なぜ無地の白T×ジーンズの着こなしはカッコいいのか
究極のシンプルなスタイリングである、白の無地Tとブルージーンズ。ある種身体ひとつで勝負するこのコーディネートは、なぜ時代を問わずカッコいいのかを考えてみました。
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ごまかしが利かない白の無地Tは、おしゃれの入り口であり出口であるアイテム
古くはジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドから現代の海外セレブリティまで、昔も今も男くさいファッションアイコンは、みんな白の無地Tシャツとジーンズを着ている姿が輝いて見えます。基本であると同時に究極の組み合わせ。今回はなぜこのスタイリングがカッコ良く映り、男を魅了するのか考えてみました。
考察1:銀幕のスターから官僚まで、カッコいい男はみんな無地Tにジーンズだった
ジーンズをはいた映画スターと言えば、マーロン・ブランド
マーロン・ブランドは、エリア・カザン作の「欲望という名の電車」(1951)で主役に抜擢され、ワイルドでセクシー、なおかつ危ない、不良的なキャラクターを演じました。白いTシャツとジーンズは、映画の中と外で見せる彼らの生き方を映し出し、時代遅れの考え方への反抗と挑戦のシンボルとなりました。
Tシャツとジーンズの永遠のアイコン、ジェームズ・ディーン
ジーンズにTシャツの永遠のアイコンといえば、ジェームズ・ディーンも欠かせません。代表作である『理由なき反抗』の中で、ジェームズ・ディーンは、『リー』の101ライダースを着用しました。このジーンズは衣装として用意されたモノでなく、普段から愛用している私物で撮影に臨んだそうです。
日本で初めてジーンズをはいた男、白洲次郎
一説によると初めてジーンズをはいた日本人とも言われる白洲次郎。日本の官僚、実業家として活躍した彼は、「マッカーサーを唯一叱った日本人」としても有名ですね。『イッセイミヤケ』のモデルも務めた長身に甘いマスク、型破りな行動力と堪能な英語力。日本で1番のいい男もTシャツにジーンズでした。
考察2:装飾一切なしの無地Tは、ごまかしの利かない身体勝負のアイテム
シンプルで着こなしも簡単。いやいや、このスタイリングは、装飾がない分身体のシルエットがモロに出るので、日ごろのボディメイクが勝敗を分ける組み合わせです。じゃあお腹が気になる方には無縁…。いいえ、むしろこのコーデに挑戦し、常日頃から見られること=身体を意識することに取り組んでみてはいかがでしょう?
理想は適度に鍛えあげられた身体。特に胸囲と腕回りはTシャツを格好良く着こなす上で印象を大きく左右します。いきなり筋肉隆々にはなれないので、肩と身幅はジャストサイズ、着丈は屈んだときにもギリギリ腰が露出しない程度、袖丈は力こぶの頂点に袖口が来る長さだと視覚的にたくましく見えます。
考察3:ウェアから小物まで、どのアイテムとも相性バツグンの器の大きさ
男なら1度や2度は器の大きな男に憧れるもの。すんなり受け入れる余裕がある無地T×ジーンズのコンビは、上に羽織るアウターやシューズからサングラス、アクセサリー類までとにかくどのアイテムとも相性バツグン。このキャパシティの広さも男が引きつけられる一因かもしれません。
無地Tシャツの上にテーラードジャケットを羽織ると、クールビズスタイルにも通用するジャケパンコーデの完成。色落ちしていないインディゴブルーのジーンズは、程良いカジュアルな雰囲気は残しつつ、ソリッドなイメージがカチッと感も演出してくれる優れモノ。細身のタイプを選ぶと今っぽいです。
最後に無地Tシャツ、ジーンズを代表するアイテムをそれぞれご紹介!
白の無地Tシャツヒストリーの先駆者『ヘインズ』
無地Tシャツを肌着から1枚で着られるトップスへと格上げしたのが『ヘインズ』。なかでもコンフォートな着心地と3枚で定価2,160円の手頃さがロングセラーの通称赤パックは定番の1枚です。スグに首が伸びるのもご愛敬。むしろ味が出てきたと捉えて、経年変化として楽しみましょう。
ストレートデニムの原点『リーバイス』
今も昔もファッショニスタに欠かせない銘品といえば『リーバイス』の501。今では多くのブランドがリリースしていますが、原点である501はジーンズの入り口であり出口である1本といえます。このモデルはヴィンテージジーンズの完成形と評される1955年のモデル。武骨な表情は今どきの洗練された1本とは違う魅力を発します。
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