ドイツブランドの魅力が満載。ツェッペリンの実直な腕時計が大人に響く

ドイツブランドの魅力が満載。ツェッペリンの実直な腕時計が大人に響く

ドイツといえばマイスターたちが作り上げる優れたプロダクトを連想しますが、腕時計も例外ではありません。それを体現するブランド『ツェッペリン』の魅力を掘り下げます。

髙須賀 哲

2020.01.21

ツェッペリン(ZEPPELIN)
腕時計

大人の琴線を刺激するレトロ顔。『ツェッペリン』を知っているか

『ツェッペリン』は1987年にドイツのミュンヘンで創業した時計ブランドです。ドイツの技術力を体現した飛行船・ツェッペリン号の名を冠していることからもわかるように、革新的かつ質実剛健なドイツのモノ作りを反映させた機構とデザインを持ち味としています。現在、『ツェッペリン』の腕時計は、そのデザイン性の高さと機能性、そしてコストパフォーマンスの高さから、世界30か国で広く愛用されています。

ドイツ製の腕時計らしく、『ツェッペリン』はコスパ抜群

機能性に基づく優れたデザイン性、それに比して良心的で現実的な価格設定がドイツ時計の魅力ですが、『ツェッペリン』もそれを踏襲しています。かといって作りを簡素化するわけではなく、こだわるところにはしっかりこだわって手作業を取り入れるなど、きっちり手間をかけて時計好きも納得するクオリティに仕上げているのが支持されている所以。ケースや文字盤の仕上げもプライス以上のものがあるので、一度腕にはめてみるべき腕時計といえるでしょう。

注目すべきは、細部まで行き届いたこだわりとシックなルックス

ドイツ製のプロダクトが世界中で信頼を得ている背景には、モノ作りに妥協しないマイスターシップの文化があります。『ツェッペリン』の腕時計も、そうした細部へのこだわりが存分に見てとれるモノです。

ポイント1ドイツの誇り。名作飛行船たちをイメージした緻密なデザイン

伝説的な飛行船の名を冠している『ツェッペリン』は、ラインアップしているモデルにも歴代の著名な飛行船の名を引用しています。例えば、「LZ120 Rome」というモデルは、第一次大戦後に地中海で活躍した小型飛行船・LZ120がモチーフ。ローマ数字をインデックスに配したり、曲線的なケースを採用したりするなど、イタリアをイメージしたエレガントなデザインが魅力となっています。

ポイント2お手頃なクォーツから、クロノメーター認定の自動巻きモデルまでご用意

最高の精度を保証する、グラスヒュッテ天文台のクロノメーター証明書が付属するモデルもラインアップ。このことからも『ツェッペリン』がデザイン性やコストパフォーマンスだけでなく、腕時計としての機能性を追求していることをおわかりいただけるでしょう。こんな本格派モデルを取り揃える一方、気軽に買える価格帯のクォーツモデルもちゃんと用意されているため、予算に応じた1本を選べるのも『ツェッペリン』の魅力です。

ポイント3スーツからカジュアルまで。幅広い着こなしをカバーするクラシック顔

『ツェッペリン』の腕時計のデザインは、ドイツブランドらしく実に質実剛健です。奇をてらわない正統派な顔立ちは、スーツスタイルやジャケパンスタイルなどオンビジネスの着こなしにフィットして、知的で落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。一方、どこか温もりのあるクラシックなデザインはカジュアルなシーンにもよく似合います。多少ラフな着こなしでも、腕元でしっかり品格と大人っぽさをアピールしてくれることでしょう。

揺るがないベストセラー。「100周年記念シリーズ」をまずはチェック

『ツェッペリン』の腕時計の魅力を語るうえで欠かせないのが、『ツェッペリン』飛行船の第一号機、「LZ1」の完成を記念した100周年記念モデルです。クラシックなドーム風防や中央がやや盛り上がった丸みのあるダイヤル、計器を思わせるタキメーターなど、飛行船の優美なフォルムやメカニカルなイメージを取り入れたデザインが特徴です。

1本目8680-4

人気の高い三つ目クロノグラフモデルの中でも、こちらのグリーンモデルは突出した売り上げを誇っています。カラーウォッチブームの中でも一際目を引く深いグリーンは、デザイナーが納得するまで5回も作り直したという渾身の出来。40mmの程良いケース径の中に、デイト表示、クロノグラフ、そしてなんとアラーム機能まで落とし込んだ、メカ好きにはたまらないクォーツウォッチです。写真のグリーンストラップのほかに、ブラウンカーフのモノも付属。

2本目7654-2

黒文字盤に白のアラビア数字のインデックスを配することで、高い視認性を持たせた3針時計。こちらも自動巻きムーブメントを搭載した本格派の機械式時計となっています。3時位置にデイト表示を設けるなど、実用性を考慮しつつもシンプルなデザインに仕上げられているため、オンからオフまで幅広い着こなしにマッチする1本となっています。

3本目7662-1

日本製の自動巻きムーブメントを搭載した100周年記念モデル。最大の特徴は、ダイヤルの表側からムーブメントの心臓部であるテンプの動きを視認できる“オープンハート”のデザイン。裏側もスケルトンになっており、ローターの動きを楽しむことができます。

大人好みのデザインが続々。『ツェッペリン』のおすすめ5選

『ツェッペリン』の腕時計には、100周年記念モデル以外にもいくつかのシリーズがあり、それぞれ個性的なデザインで多くの人々を惹きつけています。その中から、大人の男にふさわしいモデルを厳選してご紹介していきます。

1本目LZ120 ローマ

第一次大戦後に初めて軍用以外の目的で作られた飛行船・LZ120をモチーフに、イタリアのドルチェヴィータ(甘い生活)のスタイルを表現した1本。ローマンインデックスと中央から少しずらしたインダイヤル、そしてクラシカルなブレゲ針が、優雅でエレガントなライフスタイルを演出します。

2本目LZ126 ロサンゼルス

1924年に建造され、長距離便のために使用された最初の旅客飛行船・LZ26がモチーフ。6時位置にインダイヤルを備え、タキメーターとパルスメーターをあしらった、計器感を強める複雑なデザインがインテリジェンスを醸し出します。深みのあるネイビーカラーのダイヤルも大人っぽい印象を演出。

3本目LZ129 ヒンデンブルク

モチーフは、大西洋横断の定期旅客便として建造された贅沢な飛行船・LZ129。日付と曜日を表示する2つのインダイヤルに加え、月の満ち欠けを表示するムーンフェイズや1年間を52周とした週表示ポインターを搭載。オーソドックスなアラビアンインデックスと相まって、全体にクラシックな雰囲気を湛えています。

4本目LZ127 グラーフ

1929年にアメリカ・ニュージャージー州から出発し、世界一周の旅に成功した飛行船であるグラーフ・ツェッペリンの名を冠しています。オープンハートと重なり合うインダイヤルを配しながらも、あくまでシンプルな印象に仕上げられています。どこかミリタリーな雰囲気が漂う武骨なデザインも魅力です。こちらのモデルでは、肉厚なメッシュベルトを配することでよりスタイリッシュなムードが強められています。

5本目7546-1N ノルドスタン

1931年に北極への調査飛行に成功した飛行船・LZ127をモチーフにしたモデル。北極の真っ白な氷と海のブルーをイメージしたカラーリングをシックなデザインのダイヤルに落とし込んでいます。サイドのコインエッジ装飾も優雅な印象。GMT機能を搭載しており、真っ赤なGMT針が全体のアクセントとして効いています。

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男性ライフスタイル誌「Free&Easy」の編集に8年間携わり、2013年にフリーランスの編集・ライターとして独立。紙媒体・WEB媒体を問わず、メンズファッション、ライフスタイルに関する記事を執筆しているほか、アパレルブランドのカタログやWEBビジュアルのディレクションも手がける。
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