ドリップ派にはやっぱり必須。コーヒーポットの選び方とハズさない名品11

ドリップ派にはやっぱり必須。コーヒーポットの選び方とハズさない名品11

ハンドドリップでコーヒーを淹れる際にお湯を注ぐのはやかんや電気ポットで十分、と思うかもしれませんが、それは間違い。コーヒーポットを使うべき理由があるんです。

近間 恭子

2020.08.10

キッチン用品
コーヒー

おいしいコーヒーを淹れるために。コーヒーポットを使う理由とは

自宅で本格的なコーヒーを楽しむなら、コーヒー豆だけでなく、道具にもこだわりたいものです。特にハンドドリップ派は、ドリッパーとペーパーに加えてコーヒーポットも必要不可欠です。コーヒーポットとは、注ぎ口が細くなったコーヒー用のケトルのこと。一般的なやかんや電気ポットでもコーヒーを淹れられますが、コーヒーポットを使うとよりおいしく淹れることができるんです。

おいしいコーヒーを抽出するには、挽いた豆の粉をドリッパーに入れ、”の”の字を書くようにゆっくりとお湯を注ぐのがポイント。しかし、注ぎ口が太いやかんやポットだとお湯が勢いよく出てしまい、エグ味や雑味が出やすくなってしまうんです。一方、コーヒーポットは一定の量のお湯をゆっくりと注ぐことができるよう作られているので、コーヒー豆本来の味をしっかり引き出すことができるんですよ。だからこそドリップ派にはコーヒーポットが必須なのです。

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コーヒーポットを選ぶなら。押さえておくべき3つのポイント

コーヒーポットはどれも同じに見えますが、注ぎ口の形状や素材などに違いがあり、それによって使い勝手や味も変わってきます。それぞれの特徴を理解すれば、コーヒーポット選びのヒントになるはず。

ポイント1注ぎ口の形状は「細口タイプ」と「鶴口タイプ」の2種類

コーヒーポットはお湯の注ぎ口の太さや形状が何より重要。なぜなら安定して細くお湯を注ぐほうが、コーヒーをおいしく淹れることができるから。機能性を重視してコーヒーポットを選びたい場合は、まずはこの部分をチェックするようにしましょう。

初心者でも使いやすいネックの太さが一定の細口タイプ

コーヒーポットを初めて使う人は、注ぎ口が細くてネックの太さが一定したタイプがおすすめ。湯量が一定なのでお湯が注ぎやすく、ムラなく安定したドリップを行えるからです。

中級者以上はネックの根元が太い鶴口タイプ

ハンドドリップでさまざまな淹れ方を楽しみたい人はネックの根元が太い鶴口タイプを。傾け方次第でお湯を1滴ずつ注ぐ点滴投下も可能で、飲み口の軽いコーヒーから濃くて苦味の強いコーヒーまで淹れることができます。

ポイント2コーヒーポットの素材は「ステンレス」「ホーロー」「銅」の3択

コーヒーポットに使われている素材は、基本的に機能につながって使い勝手も左右します。さらにステンレスならスタイリッシュ、銅ならクラシックというように見た目の印象も素材によって異なります。それぞれメリットとデメリットを解説するので、自分の好みを見極めてくださいね。

耐久性の高さが抜群なステンレス製

多くのコーヒーポットに用いられているステンレスは、耐久性が高くて錆びにくく、長く愛用できるうえにお手入れしやすいのが特徴。リーズナブルな価格のものも多いので、初心者の人でも手に取りやすいはずです。ただ、保温性がやや低く、薄いステンレスはお湯が冷めやすいのが難点。

保温性に優れたホーロー製

ホーローは保温性が高くてお湯が冷めにくいというメリットがあり、一度に大量のコーヒーを淹れるときや、ゆっくり時間をかけてコーヒーを淹れたい人にうってつけ。腐食に強いので錆びにくく、汚れを落としやすいのもメリットです。一方でデメリットは、急激な温度変化や衝撃に弱い点。さらに注ぎ口や根元を細くするのが難しい素材でもあります。

高級感あるルックスにも心惹かれる銅製

熱伝導性が高くてすぐにお湯が沸かせる銅製ポット。クラシカルな見た目が魅力ですが、使っているうちに表面が黒っぽく変色してしまうことも。落とすことはできますが、他の素材に比べるとお手入れに手間がかかります。また、凹みや傷がつきやすいというデメリットも。

ポイント3一度に淹れる杯数に適した大きさを選ぶ

コーヒーポットはさまざまなサイズで展開されています。一般的に一度に淹れるのが1~2杯なら700ml前後、3~4杯なら1L程度のものを選ぶのがベター。ただし、大きいものは重く、それによってドリップ時の細かなコントロールがしにくい場合も。コーヒーポットの扱いに慣れていない人は、淹れる杯数に関係なく、1~2杯向けの大きさを選ぶのがおすすめです。

コーヒーがもっとおいしく。コーヒーポットのおすすめ11選

ここからは、おすすめのコーヒーポットをご紹介。上記のポイントをふまえたセレクトになっているので、自分に合ったモデルを探してみてください。毎日のコーヒータイムがきっと豊かになりますよ!

アイテム1『ハリオ』V60 ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV

「ドリップケトル・ヴォーノ」は『ハリオ』の人気アイテム。お湯の量やスピードがコントロールしやすい細口タイプで、初心者でも使いやすいコーヒーポットです。ハンドルは波型で握りやすく、耐熱性の高い素材を使用しているため熱くなりにくいのも特筆すべき点。食洗機対応なのもうれしいポイント。

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近間 恭子

アイテム2『タカヒロ』コーヒードリップポット 雫

まろやかに輝くステンレスミラー仕上げが印象的なモデル。注ぎ口は直径約7mmの極細タイプなので雫を落とすような感覚で、思いのままにゆっくりドリップできます。開口部は直径約8.5cmもあり、手入れがしやすいのもGOOD。やや値段は張りますが、耐久性の高いステンレス製なので長く愛用できますよ。

アイテム3『珈琲考具』ドリップポット ITTEKI

金属加工の産地である新潟県燕市で、一つひとつ丁寧な手作業で作られている『珈琲考具』の「ITTEKI」。超極細の注ぎ口と計算された角度のハンドルにより、狙ったところに1滴ずつ丁寧に注ぐことができます。約15cmもある長い注ぎ口が、ドリップに適した温度へとお湯を冷ましてくれるのも◎。

アイテム4『パール金属』ステンレス製ドリップポット H-996

リーズナブルな価格がうれしい『パール金属』のコーヒーポット。ドリップに適した細めの注ぎ口に加え、約370gと軽くてグリップ力に優れた形状のハンドルも相まって安定したドリップを可能にします。ガスやIH調理器具、ハロゲンヒーターなどのあらゆる熱源に対応。

アイテム5『和平フレイズ』ケトル コーヒーポット CR-8877

耐久性が高い18-8ステンレス製で、ドリップしやすい細口タイプ。折り返した形状のハンドルは持ち上げやすく、重さも380gと軽いので使い勝手も抜群です。ガスからセラミックヒーターまで、幅広い熱源にも対応。それでいてお手頃価格で、長く愛用できるというのも魅力です。

アイテム6『MERMOO YILAN』リップケトル コーヒーポット

特別なテフロン高温塗料の外装、ステンレスの内装は耐久性が高くて傷つきにくく、腐食防止などの機能を備えています。ハンドルは握りやすく、本体を軽く傾けるだけで狙った場所にお湯を注ぐことができるのも優秀。注いでいる最中に傾きが大きくなっても蓋が外れる心配がない作りにも注目を。

アイテム7『月兎印』ステンレススリムポット

『月兎印』といえばホーローですが、今回はステンレス製のクールなコーヒーポットをセレクト。注ぎ口の形状にとことんこだわり、お湯の注ぐ量やタイミングをコントロールしやすいように設計されています。特殊な機構によって本体を傾けても蓋が外れないのも特筆すべきところ。

アイテム8『ユキワ』UK18-8M型コーヒーポット

本体から蓋、ハンドルにいたるまでオールステンレス製。高級感があるルックスも魅力で、キッチンなどで出しっぱなしにしていてもスタイリッシュな雰囲気を演出してくれます。注ぎ口が広い鶴口タイプなのでやや上級者向け。

アイテム9『カリタ』TSUBAME&KALITA 52204

こちらのコーヒーポットは新潟県燕市で作られ、厳しい品質基準をクリアにした”MADE IN ツバメ”に認定された銅製。その証しに底にはマークが刻印されています。内側にはメッキ加工が施されているので銅製ながらも水質が変化しにくく、木製のハンドルで熱くなりにくいのも高ポイント。

アイテム10『カイコ』コーヒーポット

グッドデザイン賞を受賞したホーローシリーズのコーヒーポットは、日本を代表するデザイナー小泉 誠氏が手掛けたもの。注ぎ口が大きいので、初心者よりも上級者におすすめのモデルです。容量は1.1Lなので、家族分のコーヒーを淹れるときや来客があったときに重宝しますよ。

アイテム11『キャプテンスタッグ』ホーローコーヒーポット

家ではもちろんアウトドアシーンでもおいしいコーヒーを飲みたい、そんな人はこちらのホーローポットを。ホーローは耐久性・耐熱性に優れているので、屋外でも活躍します。見た目にもおしゃれで、カラバリはレッド、ブラウン、ホワイト。

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遠藤 匠

ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。「MEN’S CLUB」や「Mono Master」などの男性誌をはじめ、女性誌やWEB、カタログで活動している。ビジネスからカジュアルまでのメンズファッション全般を得意としているが、最近は趣味がこうじて旅企画も担当。
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