オーバーサイズコートが今、スタンダード。大人流の選び方とコーデ術

オーバーサイズコートが今、スタンダード。大人流の選び方とコーデ術

すっかり市民権を得たオーバーサイズのコート。着用するメリットがたくさんあるので、支持されるのも納得です。その理由から選び方、着こなし法、おすすめ品まで徹底解説!

平 格彦

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2021.11.10

カジュアル向けコートの主流は、今や断然オーバーサイズ

カジュアル向けコートの主流は、今や断然オーバーサイズ

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程良く力の抜けたコーディネートが注目を浴びている今、コートもリラックスできるオーバーサイズが主流となっています。ゆったりしたシルエットがコート選びの新たなスタンダードといっても過言ではないでしょう。大きめのコートを着る利点はいくつかありますが、まずは全身が今どきなバランスに仕上がるというのが最大のポイント。シンプルな着こなしでもコートがオーバーサイズというだけでアップデートされた印象に仕上がります。

カジュアル向けコートの主流は、今や断然オーバーサイズ 2枚目の画像

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また、厚手のインナーが合わせやすいというのも大きな長所。中に着るもののサイズ感や厚みを気にすることなくレイヤードすることができるのです。さらに、コートがオーバーサイズなら体のラインが表に出づらく、体型をさりげなくごまかすことも可能。今っぽくておしゃれなうえ、重ね着しやすい実用性も兼えているので、オーバーサイズのコートが人気を集めているわけです。

オーバーサイズのコートを選ぶときに意識すべき3つのポイント

オーバーサイズコートのメリットは上で挙げましたが、その持ち味を存分に発揮するためには、いくつかのポイントを押さえてコートをセレクトする必要があります。大切な3つの要素を解説しますので、アイテム選びの参考にしてください。

ポイント1

引き締め効果の期待できる「ダークカラー」を基本に

引き締め効果の期待できる「ダークカラー」を基本に

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オーバーサイズのコートはシルエットにかなりのボリューム感が出ます。そこで、引き締め効果が期待できるダークカラーを選ぶのがおすすめです。必ずしも明るいトーンがNGということではありませんが、自分にはオーバーサイズのコートが似合わないと感じる人は、ダークカラーを選ぶことでスマートに見えて懸念を払拭できることもあります。おすすめはシンプルな無地ですが、落ち着きのあるチェック柄などもOK。ダークトーンなら引き締め効果が期待でき、落ち着いたコーディネートが築けます。

ポイント2

重ね着が楽しめる「Vゾーン」があるとベター

重ね着が楽しめる「Vゾーン」があるとベター

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オーバーサイズのコートは着用するとコーデの中でかなりの面積を占めることになります。そのうえでダークトーンを選ぶと、重たい印象になってしまうことも。それを防ぐためには、胸元がV字に開いた「Vゾーン」のある1着を選ぶのがおすすめ。シルエットの塊を胸元で分断することができ、ヘビーな印象が緩和できるのです。Vゾーンと聞くとテーラードジャケットに近いチェスターコートを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ここでの目的はあくまでシルエットを分断すること。着用時に胸を開くことができ、インナーが見えるように着こなせるコートであればOKです。コートを羽織ったときにインナーが見えると、レイヤードする楽しみも高まります。

ポイント3

オーバーサイズ感を強調するならロング丈で

オーバーサイズ感を強調するならロング丈で

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オーバーサイズというのはわりと曖昧な定義です。身幅が広いワイドなシルエットならオーバーサイズやビッグシルエットと表現することができます。ただし、オーバーサイズ感を強調して今っぽいイメージを演出したいなら、丈は長めのタイプがおすすめ。目安はヒザがちょうど隠れる程度。最初に書いたように定義は曖昧ですので、自分で長めだと思える着丈のコートを選べばOKです。全体的に今っぽいリラックス感があるサイズ設定かどうかもチェックしつつ、シルエットや丈感を吟味してみてください。

オーバーサイズコートを着こなす際は「暗+明」を意識すべし!

オーバーサイズのコートをおしゃれに着こなすテクニックとして、「暗+明」の方程式を提案します。ダークサイドのカラーをメインにしつつ、ライトサイドのカラーを挿してバランスを整えるのが目的です。前述の通りコートはダークカラーを選びつつ、コーディネートのどこかに明るい色を挿して軽快感を加味するのがポイント。今どきのリラックス感をオーバーサイズで取り入れながら、ダークカラーで引き締めて着膨れした印象を避け、さらに明るいカラーで軽やかな印象も加味するのが目指したいコーディネート。そう聞くと難しそうに思われるかもしれませんが、意外と簡単。以下で実例とともに解説します。

着こなし1

インナーにホワイトを挿して軽快感を加味するのが基本形

インナーにホワイトを挿して軽快感を加味するのが基本形

WEAR

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コートはダークネイビー、ジーンズは濃いインディゴブルーというダークトーンのアイテムをメインに据えて大人の落ち着き感を演出。そこへ白いタートルネックニットを合わせることで、軽やかさをプラスしています。ジーンズの裾をロールアップしてソックスを覗かせる着こなしでも軽快感を醸出。

着こなし2

ホワイトのスニーカーで足元から軽やかに見せたお手本

ホワイトのスニーカーで足元から軽やかに見せたお手本

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グレー基調のチェック柄コートを筆頭に、中に着たブルゾン、タートルネックカットソー、スラックスをすべてダークトーンで揃えたコーディネート。落ち着いたムードと同時にヘビーな印象も漂いそうですが、白いスニーカーの軽快感がそれを払拭しています。シンプルなスニーカーなので、悪目立ちせず大人なスタイリングにマッチ。

着こなし3

白いソックスを覗かせて爽快な抜け感をプラスした上級コーデ

白いソックスを覗かせて爽快な抜け感をプラスした上級コーデ

WEAR

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ビッグシルエットのトレンチコートはブラックで落ち着いた雰囲気。ローファーもブラックなのでヘビーな印象になりそうですが、クロップド丈のパンツから覗くホワイトのソックスが軽やかなイメージを放っています。首元にスカーフを巻いて気品を加味しているのもポイント。寒い日なら、明るいトーンのマフラーやストール、スヌードやネックウォーマーといった巻き物を軽快なアクセントとして活用するのもおすすめです。

大人顔で着こなしやすいオーバーサイズコートのおすすめ品をピックアップ

オーバーサイズコートの特徴や選び方、着こなし方がわかったところで、今おすすめのアイテムを紹介します。リラックスできる大きめのシルエットは絶対条件。上質な素材感や大人なコーディネートにマッチする雰囲気、価格とのバランスなども吟味して厳選しましたので、ぜひ参考にしてください!

アイテム1

『アダム エ ロペ』オーバーサイズ ステンカラーコート

『アダム エ ロペ』オーバーサイズ ステンカラーコート

アダム エ ロペ オフィシャルサイト

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ウールツイードのような質感のポリエステル強撚双糸ハイブリッドツイードを採用した1着。軽量かつイージーケアな素材で、手入れのしにくいというウールの弱点を克服しています。オーバーサイズでありながら落ち着きのある雰囲気で、大人の着こなしにマッチすること請け合いです。

アイテム2

『クラネ』オーバーサイズチェスターコート

『クラネ』オーバーサイズチェスターコート

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パッチポケットに加え、ウエストとバックヨークの切り替えがさりげなくカジュアルなムードを醸している1着。ニュアンスカラーのベージュが、品の良さと新鮮味を同居させています。襟を立ててボタンで留めることができ、首元の防風性を高めることもできます。

アイテム3

『ミスターオリーブ』ファイン ウールメルトン ベルト付き ダブルコート

『ミスターオリーブ』ファイン ウールメルトン ベルト付き ダブルコート

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イタリアの生地メーカー、べランディ社で生産された上質なウールメルトンを贅沢に使用したこちらのコート。スーパー130’Sのファインウールにカシミヤをブレンドしているため、上品な空気感が漂います。オーバーサイズながら、1つがけのダブルブレストで程良くスッキリとした印象。

アイテム4

『コンバーストウキョウ』ウールメルトンオーバーサイズコート

『コンバーストウキョウ』ウールメルトンオーバーサイズコート

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ファッション業界からも熱い視線を浴びる『コンバーストウキョウ』。こちらはシンプルなデザインが落ち着いた表情を生むウールのステンカラーコート。上品なカラーリングときれいなシルエットが見る者を魅了するだけではなく、総裏仕立てなので保温性もバッチリ。今冬の主役として迎え入れたい1枚です。

アイテム5

『ユナイテッドトウキョウ』ウール タイロッケンコート

『ユナイテッドトウキョウ』ウール タイロッケンコート

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パッと目を引く大きめな襟とウエストベルト&D環使いがクラシカルな趣のラップコート。縦に長いシルエットのため、オーバーサイズ特有の着せられている感が出ず、シャープにキマリます。オーストラリア羊毛のスーパー140Sとラムズウールをブレンドした生地は軽くて暖かく、これからの時季重宝するはず。

アイテム6

『ビームス ライツ』ダブルフェイス ガンクラブチェック ステンカラー コート

『ビームス ライツ』ダブルフェイス ガンクラブチェック ステンカラー コート

ZOZOTOWN

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大手メゾンブランドにも素材を提供している国内有数の生地メーカー『デザインワークス』に製作を依頼した、オリジナルファブリックのステンカラーコート。チェック部分はウール、無地部分はコットンと異なる素材感を駆使したダブルフェイスの生地を採用しています。オーバーサイズにガンクラブチェックと、今どき感とクラシカルさを融合させた逸品です。

アイテム7

『ダイワ ピア39』ゴアテックス ツイード ステンカラー

『ダイワ ピア39』ゴアテックス ツイード ステンカラー

アーバンリサーチオンラインストア

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釣り具メーカー『ダイワ』が本気でファッションに取り組んだリアルクローズライン『ダイワ ピア39』。こちらのコートは一見シンプルながら、機能性も申し分なし。ゴアテックス素材を使用しているので、急な悪天候でも安心です。さらに大小さまざまなインナーポケットを配し、バッグがいらないほどの収納力を誇るのも“釣り”が背景にあるブランドならでは。

アイテム8

『バブアー』オーバーサイズ バーレー

『バブアー』オーバーサイズ バーレー

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『バブアー』からの1着は、もともと乗馬用コートとして誕生した「バーレー」がベース。身幅や着丈など、全体的にオーバーサイズ仕様に変更し、現代的なエッセンスを取り込んでいます。また、同ブランドを代表するファブリックであるワックスドコットンは、程良い軽さの6オンスのもの。高い防水性はそのままに、動きやすさを向上させています。

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注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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