
“ただ外しただけ”ではNG。ノーネクタイの基本マナーとおしゃれに見せるコツ
今増えているノーネクタイの着こなしですが、ただネクタイを外しただけになっていませんか? 基本マナーをおさらいしつつ、おしゃれな着こなしテクをご紹介します。
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今一度おさらい。ノーネクタイの基本マナー
クールビズの実施とともに広がったのが、ネクタイを締めないノータイスタイル。以前はクールビズがスタートする5月1日からこのノーネクタイがOKとされていましたが、最近はビジネススタイルの多様化に伴い季節を問わず受け入れられています。ノーネクタイは軽快で涼しげな印象を与える半面、シーンによっては相手にだらしない印象を与えてしまうことも。商談やプレゼンなど、勝負の場面では夏でもネクタイを締めるのがベストな選択といえるでしょう。
“ただネクタイを外しただけ”ではNG。ノータイスタイル、3つのポイント
ノータイスタイルで1番気をつけないといけないのが、“いつものスーツスタイルからただネクタイを外しただけ”に見えないこと。なぜなら、だらしない印象を与えるだけでなく、どこか物足りなくも見えてしまうからです。ノーネクタイにふさわしいシャツの襟型や着こなし方があるので、ここではそのポイントを解説します。
ポイント1
ネクタイなしでもサマになる襟型のシャツを選ぶ
ノータイスタイルで最も重要なのがシャツの襟型です。”ただネクタイを外しただけ”に見せないために選ぶべきは、ボタンダウンまたはホリゾンタルカラー。どちらもノーネクタイに適した襟型で、襟元に立体的なラインが生まれるようにデザインされています。また、初心者には少し難易度が高めですが、イタリアンカラーもおすすめですよ。
ポイント2
シャツのフロントボタンは1つ開けがベスト
ノーネクタイのときに迷うのが、フロントボタンをいくつ開けるか。ボタンの開け過ぎはビジネスに必須の“きちんと感”を半減させるだけでなく、だらしない印象を与えてしまいます。とはいえ、ボタンをまったく開けないのはバランスが悪く暑苦しく見えます。ビジネスシーンにおいて、ノーネクタイでのフロントボタンは、1つ開けが最適解となります。
ポイント3
Vゾーンに存在感を持たせるならポケットチーフをプラスするのも手
ノータイスタイルはシンプルなほど、間が抜けたVゾーンに見えてしまうことも。とはいえ、シャツやスーツにむやみに存在感を持たせるのはいただけません。この問題は、ポケットチーフを挿すことで解決しましょう。ビジネスシーンでは、主張控えめな無地をTVフォールドで挿すのがベターです。
きちんと感とおしゃれを両立。ノーネクタイの正解コーデ
ここからは、ノーネクタイのおしゃれなコーデ例をピックアップしてご紹介。スーツやジャケパンなど、4つのスタイル別に解説していきますので、ぜひノータイスタイルを作る際の参考にしてみてください。
▼スーツスタイルにおけるノーネクタイ、着こなしのコツ
これはジャケパンにもいえることですが、ネクタイがない寂しさを補おうとシャツもスーツも柄モノを選ぶ人がいますがそれは絶対に避けるべき。なぜなら、Vゾーンのまとめ役であるネクタイがないと、柄同士が喧嘩してしまうからです。スーツが柄の場合は無地シャツ、スーツが無地の場合は柄シャツでバランスを図るのがポイントです。
コーデ1
モダンなムード漂う、シンプルに徹したスタイリング
ネイビー無地のスーツに合わせたのは、ストライプのボタンダウンシャツ。小ぶりの襟なので、すっきりかつスタイリッシュなノータイスタイルを構築しています。ストライプは主張が控えめで、かつ涼しげなライトグレーなのも特筆すべきポイント。
コーデ2
襟元を華やかにするスカーフ使いに注目
ネイビーのシアサッカーのセットアップとブルーのギンガムチェックシャツで清涼感溢れるスタイリングに。さらに首元に巻いたスカーフがポイントで、洒落感アップに成功しています。すべてブルー系で揃えて着こなしに統一感を持たせているのも◎。
▼ジャケパンスタイルにおけるノーネクタイ、着こなしのコツ
一般的にジャケパンは、ジャケットかパンツのどちらかを濃色にするのが好バランスといわれています。それはシャツでも応用でき、ジャケットが濃色ならシャツは淡色、逆にジャケットが淡色ならシャツは濃色に仕上げるのがおすすめ。そうすればノータイでも印象的な着こなしを構築できます。
コーデ1
ネイビーシャツという選択が洒脱なノータイスタイルを構築
ライトグレーのジャケットにネイビーシャツという選択が新鮮。チーフやローファーもシャツと同色で揃えることでどこかモダンな雰囲気を放ち、周りと差がつくノータイスタイルに仕上げています。ボトムスにブラックウォッチをセレクトしているのも技アリ。
コーデ2
メリハリある配色でジャケットスタイルを印象的に
ネイビーブレザーにブルーのギンガムチェックシャツを合わせて、若々しさとトラッドな雰囲気をプラス。メリハリある配色がノータイでも印象的な着こなしを構築しています。トップスをブルー系でまとめているので清涼感もあり、これからの季節にぴったり!
▼ノージャケットにおけるノーネクタイ、着こなしのコツ(長袖シャツの場合)
長袖シャツを1枚で着る場合、ノーネクタイだと物足りなく感じてしまうことも。そんなときは柄シャツを選ぶのがおすすめ。ストライプやギンガムチェックを合わせると着こなしの存在感も高まり、ネクタイなしでもおしゃれで印象的に仕上がるんです。誰でも簡単に実践できるのでお試しあれ!
コーデ1
1枚でサマになるギンガムチェックシャツ
立体的な襟が美しいワイドカラーのギンガムチェックシャツを着用。ノータイでもコーデが寂しく見えることなくサマになるので、クールビズスタイルにうってつけです。ネイビーの細かいギンガムチェックは知的な雰囲気も醸し出してくれます。
コーデ2
さりげないディテールで差をつけた好例
ベーシックなストライプにネイビーのダブルカラーとボタンがアクセントになっているデザインに注目を。ボトムスはグレーとし、統一感のあるすっきりした装いに仕上がっています。
▼ノージャケットにおけるノーネクタイ、着こなしのコツ(半袖シャツの場合)
カジュアルシーンではオーバーサイズがトレンドですが、ビジネススタイルでは絶対にNG。特に半袖シャツは大きめのサイズ感だと、おじさんっぽい印象を与えてしまうんです。ノータイでも野暮ったく見えず、サマになる半袖シャツはジャストサイズの一択。そうすればおしゃれな雰囲気も醸し出せますよ。
コーデ1
上品さとスタイリッシュさを両得できるバイカラーコーデ
生地に表情がある鹿の子のビズポロは、1枚でも存在感は十分。コンパクトなボタンダウンタイプなのでノータイでもサマになり、野暮ったさとは無縁のスマートな印象で着こなしています。ボトムスはベージュのスラックスをセレクトし、上品なバイカラーを表現しているのもお見事。
コーデ2
ノータイだからこそ生きる胸元のワンポイントに注目
ポロシャツはカジュアルなイメージがありますが、台襟付きならきちんと感も演出できてクールビズにも活躍。しかもこちらは左胸に刺繍が施されているので、ノータイでも寂しく見えることなく絶妙なアクセントになっています。ボトムスはシンプルにグレースラックスがベストな選択。
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