
ニット帽選びはまずカーハートから。大人に最適な被り方とおすすめ8品
シンプルな中にロゴのアクセントが効いた『カーハート』のニット帽は、時代を超越した定番品。その魅力を掘り下げつつ、タイプ別の被り方とおすすめをご紹介します。
その人気、圧倒的。ニット帽の代名詞的存在である『カーハート』
『カーハート』は1889年に誕生したアメリカの老舗ワークウェアブランド。ブラウンダック地のカバーオールに象徴されるような耐久性と着心地に優れたプロダクトを多数手掛け、労働者たちから高い支持を得てきました。90年代になると、タフでコスパ性の高い『カーハート』のアイテムはストリートシーンでも愛用され始め、ワークウェアのジャンルを超越したブランドとして人気を博すことに。なかでも『カーハート』のアイコンである「Cロゴ」を配したニット帽は、当時のファッションを語るうえで欠かせないアイコンとして君臨。以来、ニット帽といえば『カーハート』といっても過言ではないほどの確固たる地位を確立しています。
現在では王道のアメカジからきれいめコーデのハズしまで、幅広い着こなしにおいて『カーハート』のニット帽が重宝されています。特にここ最近は90年代テイストの人気が続いているということもあり、ストリートスタイルでの活用を中心にますます愛用者は増加中です。定番でありながらさりげなく今っぽさがあり、どんなコーデにもハマる高い汎用性を持ったアイテム。これを活用しない手はありません。
『カーハート』のニット帽が定番として愛され続ける3つの理由
ここからはさらに掘り下げて、『カーハート』のニット帽が多くの人を虜にしている理由について見ていきましょう。まず前提としてあるのは、圧倒的なコストパフォーマンスの良さ。思わずバリエーション違いで揃えたくなる良心的なプライスであるうえに、さらに以下のポイントが加われば今の絶大な人気にも納得です。
理由1
シンプルでコーディネートしやすいデザイン
『カーハート』のニット帽はシンプルなデザインが基本。飾り気のないスタンダードなルックスなので、あらゆるコーディネートにマッチします。ニット帽というだけでカジュアルなイメージなので、シンプル過ぎるくらいのほうが大人なスタイリングには馴染みます。
理由2
さりげなくアピールするロゴの存在感が絶妙
シンプルなデザインがベースになっている『カーハート』のニット帽ですが、無個性というわけではありません。控えめに主張するロゴがさりげなく効いているのです。目立ち過ぎてはいないけど必ず目につく……そんな絶妙なバランスのワンポイントがあるからこそ、多くの人に支持されているのです。
理由3
カラバリが豊富なので、色選びで個性を発揮できる
ロゴが効いているものの、全体としてはシンプルな『カーハート』のニット帽。だからこそ、カラーで遊んでも大人が使える雰囲気をキープしてくれます。そんな特徴を存分に生かせるように、色のバリエーションが豊富! 例えば定番の「アクリル ウォッチ ハット」は現行で20種類以上のカラーが確認できます。
『カーハート』のニット帽は3タイプ。特徴から被り方までを徹底解説
スタンダードなデザインを基本としている『カーハート』のニット帽は、大まかに分けて3つのタイプが存在しています。そのタイプごとに特徴、おすすめの被り方、商品ラインアップをご紹介しますので、アイテムを選ぶ際の指針にしてください。
▼タイプ1:「折り返しあり」のニット帽
ニット帽でもっとも一般的なのが、フチの部分(=カフ)を折り返して被るタイプ。『カーハート』も、このタイプをもっとも多くリリースしています。被る人を選ばない汎用性が魅力なので、最初に手に入れるなら「折り返しあり」のタイプがイチ押しです。
「折り返しあり」のニット帽は、折り返した部分に自然なボリューム感が出て、誰でも似合いやすいのが長所。被り方も自由度が高く、どう被っても決まりやすいタイプですが、生え際が見えるくらい浅く被るのが最近の主流です。
アイテム1
アクリル ウォッチ ハット
『カーハート』の大定番といえるニット帽が「アクリル ウォッチ ハット」です。象徴的なスクエア型のタグが折り返し部分の中央に鎮座し、ブランドらしさをもっとも主張しています。前述の通りカラバリも圧倒的なので、ペールカラーやネオンカラーで個性を演出することも可能です。
アイテム2
チェイス ビーニー
大きな特徴はアイコンが刺繍で入れられているところ。折り返し部分の中央にゴールドのワンポイントが入っていて、クラシックな品格を感じさせる表情に仕上がっています。長過ぎず短過ぎないフォルムも人気の理由で、『カーハート』の中で特にユーティリティに使えるニット帽です。
アイテム3
ウッドサイド ハット
ロゴの位置が他とは大きく異なっているのがポイント。折り返し部分のフチにセットされているため、被ったときのバランスが独特です。そのロゴはサイドに配置されているため、正面から見た際にミニマルで大人なムードが漂います。ワッフル状のソフトな生地を使用しているため、着用感は快適。
アイテム4
ストラタスハットロー
シンプルでありながら、やや浅めの被りがポイントになった万能タイプのビーニーです。折り返しの端部分に配されたタグがアクセントになっています。アクリル素材のため、秋冬だけではなくオールシーズン活躍すること間違いありません。
▼タイプ2:「折り返しなし」のニット帽
シンプルな構造で頭に沿うようにフィットするのが「折り返しなし」のタイプ。頭の形が外からもわかりやすく、被る人をそれなりに選びますが、うまくハマればクールでスタイリッシュなイメージを強く打ち出せるのが魅力です。
折り返しのないタイプは少し浅めに被るのがおすすめ。生え際がギリギリ隠れるくらいのバランスがイチ押しです。また、深めにかぶり前髪を隠すことで頭との一体感が高まってコンパクトにまとまるので、スタイリッシュでクールな印象が向上。耳はすべて出さず、半分くらい隠れるように被るとニット帽が安定します。
アイテム5
アクリル ニット ハット
大定番の「アクリル ウォッチ ハット」から折り返しを省いたようなデザインのスタンダードなアイテム。四角いタグがアクセントとして効いていますが、クセがなく幅広いコーディネートに合わせることができます。
アイテム6
コンバーチブル ビーニー
基本形は折り返しのないニット帽ですが、実はカフを折り返しても使える2WAY仕様の便利な1品。折り返して着用する場合、タグは「ウッドサイド ハット」のような位置になります。3色のカラーブロックが目を引きますが、落ち着いたムードはキープしているので大人なコーディネートにもすんなり馴染みます。
▼タイプ3:ツバ付きのニット帽
『カーハート』では、フロントにツバが付いたバイザータイプのニット帽もラインアップされています。ツバが大きいほどベースボールキャップに近い印象になってカジュアル感が高まりますが、『カーハート』のものはツバが小さめ。他のニット帽に近いイメージで被ることが可能です。
ベースボールキャップに近い感覚で深めに被ったり、ニット帽として浅めに被ったりと、いろいろな被り方が楽します。他のタイプと同じく、浅めに被ると今っぽくまとまるのでおすすめです。ツバを真後ろにして被るアレンジも可能ですが、少しカジュアルな印象になります。
アイテム7
ニット ハット ウィズ バイザー
折り返したカフとツバが特徴的なニット帽。ツバが独特のアクセントになり、頭の形を隠せるのが大きなポイントです。カラーや発売時期によってロゴの入り方が異なるため、気に入ったらいくつかのバリエーションを揃えるのもおすすめです。
アイテム8
ニット バイザー ハット
ベースボールキャップに近いフォルムが特徴的で、立体感のある仕上がりとなっています。フロントの左横にブランドロゴのパッチがレイアウトされていて、シンプルながらさりげなくブランドを主張できるデザイン。ストリートな雰囲気ながら、ニット特有の上品さも併せ持つ一品です。
大人がマネしたくなる『カーハート』のニット帽コーデ、5つの好サンプル
最後は『カーハート』のニット帽を用いた大人なスタイリングのお手本を紹介します。典型的な5パターンを選りすぐったので、すぐにでも参考にしてみてください。基本的には、あまりカジュアルになりすぎないように着こなすのがポイントです。
コーデ1
ニット帽を全身のコーディネートと馴染ませて大人っぽく
大人っぽくニット帽を被るなら、コーディネートへ自然に馴染ませるのが基本。わかりやすい方法が色使いで、このお手本ではニット帽を含む全体をブラックとホワイトで揃えています。全身をモノトーンでまとめると大人な印象になりやすいので、最初はモノトーンで揃えるところから始めてみてください。
コーデ2
ニット帽とシューズを色でリンクさせて統一感を創出
コーディネートに統一感があると大人っぽい印象になります。カラーで全身を統一するのが難しい場合は、シューズなどとリンクさせるだけでも効果があります。この着こなしでは、ニット帽とブーツをブラウンで連携。カジュアルなアイテムばかりなのに大人な印象が漂っているのは色リンクによる統一感があるからです。
コーデ3
ニット帽を挿し色としてバランス良く効かせたお手本
『カーハート』のニット帽はカラーのバリエーションが豊富なので、アクセントカラーを選ぶという手もあります。ただしその場合は、他のアイテムで大人っぽさを確保しておくのが絶対条件。この例では、アウターやパンツをダークカラーにして落ち着きを与えています。だからこそ、オレンジのニット帽が映えているのに全体としてはシックな印象にまとまっているというわけです。
コーデ4
メガネとのセット使いによって知的な大人をアピール
ニット帽を被ると視線が頭部に集まりやすいので、顔周りにの演出を加えるとその効果が高まります。大人っぽく見せたいなら知的なムードのメガネをプラスするのがおすすめ。このお手本のように、カジュアルだけど知性を感じさせる大人なコーディネートを目指しましょう。
コーデ5
ジャケットスタイルのハズしとしてニット帽を活用
他のアイテムでコーディネートを大人っぽくまとめれば、ニット帽でカジュアルダウンしいても全体としては大人なイメージがキープできます。例えばャケットを用いたコーディネートや、タイドアップしたスタイルのハズしとしてニット帽を使っても好バランス。この着こなしでは、ダークな定番カラーをメインにすることでさらに大人な印象をキープしています。カジュアルなセットアップスタイルなどのハズしとしてニット帽を活用するのもおすすめ。
この記事の掲載アイテム一覧(全8商品)
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『カーハート』 アクリル ウォッチ ハット
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『カーハート』 チェイス ビーニー
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『カーハート』 ウッドサイド ハット
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『カーハート』 ストラタスハットロー
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『カーハート』 アクリル ニット ハット
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『カーハート』 コンバーチブル ビーニー
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『カーハート』 ニット ハット ウィズ バイザー
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『カーハート』 ニット バイザー ハット
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