
CPOジャケットは今季のトレンド候補だ。おすすめアイテムとメンズコーデ
ミリタリーをルーツとするCPOジャケット。CPOシャツとも呼ばれるこのアイテムが久々にブレイクの兆しを見せています。おすすめ品とコーデ例をチェックしてみましょう。
シャツとジャケットのいいとこ取り。CPOジャケットとは?
CPOジャケットの“CPO”は、“Chief Petty Officer”の頭文字で、アメリカ海軍下士官の兵曹長のことを指します。このことからもわかるように、彼らが身に着けていたユニフォームが、CPOジャケットのルーツ。つまり、れっきとしたミリタリーウェアの一種なのです。
CPOジャケットは別名CPOシャツとも呼ばれるように、いわゆるシャツジャケットに位置付けられます。シャツ感覚で気軽に羽織れるため、春や秋、冬のインナーにもうってつけのアイテムなのです。一般的にはやや肉厚なウール生地を使用し、両胸にフラップポケットを備えているのが特徴。ミリタリーらしい機能的なデザインが、着こなしに程良く武骨さを加えてくれるのも魅力です。
男らしく、存在感も抜群! CPOジャケットのおすすめ15選
ここからは、今コーディネートに取り入れたいCPOジャケットを厳選してご紹介していきます。ネイビーやブラックが基本だったオリジナルと違って、現代のCPOジャケットは、素材やカラバリも豊富なので変化に富んだ着こなしができるはずです!
1着目
『フィデリティー』×『ビームス』別注 CPO ジャケット
長年にわたりミルスペックアイテムなどを手掛けているアメリカのファクトリーブランド『フィデリティー』の名作CPOシャツに別注。ボディには厚みのあるウールメルトンを採用しており、高い防寒性を誇ります。襟元のデザインや胸元のフラップポケットなどCPOシャツらしいデザインを踏襲しつつ、現代的なシルエットにアレンジされているため、洗練された着こなしが可能。ベーシックなネイビーカラーなので着回し力も抜群です。
2着目
『ゴールド』MILLING C/W TWILL C.P.O JACKET
縦糸に縮絨コットン、横糸にウールツイードを用い、生地を織り上げた後に7時間以上熱を加える縮絨加工を行うことで自然な毛羽立ちを生み出したこだわりのCPOジャケット。ブラウンカラーのグレンチェック柄にすることで、トラッドかつ大人っぽい雰囲気を醸し出しています。胸元のフラップポケットに加えてウエストポケットを配することで利便性を高めているのも特徴。内側はキルティングになっており、保温性も確保しています。
3着目
『ワイルドシングス』コーデュロイCPOシャツ
ミリタリーらしい武骨さは残しながら、ディテールや素材を巧みにアレンジしてスタイリッシュに仕上げています。ボディには存在感のある太畝のコーデュロイを用いており、温もりのある表情とラフさを両立。襟元はバンドカラーにアレンジすることで、すっきりと洗練された印象を演出しています。程良いサイズ感なので、インナーとしてもアウターとしても活用可能。モックネックニットなどを合わせてレイヤードを楽しむのもアリでしょう。
4着目
『ジャーナル スタンダード レリューム』CPOジャケット型シャツブルゾン
ポリエステル素材を用いてオーバーサイズのシルエットにすることにより、スタイリッシュな印象に仕上げたCPOジャケット。深みのあるメランジ生地を使用しているため、カラーに奥行きが出て高級感を主張できます。また、ストレッチが効いているので動きやすいことに加え、自宅の洗濯機で洗えるイージーケア仕様なのもうれしいところ。胸ポケットのフラップをあえて排するなど、シンプルにアレンジしている点にも注目。
5着目
『ナリフリ』ミリタリーウォームシャツブルゾン
オーバーサイズのシルエットにアレンジすることで、トレンド感も加味したCPOジャケット。表地には合繊生地を採用することで、メルトンのような豊かな風合いがありながら軽さのある着心地を実現しています。裏地には空気をたっぷり含むことで保温性を発揮し、吸水速乾性も兼ね備えたインサレーション素材・Octaを採用しています。背面にはファスナー付きポケットや熱を逃すベンチレーションを備えるなど、機能面も追求。
6着目
『ペンドルトン』×『ビーミング by ビームス』別注 チェック CPO ジャケット
『ビーミング by ビームス』が『ペンドルトン』に別注をかけたCPOジャケット。繊維を糸にせずにそのまま編み込んで作るスライバーニットをボディに採用することで、ふんわりした風合いとウォーミーな着心地を生み出しています。ワークテイスト漂うオンブレチェックは、大人っぽいカジュアルスタイルにも最適。両胸のフラップポケットに加え、ウエスト部分にスラッシュポケットを備えているので収納力も十分です。
7着目
『シップス』MADE IN USA LAPD ウール CPO シャツジャケット
LAPD(ロサンゼルス市警察)でも採用されている、ウールサージのCPOシャツをモチーフにした1着。適度なサイズ感に設定されているのでアウターとして着ることもできますし、インナーとしてレイヤードしてもサマになります。また、深みのあるネイビーカラーは合わせる服を選ばず、幅広いコーディネートにマッチ。ボタンにはアンカーマークをあしらって正統派に仕上げるなど、随所にこだわりが見られます。
8着目
『ネイタルデザイン』ジェネラルジャケット
発色の良いレッドカラーが目を引く、『ネイタルデザイン』のCPOシャツ。1枚でもインパクト抜群の着こなしが可能です。ボディにはヘビーウェイトのメルトンを使用しており、内側にはキルティングを配しているため防寒性も十分。最大の特徴は大容量の背面ポケット。モノをたくさん入れられるだけでなく、自転車に乗ったときに腰を覆って寒さを防げる……というメリットもあります。袖口に配したテープもさりげないアクセントに。
9着目
『ローター』ツイードチェック シャツジャケット
クラシックで温かみのあるチェックツイードをあしらったCPOジャケット。起毛感のある素材も秋冬らしさを演出します。胸元のポケットに加えて、腰ポケットも備えているため使い勝手も抜群。アウターとして着たときもサマになります。袖裏にはポリエステルのライニングを配しており、スムーズに着用できるのも魅力です。左胸のポケットの上にはブランド名をチェーン刺繍で入れることにより、アクセントとしています。
10着目
『ショット』CPO ラムレザーシャツ
一般的にはウールのアイテムがメインのCPOジャケットの中では変わり種ですが、ラムレザーを使用したこんなアイテムも存在しています。しかし素材こそタフなものの、ゆとりあるシルエット、フロントのフラップポケットと、ディテールはCPOジャケットそのものです。また、そんな1着をレザーライダースに一家言ある『ショット』が手掛けているというのも、そそられるポイント。普通のCPOジャケットは持っている、という人にこそ、おすすめしたいところです。
11着目
『417エディフィス』シャギーチェック CPO
胸元のフラップポケットや襟の形など、CPOジャケットのディテールを踏襲しながらチェック柄をあしらうことでカジュアルに仕上げられた1着。ウール混で毛足の長いシャギー素材とチェックのカラーリングが相まって、秋冬らしい温かみのある表情を生み出しています。ゆったりしたシルエットなのでワンサイズ上を選べばアウターとして活用できますし、ジャストサイズであればインナー使いでアクセントにすることも可能です。
12着目
『ジュンハシモト』CPO SHIRT
独自のディテールと素材使いにより、従来とは一線を画すデザインに仕上げた『ジュンハシモト』のCPOシャツ。素材にはナチュラルなシワ感とハリ感を兼ね備えた、コットンとナイロンの混紡生地を採用しています。フロントと袖口のボタンには強力なマグネットを使用することで、ミニマルなルックスに仕上げています。また、特徴的な胸元のポケットはあえてマチをしっかり取ることで存在感を主張。第1ボタンを開けると胸元が立体的なV字になるなど、細部までこだわり抜いています。
13着目
『エウラ』WOOL CPO BLOUSON
CPOジャケットのデザインをシャツのシルエットに落とし込んだ1着。絶妙な着丈と軽さのおかげでシャツとしてもブルゾンとしても幅広いシーズンで着用できます。素材にはスーパー110'sの上質なウールを使った国産生地を採用。美しい光沢感やなめらかな手触りを備えているだけでなく、ナチュラルなストレッチ性や通気性などウールならではの快適な着心地を味わえます。スナップボタンで、モダンにアレンジされているのも特徴。
14着目
『wjk』USN CPO
アメリカ海軍が下士官に支給した、CPOシャツのオリジナルデザインを踏襲した1着。原料にやわらかさと膨らみを売りとするオーストラリアメリノウールを使い、表面を起毛させることで保温性を高めたメリノモッサーを素材に使用しています。また、裏地を付けることで防寒性を高めつつ、アウターとしてのボリューム感も確保。両胸のフラップポケットや着丈などのバランスを調整することで、洗練された見た目に仕上げられているのもポイントです。
15着目
『ニコルクラブフォーメン』ガムストレッチカルゼコールCPOシャツ
コーデュロイ調の起毛合繊素材を採用した、CPOジャケットタイプのブルゾン。ビロードのような光沢と凹凸感のある生地の上からユニークなパターンのグレンチェック柄をプリントすることで、個性的でありながら上品な印象を醸し出しています。ジャージー素材のようなストレッチ性を備えており、ストレスを感じさせない着心地も魅力です。スタンドカラーや短めの着丈は、アクティブな印象を演出。
CPOジャケットをおしゃれに着こなすために押さえたい3つのコーデポイント
CPOジャケットの魅力はおわかりいただけたかと思いますが、次に気になるのが着こなし方。洒脱に見せたいなら、以下の3つのポイントを押さえておけばOKです。CPOジャケットでいつものコーディネートを格上げしましょう!
ポイント1
ジャストサイジングなら、クリーンかつ大人っぽく仕上がる
本来のCPOジャケットらしい着こなしを構築するなら、ジャストサイズの1着を選ぶと良いでしょう。端正で大人っぽく見えるうえ、シャツっぽい軽やかな印象に仕上がります。なお、写真のようにタック入りのパンツを合わせるとバランス良くまとまります。
ポイント2
ビッグシルエットで合わせるなら、ボリューミーなインナーとの合わせも自由自在
ビッグシルエットのCPOジャケットなら、ゆったりしているのでどんなインナーでも合わせられます。写真のように厚手のスウェットパーカーを合わせるのは鉄板のコーデ。暖かくなってきたらTシャツやカットソーの上に羽織るだけでもサマになります。
ポイント3
柄モノとの組み合わせでさらに洒脱に
最近はチェック柄のCPOジャケットもありますが、基本的には無地がほとんど。元のデザインがシンプルということもあり、下手をすると着こなしが単調になりがちです。しかし、パンツなどで柄を取り入れれば、全体が華やかな雰囲気になるうえ、ジャケットの武骨さを程良く中和してくれます。
この記事の掲載アイテム一覧(全14商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
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『フィデリティー』×『ビームス』 別注 CPO ジャケット
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『ゴールド』 MILLING C/W TWILL C.P.O JACKET
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『ワイルドシングス』 コーデュロイCPOシャツ
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『ジャーナル スタンダード レリューム』 CPOジャケット型シャツブルゾン
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『ペンドルトン』×『ビーミング by ビームス』 別注 チェック CPO ジャケット
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『シップス』 MADE IN USA LAPD ウール CPO シャツジャケット
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『ネイタルデザイン』 ジェネラルジャケット
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『ローター』 ツイードチェック シャツジャケット
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『ショット』 CPO ラムレザーシャツ
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『417エディフィス』 シャギーチェック CPO
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『ジュンハシモト』 CPO SHIRT
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『エウラ』 WOOL CPO BLOUSON
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『wjk』 USN CPO
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『ニコルクラブフォーメン』 ガムストレッチカルゼコールCPOシャツ
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