
ホーロー鍋は男メシの味方。選び方の基本と人気ブランド7選
プロの料理人からも支持されているホーロー鍋。使ってみたいけど、使いこなせるかが心配という人も多いのでは? ここで選び方から調理例、おすすめ品までを一挙公開!
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ホーロー鍋とは?
ホーロー鍋は鉄やアルミなどの金属素材の表面に、ガラス質の釉薬を高音で焼き付けてコーティングした鍋のこと。扱いやすさでいうとやはりステンレス鍋ですが、料理がおいしく仕上がるという点ではホーロー鍋のほうが上といっても過言ではありません。その理由は密閉率が高くて熱が逃げにくく、素材の旨味や甘さを顕著に感じることができるから。さらに臭い移りしにくく、耐摩擦性に優れているのもメリットです。
男メシの味方。ホーロー鍋をおすすめしたい理由
とことん料理好きな人は調味料にまでこだわったメニューを作りますが、一般的な男メシといったらやっぱり”簡単・旨い”ですよね。ホーロー鍋はそんな男メシにうってつけのアイテムなんです。以下でその理由を解説します。
理由1
シンプルな調理でも驚くほどおいしい
厚みと気密性に優れているホーロー鍋は、誰でも簡単においしい料理を作ることができます。例えば、野菜とウインナーを煮込むポトフ。材料とコンソメを入れただけのシンプルな調理でも、ホーロー鍋が食材本来の旨味を引き出してくれるので驚くほどおいしく仕上がるんです。これなら料理初心者でもチャレンジしやすいですよね。
理由2
ズボラくんでも苦にならないほどお手入れが簡単
ガラスでコーティングされたホーロー鍋は見た目が美しいだけでなく、臭いや汚れが付きにくいというのも特徴です。お手入れは、台所用中性洗剤とスポンジでやさしく洗えばOK。もし焦げ付いてしまっても、熱湯を入れて焦げや汚れをふやかしてスポンジでこすればきれいに落ちるんですよ。おいしい料理が作れて、お手入れも簡単とはうれしい限り。
理由3
出しっぱなしでもサマになるおしゃれなデザイン
ホーロー鍋の魅力といったら、やっぱりおしゃれなデザイン。例え殺風景なキッチンでも、ホーロー鍋を置くだけでスタイリッシュに早変わり。そのまま食卓に出してもOKで、食卓をおしゃれに演出します。
ホーロー鍋ならこんな調理が可能です
ホーロー鍋は煮込むことだけに適していると思いきや、実はあらゆる調理で活躍します。大概のレシピに対応するので、レパートリーの幅もグッと広がるはず。鍋をいろいろと揃える必要がないことも考えると、費用対効果も抜群に高いですよ。
調理例1
ホーロー鍋の魅力を存分に生かせる煮込み料理
ムラのない熱まわりと保温性の良さ、そして食材から出る水分を逃さない重たい蓋etc.……。ホーロー鍋の特徴を生かすなら、やっぱり煮込み料理が一番! 弱火でじっくりと調理すれば、少量の水だけで驚くほどおいしく仕上がります。食材を切って煮込むだけと簡単なので、料理初心者にもぴったり。
調理例2
優れた熱伝導性でご飯もムラなくおいしく炊き上がる
“ご飯は土鍋がおいしく炊ける”と思いきや、ホーロー鍋も負けず劣らずご飯を炊くのが得意。均一に火が通るので一粒一粒が際立ってふっくらと仕上がり、お米の甘みを感じられるんですよ。しかも炊飯ジャーに比べると短時間で炊き上がるというのも特筆すべきポイント。
調理例3
食材の旨味を最大限に引き出す蒸し料理
食材にじっくり火が入るホーロー鍋は、蒸し料理にもうってつけ。なかでも試してもらいたいのが蒸し野菜。野菜から水分が出るので無水調理、もしくは少量の水しか必要なく、自然な旨味や甘みを引き出すことができるのです。野菜そのもののおいしさを味わえるので、ぜひお試しあれ!
失敗しないための、ホーロー鍋の選び方
初めてホーロー鍋を選ぶ人は、何をポイントにしたら良いかわからないですよね。それなりに値が張るものなので失敗したくないもの。ホーロー鍋の種類からサイズまで、選び方のポイントを伝授します!
ポイント1
ホーロー鍋の種類は鋳物と鋼板の2種類。まずはそれぞれの特徴を知る
煮込み料理や炊飯用に最適な鋳物ホーロー鍋。厚みのある型に鉄を流して成型してコーティングを施しているので、熱がゆっくりと伝わって保温性は非常に高く、無水での調理も可能です。鋼板に比べるとやや値は張りますが、きちんと手入れすれば一生ものの鍋として活躍しますよ。
鋼の板を加工して作った鋼板ホーロー鍋は、熱の伝わりが早く、短時間で調理することができます。厚みが薄いために軽く、重たい鋳物に比べると扱いやすいので、日常使いに向いているといえるでしょう。ただし、保温性に関してはちょっと物足りない場合も。
ポイント2
重さにも直接関係するサイズ選びも慎重に
ホーロー鍋はモノによって重さが異なるため、サイズ選びも重要になります。特に鋳物はずっしりと重いので、大きいサイズを選んでしまうと扱いにくいと感じてしまうことも。まずは使い勝手の良い20~22cmくらいのサイズを選ぶのがおすすめ。ちなみに鋼板は軽いのが持ち味なので、重さよりも家族構成や作りたい料理を考慮して選ぶのがベストです。
男メシの強い味方。ホーロー鍋のおすすめ7選
海外ブランドから日本ブランドまで、男メシにふさわしく、かつおしゃれで機能的なモデルをピックアップ。カラーリングも男性におすすめのものをセレクトしているので、合わせてチェックしてみてください!
アイテム1
『ストウブ』ピコ・ココット
フランスの三ツ星シェフからも絶大な支持を受けている『ストウブ』は、熟練職人の丁寧な手作業で作られています。この「ピコ・ココット」で注目すべきは、蓋の内側に施された”ピコ”という丸突起。食材から出た旨味を含んだ蒸気がピコを伝わって水滴になり、肉や野菜がしっとりジューシーに仕上がるんです。独自のエマイユ加工により、食材が焦げ付きにくくてお手入れも簡単ですよ。鋳物タイプで、直径22cm。
アイテム2
『ル・クルーゼ』ココット・ロンド
ホーロー鍋人気の火付け役でもある『ル・クルーゼ』から、定番「ココット・ロンド」をセレクト。カラーバリエ―ションの豊富さが魅力のブランドですが、今回はどんなキッチンにもマッチし、かつ洗練された雰囲気が漂うホワイトをピックアップしました。特徴的なのは、蓋に開けられた3つの穴。この穴が適度に蒸気を逃すので、高い蓄熱性がありながらも吹きこぼれを防ぎ、雑味は外に出して旨味だけを引き出してくれるんです。鋳物タイプで、直径22cm。
アイテム3
『バーミキュラ』両手鍋 オープンポットラウンド
『バーミキュラ』は“世界一、素材本来の味を引き出す鍋”をコンセプトにする日本発のブランドです。とかく素晴らしいのが、0.01 mm単位の加工技術による非常に高い密閉性。無水調理を可能にするだけでなく、旨味や水分を逃さずに食材本来の味が楽しめるのです。また、ツマミ部分も金属製なので、そのままオーブンに入れて調理することも可能。料理の幅が広がりますよ。鋳物タイプで、直径22cm。
アイテム4
『ユニロイ』うすにび
“使いやすさと日本の美しさ”を高度な鋳造技術で表現した製品作りを続けている『ユニロイ』。一般的なホーロー鍋に比べると厚さは半分程度の2mmなので、鋳物タイプの欠点である重さを解消し、片手でも持てるほどの軽さを実現しています。人間工学に基づいてデザインされたハンドルは持ちやすく、かつ本体とのつなぎ目のない一体型になっているので洗いやすく清潔に保てるというのもうれしいポイント。鋳物タイプで、直径20cm。
アイテム5
『野田琺瑯』ルークシリーズ キャセロール
『野田琺瑯』は70年以上の歴史がある、日本を代表するホーロー製品ブランド。大人気「ルーク」シリーズのキャセロールは、どこかレトロな雰囲気が漂う丸みを帯びたフォルムが目を引きます。丁寧な手作業で作られているため、一つひとつ表情が異なるのもチャームポイント。クリーンで清潔感あるホワイトカラーは、どんなキッチン空間にもマッチしますよ。鋼板タイプ、直径21cm。
アイテム6
『ダンスク』コベンスタイル2 両手鍋
“デンマーク風”という意味を持つ『ダンスク』はアメリカ発のブランド。ポップで鮮やかなカラーリングも印象的ですが、特筆すべきは蓋です。アイコンにもなっている”バッテン”の持ち手は、実は鍋敷きにもなるんですよ。スタイリッシュさと機能美を兼ね備えたホーロー鍋といえるのです。また、パーツもすべてホーロー製なので、そのままオーブンに入れてもOK。鋼板タイプ、直径18cm。
アイテム7
『ハニーウェア』ソリッドシリーズ キャセロール
ホーロー製品を手掛けて約70年という日本発の『富士ホーロー』のオリジナルブランドである『ハニーウェア』。2015年にデビューした「ソリッド」は、新定番として人気を集めているシリーズです。シンプルでレトロな佇まいに加え、おしゃれなカラーバリエーションが持ち味。鋼板の厚みは1mmと薄く、優れた熱効率と堅牢性を実現しているため、軽くて使いやすい1品です。鋼板タイプ、直径20cm。
この記事の掲載アイテム一覧(全7商品)
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『ストウブ』 ピコ・ココット
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『ル・クルーゼ』 ココット・ロンド
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『バーミキュラ』 両手鍋 オープンポットラウンド
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『ユニロイ』 うすにび
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『野田琺瑯』 ルークシリーズ キャセロール
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『ダンスク』 コベンスタイル2 両手鍋
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『ハニーウェア』 ソリッドシリーズ キャセロール
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