ジャージパンツをはきこなす。参考にしたいコーデとブランド10選

ジャージパンツをはきこなす。参考にしたいコーデとブランド10選

いつでも快適に過ごせるジャージパンツ。スポーツウェアとしての印象が強い楽ちんパンツを街で着るには何を選び、どう合わせるべきか。そのポイントについて考えたい。

菊地 亮

2020.05.18

トップス
ジャージ

ジャージパンツをタウンユースしよう

動きを束縛しないユルさと、汗や汚れにも物怖じせず着られる気軽さがウリのジャージパンツ。親しみやすさに加え、’80sリバイバルやスポーツMIXのトレンドを受けて街でもジワジワ浸透中だ。とはいえ、ベースはあくまでもスポーツ着。“場違い感”をかわす何らかの手立ては必要だろう。そのツボさえマスターすれば、きっと心強い味方となってくれる。

街コーデにジャージパンツを取り入れるために押さえたいポイントとは?

ジャージパンツの主戦場はアスレチックシーン。それを街ファッションへと招き入れるならば、選ぶアイテムにも相応の配慮は必要だ。あえてアグレッシブな色を取り入れて個性を打ち出すのも良いが、大人げないとも捉えかねない。基本的にはダークトーンを推奨したい。“若造感”を控えるなら佇まいにはエレガントさも必要だろう。そのためには、スタイリッシュなシルエットが好ましい。

ジャージパンツをおしゃれに着こなす。ならばこんなアイテムと組み合わせて

出自がスポーツシーンとなれば、パーカーやスウェットシャツとは相性良好。過去の経験則からいって、ストリート風に合わせるのがベターだろう。トップスがビッグシルエットなら、パンツの過度な主張を抑え今っぽさも表現できる。また、異テイストを絡めて印象を控えるのも有効。きれいめなシャツやアメカジ定番のGジャンなどは試す価値ありだ。

グッドサンプルに学ぶ、ジャージパンツのコーデ術

論より証拠というわけで、街行く着こなしの名手たちのコーディネートを見ながら、ジャージパンツのアイテム選びや合わせのコツについて総復習。先述したアレコレを頭の片隅で反芻し、イメージが固まったらあとは実践あるのみ!

コーデ1ストリートスタイルへの落とし込みは、サイジングと色数で大人らしく

違和感なくコーディネートへ落とし込む最短ルートは、スポーティなアイテムと親和性の高いストリートスタイルに取り入れること。ここでは、シャープな1本に旬も意識したビッグシルエットのスウェットシャツを。色数を抑えながら大人っぽさも意識させている。

コーデ2アメカジの定番着で街への親和性を高める

どこかオールドスクールな雰囲気を醸すサイドライン入りのジャージーの足元は、同配色のチェッカー柄の『ヴァンズ』で。キモは、そこへサラッと羽織ったGジャン。昔馴染みのアメカジアイテムで合わせることにより、街との親和性を高めている。

コーデ3ジャージをアクセントとして活用

場違いな印象が気になるようであれば、トップスの主張する割合を高めるのも1つの手。お馴染みのパーカー&白Tに薄手のステンカラーコートを羽織って程良くボトムスを隠蔽。脚先に見えるサイドラインをスタイルのアクセントとして活用すれば自然に見える。

コーデ4ジャージの存在感をあえて和らげる、配色のテクニック

サイドのスナップボタンがまるでバスケットジャージーを彷彿とさせるが、テーパードを効かせたきれいなシルエットやソリッドな黒により思いのほかスマート。目線を上に上げる、発色の良いスウェットシャツをトップスに採用した点も高評価。

大人がはくなら。おすすめしたいジャージパンツのブランド10選

ややアクの強いアイテムだけに、大人が手に取るとなれば少々ハードルは高いかもしれない。ただ、ここに取り上げたアイテムならば、普段着として招き入れやすいはず。手懐けることができたなら、きっと休日を有意義に過ごせるだろう。

ブランド1『ニードルズ』×『ワイルドライフテーラー』

『ワイルドライフテーラー』がスタートして10周年を迎える2020年を記念した特別作。『ニードルズ』ならではの細すぎず、太すぎずの洗練されたシルエットに『ワイルドライフテーラー』ならではの”大人色”を採用。派手さのない絶妙なカラーリングが、スポーツウェアであることを忘れさせる仕上がりに貢献している。

ブランド2『パームエンジェルス』

LA発のブランドらしい、実に開放感たっぷりのアイテム。ウエストはゴム仕様で、脚の動きを阻害しない伸び縮み自在の生地仕立て。そんな自由さを備えながらもシルエットは細身。すっきりとした印象を構築してくれる。

ブランド3『サタデーズ ニューヨークシティ』

わたり幅を程ほどほどに取ったオーソドックスなジャージパンツゆえに、はき心地はいたって楽。ただ、左フロントへあしらったブランドロゴを小振りに、サイドのラインも細身に仕上げるなど、スポーティさを控えた意匠が街とのリンクのしやすさを後押しする。

ブランド4『アレッジ』

サイドの編み立てラインが独特な1本。ポリエステルのコットンを織り交ぜた生地はとことん柔らかく、気持ち良さを常に感じていられる。適度にハリ感があるため趣に凛々しさがあり、はいたときに美しいシルエットをしっかりキープしてくれるのだ。

ブランド5『GDC』

脚の動きにしっかり反応してくれる伸びやかな生地は、最高のリラックス感を提供。それでいて、ほのかに光沢を放っているためどこかエレガントな雰囲気だ。その印象をダメ押しするかのように、テーパードのかかったシルエットはスマートでダラしなさはほぼ皆無。

ブランド6『シーディーエム バイ カルペディウム』

100年以上の歴史を誇るイタリアのスポーツメーカー『カッパ』とのコラボ作。各々の特徴的なアイコンやロゴを配置し、テープデザインには輝きと立体感を生むジェルプリントを採用。レーヨンやナイロンなどを混紡させた生地がドレスライクな見た目を演出する。

ブランド7『ヒュンメル』

なんと言っても目を引くのは、バイカーパンツのような膝部分のシャーリングデザイン。その姿に思わずラインパンツであることも忘れてしまう。とはいえ、スポーツパンツならではの優れた伸縮性はしっかり反映。ノンストレスな履き心地を堪能できる。

ブランド8『メゾンスペシャル』

一見シンプルなデザインだが、備えるポテンシャルはかなりのもの。使用した素材は、すこぶる軽量ながら透けることはなく、UVカットも可能なレクチュール。それをダンボール編みで仕上げ、適度な肉厚感とストレッチ性をプラスしている。

ブランド9『パブリックトーキョー』

‘90年代当時の面影を覗かせ、モダンにアップデートさせたカプセルコレクションから。サイドにカラーコードパイピングを施しながら、ジャージパンツならではのサイドラインを構築。フロントにつまみステッチをあしらいトラウザーズのような表情を描き出した。

ブランド10『コンバース スターズ』

スニーカーの大定番『コンバース』から昨季新たに登場したブランド。オリジナルのラッセル編みで表現したサイドラインが目を引くこちらは、9分丈に設定されたレングスが軽やかな印象。ファスナー付きポケットによる利便性もうれしい。

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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