
話題の調光レンズとは? “メガネときどきサングラス”の便利モノ
ここ最近見聞きする機会が増えた調光レンズ。ただ、実際どんなものかよくわからない、という方もいるのでは? 本記事で改めてその構造やメリットについて解説しよう。
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屋内ではメガネ、屋外ではサングラス。一人二役の調光レンズがとっても便利
日差しの強い時期ともなると紫外線対策は必須。となれば、やはりサングラスが欠かせない。ただ、屋外にいたところからいざ屋内に入ったときに、サングラスは意外と処遇に困るもの。バッグの中にそのまま放り込むとレンズに傷がつきかねないし、胸ポケットに入れておくと落下する危険性もある。そこで出番となるのが、サングラスとメガネ、その双方の要素を持ち合わせた調光レンズだ。紫外線量によってレンズが「透明」⇔「色付き」と変化するその便利さから、いま調光レンズ仕様のアイテムを手にする大人が急増中。というわけで、本記事ではその仕組みや利点について詳しく解説していきたい。
調光レンズのサングラスは実際のところ、何が良い? その仕組みとメリット
先述した通り、調光レンズは紫外線量によりレンズのカラー濃度が変化するレンズである。強烈な紫外線を浴びると色が濃くなって、まぶしさを軽減。また屋内のような紫外線が届きづらい場所では逆に色が抜けて透明になり、メガネを掛けているような明瞭な視界を確保できるのだ。つまり、ショッピングのような屋内外を行き来する場面などで、サングラスを掛け替えたり、バッグから出し入れしたり、といった手間を省くことができる。ものぐさな大人には、重宝することこの上ないアイテムといえるだろう。
無駄なものを極力排除し、荷物を軽くしたい旅行時などにもこの調光レンズはおあつらえ向き。移動する際や宿泊施設内など、屋内にいる時間が増えるために、非常に頼もしく感じられるはず。また、昼夜を問わずバイクで移動する、なんていう人にもおすすめだ。ただし、この調光レンズは太陽光の明るさに応じてレンズの濃度が変わるわけではなく、あくまで紫外線量に応じて濃淡が変化する仕組みであるため、フロントガラスが紫外線をカットしてくれるクルマの中ではまぶしくてもレンズの色は濃くならないので気を付けたい。
見た目も妥協なし。調光レンズ搭載のおすすめサングラス9選
屋内外を頻繁に往来する現代人にとって、非常に有用といえる調光レンズ搭載のアイウェア。せっかく手にするなら、いつものコーディネートにいい味付けを施せる見た目にもクールなモデルが理想的だ。今季は、ルックスも素敵なサングラスが目白押しなので、ぜひチェックしてもいらいたい。
アイテム1
『レイバン』の「ラウンドメタル エヴォルヴ」
「アヴィエーター」「クラブラウンド」「ラウンドフレック」など、『レイバン』を象徴する要素にも挙げられるメタルフレーム&ラウンド型。そこへ、ブランド独自の調光レンズ、エヴォルヴを搭載することでさらなる進化を促した。テンプルエンドの軽やかなオレンジもこれからの季節にピッタリ。
アイテム2
『トムフォード』のサングラス
男のエレガンスを体現し続けるモード界の重鎮『トムフォード』。その威厳はアイウェアにおいても陰ることはない。ヨロイ部分に光るアイコンのTパーツは最たる例。アジアンフィットで仕上げたことにより日本人の顔にも自然とフィットし、調光レンズ仕様が使いやすさを後押しする。
アイテム3
『オークリー』の「ラッチ キー」
スケートカルチャーを背景に宿す『オークリー』きっての人気モデル「ラッチ」の派生モデル。同シリーズ最大の特徴でもあるラッチ(掛け金)ヒンジをより進化させ、オリジナルに負けず劣らずの安定感を手に入れた。軽量かつ耐久性にも優れる「オーマター」素材のフレームは一日中掛けていても疲れ知らず。
アイテム4
『ロッツァ』のLV4053M
創業はなんと1878年。イタリア最古のアイウェアブランドとして知られる『ロッツァ』は、これまでの伝統を重んじながら、同時にイノベーションも大切にしてきた。本アイテムではアイケアを追求し、紫外線カットだけでなく、目の健康維持に不可欠な色素であるルテインの劣化を抑制するルティーナレンズを採用。やさしさに溢れた1本に仕上がっている。
アイテム5
『セイバー』のモナロ
2006年に、カリフォルニアのニューポートビーチに誕生した『セイバー』。過激かつ斬新なアイデアを信条とするその特色は、こちらからもヒシヒシと伝わってくる。天地幅を抑えたフロントデザインに反し、テンプルはワイドにして骨太感を演出。その絶妙なアンバランス感が目元に好アクセントをもたらしてくれる。
アイテム6
『チャリ&コー』のRIVINGTON
程良い透明感を残したフレームからはセルのインパクトとともに軽やかさが漂う。テンプル部分に遊びを加えることで掛け心地の良さを高め、シリコン製のクリングスは滑りづらくて安定感十分。そのうえ調光レンズ仕立てだから利便性もこの上なし。首から掛けられるロゴ入りオリジナルストラップもありがたい。
アイテム7
『アンクラウド』のプレリュード
“For REAL BIKERS ONLY”をテーマに掲げ、日本製のバイカーシェードやライディングギアを展開する骨太ブランド。こちらは、’70年代に製作されたフランスのヴィンテージシェードをデザインソースに、現代的に仕上げたこだわりの1品である。肉厚なセルフレームのオーセンティックな姿に男らしさがみなぎる。
アイテム8
『ポリス』のサングラス
ブルーミラーレンズで一世を風靡し、多くの著名人に愛されるイタリアのトップアイウェアブランド。なかでもこちらは、日本人の顔にもっともフィットしやすいとされる5カーブで製作されている。しかも、レンズに搭載されているのは調光レンズと、まさに大人にとってもうれしい1本。
アイテム9
『スミス』のロウダウン2
スノーボード用ゴーグルは言うに及ばず、ランやフィッシング用のサングラスでも実績のある『スミス』。こちらは街使いとしても格好の1本で、レンズには調光レンズを使用。ポリカーボネートを超える、米国陸軍のプロテクター開発プロジェクトから誕生した素材でレンズが作られているため、耐衝撃性・耐久性・軽量性は他の追随を許さない。
最後に。調光レンズのデメリットも知っておこう
屋内外でボーダーレスに使用可能で、シーンごとに出し入れするような煩わしさもない。調光レンズは良いことずくめではあるが、同時にデメリットがあることも知っておく必要がある。1つは、紫外線を浴びてからレンズの色が濃くなるのには時間がさほどかからないが、レンズが濃色の状態からクリアに戻るときにはやや時間がかかる点。ものにもよるが、およそ3~5分といったところだろうか。また、前述したようにフロントガラスで紫外線の届かないクルマの中での使用には不向きであること。そして、特に短命ということではないもののレンズの効果に寿命があり、徐々に色味が薄くなったり反応が鈍くなったりすることもあるのでしっかり理解しておきたい。
この記事の掲載アイテム一覧(全7商品)
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『トムフォード』 サングラス
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『オークリー』 「ラッチ キー」
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『ロッツァ』 LV4053M
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『セイバー』 モナロ
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『アンクラウド』 プレリュード
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『ポリス』 サングラス
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『スミス』 ロウダウン2
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