエローを挿し込んでいるところがお見事です。余計な色は混ぜないように、ハットとスニーカーもブルー系で統一。

コーデ4

ベージュとブルーでまとめてニュアンスを創出

ベージュとブルーでまとめてニュアンスを創出

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こちらはトーン違いのブルーとベージュでまとめた着こなし。テーパードジーンズを大胆にロールアップして、スニーカーとの間にビビッドなブルーのソックスを効かせているところが、このコーデ最大のポイント。着こなしにニュアンスが生まれて印象がグッと引き締まります。

▼法則3:全身をモノトーンでまとめて都会的ムードに

オーセンティックなアウトドアウェアである「レトロX」をあくまでモダンに着こなしたいなら、潔くモノトーンでまとめるのが一番の近道。足元をレザーシューズにすると、さらにシックさを強調できます。

コーデ5

細身のシルエットでシャープさを強調

細身のシルエットでシャープさを強調

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都会的なモノトーンコーデをさらにシャープに引き締めたいなら、こんな風にスキニーシルエットのパンツを合わせるのがおすすめ。インナーやソックスでさりげなく白を取り入れることでメリハリを演出。着こなしの単調さを見事に回避しています。

コーデ6

全身黒でもフリースなら抜け感が生まれる!

全身黒でもフリースなら抜け感が生まれる!

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こちらはゆったりとしたスラックスにニットをパンツのウェストにイン。まるでクラシックなセットアップスタイルのような着こなしに、フリースジャケットを合わせるというハイブリッド感がおしゃれです。ベルトをブラウンにしてワンポイントを作るテクニックもぜひ参考にしたいところ。

▼法則4:ワイドシルエットのボトムスで旬なリラックス感を演出

ワイドパンツを合わせるというのも、トレンド感のある着こなしを手に入れるには効果的。ただし極端に太いものは武骨に偏ってしまうのでNG。意識したいのは、あくまで大人の余裕が漂う、上品なリラックス感です。

コーデ7

ヘリンボーンのパンツのクラシックさがマッチ

ヘリンボーンのパンツのクラシックさがマッチ

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フリースの元祖である「レトロX」に、ヘリンボーン柄のワイドパンツをコーディネート。“クラシック”という共通点をマッチングさせると上手くまとまるというお手本です。野暮ったくならないようパンツはクロップド丈で。足元は革靴で上品にまとめるとなお良しです。

コーデ8

全身のトーンを統一すると馴染みやすい

全身のトーンを統一すると馴染みやすい

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ワイドパンツを野暮ったくならないようスマートに着こなす最善策が、全身の色味を統一すること。つまりミニマルにまとめることで印象をシャープにすることができるというわけです。ここでもパンツはクロップド丈で抜け感を意識して。

▼法則5:タートルネックインナーとのマッチングで大人っぽく

着こなしで大人っぽさを重視したいなら、インナーにタートルネックものを投入するのが断然おすすめ。ニット素材を合わせるのも悪くないですが、ともすると上半身が重たくなってしまうことも。コーデをすっきり仕上げるには、タートルネックのカットソーかスエットを合わせるのがベターです。

コーデ9

ブラックとバーガンディという大人の色合わせ

ブラックとバーガンディという大人の色合わせ

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メインカラーをブラックに据えつつ、インナーでバーガンディを組み合わせるという大人の配色がポイント。その大人っぽさをさらに後押ししているのが白のタートルネックカットソーです。ホワイトというカラーチョイスも絶妙。着こなしに一気に抜け感が生まれます。

コーデ10

爽やかなだけじゃないのは、ハイネックの大人っぽさのおかげ

爽やかなだけじゃないのは、ハイネックの大人っぽさのおかげ

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ニュートラルカラーのフリースに合わせて足元もニュートラルカラーの1足をチョイス。ジーンズも淡いブルーという爽やかな着こなしですが、タートルネックのカットソーを重ねることでグッと大人っぽいバランスに。幅広のロールアップ具合もこなれたセンスを感じさせます。

▼法則6:「レトロX」のアクセントカラーを拾ってリンクさせる

色を拾ってリンクさせるというのはコーディネートをおしゃれに見せる常套手段。「レトロX」の場合は、その象徴的なポケットのカラーを拾ってリンクさせるのがおすすめ。それだけでワンランク上のセンスがアピールできます。

コーデ11

まずはパンツと合わせるのがセオリー

まずはパンツと合わせるのがセオリー

WEAR

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初心者でも実践しやすいのがパンツとの色合わせ。コーディネートがまとまりやすいので、簡単に洒落感をアピールすることができます。インナーは深い色でジャケットを際立たせつつ、さりげなくバッグもポケットの色に近いアースカラーにしているのもGOOD。

コーデ12

ハットとインナーで色を拾う上級テクニック

ハットとインナーで色を拾う上級テクニック

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色を拾うのは1か所に限ったことではありません。例えばこの着こなしのようにポケットのネイビーを、バケットハットとインナーで拾うというのも非常に有効です。しかも同時にデニムのブルーでリンクさせている点にも要注目。まさに色使い上級者の巧みな着こなしです。

▼法則7:温かみのある素材を重ねてウォーム感をさらに上乗せ

冬本番なら、フリースにさらに温かみのある素材を合わせて思い切りウォーム感を楽しんでみるのも1つの手。明日からすぐに真似できる2つの代表的なアイデアをご紹介します。

コーデ13

フリースonフリースという新発想

フリースonフリースという新発想

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フリースジャケットのインナーにさらにフリースを重ねるという目からウロコのテクニック。しかもパンツはコーデュロイ素材で、まさにウォーム感を楽しんだ着こなしです。それでいて野暮ったく見えないのは、上下で色のトーンを合わせているから。

コーデ14

三大ウォーム素材、フリース×フランネル×コーデュロイ

三大ウォーム素材、フリース×フランネル×コーデュロイ

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ブラウンを基調としたコーディネートは、フリースジャケットにフランネルシャツ、コーデュロイパンツと、色味だけでなく素材感も温か。シャツとスニーカーでさりげなくブルーをリンクさせているのも、全体をバランスよくまとめる秘訣です。

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