デニムコートで軽やかに。お馴染みの素材をアウターでも取り入れよう

デニムコートで軽やかに。お馴染みの素材をアウターでも取り入れよう

春や秋のコーデには、新鮮で着回しやすいデニムコートがおすすめ。デニムならではの生地感で着こなしが軽やかに仕上がります。選び方、コーデ、おすすめ品まで一挙に解説!

平 格彦

平 格彦

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2021.10.08

みんな大好きなデニム生地を、コートでも

みんな大好きなデニム生地を、コートでも

ZOZOTOWN

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ジーンズが支持されている主な理由は、デニム生地の持つ「気負わず使える」「独特な表情がある」「コーディネートしやすい」といった利点によるもの。実はコートに関しても、デニム生地の1着を選ぶことで同じようなメリットが得られるんです。さらにちょっとした新鮮味が演出でき、コーディネートが軽快な雰囲気に仕上がるといった効果も望めます。デニムコートは各ブランドから意外と多くリリースされているので、活用しない手はありません。

今っぽくて大人っぽいデニムコートを選ぶための三大ポイント

デニム生地を使ったコートは、デザインや加工感によって印象が大きく変わります。おすすめは、大人っぽくて着回しやすいタイプ。では具体的にどんなポイントに注意して選べば良いのでしょうか。重要度の高い3点に絞ってご紹介します。

ポイント1

上品さをアピールできる長めの着丈が吉

上品さをアピールできる長めの着丈が吉

ROCOCO attractive clothing

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コート類は基本的に、丈が長いほど上品に映ります。つまり大人っぽいデニムコート選びの重要な条件は、やや長めの着丈。必ずしもロング丈である必要はありませんが、最低でもお尻が隠れる着丈は欲しいところです。丈が長くでもデニム生地ならヘビーに見えることはないので、その点はご安心を。

ポイント2

リラックスムードを醸すソフトな素材感

リラックスムードを醸すソフトな素材感

丸井(マルイ)楽天市場店

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未洗い加工のリジッドデニム(生デニム)だと硬さがありますが、ほとんどのデニムはウォッシュ加工が施されていて適度にソフト。コートの場合は柔らかい質感が望ましいので、そうした生地のテンションも意識しながら選ぶのがおすすめです。最近はコットンだけでなくリネンや化学繊維を使ったデニム生地も増えていますので、そんなタイプも含めてリラックスできるタッチのコートを探しましょう。

ポイント3

大人っぽくて着回しやすいシンプルなデザイン&加工感

大人っぽくて着回しやすいシンプルなデザイン&加工感

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デニム製に限ったことではありませんが、シンプルで大人っぽいコートを選ぶとコーディネートの幅がグッと広がります。合わせるアイテムを選ばないからこそインナー、パンツ、小物類で個性やトレンド性を加味することができ、着こなしのバリエーションが広がるのです。デニムコートは色落ち具合などでもイメージが変わるため、落ち着きのある適度な加工感を考慮しつつ、シンプルで上品なタイプを本命にしましょう。

デニムコートはどう着こなす? 洒落者たちのコーデサンプル

次に、シンプルなデニムコートを上手に着こなした5つのコーディネート例をピックアップ。軽やかだけど落ち着き感もある好バランスなスタイリングは、どれも大人なスタイル作りの参考になるはずです。

着こなし1

スウェットパーカーで今っぽくカジュアルダウン

スウェットパーカーで今っぽくカジュアルダウン

WEAR

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上品なコートをカジュアルに着こなす際のセオリー通り、インナーにスウェットパーカーをセット。ストリート調を感じさせる抜け感が今っぽさを醸しています。コートのブルーと組み合わせることで爽快感が匂い立つホワイトをチョイスしているのもポイント。

着こなし2

ボーダー柄と色使いで爽やかなイメージを演出

ボーダー柄と色使いで爽やかなイメージを演出

WEAR

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明るいトーンのデニムコートを生かしたコーディネート。コート以外をモノトーンにすることで、ライトブルーの爽快感を際立たせています。また、インナーにボーダー柄を合わせることでマリン調の爽やかさを加味したのも参考にしたいテクニックです。

着こなし3

チルデンニットでトラッド調の品格をプラス

チルデンニットでトラッド調の品格をプラス

WEAR

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デニム生地、カーゴパンツ、スニーカーはカジュアルな要素。そんな組み合わせだからこそ、くだけた印象になり過ぎないよう、トラッド感あるチルデンニットをプラスしてやや上品に仕上げています。胸元のV字型のラインがアクセントになり、シンプルだけど無難過ぎない絶妙なバランスに。

着こなし4

上品なアイテムをシルエットでモダナイズした好例

上品なアイテムをシルエットでモダナイズした好例

WEAR

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コート、シャツ、チノパンを使ったシンプルでスタンダードなコーディネートですが、シルエットでリラクシングな雰囲気にアレンジ。適度にビッグなコートに加え、ワイドシルエットのパンツも効いています。もちろん、コートのデニム生地も何げないカジュアルダウンに貢献。

着こなし5

マキシ丈のコートを生かした大人カジュアル

マキシ丈のコートを生かした大人カジュアル

WEAR

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リラックス感の強いコートを生かしたシンプルなスタイリング。ミニマルなインナーとスリムなパンツで、コートの生地感とビッグシルエットを強調しています。ゆとりのあるコートはライナーやインナーダウンなどで温度調整がしやすいのも魅力。季節の変わり目や肌寒い日に重宝します。

気負わず着回せる。大人におすすめのデニムコート10傑

最後はおすすめのデニムコートをご紹介。定番のショップコートやステンカラーコートに加えて個性的なタイプもピックアップしたので、この中からあなたのお気に入りを見つけてください!

アイテム1

『リーバイスレッド』パデッド チョアコート ガラ リンス

『リーバイスレッド』パデッド チョアコート ガラ リンス

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1999年に『リーバイス』のプレミアムラインとしてヨーロッパのデザインチームによって立ち上げられ、今年7年ぶりに復活を遂げた『リーバイスレッド』からお目見え。表地がしなやかなコットン×ヘンプのデニム、裏地が白キルティングとなったリバーシブル仕立てゆえ、コーデに応じて2WAYで活用できます。シルエットはかなりゆったりめに設定されており、リラクシングな顔立ちです。

アイテム2

『マージン』ストレッチデニム ミドルレングスコート

『マージン』ストレッチデニム ミドルレングスコート

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本来は上品な細身のミドル丈コートも、レーヨンをMIXした落ち感あるデニム素材で仕立てれば肩ヒジ張らない面持ちに。フロントにあしわれた3つのパッチポケットも抜け感を高めるディテールといえるでしょう。ストレッチを効かせることで、窮屈さのない着心地を実現しているのもキーポイント。

アイテム3

『ティーケー タケオキクチ』オーバーサイズデニムガウンコート

『ティーケー タケオキクチ』オーバーサイズデニムガウンコート

丸井(マルイ)楽天市場店

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膝下丈のデニムロングコートは、ガウンをモチーフにしたデザインがキモ。かなりのビッグシルエットなので、シンプルな着こなしに羽織るだけで主張あるスタイリングが完成します。また、ボリュームを持たせたドルマンスリーブも印象的な部分です。生地はコットン×リネンのさらりとしたデニムで、肌触りはすこぶる軽やか!

アイテム4

『メーカーフッド』ワークコート

『メーカーフッド』ワークコート

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クラシカルなカバーオールをデザインベースとした今作。フロントのパッチポケットは左右非対称のいびつな形状となっていますが、これは昔の労働着をイメージした意匠となっています。生地には強度に秀でた国産のデニムをピックアップ。ただし、重厚過ぎない程良い肉感につき、初夏でも気軽に羽織れます。

アイテム5

『カトー』アトリエコート

『カトー』アトリエコート

ZOZOTOWN

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縦にグレイッシュなインディゴ糸、横に杢グレー糸を使用して織り上げたデニム生地なので、光沢のないマットな質感。その独特の風合いは、着こなしのこなれ感を増幅してくれます。巻き縫いやタックボタン、丸みを帯びたパッチポケットなど、ワークテイストな要素を随所に投影しているのもこだわりです。

アイテム6

『グラフゼロ』11オンス デニムカバーオールコート

『グラフゼロ』11オンス デニムカバーオールコート

クラフトカフェ

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デニムの聖地・岡山を拠点とするジャパンブランドが放つ1着。昔のアメリカンワークウェアを彷彿とさせるような、実用本位なポケット配置がひときわ目を引きます。デニム生地は児島産で、横糸に白糸と黒糸を1本ずつ交互に打ち込むことにより、深みのあるニュアンスを描き出しました。タッチはやや薄手で、シーズン不問で着られます。

アイテム7

『エフオービーファクトリー』F2408 フレンチ デニムコート ワンウォッシュ

『エフオービーファクトリー』F2408 フレンチ デニムコート ワンウォッシュ

ROCOCO attractive clothing

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『リー』が1940年代に採用していたデニム生地を復刻した、“ジェルトデニム”という素材を用いたモデル。軽量で動きやすく、なおかつ高い強度も兼ね備えています。左綾デニムならではの、シャープな色落ち感も楽しみたいところ。ポケットは胸もと1つ・腰部2つ・内側1つの計4つで、カンヌキ止めによって丁寧に補強されています。

アイテム8

『ジースター ロウ』デニムトレンチコート

『ジースター ロウ』デニムトレンチコート

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素材・加工・裁断などデニムに並々ならぬこだわりをもつブランド『ジースターロウ』。ジーンズが有名ですが、その他のアパレルアイテムも充実しています。ワークウェアを意識した肘パッチに、大判のマチ付き胸ポケットや、前立ての裏側には内ポケットが付いていて実用性抜群。また、バックスリットが大きく入っていて蒸れを軽減。ラベルのオレンジが小気味良いアクセントになっている点も見逃せません。

アイテム9

『ブランク』クラークジャケット

『ブランク』クラークジャケット

ZOZOTOWN

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4オンスのライトタッチなデニムを使っているため、その着心地はまるでシャツのように軽やか! 気負わずにショートパンツと合わせても絵になるアイテムです。背面にはアジャストベルトが付属し、シルエットの微調整が可能。また、製品洗いでフィニッシュされた1着なので、最初から適度な馴染みがあります。

アイテム10

『ドゥルカマラ』デニムレザーポケットノーカラーCT-C -デニム-

『ドゥルカマラ』デニムレザーポケットノーカラーCT-C -デニム-

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デニムコートでは珍しいノーカラータイプ。今季らしいたっぷりとしたビッグシルエットとも相まって、着こなしに抜け感を呼び込んでくれます。ウエストドローコード付きなので、ギュッと絞ってギャザーを生み出してもGOOD。ポケット口はレザーでパイピングが施され、ちょっとしたアクセントとなっています。なお、デニム生地にはナチュラルなオーガニックコットンを使用。

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注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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