
アー・ペー・セーのTシャツガイド。大人におすすめの16アイテムを厳選
大人フレンチカジュアルの筆頭『アー・ペー・セー』。旬度の高いラインアップの内でも、特にTシャツは爽やかさとキャッチーさを兼ね備えている。この夏も必携間違いなし!
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見逃せない人気ぶり。『アー・ペー・セー』のTシャツが持つ魅力とは?
ジャン・トゥイトゥ氏の手により1987年にスタートした『アー・ペー・セー』。瞬く間に世界中のファッショニスタを魅了し、国際的なブランドとして地位を確立した。日本では1991年に旗艦店である代官山店をオープンし、90年代のフレンチカジュアルブームの一端を担った筆頭として、現在に至るまで人気は衰えることを知らない。その大きな魅力としては、シンプルかつ普遍的なデザインが挙げられるだろう。いつの時代でも“これぞ”なフレンチカジュアルを体現でき、その中でほんのりと個性を主張できるアイデンティティを持ち合わせている。そしてそんな『アー・ペー・セー』の魅力を、気軽かつわかりやすく体現しているのが毎季展開され、老若男女から支持を得るTシャツ群なのだ。
『アー・ペー・セー』のTシャツは、こんな風に着るのがおしゃれ
『アー・ペー・セー』は、ブランド誕生当初より変わることなくジャストサイジングを貫いている。Tシャツも例に漏れることはなく、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインも相まって、品のあるTシャツスタイルが実現可能だ。現在のラインアップでは、ワンポイントのロゴや緻密に計算されたディテールを施しているものが多く、“Tイチ”でも十二分に洒脱感を味わうことができる。インナーとして使うなら、ジャストサイズの品行方正さを生かして全体をスリムなシルエットで統一すれば、たちまち清潔感の溢れるモダンなスタイルを構築できるはず。
着こなし1
ラフなTイチ×ショーツを小物使いで上質なリゾートルックへ
これからの季節、Tシャツスタイルを構築するならまず検討するのがショートパンツとの合わせ。シンプルな夏コーデゆえに得てしてラフすぎたり、子供っぽく見えたりしてしまいがちだが、『アー・ペー・セー』の持つそこはかとない品のあるムードを生かし、首元のスカーフやレザーサンダルでクラス感を追加。小物にこだわるだけで、大きく変化をもたらすということがわかる好サンプルだ。
着こなし2
セットアップならロゴ見せでストリートスタイルを意識
セットアップのドレスダウンといえば、インナーは無地Tあたりが定石。ただし、その一手ではどうしても代わり映えしないスタイルになってしまいがちだ。そこで、あえて『アー・ペー・セー』のロゴTでストリートライクな着こなしに。胸元から覗くシンプルなゴシックロゴが良いアクセントになってくれる。キャップやスニーカーを用いて、スポーティに味付けするのもアリ。
着こなし3
ゆるいムードを演出するなら淡色コーデもおすすめ
Tイチスタイルを洒脱に促すなら、淡い色味のトーン・オン・トーンを試してみよう。例えば、ホワイトのロゴTを主軸に、パンツはゆるさのあるホワイトデニムをセレクト。色の持つ爽やかさとマイルドな雰囲気は休日のリラックススタイルにうってつけだ。また、足元は白スニーカーなどで色合わせすることなく、ヌーディなサンダルを採用すれば絶妙な抜け感を表現できる。
『アー・ペー・セー』のTシャツ、この夏おすすめの16選
『アー・ペー・セー』のTシャツは無駄のないシンプルなデザインと普遍的なサイジング、そして上質な素材が組み合わさった至極のマリアージュ。そして多種多様なラインアップを誇るのも特徴だ。また、デザイナーの遊び心もふんだんに散りばめられており、見ているだけでも楽しくなるほど。以下では数々のTシャツの中から必携の16モデルをピックアップしたので、この夏のTシャツスタイルにぜひ。
アイテム1
ポケット エンブレム
Tシャツにあしらわれているのは胸元のポケット1つとミニマムなブランドロゴのみという、ブランドのアイデンティティが端的に伝わる1枚。ただし、ロゴがポケットからはみ出るように配置されていて、緻密なデザインと遊び心も抜かりなく味わうことができる。シンプルながらもほんのりと個性を主張可能という、実に『アー・ペー・セー』らしい1着だ。
アイテム2
レイモンド
ブランドロゴと“RUE MADAME PARIS(リュ・マダム・パリ)”のプリントを胸元にオン。リュ・マダム・パリはフランス・パリのマダム通りを意味し、『アー・ペー・セー』が本店を構える場所である。普遍的な佇まいながらも厚手のコットンジャージー素材で仕上げられているので、サラッとしたソフトな肌触りで着心地もなめらか。
アイテム3
ダニエル
よりシンプルなロゴTをご所望ならばこちらはいかがだろう。胸元に“A.P.C.”のみという実直なロゴデザインは、よく見るとややかすれたプリントが施されている。柔和なベージュカラーも相まって抜け感のある表情を醸し出し、1枚で着てもその存在感はばっちり。ベーシックなコーデがお好みなら、カラバリのホワイトを選ぶのもおすすめだ。
アイテム4
ギャリー
クラシックタイプのショルダーラインにベーシックボディ、そしてその中央に描かれているのはブランドネームと手書き風の“囲い”。世に散見されるフロントロゴTと一線を画す、ユーモアたっぷりな1着に仕上がっている。ロゴには挿し色にも十分なレッドカラーを配し、Tイチスタイルはもちろん、シャツやジャケットのインナーとしても効果を発揮してくれるに違いない。
アイテム5
ネイサン
ピマコットンを使用した、ややツヤのあるボーダータイプ。生地の繊細さに合わせてボーダーのピッチを細めに設定しているので、より品のある表情に。フレンチブランドのボーダーといえばマリンテイストむんむんなものを想像しやすいが、本アイテムはモダンで都会的な印象。細身のデニムやスラックスなどできれいめに着こなしたい。
アイテム6
VPC ブランク
見ただけで遊び心が伝わる1着は、その名も“VPC”Tシャツ。『アー・ペー・セー』の“A”の文字を天地逆転させたことで“VPC”と名付けられている。ウィットとユーモアに富んだデザインセンスはさすがの一言。ボディはしっかりめでバイアストリミングが施されているためヘタレにくく、夏場は特に重宝すること請け合いだ。
アイテム7
ミュージック
フロントにギターを演奏する人物の写真がプリントされた1品。実はこれ、デザイナーであるジャン・トゥイトゥ氏自身がスタジオで演奏している1コマ。写真に添えられているのは、“私がロックスターになれなかったのはカーリーヘアのせいだ”という皮肉まじりの一文。本人の叶わなかった夢すらデザインに変えてしまうという、深堀りすればするほど面白い1枚だ。
アイテム8
オレリアン
繊細なボーダーをあしらった爽やかさ絶大なこちらは、ベースカラーに落ち着きのあるグリーンを採用し上品さに適度なカジュアルさをプラス。いわゆる“マリン”な雰囲気に寄せすぎていないため、きれいめからリラックススタイルまで幅広いコーディネートに差し込める。ラフすぎずに柄を取り入れたいならこの1枚を。
アイテム9
アイテム
今シーズンのテーマカラーとしてTシャツのほか、パンツやスウェットなどにも採用している“グリーングレー”を使用。この「アイテム」というシリーズは『アー・ペー・セー』内でも特にベーシックでデイリーなアイテムに、最小限のデザインを施し展開している。Tシャツに関しても、胸元に小さくロゴを入れるだけの極シンプルな味付けで仕上げられている。
アイテム10
テディ
2種類のモノクロ写真とその間に鎮座する『A.P.C.』のロゴ。あえて重なるように配置したレイアウトは、周りの余白も相まって奥行きを感じさせる。まるで海外アートやマガジンのようなデザインには、センスを感じざるを得ないはず。ジャケットやブルゾンを羽織っても、胸元のプリントがしっかりと主張してくれるためレイヤードにも便利だ。
アイテム11
カイル
ボクシーなシルエットとややドロップさせたショルダーラインでゆとりを持たせた1枚。ソフトで心地良い素材感が、風になびくたびに美しい表情を示してくれる。カジュアルになりすぎない上質な生地と、ほんのり気の利かせたミニマルなロゴは、大人が着るべきシンプルなオーバーサイズTシャツとしてぜひおすすめしたい。
アイテム12
アリ
昨今のトレンドとなっているタイダイ柄をあしらった華やかなボディに、胸元のシンプルなロゴを携えてスタイリングに彩りを加えられる独特なアイテム。夏らしいデザインに、薄手で快適な素材を採用したことで真夏のTシャツコーデにふさわしい1着に。ポップなイメージのタイダイとはいえ、淡いトーンを用いているので主張しすぎず程良く旬度を味わえる。
アイテム13
アレックス
ややワイドにとったフォルムに、ストーンウォッシュ加工を施した味わい深いカラーリングが特徴。原色ではない、少しかすれたような色合いがこなれ感を増幅してくれる。プレーンなデザインのため合わせられるアイテムの幅は広いが、今であればショートパンツやサンダルと組み合わせて、洒脱なリゾートスタイルへと促したい。
アイテム14
コモード
今回のラインアップ内でも1、2を争うきれいめタイプ。高密度で編み上げられた上質なコットン生地に加え、プレーンに仕上げられた極ミニマルなデザインが洗練されたモードな印象を与える。細身のリジッドデニムやサマーウールスラックスなど、『アー・ペー・セー』らしい上品かつ都会的な装いで着こなしたい逸品。
アイテム15
ボビー
ブランド本国から少し離れて、アメリカ西海岸的な風情を感じさせるのがこの1枚。胸元のアイコニックなロゴはタイダイ柄を取り入れて、ヴィンテージTシャツを思わせるプリントに。風合いの良いホワイトボディに爽やかなブルートーンが、夏らしい清涼感を漂わせる。ウォッシュドデニムや柄ショーツなど、どこか海を感じられるスタイルに落とし込むのも手だ。
アイテム16
ハートマン
艶やかなボルドーボディに同色の刺繍でロゴを表現した「ハートマン」。生地は比較的厚めなコットンジャージーを使用しているので、程良いハリを味わうことができる。さりげなくも、ちょっとだけ個性を主張したい、そんな気分に最適。白や黒、グレーといった定番色に偏りがちなだけに、大人らしいボルドーカラーの選択は気分を変えるのにもうってつけ。
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『アー・ペー・セー』 ポケット エンブレム
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『アー・ペー・セー』 コモード
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