
ユニクロのインナーダウンは買って損なし。おしゃれに重ね着を楽しもう
今や持っていて当たり前ともいえる『ユニクロ』のインナーダウン。その魅力を再確認しつつ、おしゃれに着こなすための法則をご紹介します。思う存分、着回しましょう!
『ユニクロ』のインナーダウンはコスパも使い勝手も別格
改めて説明するまでもありませんが、『ユニクロ』の「ウルトラライトダウン」シリーズはインナーダウンとして多くの人に支持されています。『ユニクロ』ということで、コストパフォーマンスはもちろん圧巻。他の『ユニクロ』の定番品と同じく、シンプルなデザインで着回しやすいのも大きな魅力です。
加えて、機能面も優秀です。640フィルパワーのダウンを封入した「ウルトラライトダウン」は薄くても暖かく、不要なときは小さくたためるパッカブル仕様で、さらに耐久撥水加工によって雨にも強い仕上がりになっています。しかも、「ウルトラライトダウンコンパクト」のベストとジャケットは、ネックラインをクルーネックからVネックにアレンジして2WAYで着用できるよう進化。加えて、今季から質感がマットになって見た目の品格もアップしています。このように『ユニクロ』のインナーダウンはカラバリを揃えたくなるほどの完成度なので、活用しない手はありません!
『ユニクロ』のインナーダウンをおしゃれに着こなすための5つのルール
そんな『ユニクロ』のインナーダウンは多くの人が持っている定番アイテムであるがゆえに、実際どう着こなすのかが重要なポイント。そこで今回は、ファッション感度が高い人のコーディネートを徹底分析し、おしゃれに着こなすためのルールを5つ抽出しました。以下を参考にして『ユニクロ』のインナーダウンをヘビーローテーションで活用してください!
▼ルール1:チェスターコートに重ねて大人っぽく格上げ
インナーダウンに上品なコートを重ねて大人っぽく仕上げるのは定石。フォーマル度の高いロング丈のコートは、品格を高めるのに最適です。特にチェスターコートはV字に開いた胸元から寒気が入りやすいため、インナーダウンを組み合わせて保温性を補完するのがおすすめ。チェスターコート+インナーダウンという相思相愛のアイテムで築いたコーディネートの好サンプルを紹介します。
コーデ1
ブラック中心のカラーリングでクールに着こなした好例
ブーツ以外をすべて『ユニクロ』のアイテムで構築したコーディネートは、クールで上品な印象。その理由は、黒いアイテムを中心に選んで落ち着いたムードを演出しているから。コートとインナーダウンの素材感が異なっているため、オールブラックでも立体的で表情のあるスタイリングに仕上がっています。
コーデ2
コートスタイルの引き締め役としてインナーダウンを活用
アイテム自体は大人っぽいものばかりですが、色柄がカジュアル。チェスターコートはライトブラウン、パンツは明るめのグレンチェックということで、ややくだけた印象を与えますが、インナーダウンをブラックにすることでさりげなく引き締めているのが巧妙です。
コーデ3
チェスターコート×Vネックのインナーダウンは、ビジネスでも使用可能
チェスターコートはスーツスタイルで用いる定番アウターでもあります。また最近ではビジネススタイルでインナーダウンを活用する人も増えてきました。つまり、チェスターコート+インナーダウンはビジネスシーンでも重宝するセットというわけです。スーツのうえにダウンジャケットを重ねるよりも品格を保つことができるので、ぜひ活用してみてください。なお、「ウルトラライトダウンコンパクト」をVネック仕様にして着用すれば、ネクタイを締めても好バランスに決まります。
▼ルール2:ステンカラーコートでさりげなく落ち着かせるのが主流
おしゃれ感度の高い大人がインナーダウンの相棒としてもっとも多用しているのがステンカラーコートです。フロントが大きく開き過ぎないため、インナーダウンはチラ見え程度。その見え過ぎないバランスが好まれているようです。実例を見ながら解説しましょう。
コーデ4
縦のラインが生まれる特徴を生かしたクールなスタイリング
全身をダークトーンでまとめて落ち着いた印象を生み出したコーディネートです。ステンカラーコートの縦長な隙間からインナーダウンが覗くことで体のラインが左右に分断され、縦のラインが強調されています。引き締まって見える「ダークカラー」と、縦長に見える「錯視」の相乗効果によってスタイリッシュでモードな雰囲気を構築した好例です。
コーデ5
トラッドなムードのスタイルをインナーダウンでアップデート
コートは『ジーユー』、ダウンベストとニットは『ユニクロ』。かなりのコスパの高いコーディネートですが、全体的にトラッドなムードで品良くまとめているのが巧妙です。そんな中で、スポーティなインナーダウンを覗かせることにより今っぽくアレンジしているのも見事!
コーデ6
レイヤードを楽しみながら保温性をプラスした上級者コーデ
シンプルに見えますが、実は計算されたレイヤードが圧巻。タートルネックのカットソー、スウェットパーカー、インナーダウン、ステンカラーコートと、4枚の重ね着で保温性と個性をプラスしています。スポーティなアイテムを中心にしつつ、タートルネックとシンプルなコートで上品に仕上げたバランスも絶妙。全身をネイビー×ホワイトの配色にまとめて爽やかさを演出しているのも見逃せないテクニックです。
▼ルール3:テーラードジャケットで大人なカジュアルスタイルを構築
汎用性が高くて上品なアウターといえば、テーラードジャケット。その中にインナーダウンを組み込むコーディネートも今、支持を得ています。ユニクロの『ウルトラライトダウンコンパクト』は中綿入りなのに薄い作りなので、テーラードジャケットの中に着てもかさばらないので大いに活用しましょう。
コーデ7
定番アイテム中心の装いをインナーダウンでモダナイズ
時代やトレンドを超越し、いつでも参考になるスタイリング。白いシャツ、無地のテーラードジャケット、色落ちの少ないジーンズと、使っているアイテムはベーシックなものばかりですが、そこにインナーダウンを組み込むことで保温性と鮮度を追加しています。定番アイテムが中心だからこそ、大人な落ち着き感がにじみ出ています。
コーデ8
インナーダウンベストを着こなしの格上げに活用
スーツスタイルやジャケットスタイルをクラスアップすることができるジレやベスト。その役割をインナーダウンベストに課した上級者の着こなしです。チェック柄のシャツにドット柄の蝶ネクタイを合わせると騒がしいVゾーンになりがちですが、黒いインナーダウンで柄の面積を削ってさりげなく落ち着かせたテクニックに脱帽です。いわゆる“シティボーイ”なアメトラ調のスタイルは、大人だからこそハマります。
コーデ9
セットアップのアクセントにもインナーダウンが適役
トラッド調のカジュアルなセットアップをメインにしたスタイリングです。インナーにナイロン製のダウンベストを挿し込むことで、スポーティなテイストをMIXした着こなしはすぐにでも真似したいもの。タートルネックのカットソーとスニーカーを明るいトーンにすることで、軽妙なイメージに仕上げているのもポイントです。ソックスのさりげないスパイスカラーも効いています。
▼ルール4:ショート丈アウターを使って軽快だけど暖かい装いに
軽やかでアクティブなコーディネートが好きなら、ショート丈アウター+インナーダウンのセットを活用するのがおすすめ。見た目は軽快なのに、実はインナーダウンで保温を確保している着こなしは、新鮮な印象と実用性を併せ持っています。インナーダウンを脱いでの温度調整もしやすいため、季節の変わり目に重宝します。
コーデ10
Gジャンを使った大人なレイヤードスタイルの理想形
丈が短いGジャンは重ね着が楽しみやすいアイテム。インナーダウンを挿し込んでレイヤードスタイルを築くこともできます。このコーディネートでは、シャツを使って大人なムードも加味。シャツ&Gジャンをブルー系のカラーで揃えて爽やかな印象を生み出しつつ、インナーダウン&スニーカーを黒にしてさりげなく引き締めています。
コーデ11
注目度が高まっているボアブルゾンとのコンビで旬度アップ!
人気が続いている90年代テイストを感じさせるアイテムの1つとして、ボアブルゾンが注目されています。見るからに暖かそうですが、インナーダウンを組み合わせるとさらに防寒性がアップ。凹凸感のあるボアとフラットなナイロン生地とのコントラストが新鮮味も振りまいてくれます。この着こなしでは、『バーバリー』のチェックシャツで大人なトラッド感もブレンド。
コーデ12
ショート丈のコートとカラーリングで軽快感を演出したお手本
ピーコートなどの短丈コートを用いつつ軽やかに仕上げるコーディネートもおすすめ。この実例ではコートとインナーダウンを同系色で一体化しつつ、他のアイテムを明るいトーンで揃えて軽快なイメージを打ち出しています。具体的には、ライトグレーのニットとライトブルーのジーンズが軽やかな印象を醸しています。
▼ルール5:インナーダウンをアウターとして活用するのも好手
その名の通り、インナーダウンはインナーとして着用するのが本来の使い方ですが、撥水加工が施されているものも多くアウターとしても優秀なアイテムです。もちろん、軽くて暖かいので着心地も抜群。アウターとしても使えれば、コーディネートの幅が倍増します!
コーデ13
ライトアウターとしてインナーダウンを使った着こなしの基本形
インナーダウンはインナーとして着るためにジャストなサイズ感になっています。そのため、アウターとして着用する際はフロントを留めずに羽織るのが基本。シャツなどの上品なインナーを合わせると大人っぽく仕上がります。ボトムスはスリムなパンツを選んで全体としてスッキリまとめるのがおすすめです。
コーデ14
カジュアルな見えがちなパーカーとのセットはひとヒネリ
サイズ感に問題がなければ、インナーダウンとスウェットパーカーは相性が抜群。両アイテムともスポーティなテイストが共通していて、難なく馴染むからです。カジュアルになりがちなのが難点ですが、この着こなしではパーカーの中にシャツをプラスすることで大人な雰囲気をキープ。ジーンズもスリムなジョガータイプを選んで足首周りをスッキリした印象にまとめています。
コーデ15
モノトーンの配色とハイネックでクールなイメージを醸成
大人なイメージが演出できるタートルネックのカットソーを選んでいるのが最大のポイント。さらに、ベルトを含めたすべてのアイテムをモノトーンでまとめ、クールで落ち着きのあるコーディネートに仕上げています。ブラックではないグレーのインナーダウンを選ぶことで、画一的でない洒脱な印象を打ち出すことに成功しています。

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