バンソンのライダース。“最香”の男らしさと至高の防寒性をジャッジ

バンソンのライダース。“最香”の男らしさと至高の防寒性をジャッジ

ハード&タイトな着心地と革とガソリンの匂いに包まれた『バンソン』は、アメリカンライダースジャケットの雄。その魅力を掘り下げながら、おすすめのアイテムを紹介します

2020.02.20
SHARE
記事をお気に入り
那珂川廣太

執筆者

アメカジ&アメトラを中心にラギッドな視点で解説

那珂川廣太
バイク専門誌と男性向けライフスタイル誌で編集を約8年務めたのちに独立。ファッションはアメリカンカジュアルからトラッドまで幅広く執筆を行い、特にブーツやレザー、ジーンズ、古着など男臭いアイテムの知識が豊富。また乗り物やインテリア、フードまでライフスタイル全般にわたって「ラギッド」を切り口に執筆する。 記事一覧を見る
...続きを読む

本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

まずは『バンソン』というブランドについて

まずは『バンソン』というブランドについて

TODAY IS THE DAY

TODAY IS THE DAY

お気に入り追加

アメリカの住宅でセントラルヒーティング(全館集中暖房)が一般的になるにつれてレザーウェアが人気を落とし、レザー暗黒時代ともいわれていた1974年に、『バンソン』はレーシングシーン用のレザーウェアブランドとして誕生しました。業界の不況を受けて一旦倒産の危機に見舞われるも、その後復活。80年代には渋カジの定番アイテムとして日本でも大ブームを巻き起こしたのは、40代の読者であればご存じでしょう。

PICK UP

おしゃれで快適、が新基準。リピーター続出の“スニーカーライク”な進化系革靴を履こう

SPONSORED by アシックス商事

PICK UP

今ビジネスマンが指名買い。あの“売れ筋メガネ”の限定モデルがお仕事コーデを格上げする

SPONSORED by ポリス

『バンソン』といえばライダース。男らしさが香る特徴とは

『バンソン』といえばライダース。男らしさが香る特徴とは

TODAY IS THE DAY

TODAY IS THE DAY

お気に入り追加

『バンソン』の最大の魅力は革質。新品のジャケットに袖を通せば、そう易々と体に馴染むような革を使っていないことがすぐにわかります。同ブランドで使用されるクロムなめしにワクシング加工を施したレザーは、非常にツヤ感に優れつつ経年変化をほとんど見せず美しいハリを保つのが特徴。非常に生産量の少ない革であるため、品質を落とさないために『バンソン』にジャケットをオーダーしてもタイミングによっては1年待ちということもあるほどです。

『バンソン』といえばライダース。男らしさが香る特徴とは 2枚目の画像

Golden State

Golden State

お気に入り追加

非常に堅牢な革を使用しつつも、さすがはバイクレースシーンで着用されてきたブランド。バイクにまたがったときの可動域について考え抜かれています。アメリカンライダースらしくアームホールはやや太め、またアクションプリーツを背中に施すことによってタイトなフィッティングながらも肩の可動域をしっかりと確保しています。

バイカーに愛される所以は卓越した防寒性にあり

バイカーに愛される所以は卓越した防寒性にあり

TODAY IS THE DAY

TODAY IS THE DAY

お気に入り追加

植物タンニンなめしと比べて強度を確保できるクロムなめしは薄手の製品に使われることが多いものの、『バンソン』ではあえて非常に肉厚な原皮を使用。これにより、レザージャケットに欠かせないタフさとボリューム感を実現しています。また、緻密で肉厚な繊維構造によって卓越した防寒性を備えているのも『バンソン』のウェアにおける特徴です。

PICK UP

1着で4通り以上の使い方!? 平日から週末まで、“変幻自在アウター”をとことん着回そう

SPONSORED by ブラックレーベル・クレストブリッジ

PICK UP

袖ありかベストか、それが問題だ。タイオンに学ぶ“使える”インナーダウンの選び方

SPONSORED by タイオン

男らしすぎる『バンソン』のライダース。街に映えるスタイリングのコツは?

男らしすぎる『バンソン』のライダース。街に映えるスタイリングのコツは?

ALL DAY DAY LIGHT

ALL DAY DAY LIGHT

お気に入り追加

『バンソン』と同じようにバイカーから支持されるブランドやラギッドなアイテムを使ってコーディネートすると、男らしさだけが前面に出てしまいます。男らしさを残しつつも都会的に見せるには、やはりカジュアルな要素を加えたいところ。スニーカーは言わずもがな、インナー選びでカジュアル化を図ったり、被りもので印象を変えたりするとベターです。

『バンソン』のレザージャケット。今手にしたいおすすめを厳選

スタンダードなダブルやシングルのライダースだけでなく、さまざまなデザインを取り入れているのが『バンソン』の特徴。ここでは『バンソン』ならではのラインアップの中からおすすめのアイテムを厳選して紹介します。

アイテム1

『バンソン』モデルB

『バンソン』モデルB

上野アメ横 Jalana(ジャラーナ)

上野アメ横 Jalana(ジャラーナ)

お気に入り追加

こちらのモデルBは最もシンプルなスタンドカラーのシングルライダース。『バンソン』最大の魅力であるコンペティションウェイトレザーのツヤと質感を存分に楽しむことができます。

アイテム2

『バンソン』C2

『バンソン』C2

アメカジのバックドロップbackdrop

アメカジのバックドロップbackdrop

お気に入り追加

もともと『バックドロップ』の別注モデルとして登場し、その人気によって定番モデルとしてカタログ入りしたC2。アメリカンラインダースらしいエポーレット付きの太めのアームホールやショートな着丈には根強いファンが存在しています。裏地はキルトライニングのため防寒性も抜群です。

アイテム3

『バンソン』C2C2D

『バンソン』C2C2D

ALL DAY DAY LIGHT

ALL DAY DAY LIGHT

お気に入り追加

C2をさらに改良し、エポーレットやウエストベルト、アクションプリーツなどのディテールを取り除くことで欧州系のライダースを思わせるミニマルデザインに仕上げたのがこちら。エルサルバドル製のアイテムが増える中、貴重なMADE IN USAモデルであることも注目です。

アイテム4

『バンソン』×『バックドロップ』別注 9TJV STAR

『バンソン』×『バックドロップ』別注 9TJV STAR

アメカジのバックドロップbackdrop

アメカジのバックドロップbackdrop

お気に入り追加

『バンソン』の中でも伝説的モデルであるワンスターと同様に、9TJVの背中にスターパッチを採用した別注モデル。ちなみに80~90年代にかけてチーマー全盛の渋谷ではワンスターを着ていると“狩られる”ため、腕っ節に自信がある人しか着られなかったという逸話も……。

アイテム5

『バンソン』チョッパーマイナス

『バンソン』チョッパーマイナス

THREE WOOD 楽天市場店

THREE WOOD 楽天市場店

お気に入り追加

『バンソン』は重くて硬いから……と敬遠している人におすすめなのがこちら。コンペティションウェイトレザーではなく鹿革風になめされたカウハイドを使用しているため、新品の状態でもしなやかな着心地を堪能できます。落ち着いたネイビーのカラーリングも魅力です。

アイテム6

『バンソン』タイプB ボーンカスタム

『バンソン』タイプB ボーンカスタム

アメカジのバックドロップbackdrop

アメカジのバックドロップbackdrop

お気に入り追加

若い世代が『バンソン』を知ったのはおそらく、『シュプリーム』と『バンソン』が17A/Wシーズンにコラボを発表したときではないでしょうか。こちらはそのコラボモデルと同じくスケルトンモチーフのモデルBをベースに、シュプリームレッドを採用。

アイテム7

『バンソン』 RJP

『バンソン』 RJP

Rhino Store

Rhino Store

お気に入り追加

渋カジ時代を過ごした大人にとって、憧れのアイテムといえばこちらなのでは? ブランド定番のモデルBをベースにカラー変更やスポンサーパッチを追加したモデルで、『バンソン』がバイクレースから出発したブランドであることが伺えます。渋カジ全盛の時代はフロントを開けてレザースタジャン風に着用するのが定番でした。

アイテム8

『バンソン』×『バックドロップ』別注 9TJV

『バンソン』×『バックドロップ』別注 9TJV

アメカジのバックドロップbackdrop

アメカジのバックドロップbackdrop

お気に入り追加

渋カジブームを語る際に欠かせないのが、『バンソン』を日本で1番多く売ったと言っても過言ではない渋谷の名店『バックドロップ』。こちらは名作TJの着丈を2インチ長く変更し、タイトなフィッティングを採用した別注モデル。左胸のクロスボーンパッチは『バックドロップ』だけのエクスクルージブ仕様です。

羽織るだけで男前。ライダースジャケットのおすすめ20選

羽織るだけで男前。ライダースジャケットのおすすめ20選

大人が着たい。レザージャケットのブランドガイドとコーデサンプル

大人が着たい。レザージャケットのブランドガイドとコーデサンプル

ライダースジャケットのコーデサンプル集。シングルもダブルもおしゃれに着こなそう

ライダースジャケットのコーデサンプル集。シングルもダブルもおしゃれに着こなそう

この記事の掲載アイテム一覧(全8商品)

画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます

  • 『バンソン』モデルB
    『バンソン』 モデルB
  • 『バンソン』C2
    『バンソン』 C2
  • 『バンソン』C2C2D
    『バンソン』 C2C2D
  • 『バンソン』×『バックドロップ』別注 9TJV STAR
    『バンソン』×『バックドロップ』 別注 9TJV STAR
  • 『バンソン』チョッパーマイナス
    『バンソン』 チョッパーマイナス
  • 『バンソン』タイプB ボーンカスタム
    『バンソン』 タイプB ボーンカスタム
  • 『バンソン』RJP
    『バンソン』 RJP
  • 『バンソン』×『バックドロップ』別注 9TJV
    『バンソン』×『バックドロップ』 別注 9TJV

掲載アイテムをもっと見る(-4商品)

KEYWORD関連キーワード

PICK UP

編集部の注目

今ビジネスマンが指名買い。あの“売れ筋メガネ”の限定モデルがお仕事コーデを格上げする

見た目の印象は信頼につながる大事な要素。なかでも顔周りは特に気を使っておきたいポイントです。今こそ『ポリス』のメガネを有効活用して、デキる男を演出しませんか?

SPONSORED by ポリス

続きを読む

1着で4通り以上の使い方!? 平日から週末まで、“変幻自在アウター”をとことん着回そう

オンとオフの境界線がなくなりつつある今、必要なのはどちらにも対応するアウター。そこで出番となるのが『ブラックレーベル・クレストブリッジ』が誇る二大アウターです。

SPONSORED by ブラックレーベル・クレストブリッジ

続きを読む

おしゃれで快適、が新基準。リピーター続出の“スニーカーライク”な進化系革靴を履こう

革靴は重くて硬い……そんな常識は『テクシーリュクス』には当てはまりません。正統派の顔付きながら、軽くてしなやかな履き心地。進化系革靴が多大な恩恵をもたらします。

SPONSORED by アシックス商事

続きを読む

袖ありかベストか、それが問題だ。タイオンに学ぶ“使える”インナーダウンの選び方

冬に欠かせないインナーダウンですが、なかでも抜群の品質を誇る『タイオン』は鉄板の選択肢。ジャケット&ベストの両型が揃うので、各々の特性を把握しつつ選びましょう。

SPONSORED by タイオン

続きを読む

RELATED ARTICLES

あなたにおすすめの記事

ACCESS RANKING

アクセスランキング

ITEM RANKING

アイテムランキング

NEW

人気ショップスタッフの
最旬コーディネートをご紹介

人気ショップスタッフの
最旬コーディネートをご紹介

おすすめ記事
TOP