
アウターブランド25選。定番の三大タイプ別に人気銘柄を完全網羅
ダウンやコート、ブルゾンなど、毎シーズン欲しくなるアウター。トレンドも気になりますが、まず押さえるべきは定番です。ここで王道ブランドの人気アウターを一挙ご紹介!
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アウターのトレンドよりも、まず押さえるべきは永世定番
トレンドが目まぐるしく変化する時代だからこそ、アウター選びは悩ましいもの。しかし、流行は短いスパンで変化しますから、手当たり次第に旬のアウターを買い足すのは非効率。もちろんトレンドも気になるところですが、長く着られる“正解”のアウターを探してみませんか?
大人にとっての正解アウターとは、時代・流行が変化しても愛用していけるもの。となれば、知るべきは王道ブランドが手掛ける永世定番モデルでしょう。永世定番と呼ばれる名品はどれもベーシックかつ完成度の高いアイテムですから、主役としての安定感は抜群! トレンドに流されることなく着られますし、作りも実に良質です。
本記事ではダウン・コート・ブルゾンという3つのカテゴリで、それぞれ王道ブランド&名作アウターを厳選。「永世定番と言われても、どんなものがあるがピンとこない……」という方でも、この中からチョイスすれば安心です。どれも一生モノ級の良き相棒となるはず。
▼PART1:定番ダウンブランドが誇る人気アイテム9選
まずは暖かさで頭1つ抜けたダウンアウターからご紹介。いずれも優れた機能性と高い汎用性を兼ね備え、冬のヘビロテアイテムとなるのは確実です。どのブランドも実力派だけに決して安価ではありませんが、値段以上の価値があります。
掲載アイテムを比較!
アウターの人気ランキング
これから紹介する商品を、ひと足お先に人気順で披露。アイテム名をクリックすると記事内の掲載箇所に移動します。
アイテム1
『ザ・ノース・フェイス』ヌプシジャケット
『ザ・ノース・フェイス』きっての売れ筋ダウンである「ヌプシジャケット」。このモデルは発売当時のデザインを再現した復刻版となっています。ボディには破れに強いリップストップナイロンを使っていてタフに着用可能。シルエットは程良くボリューミーですが、着丈が短めの設定なので野暮ったく映りません。
アイテム2
『ナンガ』オーロラ ダウンジャケット
滋賀県を本拠地とする実力派ダウンブランドが手掛ける定番の1着。表地には耐水圧20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrsを誇るオリジナル素材“オーロラテックス”を用いており、悪天候下でも強さを発揮してくれます。羽毛には760フィルパワーの高品質なスパニッシュダックダウンをピックアップしており、保温性に関しても申し分ありません。なお、今作はゆとりあるシルエットとなっていますから、中には厚手のインナーも余裕で着込めます。
アイテム3
『デサントオルテライン』水沢ダウン マウンテニア
岩手県奥州市(旧水沢市)の水沢工場で作られる「水沢ダウン」シリーズから展開されている、人気モデルの「マウンテニア」。機能とデザインの融合を掲げる『デサントオルテライン』だけあり、ミニマル顔ながら機能面はかなりハイスペックです。シビアなアウトドアシーンにも対応できる防水透湿ファブリックが表地に採用されているほか、中には調達過程を追跡できる最高品質のトレーサブルダウンをたっぷりと充填。さらに、裏地にウェア内を快適温度にキープする保温素材“ヒートナビ”を取り入れています。
アイテム4
『カナダグース』ジャスパー
MADE IN CANADAを今も貫く名門ブランド『カナダグース』。特に人気モデルとして名高いのがこちらの「ジャスパー」です。定番型の「シャトー」を基盤として、日本人体型に合わせてシルエットがモディファイされているのですっきりと着こなせます。表地は高強度素材の“アークティックテック”で、封入されるダウンはカナダ・アルバート州産です。
アイテム5
『ウールリッチ』ニューアークティックパーカ
『ウールリッチ』は1830年に産声をあげたアメリカ最古のアウトドアブランド。その代表作として名高いのがこちらの「ニューアークティックパーカ」です。デザインは1970年代にアラスカのパイプライン作業員用に考案された「アークティックパーカ」がベース。表地には丈夫な60/40クロスを用い、さらにテフロン加工を施すことで撥水性を強化しています。ジャケットの上からでも羽織れるようにパターンメイクしているので、BIZスタイルのお供にもぴったり。もちろん暖かさに関しても折り紙付きです。
アイテム6
『タトラス』ドミツィアーノ
ミラノを拠点に置く『タトラス』は、スマート&ラグジュアリーなダウンウェアが人気。なかでもロロ・ピアーナ社のウール生地で仕立てた「ドミツィアーノ」は、ブランドでも屈指の売れ筋です。上品なイメージを損なわないよう、ジップすべてにシルバーメタルを使っているのも『タトラス』らしいこだわり。しかも、羽毛は最高級のホワイトグースです。
アイテム7
『ピレネックス』アヌシー
フランスで1859年に創業した老舗ダウンブランド。日本には2016年に上陸したばかりですが、既に欧州では揺るぎない地位を獲得しています。そんな同ブランドを象徴する大ヒットモデルの一角がこの「アヌシー」。長めのミドルレングスを特徴としており、ビジネススーツの上からでもすんなりと着用できます。また、ピレネー山脈の麓という厳しい気象条件で育ったダックから採取した極上羽毛を封入し、その暖かさは折り紙付き! 表地にはラミネート加工を施した高密度ポリエステルギャバジンを使っており、撥水性も信頼が置けます。
アイテム8
『デュベティカ』ディオニシオ
2002年にイタリアで始動した『デュベティカ』は、歴史こそ浅いもののすでにプレミアムなダウンブランドとして地位を確立。しかも、フランスの規格協会から最高品質ダウンの証しである “キャトルフロコン”のマークも取得しています。ショート丈ダウン「ディオニシオ」は毎シーズン展開されている鉄板モデル。生地にはソフィレタ社製のウルトラシャイニーナイロンが使われ、美麗な光沢を放ちます。
アイテム9
『ロッキー マウンテン フェザーベッド』クリスティベスト
1960年代に米国で生まれ、現在はここ日本で復刻されているリバイバルブランドより。看板モデルである「クリスティベスト」は、アメリカ産の天然ムートンを使った襟やヨークの1枚革仕様など、本格的なディテールを魅力としています。また、特注で製作したナイロンタフタはヴィンテージのように深みのある風合い。フィリングには撥水加工で仕上げたヨーロッパ産ダウンを使っていて、濡れた際にも保温性を確保できます。
▼PART2:定番コートブランドが誇る人気アイテム8選
続いて紹介するのはコートブランド。ステンカラーやダッフル、ピーコートなどさまざまなデザインがありますので、自分の好みと相談しながら品定めしましょう。基本的にどのコートも品の良いルックスなので、着こなしの格上げにはうってつけ。
アイテム10
『マッキントッシュ』ダンフォード
ゴム引きコートの生みの親としても有名な、200年の歴史を誇る由緒正しき英国のコートブランド。紹介の「ダンフォード」は、ブランドの看板コートである「ダンケルドML」の後継作として展開されているモデルです。上質なウール生地の裏に防水透湿フィルムを貼り合わせた、ロロ・ピアーナ社の「グリーンストームシステム」を採用しているため、雨の日でも憂いなく着用可能。シルエットはステンコートらしいゆったりめのAラインで、どんなインナーとも合わせられます。
アイテム11
『グローバーオール』3512
ダッフルコート界のリーディングブランドである『グローバーオール』は1951年にイギリスで設立。今も英国メイドの質実剛健なダッフルを作り続けています。TASCLAP世代におすすめしたいのは、ヴィンテージスタイルを復刻した「3512」。肉厚なメルトンウールボディにリッチな水牛トグル、両肩の当て生地など、随所に伝統的なアプローチを落とし込んでいます。色鮮やかなタータンチェック仕様となった裏地も印象的なポイント。
アイテム12
『グレンフェル』スリムキャンベル
英国で創業し、ロイヤルワラントの称号も与えられている一流コートブランドが『グレンフェル』。同ブランドのコートコレクションの中でも注目すべき存在が、ステンカラータイプの「スリムキャンベル」です。古き良き英国スタイルを踏襲しつつも現代的な細身仕様に昇華したモダンクラシックなデザインが持ち味で、大人の装いをこなれた雰囲気へと導いてくれます。生地にはコットン100%でありながら防水性&防風性に特化する、オリジナルの“グレンフェルクロス”を使用。
アイテム13
『バブアー』ビデイルSL
『バブアー』は1894年にイギリスでその歴史をスタート。防水性・耐久性・保温性に優れたワックスド素材のアウターが看板商品として知られています。とりわけビッグヒットとなっているのが、乗馬用コートとして1980年に開発された「ビデイル」。こちらの“SL”モデルは、同作をスリムシルエットにアレンジした日本限定版で、スマートに着用することが可能です。ワックスドクロスならではの、コクのある経年変化も存分に楽しみたいところ。
アイテム14
『ラベンハム』デンストン
キルティングジャケットの定番ブランドといえば、英国の雄『ラベンハム』でしょう。特にこちらの「デンストン」はブランド内屈指の人気モデルとして名を馳せています。表地には上品な風合いと撥水性を兼ね備えるブランド独自のポリエステル生地「ラブンスター」を使用。内部には100gの中綿が充填されていますから、軽量ながら保温性にも秀でています。デタッチャブルフードが付き、2WAYで着こなせる点も高評価!
アイテム15
『ショット』753
ピーコートやライダースジャケットで数多くのマスターピースを世に送り出している、米国ブランド『ショット』。とりわけ大人の日常着としてイチ押しなのがこちらの「753」です。ピーコートの定番型「740」を細身&ショート丈にアップデートしたモデルで、都会的な着こなしを叶えてくれます。USメイドという生産背景もオトコ心をくすぐるポイント。
アイテム16
『バーバリー』ケンジントン
英国陸海軍に正式採用された歴史を持ち、さらにはロイヤルワラント(=英国王室御用達)の称号も獲得するなど、トレンチコートの名門として揺るぎない存在である『バーバリー』。そして同ブランドの“顔”ともいえるのが、こちらの傑作「ケンジントン」です。風格漂うダブルブレストスタイルで、素材には耐久性&撥水性に長けたコットンギャバジンを起用。裏地にはお得意のバーバリーチェックが施され、洒脱なアクセントとなっています。なお、こちらはミドル丈ですが、他にもショート丈やロング丈のモデルも展開。
アイテム17
『トラディショナルウェザーウェア』セルビー
ステンカラーコートの「セルビー」はシャープな形状と3レイヤー素材による優れた防水透湿性を両立した快作。手掛けるのは『マッキントッシュ』から派生したデイリーカジュアルブランド『トラディショナルウェザーウェア』です。無駄を省いた極めてシンプルなデザインなので、オン・オフ問わずあらゆるシーンで活躍してくれます。
▼PART3:定番ブルゾンブランドが誇る人気アイテム8選
最後にお見せするのはメンズファッションシーンを彩ってきた名作ブルゾン。ここではショート丈のジャケットをブルゾンと定義して、珠玉の逸品たちを紹介します。着回し力の高さは全品共通!
アイテム18
『バンソン』タイプB
ライダースジャケットのトップブランドで、展開するアイテムはどれも数十年単位で付き合っていけるものばかり。この「タイプB」はラインアップの中でもっともべーシックな、スタンドカラーのシングルライダースです。最上級のカウハイドレザーを使い、アメリカの工場にて生産されています。
アイテム19
『パタゴニア』メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット
毎年売れに売れている『パタゴニア』の大ヒットアウター。保温効果の高い6mm厚のシェルパフリースを使っており、苛酷な野外シーンでも暖かさをキープしてくれます。モコモコとしたリラックス感ある見た目で、ファッションシーンでも大活躍。また、地球環境に配慮したモノ作りを徹底する『パタゴニア』らしく、フリース生地にはリサイクルポリエステルを活用しています。
アイテム20
『バラクータ』G9
英国の雄『バラクータ』といえば、1948年にリリースされたスイングトップの元祖「G9」があまりにも有名。映画『華麗なる賭け』でスティーブ・マックイーン氏が着用し、爆発的なヒットアイテムとなりました。現行品は昔ながらのディテールを引き継ぎつつ、シルエットを今日的にモダナイズ。完成されたシンプルデザインはもちろん、テフロン加工で撥水性に長けるのも利点です。
アイテム21
『ダントン』ウールパイル ラウンドカラージャケット
フレンチブランドらしい洗練された日常着を提案する『ダントン』。その定番アウターといえば、ウールモッサ素材を使ったジャケットが知られています。メルトンライクな風合いを持ちながら、より柔らかい着心地なのが同素材の大きな特徴。こなれ感あるショールカラーだったり、クラシックなレザーのくるみボタンだったりと、この1着は生地だけでなくディテールにもこだわり抜かれています。チンストラップが付くのもうれしく、スタンドカラーにして着用することも可能です。
アイテム22
『アルファ インダストリーズ』MA-1 タイト
米軍のサプライヤーとして軍用ジャケットを4千万着以上生産してきた『アルファ インダストリーズ』。頑強なヘビーナイロンで仕立てられるMA-1ジャケットはブランドの顔ともいえるプロダクトです。このモデルは従来よりもタイトなシルエットにブラッシュアップされており、街着としてもおしゃれ!
アイテム23
『フィルソン』マッキーノクルーザー
米国を代表するワークブランド『フィルソン』が1914年に開発したロングセラージャケット。森林作業員用のアウターとして生まれ、今も当時と同じ製法で生産されています。マッキーノウールと呼ばれる厚手のウール素材で仕立てられていて、防寒性&防風性は申し分ナシ。背面には大容量のフラップポケットを搭載しています。
アイテム24
『アークテリクス』ベータ LT ジャケット
カナダを拠点とする『アークテリクス』は、最高峰の素材・技術を駆使したアウトドアウェアを発信。なかでもゴアテックスアウターはブランドが得意とするアイテムです。この1着では3レイヤー構造のハイクラスなゴアテックス素材を使い、圧巻の防水性・防風性・透湿性を実現しています。過酷なフィールドに対応するスペックを持つ一方、ミニマルなルックスでタウンユースもお手のもの。街に自然にとシーンをまたいで活用できます。
アイテム25
『シエラデザインズ』マウンテン・パーカー
ブランド設立3年後の1968年に発表された「マウンテン・パーカー」は、世にあるマウンテンパーカーの原型となっているアウトドア界のオリジン。米国製の頑強な60/40クロスを、今も昔も変わらず使い続けています。フロントにマチ付き大型ポケットが付属するほか背面にもマップポケットを装備し、収納性も実にハイレベル。
この記事の掲載アイテム一覧(全25商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
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『ザ・ノース・フェイス』 ヌプシジャケット
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『ナンガ』 オーロラ ダウンジャケット
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『デサントオルテライン』 水沢ダウン マウンテニア
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『カナダグース』 ジャスパー
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『ウールリッチ』 ニューアークティックパーカ
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『タトラス』 ドミツィアーノ
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『ピレネックス』 アヌシー
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『デュベティカ』 ディオニシオ
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『ロッキー マウンテン フェザーベッド』 クリスティベスト
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『マッキントッシュ』 ダンフォード
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『グローバーオール』 3512
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『グレンフェル』 スリムキャンベル
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『バブアー』 ビデイルSL
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『ラベンハム』 デンストン
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『ショット』 753
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『バーバリー』 ケンジントン
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『トラディショナルウェザーウェア』 セルビー
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『バンソン』 タイプB
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『パタゴニア』 メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット
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『バラクータ』 G9
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『ダントン』 ウールパイル ラウンドカラージャケット
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『アルファ インダストリーズ』 MA-1 タイト
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『フィルソン』 マッキーノクルーザー
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『アークテリクス』 ベータ LT ジャケット
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『シエラデザインズ』 マウンテン・パーカー
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