トラウザーズの解説書。おすすめのブランドと大人流コーデ術

トラウザーズの解説書。おすすめのブランドと大人流コーデ術

トラウザーズと普段何気なく呼んではいるものの、確固たる定義を理解している人は少ないかも。ここではその明確な線引きから注目作、さらには着こなしまでを指南していく。

菊地 亮

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2022.08.06

知ってるようで知らない。トラウザーズとは?

知ってるようで知らない。トラウザーズとは?

ZOZOTOWN

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トラウザーズとはよく耳にするがそれをスラックスと呼ぶ者もいる。おそらくその大半は、両者の違いを“別称”ぐらいにしか思っていないかもしれないが、実は明確な違いがある。「トラウザーズ」はイギリス英語で、主にセットアップスーツのパンツや、ドレッシーな細身のロングレングスパンツを指しているのだ。

トラウザーズとスラックスは同じなのか、違うのか

トラウザーズとスラックスは同じなのか、違うのか

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写真のスラックスもまたキレイめなボトムスを呼ぶ際に用いられるケースが多い。そのため、つい「どちらを使っても」と思いがちだが、こちらはアメリカ英語。“slack(ゆるい、たるんだ)”を語源としていることからも分かるように、ゆとりのある長ズボンを指す。よって、アメリカではスーツの組下をスラックスと呼ぶことは少なく、「スーツパンツ」「ドレスパンツ」との呼び名が一般的だ。

トラウザーズを選ぶ前に。押さえておきたい選び方のポイント

トラウザーズを選ぶ前に。押さえておきたい選び方のポイント

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つまりは、きれいめな細身のロングパンツを「トラウザーズ」、カジュアルなロングパンツを「スラックス」と呼ぶのが正解となる。とはいえ、現在はトラウザーズをワイドに製作するなど、境界線があやふやであることが多い。そのため、厳密なルールに縛られず、今の空気に則ったワイドシルエットを選ぶのもいい。ただ、あくまでも“トラウザーズ”ゆえどこかに品はほのめかしたいところだ。

ワードローブに加えたい。トラウザーズのおすすめブランド9選

様々なアプローチでトラウザーズが製作され、ドレスとカジュアルの境界線が曖昧な昨今。何を選ぶかはより難解になってきたといっていい。求めたいのは旬でありながらも足を通した時に漂う大人っぽさお。ここではそんな選りすぐりの9本を選んでみた。

ブランド1

『ハケットロンドン』綿麻トラウザーズ タン

『ハケットロンドン』綿麻トラウザーズ タン

ETON HOUSE

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真の英国トラッドを体現するブランドとして広く知られる『ハケットロンドン』らしいアイテム。それを象徴するかのように、フロントへは小降りのプリーツを入れ、右前にウォッチポケットを配置。立体裁断により仕上げられているため下半身の収まりもいい。

ブランド2

『08サーカス』High count chino cloth painter pants

『08サーカス』High count chino cloth painter pants

Fine1985

Fine1985

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ペインターパンツをベースに、トラウザーズへと昇華させたユニークなアプローチは『08サーカス』らしい。そして、インタックを深く入れることでウエストのゆとりをもたせ、ユルく裾に向かって先細らせたシルエットに。それにより脚をより美しく見せてくれる。

ブランド3

『サイ』チェック トラウザーズ

『サイ』チェック トラウザーズ

ZOZOTOWN

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英国のテーラリングをベースとしているブランドだけに、カッティングやパターンなどに見る仕立ての良さは目を見張る。ガンクラブチェックを全面にあしらっているが、細かいゆえにワル目立ちせず、足首が覗くほどの丈感には軽やかさすら感じさせる。

ブランド4

『キャプテンサンシャイン』別注 2P トラウザーズ

『キャプテンサンシャイン』別注 2P トラウザーズ

ZOZOTOWN

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『ビームス』が『キャプテンサンシャイン』へ別注をかけたこちらは、光沢がのったコットンツイル生地が優雅。高密度に織り上げたそれは程よいハリを備え、ゆとりのあるシルエットながらどこか上品だ。両側にアジャストベルトを備えベルトレスでもはける。

ブランド5

『マッキントッシュフィロソフィー』ナイロン4WAYストレッチ ワイドトラウザーズ

『マッキントッシュフィロソフィー』ナイロン4WAYストレッチ ワイドトラウザーズ

ZOZOTOWN

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同ブランドのNEWシルエットは、ウエストをゴム仕様にしたコンフォータブルな仕上がり。タテヨコに伸びる2WAYストレッチ生地が、さらにはきやすさを助長する。とはいえ、適度にハリ感をもたせた凛々しいその姿は、ビジネスの場でも通用するほどだ。

ブランド6

『ザ スタイリスト ジャパン』2WAY PANTS

『ザ スタイリスト ジャパン』2WAY PANTS

ZOZOTOWN

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スーツの楽しさをまだ知らない若者たちに着てもらい、ワークウェア由来の生地でスーツを仕上げたいなど、様々な想いが込められた、スタイリスト大久保篤志氏のブランド。伸縮自在の生地はシワにもなりにくく、クリース入りの端正な顔立ちに誰もが惹きつけられる。

ブランド7

『ネイム』スリムテーパードトラウザーズ

『ネイム』スリムテーパードトラウザーズ

ZOZOTOWN

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まさに王道のトラウザーズと呼ぶにふさわしい優美な表情とスタイリッシュな出で立ちだ。ストレッチ混のトロピカルウールにて作られたスリムテーパードシルエットで、そのクリーンな趣は、抗ピル加工を施し毛羽を控えたところによるもの。

ブランド8

『ローン』UTILITY PT/トラウザーズ

『ローン』UTILITY PT/トラウザーズ

ZOZOTOWN

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2016年、フランスにて設立した新進気鋭だが、質にこだわった生地を使い、美しいパターンによって生み出されたアイテムは惚れ惚れするほど。しかも、フロントに大柄なユーティリティポケットを付けるなど、エスプリも効いている。

ブランド9

『イートーツ』トラウザーズ

『イートーツ』トラウザーズ

Avelia

Avelia

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継承してきたサヴィルロウの仕立て技術をベースに作るウェアで、昨今評価を高める老舗の『イートーツ』。代表作がトラウザーズで、タテに落としたシルエットは立体裁断で仕上げているためストレスはなく、タフと品を備えたツイル生地が流麗さを演出する。

トラウザーズのコーデ術は、街の洒落者に学ぶのが近道

容姿端麗なボトムスをまんま綺麗に合わせたのでは芸がない。普段から肩肘張らずに向き合うためには、適度な息抜きをスタイリングのどこかに匂わせることが大事だ。そのさじ加減をよく心得た街のベストサンプルを元に、その塩梅を探りたい。

トラウザーズのコーデ術は、街の洒落者に学ぶのが近道

WEAR

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かっちりしがちなトラウザーズも、チノクロスならば、一転マイルドな表情になる。そこへ味を加えているのが、どこか’50sムード漂うジオメトリック柄のシャツ。エキセントリックなデザインを、インナーのブラウンで落ち着かせている点も見逃せない。

トラウザーズのコーデ術は、街の洒落者に学ぶのが近道 2枚目の画像

WEAR

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トラウザーズにジャケットの王道コンビは、得てして固めな印象を後に残すものだが、その力みを程よく抜くデニムシャツの採用が絶妙。濃紺かつコシのある生地感ゆえ浮くことなく馴染ませている。革靴もローファーを選ぶことでどこかカジュアルな印象に。

トラウザーズのコーデ術は、街の洒落者に学ぶのが近道 3枚目の画像

WEAR

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美しい表情が印象的なスラックスのトップスへ合わせたのは、ラフなロングスリーブカットソー。相反するテイストのアイテムを組み合わせても、なおワンスタイルへ落とし込めたタネは、程よくゆとりをもたせた品のあるベスト。

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WEAR

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ネイビーのジャケットにグレーのトラウザーパンツと聞けば、ビジネスでも通用しそうなビシッとしたスタイルを想像しがち。ただ、インナーへ眩しいビタミンカラーのカットソーを挿し、足元は爽快なエスパドリーユを取り入れることでがぜん軽やかに。

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WEAR

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生真面目さが露呈しかねないトラウザーズも、ブラックウォッチ柄をあしらった一本なら見た目にも柔らかな印象になる。そのクラシックな空気に足並みをそろえ、ステンカラーコートをアウターにチョイス。内側のコーチジャケットで外した点もうまい。

注目編集者
菊地 亮

無類のスポーツ好き。得意ジャンルは革靴

菊地 亮
地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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