レインメーカーの服とは? 京都発ウェアブランドのこだわりとラインアップ

レインメーカーの服とは? 京都発ウェアブランドのこだわりとラインアップ

東京コレクションへの参加を機に、ファッショニスタを中心にますます注目されている『レインメーカー』。その魅力を読み解きつつ、おすすめアイテムをご紹介します。

近間 恭子

2020.02.12

トップス
シャツ
ブランドまとめ

京都発。『レインメーカー』をご存じ?

2013年秋冬にデビューした、京都を拠点とする『レインメーカー』。ブランド名には”雨降らし”という意味があり、デザイナーの渡部宏一氏が雨男であることに加え、心理学者のユングの説話「雨降らしの男」に由来があるそう。コンセプトは”革命ではなく進化”。テーラリングを主にしたクラシックスタイルに、カルチャーやモードなどを加味したリアルなスタイルを提案しています。

『レインメーカー』が京都を拠点にしている理由の1つは、落ち着いて環境でマイペースにモノ作りが行えるから。加えて、京都が染めや織りといった昔ながらの日本の伝統技術が集まった土地であることも影響していて、実際にコレクションにも和のエッセンスが積極的に取り入れられています。

『レインメーカー』の服から読み解く、こだわりと魅力

和と洋を絶妙に組み合わせた独自のコレクションを発信している『レインメーカー』。そのこだわりや魅力を深掘りすれば、審美眼に優れたファッショニスタから支持される理由もわかるはずです。

魅力1クラシックスタイルに和のテイストを味付け

コレクションのベースとなっているのは英国のクラシックスタイル。そこに着物のようなデザインをはじめとする和のテイストを絶妙に融合しているのが、『レインメーカー』最大の魅力です。また、茶筒の開花堂や西陣織の細尾など、以前から交流のあった京都地場メーカーとのコラボを定期的に発表しているのも特筆すべきところ。

魅力2装飾を極力省いたことによるモード感

どこかモード感の漂う『レインメーカー』のコレクション。それは装飾を極力省いて、ミニマムなデザインに仕上げられているから。和テイストの服に苦手意識がある人もいるかもしれませんが、ここのアイテムなら抵抗なく取り入れられて、なにより着こなしに洗練された雰囲気を漂うわせることができます。

魅力3今日的でリラックス感ある美シルエット

“シルエットを美しく見せてくれるブランド”としても定評がある『レインメーカー』。全体的にゆったりとしたフィッティングですが、落ち感の美しい素材使いやこだわりの仕立てなどにより、美しくてエレガントなシルエットを描きます。まさに大人のリラックス感を演出するのにうってつけのブランドといえるでしょう。

『レインメーカー』のウェア12選。アウター、インナー、ボトムスのおすすめ

『レインメーカー』の魅力がわかったところで、最後におすすめ品をご紹介。コートからインナー、ボトムスにいたるまで、ブランドのこだわりが凝縮したアイテムをとくとご覧あれ。

アイテム1オリエンタルドビーコート

フロントデザインが和装を連想させる1着。素材はファインウールを使ったドビークロスで、防シワ性やウォッシャブル機能を備えています。さらに2WAYストレッチなので、きちんと感のある見た目とは裏腹に快適な着心地が味わえるのも魅力。

アイテム2ライダースジャケット

ライダースとテーラードジャケットをドッキングしたようなデザインが個性的。素材はオイルを染み込ませたホースレザーなので、重厚感がありながらもしなやかな質感を楽しめます。胸のファスナーポケットを開けるとチーフを挿すことも可能。

アイテム3ノーカラージャケット

一見するとウールのような品のある風合いながら、ジャージー素材特有の優れた伸縮性を備えているので着心地はストレスフリー。すっきりとしたノーカラーデザインも特徴で、ジャケットでいてカーディガンのようなリラックス感のある雰囲気を演出できます。

アイテム4ダブルブレステッドジャケット

軽量で清涼感のあるワッシャーリネンを用いることで、クラシカルなダブルブレステッドジャケットのお堅いイメージを中和。さりげなく存在感を主張するブラックウォッチ柄なので、無地感覚でスタイリングできるのも優秀です。

アイテム5サファリジャケット

男っぽくて武骨な雰囲気の強いサファリジャケットを、落ち感のある軽やかな素材感でエレガントなルックスに。取り外し可能な共地のベルト付きで、それを使ってシルエットを自在にアレンジできるのもポイントです。

アイテム6ハイネックニット

スーパー100’sの高品質なウールにウォッシャブル加工を施した天竺編み地による1枚。オーソドックスなタートルネックニットなのでスタイリングしやすく、ワードローブにあると確実に重宝します。

アイテム7ロングテールシャツ

ロング丈のTシャツながら、ドレスシャツのような上品さを演出するためにハイゲージ編み機を使った繊細なジャージー素材を採用。ボディとコントラストをつけたカフスや剣ボロなど、シャツの雰囲気を盛り上げるディテールもポイントです。

アイテム8オープンカラーシャツ

ゆったりとしたシルエットのオープンカラーシャツ。アセテートと高収縮ポリエステルという異収縮糸の組み合わせが、シルクのような心地良い風合いを提供します。あえてステッチを表に出さない袋縫いを多用することで、ミニマムな表情に仕上げたところにも注目を。

アイテム9Vネックシャツ

カーディガンのように気軽に羽織ることのできるVネックシャツ。合わせるインナー次第でさまざまな表情を演出でき、コーディネートの幅が広がる1着です。光沢感があってハリもある、エレガントな雰囲気を醸すシャツ地も印象的。

アイテム10プリーツトラウザー

トリアセテートと高収縮ポリエステルを組み合わせた生地は、落ち感が美しく、シルクのような極上の肌触りが楽しめます。腰周りはゆったりとしたテーパードシルエットで、美脚ラインが手に入れられるのも特筆すべき点。

アイテム11ドウギパンツ

大きなウエストをゴムで半分近く絞ることで、腰周りにたくさんのギャザーが生まれるこちらのパンツ。その名も「ドウギ(道着)」と名付けられ、見た目同様にリラックスしたはき心地です。それでいて梳毛ウールのような風合いなので、上品にスタイリングできます。

アイテム12イージースラックス

アジャスターベルトやすっきりとしたテーパード、脚のラインを美しく見せるクリース。ウエストがゴム仕様のイージーパンツながら、ドレスパンツのような見た目を実現しています。素材はしっかりとした肉感でキックバック性にも優れた1本。

ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。「MEN’S CLUB」や「Mono Master」などの男性誌をはじめ、女性誌やWEB、カタログで活動している。ビジネスからカジュアルまでのメンズファッション全般を得意としているが、最近は趣味がこうじて旅企画も担当。
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