
きちんと見えて楽ちん。テレワークの服装の正解を探る
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、テレワークを推奨する企業が増えています。そこで困るのが、どんな服装で仕事すればいいか。本記事ではコーデの正解に迫ります。
意外と悩むテレワークの服装。いったい何が正解?
満員電車に乗ることなく、時間を有効に使えるのがテレワークのメリット。しかし一方で、オンとオフの切り替えができない、集中力が続かない、Web会議をするときの服装に困る、などのデメリットがあります。なかでも最も戸惑っている人が多いのは、テレワークにおいての服装ではないでしょうか。人と会わないから部屋着でも良いのか、はたまたWeb会議ではジャケットを着るべきなのか。テレワークの服装に関するあらゆる疑問を解決すべく、アイテムの選び方から着こなしまでをご紹介します!
テレワークの服装は、“きちんと見えて楽ちん”がポイント
いくら重要なWeb会議でも、タイドアップしたスーツスタイルはトゥーマッチ。かといって部屋着のままではだらしない印象を与えてしまいます。テレワークの服装で重視すべきは、きちんと見えるのに楽な着心地であること。ここでは仕事の効率を上げ、Web会議でも好印象を与えられる3つのポイントを伝授します。
ポイント1
ストレスフリーの楽な着心地
慣れない環境での仕事は、たとえ自宅でもストレスを感じることが多いと思います。その解決策としておすすめなのが、楽な着心地のアイテムを選ぶこと。ストレッチ性に優れた素材だったり、ウエストがドローコードのパンツだったり、楽な着心地だとストレスを解消できるだけでなく、仕事の効率アップにもつながるはずです。
ポイント2
襟付きトップスorジャケットできちんと感も演出
「楽な着心地を重視するなら、部屋着でも良いのでは?」という声も聞こえてきそうですが、それではオンとオフの切り替えができません。さらに急なWeb会議にも対応できるよう、テレワークではシャツやビズポロなどの襟付きのトップスを選ぶのが正解です。また、Tシャツ1枚で仕事をしていた場合は、ジャケットを羽織ればきちんとした印象を与えられますよ。
ポイント3
清涼感ある爽やかなカラーリングで好印象も獲得
これはWeb会議に限ってのことですが、画面越しであっても、きちんと感に加えて好印象をしっかり獲得したいところ。白やブルー、ネイビーといった配色で上半身を構成すれば、爽やかで清潔感ある雰囲気を演出できます。また、ライトトーンはレフ板効果で顔がパッと明るくなるので、さらなる印象アップにもつながりますよ。
テレワークでの着こなしに。ぜひ取り入れたいのはこの7アイテム
トップスからジャケット、ボトムスまで、テレワークでおすすめのアイテムを厳選。どれも普段のビジネスシーンでも使えるものばかりなので、ワードローブにあると確実に重宝します。また、色選びや着こなしについても詳しく解説。
アイテム1
気軽に羽織れて楽ちんな「ジャージージャケット」
Web会議があるときに重宝するのがジャケットですが、ウール素材などの上質なものはTシャツとの合わせにはトゥーマッチということも。そこで選ぶべきは、ジャージー素材です。ストレッチ性に優れているので快適な着心地で、シワにもなりにくいのも魅力。今回はベージュをチョイスしていますが、ネイビーやグレーもおすすめ。いずれもインナーはライトトーンだと爽やかな印象を与えられますよ。
アイテム2
ノータイでもサマになる「オックスフォード地のボタンダウンシャツ」
ネクタイを締めることを前提に作られたシャツやブロードなどの繊細な生地を使ったシャツは、ノータイが基本のテレワークにはふさわしくありません。きちんと見えるけど適度にカジュアルで、ノータイでもサマになる1枚をセレクトすべきでしょう。それがぴったりハマるのが、オックスフォード地のボタンダウンシャツです。色は顔映りの良いサックスブルーや白、淡いピンクがベター。
アイテム3
快適な着心地できちんと見えも叶う「ホリゾンタルカラーのビズポロ」
伸縮性に優れた鹿の子を採用したビズポロは、まさにテレワークにうってつけ。ポロシャツタイプもおすすめですが、今回はよりきちんと感のあるシャツタイプを選択。しかもホリゾンタルカラーなので、ノータイでも立体的な襟元に仕上げることができます。ライトトーンも良いですが、ネイビーだとシックで落ち着いた雰囲気も手に入りますよ。
アイテム4
上品さとカジュアルさを両得できるハイゲージの「ニットポロ」
もちろん鹿の子のポロシャツも間違いではないですが、ともすると休日のお父さんに見えてしまう場合もあります。上半身しか映らないWeb会議だとなおさら。なので、テレワークにポロシャツを取り入れるなら、ラフさと上品さが混在するニットポロがベストな選択です。色はモダンな印象も与えられるブラウンなどのダークトーンを。
アイテム5
ジャケットなしでもWeb会議に対応する「ニットTシャツ」
一般的なTシャツよりも品があり、かつ快適な着用感も実現するならニットTシャツを選択するのもアリ。1枚でもラフになりすぎないので、Web会議でもジャケットを羽織らなくてOKなのもメリットです。ただし、ミドルゲージやローゲージだと上品さは半減してしまうので、ハイゲージがおすすめです。
アイテム6
楽なはき味ながらもスラックス見えする「イージーパンツ」
例えばWeb会議中に資料を取りに席を離れるときなど。ボトムスが家着のスウェットパンツだと、いくら上半身がきちんとした着こなしでも台無し。もしもに備えてボトムスにも気を使う必要があります。おすすめなのは、一見するとスラックスのようなイージーパンツ。ウエストのドローコード仕様に加え、伸縮性に富んだ素材だとより快適ですよ。
アイテム7
シワになりにくい「セットアップ」
オンとオフを切り替えるために、テレワークでもセットアップを着用したい人は多いはず。そんなときはストレッチ性に優れ、シワになりにくい素材を選ぶのがベスト。イージーケアゆえに扱いやすく、ストレスフリーの着心地なのでテレワークにも最適です。Tシャツからドレスシャツまで、インナーを選ばない懐の深さも魅力。
ぜひ参考にしたい。テレワークの正解コーデ見本
テレワークに適したアイテムや着こなしのポイントは理解したけど、実際にどんなコーデが正解なのか……? というわけで、最後にテレワークスタイルの正解コーデ例をご紹介。シーン別にピックしたので、その日のスケジュールに合わせて参考にしてみてください。
▼シーン1:自宅でのデスクワークにおすすめのコーデ例
コーデ1
シャツ×ジーンズのきれいめカジュアル
自宅でのデスクワークとはいえ、適度な緊張感が欲しいならシャツを着用するのがおすすめです。程良くカジュアルでノータイでもサマになるオックスフォード地BDシャツに、きれいめジーンズをスタイリング。ナチュラルなストレッチが効いたシャツなら、快適な着心地でストレスとも無縁です。
コーデ2
大人っぽい落ち着いた配色でテレワークもスタイリッシュに
しっかりとした編み地のリブニットポロは、形崩れすることなくきちんと感をキープできる優れモノ。オリーブのスラックスとのコーディネートで、大人っぽくモダンな雰囲気を倍増させているのもポイントです。腕時計と華奢なバングルで、寂しく見えがちな手元のおしゃれを楽しんでいます。
▼シーン2:Web会議におすすめのコーデ例
コーデ3
シャツとの合わせで作業着発祥のセットアップのきちんと見えに成功
“スーツに見える作業着”として誕生した『WWS』のセットアップをチョイス。伸縮性が高く、かつ軽い着心地なのでテレワークにもうってつけです。インナーにはギンガムチェックのシャツを選択。Web会議に必要なきちんと感を演出しつつ、ノータイでも印象的な着こなしに仕上がっています。
コーデ4
Web会議でも好印象を獲得できる爽やか配色
ラフなTシャツスタイルも、鹿の子のジャケットを羽織るとWeb会議に対応。ネイビー×ライトグレー×白の配色で構成しているので、画面越しでも爽やかな印象を与えられます。ジャケットの袖を無造作にまくり上げ、こなれ感をプラスしたところにも注目を。

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