春の主役着。カーディガンで春のコーデをおしゃれに見せる方法

春の主役着。カーディガンで春のコーデをおしゃれに見せる方法

昼夜の気温差が激しい春にこそ、さらりと羽織れるカーディガンは頼もしい。そんな防寒性に加えて品の良さも手に入る春の主役着についておすすめ品とコーデ術を紹介しよう。

菊地 亮

2020.03.26

トップス
カーディガン
春の着こなし・コーデ

カーディガンは季節不問。だからこそ知りたい、春ならではの選び方

春や秋は肌寒さをしのぐ羽織りモノとして、冬はアウターの保温性をフォローするインナーとして。カーディガンはほぼ年中無休で使える頼もしいやつだ。とはいえ、一口にカーディガンといっても多種多様。素材、色、編み方など各々強みや特色がある。では、春に選ぶべき1着とは? 以下では、そのポイントをピックアップしてご紹介しよう。

春ならではのカーディガン探し。兎にも角にも素材と色にこだわって

徐々に暖かさを取り戻し、気持ちの高揚を促す春。その季節感をファッションとして表すならば、冬素材のカーディガンからは卒業したいもの。写真のようなコットンだったり、リネンだったりと素材の質感から春を演出してみるのがいいだろう。

素材だけではなく、色味も意識したい。となれば、春の陽気に馴染むペールトーンのアイテムが筆頭候補になる。イエローやグリーン、ブルーでも、淡いトーンであれば悪目立ちすることはないため手に取りやすいはずだ。

春のカーディガン。狙うは人気&注目ブランド発の“春仕様”の1着

同じカーディガンでも、季節を意識しながら選ぶだけで着こなしの印象は大きく変わってくる。多くのブランドやショップは、定番モノ以外にそれらをイメージしたアイテムをラインアップに加えているものだ。そこで、各社が推す“春仕様”の1着を集めてみた。

アイテム1『ジョンスメドレー』×『エストネーション』別注コットンカーディガンニット

英国を代表する老舗ニットウェアブランドは、30ゲージの軽やかで編み目の細かいアイテムが広く知られるところ。しかし、『エストネーション』が別注を掛けたこちらは、リブ編みのコットン素材。絶妙なリブ幅や長めの袖丈など、モダンな要素を散りばめた。

アイテム2『ポロ ラルフローレン』コットン Vネック カーディガン

アメリカントラッドを体現するブランドらしく、前立て&リブ付きでVネックという実にオーセンティックな佇まい。モダンさを携えつつ広めのチェストもフォローするパターンはさすがで、長繊維をハイゲージで編み上げたソフトな着心地はクセになる。

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平 格彦

アイテム3『バトナー』リブ カーディガン

2013年スタートの新進ファクトリーブランド。ただ、そのファクトリーは1951年から創業する老舗で、世界的なメゾンブランドの服も手掛ける実力派だ。こちらは彼らの底力が存分に感じられる1着。程良く肉厚ながらボタンレスでサラッと着られ、着用時に醸す美しさも特筆モノ。

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山崎 サトシ

アイテム4『サイ』×『アーバンリサーチ』別注 スナップ カーディガン

熱い支持を集める『アーバンリサーチ』とのコラボコレクション。『サイ』のインラインで圧倒的人気を得たスナップカーディガンを、今回はオリジナルの生地、カラー、シルエットでリビイルド。上品な光沢とハリ感を備えたジャージーニットで仕立てた。

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山崎 サトシ

アイテム5『ラッピンノット』別注 モヘアカーディガン

希少価値の高いキッドモヘア製で、繊細かつふっくらと編み上げたのがこちら。毛足の出やすい面を表にし、チクチクが気になりがちなネック部分だけはファインウールを使うなど、細部にまで行き届いた気遣いがうれしい。しかも、着膨れしないよう袖周りも細身に作られている。

アイテム6『スティーブン・アラン』×『ザ イングリッシュ ディファレンス』キモノ カーディガン

ロンドンの老舗セレクトショップが手掛けるブランドによるコラボ品は、程良い肉厚感が着ごたえ十分。とはいえ、柔らかな印象のカラーは春アウターとして十分な役割を担う。しかも、ボタンなどをそぎ落としたシンプルなルックスはあらゆる服と相性が良い。

アイテム7『アンフィル』プレミアムコットン カーディガン

シンプルな中に研ぎ澄まされた洗練と多くのこだわりを落とし込む『アンフィル』。それを体現したようなカーディガンは、イタリアの有力メーカー、エミルコットーニの生地を使用。エジプト綿でもさらに上質とされるGIZA45がもたらすのは上品な光沢と極上の柔らかさ。

アイテム8『MHL.』ファインスラブ コットンリネンニット

『マーガレットハウエル』のカジュアルラインとしてスタート後、ジェンダーレスのミニマルなデザインで支持を集め今の地位へと上り詰めた『MHL.』。これを見ればそれも納得。コットンリネンはドライながら柔らかく、裾などのカバーステッチに見る細部への配慮は素晴らしい。

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那珂川廣太

アイテム9『トゥモローランド』コットンナイロンワッフル ボタンレスカーディガン

ガス焼きした超長綿でナイロン糸をカバーリングした糸を使い、ワッフル組織に織り上げたカーディガン。それにより、程良い肉厚感がありながら着心地は軽やかで伸縮性にも優れる。ボタンレスで仕上げられていてリラックス感たっぷり。

アイテム10『デンハム』ニットカーディガン

『デンハム』といえば、やはりデニムをイメージしてしまうが、他のアイテムにおいてもクオリティは格別。こちらのカーディガンは、コットンとアクリルを混紡し編み上げたもの。程良い光沢を放ちながら気軽に袖を通せる、なんとも大人にうれしい1着だ。

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ai sato

着こなしの参考に。春のカーディガンコーデ実例をピックアップ

春を意識したカーディガンの選び方をマスターしたところで、今度はそれらを生かしたコーディネートについて解説を。ただ羽織るだけでもサマになる、そんなカーディガンの持つ実力を大いに感じてしてもらえるはずだ。

ベースはパーカーとイージースラックスで、モノトーンによるなんともシンプルなストリートスタイル。そこへ、春らしいイエローのボタンレスカーディガンをさらりと加えることで、グッと表情が豊かに。さらに、フェイクスエードの質感が大人っぽさも呼び込む。

絶妙なレイヤードが光るスタイリング。目を引くのはインナーに取り入れたジップアップのジレ風ベストで、周囲よりもトーンを下げた1着はコーディネートの良いスパイスとなる。その良さを存分に引き出しているのは、落ち着いた印象のベージュカーディガン。

カーディガンは、いわばメンズカジュアルにおいて定番ともいえるアイテム。それをセットアップ風のコーデに落とし込んだことで新鮮に見せた。テーラード型だとかっちりし過ぎるが、カーディガンだと程良い抜け感に。

カーディガン、シャツ、スラックスと、清々しいまでに基本に忠実な着合わせ。ただ、そこに今さら感を感じないのはシルエットや丈感の妙に尽きる。シャツ第一ボタンまで留めてしっかり着つつ、スラックスは9分丈、さらにドロップ気味のカーディガンが今っぽさを演出している。

白シャツ、スラックス、ローファーという実に潔い組み合わせ。それだけでも十分カタチにはなるが、さらに淡いブルーのカーディガンを合わせることで、クリーンさにしゃれっ気も加味。ショールカラーのカーディガンならば、ジャケット感覚で取り入れられる。

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平 格彦

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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