
サファリハット入門。街でもレジャーでも使えるアイテムとコーデサンプル
夏の強い日差しにどう対処するかは重要な課題だ。機能的でしゃれたサファリハットが有効な解決策になることを、おすすめアイテムやコーデへの取り入れ方と合わせてご紹介。
サファリハットとは?
サファリハットは、軍帽子のブッシュハットやブーニーハットから派生したものとされる。陽光を防ぐ長めのブリム、風で飛ばされないためのあごひも、そして、クラウン側面にある木の枝や草を引っ掛けカモフラージュする際に用いられたブランチループが特徴だ。その機能性や独特の風貌から、もっぱらアウトドアシーンで使われてきた帽子である。
サファリハットはどう被るとバランスが良いのか
サファリハットを街で被るとなれば、持ち前の機能面をキープしながらも、スタイルのアクセントになるデザイン性や品の良さを備えたアイテムを選びたい。色はモノトーンやアースカラーがベターで、柄や生地によって品格をほのめかしたものが理想。被り方としては、ブリムがやや長めということもあり、目にかからないよう浅めに被るのが良いだろう。それによって軽やかで明るい印象に仕上がるというメリットもある。
大人が街で被るならこれ。サファリハットのおすすめ7選
サファリハットをタウンユーすするうえで重視すべきは、街との親和性を感じさせるビジュアル。アウトドアフィールドで活用されてきた背景からにじみ出る武骨な雰囲気を極力控えたアイテムが理想的である。そこで、色やフォルムなど、街と相性の良いアイテムをピックアップしてみた。
アイテム1
『ニューエラ』アドベンチャーハット
1920年創業の老舗ヘッドウェアブランドは、MLB唯一の公式キャップを手掛けることで知られている。だが、なかなかどうしてサファリハットも素敵な出来栄え。やや浅めのクラウンに幅狭めのツバは軽快な印象で、側面のフラップポケットも何げに便利である。
アイテム2
『ポーラー』FURRY FONT 2WAY DRAWCORD LONG BRIM HAT
アメリカはオレゴン州発祥のアウトドアブランドは、独自のコンセプトから生み出されるユニークなアイテムに定評がある。そのサファリハットは、ロングブリムにより日差しをケア。クラウンとのつなぎ目にメッシュ地を配することで通気性も高めた優良児。
アイテム3
『クイックシルバー』ブッシュマスター
サーフ、スケートボード、スノーボードとボードライディングスポーツに特化した『クイックシルバー』のサファリハット。ベーシックなデザインはコーディネートを問わず活躍してくれるはず。あごひもはアジャスタータイプで調節も楽々。こちらのブルーは見た目にも涼しく、暑いシーズンにこそ被りたい。
アイテム4
『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』リップストップサファリハット
アウトドアはもちろん、街使いでも活躍するこちらのサファリハットは、頑丈かつ軽量なリップストップ仕様。ポケットがついているため、ひもが必要ないときは収納可能なところがさりげなく気が利いている。アウトドアテイストながらベーシックなデザインは着こなしのアクセントにももってこいだ。
アイテム5
『アヴィレックス』難燃サファリハット
レザージャケットやミリタリーウェアのイメージが強い『アヴィレックス』だが、同ブランドのサファリハットもぜひ手に取ってほしい一品。褪せたような色味にフロントのブランドタグがヴィンテージミリタリーアイテムのような風合いだ。また、難燃素材のためキャンプやバーベキューなどでも頼りになるだろう。
アイテム6
『ラコステ』リバーシブルサファリハット
きれいめなコーデがお好みであれば、『ラコステ』のサファリハットはいかがだろう。広めのツバを採用したベーシックな形ながら、やや浅めに設定することでトレンド感を意識したこちら。コットンチノ素材とキャンバス素材を表裏で使用し、リバーシブルで楽しめる。カラーリングもクリーンな印象だ。
アイテム7
『ゴー トゥ バイ ミズノ』GOREブーニー
『ゴー トゥ バイ ミズノ』は、『ミズノ』がスポーツ品開発やフィールドで培ってきたノウハウを活かし、大人のアクティブなライフスタイルを提案する新コレクション。こちらは素材にゴアテックスを使用したオールウェザーアイテム。デザインもシンプルで、アウトドアシーンはもちろんタウンユースでも使える汎用性がうれしい。
サファリハットを取り入れたコーデサンプル集
元来、活躍の場がアクティブシーンだっただけに手軽さや機能性は心強い。ただ、特有のいなたさをどのように生かしながら街へ落とし込むかがポイント。街行く上級者たちから、タウンユースのヒントを探ろう。
コーデ1
サファリな味付けで“脱・普通”
無地の白Tシャツにショートパンツ。とことん身軽な夏スタイルの淡白さは、小物による味付けで周囲との違いを生み出せる。特筆すべきはサングラスと被りモノ。個性的なラウンドの玉型、サファリ風味のハットにより周囲とは一線を画す出で立ちへ。
コーデ2
モダンアウトドアを表現
今やアウトドアはトレンドの1つ。それらをどう都会的な着こなしに組み込むかがキモである。こちらはその最適解。アノラックやハット、リュックといった山系アイテムにシャープな黒を選び、街との親和性を図りながら旬をさりげなくアピールしている。
コーデ3
ほぼワントーンに加えたひとさじの変化
シャツとボトムスを同トーンのベージュでまとめたセットアップ風スタイル。さらに小物まで足並みを揃えた全身ワントーンに近い着こなしである。まとまりを生む分、淡白さが顔を出しそうだが、きれいめな中に添えたハットの粗野感が巧妙な変化を生んでいる。
コーデ4
山系がもたらす鮮度アップ
清々しいパーカとショートパンツ、そして『ヴァンズ』のスリッポンによるマッチアップは、サーフな装いの定番。そこへ、山っぽさが覗くペインティング風デザインのハットを加えたことで、いつものスタイルに新鮮さを呼び込んだ。
コーデ5
個性とインパクトの追加投入
バドワイザーの総柄ショーツにアシンメトリーのスニーカー。なんともアメリカナイズされた’80s風な着こなしである。その強烈な主張に引けを取らない鮮やかなハットはこれからの季節にもってこい。パンチの効いた出で立ちはビーチサイドでもことさら映えそうだ。

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この記事の掲載アイテム一覧(全7商品)
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『ニューエラ』 アドベンチャーハット
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『ポーラー』 FURRY FONT 2WAY DRAWCORD LONG BRIM HAT
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『クイックシルバー』 ブッシュマスター
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『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』 リップストップサファリハット
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『アヴィレックス』 難燃サファリハット
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『ラコステ』 リバーシブルサファリハット
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『ゴー トゥ バイ ミズノ』 GOREブーニー
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