
クロックスのサンダルはクセになる! タイプ別にピックアップした18足を品定め
コンフォートサンダルの先駆者として世界中で愛され続けている『クロックス』。コレクションが拡充し、サンダルの選択肢が増えている今こそ、改めて注目してみては?
夏サンダルの代表格。『クロックス』に、街も海もお任せ!
最近になって専業ブランドが増加し、人気が高まっているコンフォートサンダル。その先駆者であり、頭一つ抜けた認知度を誇っているのが『クロックス』です。クロッグサンダルの利便性を、同ブランドのアイテムで初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。かわいらしいブランド名は、クロコダイルにちなんでいます。”crocodile(クロコダイル)”は”croc”と略されることが多く、そこからネーミング。水中でも陸上でも活動できるワニは、独自の素材を用いることで実現した水陸両用サンダルを表現するのにうってつけだったのです。
画期的な水陸両用のクロッグサンダルは、夏のレジャー用やタウン用として人気を集めました。メジャーな存在となると、ソックスを合わせるなど季節を問わず愛用する人が増加。世界中で愛されるブランドに成長し、サンダルの種類も拡大しています。また、2021年辺りからはファレル・ウィリアムス氏、ジャスティン・ビーバー氏、ポスト・マローン氏といったファッションアイコンといえるセレブたちがこぞって『クロックス』を愛用。SNSでも拡散され、ファッションアイテムとしての『クロックス』が再び脚光を浴びています。
『クロックス』が選ばれている大きな理由は、2つの独自素材にあり!
人気の理由はいろいろありますが、『クロックス』のサンダルが支持されている最も大きな理由はその履き心地。それを担保しているのがオリジナルの樹脂素材です。2種類の独自素材についてわかりやすく解説しますので、特徴をしっかりチェックして『クロックス』の魅力を再確認しましょう!
素材1
多機能な樹脂素材クロスライドがメイン
『クロックス』を象徴する素材が、独自に開発された特製樹脂クロスライド。非常に軽量で柔らかく、心地良い反発力を備えたEVA素材です。分子と分子の間に隙間がない特殊構造クローズドセルにより、バクテリアや細菌の侵入を防ぐのも大きなポイントで、優れた防臭性を発揮します。また、履いている間に次第に足に馴染んでいくという特徴も。その結果、足裏への負担が分散し、筋肉疲労を最大で62%も抑制してくれます。
素材2
軽量性や柔軟性を高めたライトライドも活用
新たに開発して2018年に採用された樹脂ライトライドは、その名の通りよりライトな素材です。クロスライトと比較すると、軽量性が25%、柔軟性が40%も向上。低反発素材ならではの適度に沈み込むような質感も特徴で、ふわふわモチモチした履き心地をもたらします。このライトライドを採用したサンダルも増えていて、人気はさらに上昇中。軽さや柔らかさを重視するなら、ライトライドを条件にアイテムを選ぶのもおすすめです。
おしゃれに履けるのも魅力。『クロックス』を使ったお手本コーデ3選
『クロックス』は、おしゃれにコーディネートできるのも大きな魅力。自分らしく履きこなしている好例を3タイプご紹介します。別売りのチャーム「ジビッツ」でカスタマイズするのも『クロックス』を楽しむ方法ですが、カジュアルな雰囲気が強くなりがち。まずはチャームなしで大人っぽく履きこなすのがおすすめです!
コーデ1
ホワイトの『クロックス』で爽やかにまとめた好例
『クロックス』はラフな印象になると思われがちですが、モノトーン系カラーを選べば意外と落ち着いたコーディネートに仕上がります。爽やかにまとめるなら断然、ホワイト。このお手本のように、トップスもホワイトにすると自然と馴染み、クリーンな印象が増幅できます。白いシャツとインディゴブルーのジーンズがベースの定番的なコーディネートも、爽快かつ個性的な印象に昇華!
コーデ2
ブラックの『クロックス』を同色ソックスで格上げ!
足元を落ち着かせたいなら、やっぱりブラック。『クロックス』の定番であるクロッグタイプのサンダルはソックスが合わせられるので、サンダルとソックスをブラックで揃えれば一層落ち着いたムードが演出できます。このコーディネートも、ショートパンツを合わせているとは思えないほど落ち着いた雰囲気。インナーやパンツ、キャップまで色を揃えてブラックの縦軸を作り、クールにまとめているのもお見事です。
コーデ3
『クロックス』が起点の個性的ペールカラースタイル
カラーバリエーションが豊富なのも『クロックス』のサンダルが持つ魅力のひとつ。シューズ類では見かけないようなカラーを選べば、個性がアピールできます。他のアイテムはスタンダードなタイプを選び、サンダルを挿し色として利かせるのが基本形。ただしこのお手本は、全身をあえて『クロックス』とシンクロしてペールトーンで揃えた応用形のスタイリングです。『クロックス』の専用チャーム「ジビッツ」を1点だけ追加し、さりげなく個性を高めたバランスも絶妙。
『クロックス』といえばやっぱりこれ。クロッグタイプのおすすめモデル8選
フラッグシップモデルとも呼べる『クロックス』の看板が、クロッグタイプのサンダル。フランス語でサボとも呼ばれる仕様で、つま先から甲まですっぽり覆っている形状が特徴です。最近は、用途に合わせてソールなどの仕様を変えたアレンジバージョンが増えています。
アイテム1
クラシック クロッグ
ブランドを象徴するファーストモデルがこの「クラシック クロッグ」。素材はクロスライトを使用しています。サイドと上部に設けられた穴も特徴的で、通気性と排水性を高める役割が。また、ヒールストラップは可動式で、履くときの位置によって使い勝手が変わります。かかと側にフィットさせれば軽快な歩行をサポート。フロント側に倒せばミュールのような着脱しやすいサンダルとして使えます。
アイテム2
バヤバンド クロッグ
サイドのラインがスポーティなムードを放っているモデル。ベースは「クラシック クロッグ」と変わりませんが、ロゴが際立つデザインで人気を集めているロングセラーです。また、カラバリが多彩なのも大きな魅力。おすすめのカラーは、大人っぽさや爽やかさ、アクセントのバランスが取れているトリコロールです。マリンテイストやトラッドテイストが香るコーディネートにマッチしますよ。
アイテム3
クラシック ハイカー クロッグ
こちらもベースは「クラシック クロッグ」ですが、ノコギリ形状のラバー製アウトソールを搭載することでグリップ力を高めています。ストラップが前後に計2本付属しているのもポイント。それぞれを面ファスナーで調整でき、フィット感が細かくカスタムできます。さらにヒール側のストラップは可動式で、フロント側に倒せばぽってり感が強めの面持ちに。脱ぎ履きしやすいサンダルにアレンジ可能です。
アイテム4
オールテレイン クロッグ
モデル名の「オールテレイン」は、全地形といった意味。かかと側のホールド感をさらに高めたターボストラップと、滑り止め効果の高いラグソールの採用で、あらゆる路面への対応を可能にしています。未舗装の道やちょっとした岩場でも安定して歩ける設計のため、アウトドアシーンでも良き相棒となってくれます。
アイテム5
ビストロ クロッグ
「ビストロ」という名前の通り、飲食店の厨房で働く人のために開発されたモデル。硬い床面の上で長時間の立ち仕事をしても、クロスライトの衝撃吸収性などによって疲労が軽減できるように工夫されています。また、厚みのあるアッパーが調理器具などの落下から足を保護。アッパー部分に穴が開いていないのは、こぼれた液体の浸入を防ぐためです。さらに、水や油で汚れた床でも滑りにくい革新的なラバーソール、クロックスロックも採用。ミニマルでスタイリッシュなサンダルとして普段使いしてもOKです。
アイテム6
スペシャリスト 2.0 ベント クロッグ
病院や医療施設で働く人が快適に履けるように開発されたモデル。ヒールに少し高さを与えつつカップを深くすることでホールド感が高められています。上部の穴をふさぐことで、降りかかる水滴や薬品などの浸入をブロック。”ベント”とつくモデルでは、側面のみに穴を開けて通気性も両立させています。また、「ビストロ クロッグ」と同じく足をガードする安全性にも配慮。クロスライト素材の速乾性により、お手入れが簡単なのも実用的です!
アイテム7
エコー クロッグ
クロスライトをメインに使用しつつ、ライトライド製のドロップイン インソールをも組み合わせ、軽快な履き心地と快適なクッション性を両立。『クロックス』ならではの機能的なディテールは踏襲しながら、スポーティなストリートウェアにもマッチするスタイルに仕上げているモデルが「エコー」です。新鮮なマーブル柄だけでなく、シンプルな無地のタイプもセレクト可能。
アイテム8
オールテレイン アトラス クロッグ
アドベンチャーに出発できるほどのスペックを備えたモデル。アウトドア仕様にアップグレードするため、最高級の防滑性をもたらすラバー素材のクロックスMTNアウトソールを採用しています。機能性のみを追求しているモデルかと思いきや、靴底のパターンはロッキー山脈の地形をイメージ。遊び心も感じさせるデザインです。ナイロン製の編み上げ式バックストラップを採用しているため、フィット感が細かく調整できます。
スルッと履けて履き心地も快適。スライドタイプの『クロックス』おすすめ5選
スライドタイプのサンダルは、甲の部分をストラップでホールドしているのが特徴。かかと部分のストラップを省いているのが基本仕様で、着脱が簡単に行えるのが大きな魅力です。そう聞くとデザインのバリエーションは限られそうですが、『クロックス』では多様にラインアップ。好みのタイプがきっと見つかるはずです。
アイテム9
クラシック クロックス サンダル
2本のストラップをワイドにした設計により、スライド型であるにもかかわらずクロッグ型のような安心できる履き心地。つま先部分は開放的なので、いわばスライド型とクロッグ型のいいとこ取りのようなデザインです。インソールにくぼみを作ることで足の指を引っ掛かりやすくして、かかとが浮いてパカパカしないように配慮。ベースはシンプルなルックスで、コーデに合わせやすいサンダルです。
アイテム10
バヤ 2.0 スライド
側面の通気穴をブランドロゴの形状に切り抜いた斬新なデザインで人気を集めている「バヤ」。そんな定番をスライドサンダルにアレンジしたのがこちらのモデルです。アッパーを改良してフィット感を高め、スタイリッシュでモダンなスタイルに進化させたのがバージョン「2.0」。全体的にレイアウトした突起がマッサージを受けているような心地良さをもたらすインソールのデザインも特徴的です。
アイテム11
エコー スライド
快適な履き心地とスタイリッシュな外見を共存させた「エコー クロッグ」のスライドサンダル版。こちらもインソールにライトライドを採用し、足への密着度を2倍に高めています。ベースはシャワーサンダルと変わらない仕様でありながら、スタイリッシュなフォルムや厚みのあるソールがおしゃれな印象を醸成。デザイン上のポイントにもなっているソール側面の排水用ポートにより、水はけの良さや通気性も確保しています。
アイテム12
クラッシュ サンダル
トレンドのボリュームソールを採用したのが「クラッシュ サンダル」。ヒールの高さはおよそ6cmで、大胆なまでの厚底仕様になっています。おのずとクッション性が向上しているので、その視点からも選ぶ価値があるモデルです。ベースのデザインはシンプルかつオールマイティな2ストラップ仕様なので、高さのあるソールに慣れていない人でも意外とすんなり履きこなせますよ。
アイテム13
メガ クラッシュ サンダル
ボリュームをさらに追加した注目作が「メガ クラッシュ サンダル」。ヒールの高さはおよそ7cmに達しています。目を引くほどの厚みですが、バックストラップをプラスして着用時の安定感を向上。ストラップをフロント側に倒せばスライド型になるため、このカテゴリでピックアップしました。「クラッシュ サンダル」をベースにしつつ合成ゴムの靴底を追加したようなソールなので、グリップ性能もハイレベル。
トングつきで開放感が圧巻! フリップタイプの『クロックス』おすすめ5選
足の親指と人差し指でトングを挟んでホールドするサンダルがフリップタイプ。いわゆるトングサンダルやビーチサンダルのような仕様のサンダルを指しています。シンプルな構造だからこそ、さまざまな機能を持つ独自素材を使った『クロックス』ならではの強みも生きています。
アイテム14
クラシック クロックス フリップ
フリップタイプのスタンダードモデルがこの「クラシック クロックス フリップ」。「クラシック フリップ」をベースにしつつ、専用チャーム「ジビッツ」がつけられるホールを6つ追加した『クロックス』らしいモデルです。気泡を閉じ込めるフォーム構造を採用しつつ、ヒール部分を少しボリュームアップさせることで軽量かつフワッとした快適な履き心地も実現。トング部分の足当たりもマイルドで、履くのが楽しくなる逸品です。
アイテム15
クロックバンド フリップ
サイドのラインからスポーティなムードが漂っているデザインがポイントの1足です。ソールが薄く外見は一般的なビーチサンダルと変わりませんが、クロスライト素材ならではの反発力やクッショニングが利いていて履き心地は雲泥の差。足裏を適度に刺激してくれる突起のあるインソールも、快適性を高めています。トング部分にセットされたクロコダイルのアイコンがちょっとしたアクセントに。
アイテム16
オールテレイン フリップ
クロッグタイプでもご紹介した「オールテレイン」タイプのサンダルです。クロスライトのソフトな履き心地はそのままに、グリップ力を高めたアウトソールを追加しています。一般的なトングサンダルでは歩きにくい未舗装の地面やちょっとした岩場も、苦にならないほどのクッション性&グリップ性を実現。トングストラップを少しワイドにすることで、ホールド性も高められています。
アイテム17
スウィフトウォーター ウェーブ フリップ
超軽量の作りにすることで、水辺のアクティビティに最適なサンダルに仕上げられたモデル。アウトソールに溝を入れることで水切れを良くし、滑りにくさも追求しています。ソフトなストラップと足に馴染むインソールにより、何日でも履き続けられるような快適性を実現。バイカラー使いがアイコニックで、シンプルでありながらスタイリッシュな個性を振りまきます。
アイテム18
メロウ リカバリー フリップ
最近『クロックス』が力を入れているのが「メロウ」コレクション。いわゆるリカバリーサンダルのシリーズで、フリップタイプもリリースしています。柔軟なライトライド素材のフォームを革新的な手法でブレンドし、インソールを一体化したような気持ち良い着用感を生み出すことに成功。ふわふわした履き心地は、いったん履いたらクセになるほど快適。ソファに座ってくつろぐときはもちろん、歩くときも足への負荷が少なく、足裏の疲れを回復できます。
この記事の掲載アイテム一覧(全18商品)
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『クロックス』 クラシック クロッグ
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『クロックス』 バヤバンド クロッグ
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『クロックス』 クラシック ハイカー クロッグ
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『クロックス』 オールテレイン クロッグ
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『クロックス』 ビストロ クロッグ
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『クロックス』 スペシャリスト 2.0 ベント クロッグ
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『クロックス』 エコー クロッグ
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『クロックス』 オールテレイン アトラス クロッグ
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『クロックス』 クラシック クロックス サンダル
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『クロックス』 バヤ 2.0 スライド
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『クロックス』 エコー スライド
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『クロックス』 クラッシュ サンダル
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『クロックス』 メガ クラッシュ サンダル
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『クロックス』 クラシック クロックス フリップ
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『クロックス』 クロックバンド フリップ
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『クロックス』 オールテレイン フリップ
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『クロックス』 スウィフトウォーター ウェーブ フリップ
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『クロックス』 メロウ リカバリー フリップ
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