着こなせると、面白い。ベースボールシャツを克服する方法とおすすめを網羅

着こなせると、面白い。ベースボールシャツを克服する方法とおすすめを網羅

うまく使いこなせれば1ランク上のコーデを狙えるベースボールシャツ。ですが、意外とクセが強くて選びや着こなしに悩みがち。そんな苦手意識を克服するテクを紹介します。

遠藤 匠

2020.05.03

トップス
シャツ

着てみたら意外とハマる。大人のベースボールシャツの選び方

アメカジの流れを汲むアイテムとしては、ややキャラが強めなベースボールシャツ。気になる服ではあるものの、一歩間違えると“ストリート小僧”のような格好になりがちで手を出しにくい……そんな思いを抱いている人も少なくないのでは? 確かに、デザイン的にはオープンカラーシャツに近いけれど、やっぱりスポーツテイストが濃いめ。モノによってはロゴやナンバリングがドカンと入っているので、草野球帰りに見られるリスクも潜んでいるワケです。しかし、チャンスというのはリスクの中でこそ見つけられるもの。うまくこなして味方につけてしまえば、一目置かれるカジュアルスタイルを実現することも夢じゃありませんよ。

大人が選ぶべきベースボースシャツとは、どのようなモノなのでしょうか。草野球帰りや野球少年のような印象に転んでしまいがちな要因は、ユニフォームをイメージさせる意匠。なので、まずは黒やグレーと行ったモノトーン系、あるいはネイビーやベージュといった定番色から手をつけるのが賢明でしょう。ナンバリングやロゴなどのワッペンが目立つモノも、同じ理由で避けるべきです。ブランドロゴなどを効かせる場合はポイント使いに留め、スポーツウェア感を緩和。そうした視点でセレクトすれば、上の写真のように大人らしさを保ちながらアクティブなイメージも付与できるというワケです。

野球少年にならないために。ベースボールシャツ、着こなしの作法

選びのポイントがわかったら、次のステップはその着こなし方。といっても、それほど難しいことではないのでご安心を。3つの勘どころを意識しておけば、野球少年との差別化が叶うワケです。キモになるのは、選ぶべきサイズ感と“らしさ”を生かせる重ね着、そしてボトムスや足元との合わせ。やってみると意外と簡単なので、トライしてみる価値は大ありです。

ルール1ピタピタのジャストサイズは厳禁。リラックス感漂う“ややオーバー”なサイズを

カジュアルに落とし込まれているベースボールシャツとはいえ、ピタピタを着てしまうとやっぱりユニフォーム感が強くなりがち。ゆえに体のラインが出ないくらいの、ややゆったりめなサイズを選ぶのがベター。オーバーサイズといっても必要以上にデカすぎるとイカつい印象に転んでしまうので、サイズアップしてもワンサイズアップくらいに留めておくのが懸命です。

ルール2肌見せは控えめに。首元、袖のレイヤリングが着こなしの鍵

ベースボールシャツは、どちらかというと重ね着をしてこそ映えるアイテム。というのもデザイン的にオープンカラーシャツのように首周りに開放感があるので、1枚でペラッと着てしまうと首元の肌が露出しすぎてだらしなく見える恐れがあります。これを回避するために首の詰まったクルーネックのインナーと重ねてあげると、ちょうど良い抜け感を作ることが可能。半袖の場合は、ロンTを重ねて袖周りにも見せどころを作るのも吉。カジュアルさがさらに付与されて、ユニフォーム感を打ち消す効果が高まりますよ。

ルール3スポーティに見えすぎないよう、きれいめアイテムとのバランスを考慮する

ベースボールシャツのユニフォーム感を抑えようと思ってスラックスを合わせてしまうのは、さすがにミスマッチ感が強すぎます。ダークトーン系のワイドパンツやトラックパンツ、あるいは濃紺デニムといったボトムスで都会的な印象に持っていくくらいが、バランスの取れた着こなしになります。襟のある軽アウターを、上から羽織るのも良いでしょう。足元はシンプルなコートシューズ系や、あれば革靴ですっきりまとめてあげるのも大人らしい印象に仕上げるポイントです。

あくまで大人っぽく。ベースボールシャツのおすすめ8選

ここまでの内容を踏まえつつ、大人でも着こなしやすいベースボールシャツをTASCLAPでピックアップ。色・柄・素材もよりどりみどりですので、今の気分に似合う1着を探しましょう。

アイテム1『チャリ&コー』ジップアップベースボールシャツ

ボタンフライではなく、脱ぎ着がラクなジップを採用した前立てが新鮮です。フロントにアーチ型のロゴが入っていますが、生地と同色なので都会的な雰囲気に仕上がっています。また、フロントに走る縦ラインや袖口のラインがリフレクターになっており、自転車に乗る際には安心感もあり。ボディはさらりとしたタッチのメッシュ編みで、裏地は接触冷感生地なので汗ばむ季節の重ね着も快適に楽しめそうです。

アイテム2『デサント ブラン』トラックシャツ

デザインこそ正統派のベースボールですが、ありそうでないライトベージュを採用することで力の抜けたカジュアルとして着こなしやすいバランスに。ボディに採用したプリマフレックスという素材は、縦横に伸び縮みする4WAYストレッチ素材で、撥水性の高さも魅力。締め付け感がなく、軽やかな着心地に仕上がっているので、アクティブに過ごす休日にもうってつけなんです。

アイテム3『グッドオン』ベースボールシャツ

アメリカ製の生地を使ったTシャツに定評のある『グッドオン』だけあって、ベースボールシャツも5.5オンスの地厚なTシャツ生地で仕立てたタフな作りが自慢です。味のあるボルドーカラーは顔料染めによるもので、ステッチ周りのアタリにも独特の雰囲気があります。シルエットは、袖やボディにゆとりを持たせたオーバーサイズなボックス型により、肩を少し落として着られるバランスに。洗濯を繰り返すことで色褪せ感が増し、エイジングを楽しめるのも他にはない魅力といえるでしょう。

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アイテム4『ジーディーシー』ミリタリーベースボールシャツ

ちょっと趣向を変えて、バックサテン風の生地でミリタリーテイストを付与するのも、“野球少年見え”の回避に有効です。しかもこちらは、羽織りもの感覚で使えるロングスリーブデザイン。着こなしの幅もグッと広がりそうです。袖口はカフがついた仕様になっているので、袖まくりによるアレンジも自由自在。フロントに走る白ラインは後ろ身頃の首回りを1周しているので、後ろ姿の見栄えも申し分ありません。

アイテム5『チャンピオン』×『ビームス』別注ベースボールシャツ

『チャンピオン』らしさが滲むタフな9.5オンスのスウェットを使い、シルエットからボタンなどの細部の仕様まで完全別注した1枚。身幅もアームホールもゆったりとさせたビッグシルエットを採用してはいるものの、ネイビーのラインやロゴ以外のディテールは省かれているので子供っぽく見える心配はなし。襟足に描かれたブランドのロゴの刺繍がバックスタイルの見どころになっています。

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アイテム6『ユナイテッドアスレ』4.1オンス ドライ ベースボールシャツ

都会的な配色ながら、吸汗速乾性に優れるポリエステル系のドライ生地を採用しているので、さらりと爽やかな着心地に。フロントはボックスカット、後ろ裾をラウンドカットに仕上げた裾周りでユニフォーム感を消し、カジュアル使いしやすいデザインに仕上げています。ちなみにボディのポリエステル素材は、ウェア内をドライな状態に保つだけでなく紫外線をカット(UPF40)する効果も期待できます。

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アイテム7『ナインマイクロフォン』ベースボールシャツ

ベースボールシャツのイメージを良い意味で裏切るクリーンな印象の秘密は、シャツ地としてお馴染みのオックスフォード生地を採用しているから。とはいえ、洗いざらしのシワさえもサマになるのがオックスフォード素材の強み。シャツ地といってもノーアイロンで気楽に着こなすことができます。胸ポケットはアメカジらしさの漂うダブルポケットで、第三ボタンまでに留めた首周りのパイピングからも遊び心が感じられます。

アイテム8『グラム』ノーブルベースボースシャツ

ノーカラーシャツのような感覚で気楽に着られそうなのが、表面にネップ感のあるコットンレーヨンでヴィンテージ感を演出したこの一枚。フラップにゴールドのバーボタンをあしらった胸ポケットや、左前裾のディスクリプションパッチといったディテール使いでも、スポーツブランドのモノとはあきらかに違う洒落感を印象付けられます。袖口は、暑くなったらサッと捲れるカフ仕様です。

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小林 大甫

モノ雑誌と男性ライフスタイル誌の編集を経て、現在はフリーライターとしてメンズファッション誌、ライフスタイル誌、WEBを中心に執筆。ファッション遍歴は、渋カジから英国系テーラードを経て、再びアメカジに回帰。現在は無国籍状態に。
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