オーバーサイズシャツが今の気分。推しのブランドとスタイリングのヒント

オーバーサイズシャツが今の気分。推しのブランドとスタイリングのヒント

シャツを普段使いするなら、今は、サラッと着るだけでキマるオーバーサイズが良い。となれば、ダラっと見せないための選びや着こなしは必須。ここではそのコツを解説!

菊地 亮

2020.05.01

トップス
シャツ

大人の新定番。オーバーサイズシャツが今の気分にハマる

ビジネスの場でシャツを着るならやはりジャストサイズが望ましい。ただ、普段着となるとその緊張感がかえって仇となる。そこで格好のアイテムとなるのが、肩のラインをやや落とし、身幅もたっぷりなオーバーサイズの1枚。着たときに程良いドレープ感が生まれ、リラックスしながらも見た目は実にエレガント。その上、羽織りモノとしても活躍してくれる。

“デカさ”だけで選ぶのは考え物。オーバーサイズシャツ、大人ならではのサイズ基準

シャツながらラフに着られるのは大人にきっとうれしい。ただし、単にサイズアップしたものを安直に選んでしまうと、“彼氏のシャツを着た彼女”状態となり、ただただ可愛げのないダラしなさだけが後に残ってしまう。たとえ肩のラインを袖側へ落としていようとも、袖丈はやはりジャストが基本。ゆったり目の身幅であっても、裾丈は腰位置に収まるのがベターだ。

オーバーサイズシャツを探すなら、このブランドから

オーバーサイズが気分ではあるが、サイズ選びには気をつけるべし。そんな禅問答のようなシャツ選びに、明確な回答を示してくれるアイテムがある。しかも、素材や意匠に一家言ある大人たちも納得の逸品がこちら。

ブランド1『アダム エ ロペ』

たっぷりとした身幅や、袖口で絞られたワイドなシルエット、それでいて程良い長さの丈感など、大人が求めるオーバーサイズシャツの条件を満たした1枚。品の良さを損なわないよう、襟が小ぶりに作られているのも『アダム エ ロペ』らしい配慮。防シワ加工の施しされたイージーケア素材もうれしい。

ブランド2『トーマスメイソン』

トーマスメイソン社は、英国を代表する由緒正しき生地メーカー。世界の名だたる名門ブランドへ供給してきた生地は、繊細で美しく、一度袖を通せばおのずと品格が生まれる。この1枚もまた同様で、オーバーシルエットにより今の空気も漂わせている。

ブランド3『スティーブン・アラン』

シャツ好きで知られるデザイナーだけに、このアイテムへ込められたこだわりもひとしお。あえて太い番手の糸を使い、厚手に仕上げたコットンツイル生地で製作。ゆえに、上質感を維持しつつもラフに羽織れる頼もしいアイテムに仕上がっている。

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菊地 亮

ブランド4『スノーピーク』

アウトドアと街の境界線がなくなった今の時代に見合ったシャツ。ノーカラーの清潔感を携えた1枚は、インでもアウトでも着用できる程良い肉厚を備え、同社の名作「焚き火ベスト」のデザインを踏襲したポケットは利便性も十分。

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ブランド5『N.ハリウッド』

ここ数シーズンにわたり展開されている、『N.ハリウッド』の定番の1つ。6オンスのマットな質感のデニム生地を採用し、着たときにきれいなドレープを描くたっぷりとしたシルエット、台襟なしの小ぶりなレギュラーカラーはワークシャツながらも洗練された趣を生む。

ブランド6『ネーム』

ふくよかにしてふんわりとした趣を描く1枚は、ブランドが掲げる“脱・標準化”を端的に表している。変形スリーブやタックの入ったポケットもまた楽しく、ボディは、タテ糸にコットン、ヨコ糸にリネンを使ったツイル生地。そのため品格と深みのある微光沢を放つ。

ブランド7『ビッグマック』

アメリカの老舗『ビックマック』への別注は、ブランドらしさを匂わせつつ『ビューティ&ユース』らしくクリーンに作られた、実に現代的なチェックシャツだ。ゆるいシルエットとレーヨン混の糸が織りなすドレープは、アメカジの定番シャツながらもエレガンスを醸す。

ブランド8『アタ』

チェック地の裏にオーバーサイズの生地をレイヤードさせた、2枚仕立ての作りがユニーク。ショルダーを程良く落としたリラックス感のあるシルエット、さらにはシアーな素材感が実に軽快である。そのゆるさゆえ、羽織りモノとしても便利だ。

オーバーサイズシャツをおしゃれに着こなすために。こんなコーデを参考に

今の気分とはいえ、オーバーサイズというイレギュラーなシルエット。それをどうスタイリングに落とし込んでいくかは、やはり考えどころである。その勘所をうまく捉えた手練れたちのコーディネートを参考に、着こなしのツボを探っていきたい。

コーデ1ドレス軸の品ありアイテムでシンプルに

たっぷりしたシャツにシックな黒のスラックス。そして足元はシャープにして気品も十分のチャッカブーツ。上から足元までを、オーバーサイズの難点を解消する品のあるアイテムで統一させた点がキモ。シンプルに着こなしたことで、その良さががぜん際立っている。

コーデ2タックインでもたらされる多くの旨味

シャツをタックインさせるのも1つの手。それによりシャツ本来の清楚な雰囲気が蘇り、さらにはオーバーサイズゆえに生まれるウエスト部分のブラウジングが程良い気品を伝える。最後にブラックボトムスで全体を引き締めればグッと大人っぽい印象へ。

コーデ3トップのルーズさはタイトなボトムスでバランスをとる

たっぷりしたシルエットのシャツに合わせたのはスキニージーンズ。着合わせ自体はシンプルだが、メリハリの効いたシルエットが今っぽさを誘発。開放感とソリッドな緊張感。双方をワンスタイルに落とし込むことで、うまく馴染んでくれる。

コーデ4クリーンな色味でダラッと見せない

シャツのゆるさに足並みを揃え、パンツには徐々に人気を集めるオーバーオールを取り入れた。まとまりを生む半面、野暮ったくなりがちな組み合わせだが、アイボリーをチョイスしたことでがぜんクリーンかつしゃれたコーディネートに。各所へ入れた黒の引き締め具合も良い塩梅。

コーデ5エレガントなパンツがシャツのルーズさを救う

シャツとはいえ、たっぷりしたシルエットに漂うルーズさをどうフォローするか。その近道はボトムス選びにある。ここではセンタークリース入りのテーパードスラックスをチョイス。シャツの色を拾って統一感を出しながら、品の底上げを図ってルーズさを巧みに和らげた。

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山崎 サトシ

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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