
ハリオの“フタがガラスの土鍋”とは? 中身が見えるだけじゃないおいしさの秘密
『ハリオ』といえばガラス製コーヒードリッパーが有名ですが、今人気を集めているのが“フタがガラスの土鍋”シリーズ。今回は土鍋にスポットを当て、その魅力に迫ります。
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耐熱ガラスメーカー『ハリオ』が手掛ける土鍋とは
1921年に耐熱ガラスメーカーとして創業した『ハリオ』。創業当初から一貫して耐熱ガラスの企画・製造・販売を行っており、日本で唯一工場を持つメーカーでもあります。耐熱ガラス加工の技術を生かし、コーヒーサイフォンの製作に着手したのをきっかけに家庭用品の分野に進出。近年はガラス製のコーヒードリッパーに加え、“フタがガラスの土鍋”シリーズが人気を集めています。
『ハリオ』の土鍋の特徴といえば、なんといっても耐熱ガラスの蓋。中を観察しながら調理できるのは楽しいだけでなく、調理状態も確認できて効率的でもあるんです。ちなみに筆者も愛用していますが、すべて同素材で作られた土鍋に比べると調理しやすいことを実感しています。また、ガラスの蓋は国内の自社工場製で、土鍋本体は三重県産の萬古焼という安心のジャパンメイドというところも『ハリオ』の土鍋が支持されている要因といえるでしょう。
おいしいご飯が炊けると人気の「フタがガラスのご飯釜」
まずは『ハリオ』の“フタがガラスの土鍋”シリーズで人気の「フタがガラスのご飯釜」についてご紹介します。土鍋でご飯を炊くのは難しいイメージがありますが、『ハリオ』の本品は使いやすくて上手に炊けると評判なんです。その秘密を探りつつ、特筆すべき3つの特徴や使い方のコツを詳しく解説。
▼ご飯釜の3つの特徴
特徴1
火加減が不要でふっくらおいしいご飯が炊ける
土鍋でご飯を炊く場合、まずは弱火で加熱し、中頃から強火にするのが良いとされています。『ハリオ』の「フタがガラスのご飯釜」のスゴイところは、そういった火加減が不要な点。中火で7~10分程度加熱するだけです。その秘密は、肉厚形状のご飯釜。ご飯釜に厚みを持たせることで火力を調節しなくてもゆっくり沸騰させることができ、沸騰後は蓄熱した熱でご飯が炊くことができます。
特徴2
火を止めるタイミングはホイッスルがお知らせ
一定の火力で炊けるのは便利ですが、難しいのが火を止めるタイミング。中火で7~10分程度とはいえ、火加減によって変わってくるし、毎回タイマーをかけるのも面倒ですよね。「フタがガラスのご飯釜」は蓋にホイッスルが搭載されていて、沸騰して蒸気が中央から噴き上がるとホイッスルが鳴り、火を止めるタイミングを知らせてくれるんです。これなら初心者でも失敗することなく、土鍋でおいしいご飯を炊くことができますよね。
特徴3
ご飯釜の内側にある水のラインにも注目
2合のお米を炊くのに400ml程度の水が必要になりますが、土鍋には水のラインがないので計量カップを使用しないといけません。それだと洗い物が増えるし、面倒ですよね。しかし、ご安心を。『ハリオ』のご飯釜は、釜の内側に水の量を示すラインが入っているので計量不要なんです。
▼ご飯をおいしく炊くためのコツ
コツ1
炊く前に30分以上水に浸しましょう
炊く前にお米を水に浸すのは、おいしいご飯に仕上げるための必須事項。硬い生米に水分を浸透させることで米の中心まで水分が届き、炊いたときに中まで熱が通ってふっくらとしたご飯に炊き上がるんです。浸水時間は、夏場は30分程度、冬は1時間程度を目安にしましょう。
コツ2
ホイッスルが鳴ったらそのまま1分程度加熱&15分ほど蒸らす
火を止めるタイミングでホイッスルが鳴りますが、すぐに火を止めるのではなく、そのまま1分程度加熱するのがおいしく仕上げるコツ。ちなみにその時間を3分程度にすると、土鍋ご飯の醍醐味であるお焦げを楽しむことができます。その後、15分程度蒸らしたら、おいしいご飯の完成です。
直火も電子レンジもOKな「フタがガラスの土鍋」
続いては、お鍋に活躍する「フタがガラスの土鍋」にフォーカス。ご飯釜同様に、ガラスの蓋と萬古焼の本体のセットで機能などは同じですが、2点ほど相違点があるので、下記ではそれをご紹介します。
▼ご飯釜とは異なる、土鍋の2つの特徴
特徴1
土鍋ながら直火にも電子レンジにも使える
土鍋とご飯釜の違いは直火だけでなく、電子レンジにも使えること。それを実現できたのは、耐熱温度差350度以上に耐える土鍋だからです。さらに蓋を外せばオーブンでの使用も可能と、調理の幅の広さもこの土鍋ならではの魅力。ちなみにIH調理器で使用するなら、ステンレス製の「雪平」をセレクトするようにしましょう。
特徴2
本体部分に食材に熱を効率良く伝える工夫アリ
高さのあるご飯釜に対し、土鍋は浅く広い形状。熱を効率良く食材に伝えるために鍋の底面が薄く、保温力を上げるために側面は厚くなっています。また、萬古焼の本体は表面がツルッとなめらかなので、焦げても水に漬けておけばすぐにはがれ、手入れが楽なのも特筆すべきポイント。
▼お鍋以外にもさまざまな調理が可能
調理例1
肉じゃがなどの煮物にも最適
土鍋を使った料理といえば、やっぱり鍋ですよね。水炊きやしゃぶしゃぶといったあらゆる鍋に使えます。さらに『ハリオ』の土鍋は、肉じゃがなどの煮物にもうってつけ。本体は蓄熱性に優れた萬古焼なので、ある程度火を通したら余熱を利用して仕上げることが可能です。省エネにもつながりますよ。
調理例2
リゾットやグラタンといった洋食にも活躍
土鍋というと和食のイメージがありますが、『ハリオ』の土鍋は洋食にも活躍します。例えば、リゾットは土鍋で作ることでよりふんわりと仕上がるし、浅鍋なのでパエリアにもおすすめです。また、蓋を外すとオーブンでも調理可能なのでグラタンにも最適で、大皿感覚でそのまま食卓に並べられるのもポイント。
サイズ展開は?『ハリオ』のご飯釜&土鍋のラインアップ
“フタがガラスの土鍋”シリーズは、ご飯釜が2サイズ、土鍋が3サイズの全5モデルを展開。使用人数や用途に合わせて最適なサイズを選びましょう。
▼ご飯釜は2サイズ展開
サイズ1
1人暮らしには1~2合用を
耐熱ガラス製の蓋で炊ける様子が見えるご飯釜。1~2合用のモデルは、1人暮らしに最適なサイズ感です。ご飯や炊き込みご飯はもちろん、おかゆも炊くことができるのがポイント。また、ちょっとした煮込み料理や煮物にも活躍しますよ。
サイズ2
家族で使用するなら2~3合用を
こちらは上記のモデルよりもワンサイズ大きい2~3合用。1合が茶碗2杯分といわれているので、3~6人家族に最適なサイズ感といえるでしょう。ご飯釜は蓋のつまみ部分が六角形になっているので、逆さに置いても転がらないのも優秀。
▼土鍋は3サイズから選べます
サイズ1
1人鍋に最適な6号
口径16.5cmの6号は、1人鍋にうってつけのサイズ感。さらに1~1.5合の炊飯や煮物、リゾット、煮込み料理など、1~2人前の調理にも使えますよ。
サイズ2
2~4人前を作るなら8号
筆者も愛用している土鍋が、口径22.5cmの8号です。実際に使ってみると、2~4人前の鍋を作るのに最適なサイズでした。シンプルでモダンな形状なので、テーブルで悪目立ちしないというのも魅力。
サイズ3
4~6人用におすすめの9号
「フタがガラスの土鍋」で1番大きい9号は口径25.5cmもあるので、4~6人での鍋に活躍します。ちなみに最大6合の炊飯に対応するので、大家族にもおすすめです。ただし、かなり容量のある電子レンジやオーブンでないと、9号は入らないので注意が必要。
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『ハリオ』 GNR-200-B
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『ハリオ』 MNN-165-B
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『ハリオ』 GDN-225-B
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『ハリオ』 MNN-255-B
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