
ユニクロのスーツはビジネスマンの味方だ。おしゃれに着こなす18の法則
高品質で低価格なウェアを提供し続ける『ユニクロ』ですが、実はスーツもおすすめ。オンビジネスでおしゃれに着用するためのテクニックを、スタイル別にご紹介します。
侮ることなかれ。『ユニクロ』のスーツはビジネスシーンで大活躍
ハイクオリティかつロープライスなアイテムを展開している『ユニクロ』は引き続き大人気。しかし、スーツを愛用している人はまだまだ少ないのではないでしょうか? 実はスーツは『ユニクロ』の中でも特におすすめしたいアイテムの1つ。ディテールにまで凝った作りが圧巻で、ビジネスシーンにふさわしい上質感を備えているんです。ちなみに『ユニクロ』の場合、スーツといってもジャケットとスラックスが別売りになっているので、厳密にはセットアップといったほうが正確かもしれません。別々に選べるからこそ自分の体型に合ったセレクトが可能で、アイテムによっては細かいサイズ調整もできるようになっています。
スーツとして使えるセットアップを具体的に挙げると、上質なスーパー110’s素材をベースにした「ストレッチウールジャケット」+「ストレッチウールパンツ」もしくはスリムタイプの「ストレッチウールスリムジャケット」+「ストレッチウールスリムフィットパンツ」の組み合わせ。または、超速乾・超伸縮・超軽量の機能を備える「感動ジャケット」+「感動パンツ」、2WAYストレッチ素材を使った「感動ジャケット2WAYストレッチ」+「感動パンツ2WAYストレッチ」のセットアップです。いずれもオーダーメイド感覚でサイズの微調整が可能。オンビジネスのスーツスタイルで品格を醸すためにはジャストなサイズ感が重要なポイントとなりますが、『ユニクロ』では最適サイズに限りなく近いフィット感が叶うのです。
『ユニクロ』のスーツはどう着こなす? おしゃれ上手に学ぶコーデの18法則
おすすめ、といわれても、実際のコーディネートを見ないと『ユニクロ』のスーツが本当にビジネスシーンで活躍してくれるのかどうかをイメージしづらいかもしれません。そこで、スーツを使ったビジネスコーデの実例を数多くご紹介。スーツスタイルだけでなく、ジャケットを単体使いしたジャケパンスタイル、ビジカジスタイル、フォーマルスタイルについて好サンプルをピックアップしつつ、スタイリッシュに着こなすための法則を解説します。『ユニクロ』のスーツがビジネスシーンで活用でき、着こなし次第でおしゃれに仕上がるという事実をぜひチェックしてください!
▼その1:スーツスタイル
ビジネススーツは品格と清潔感を持ち合わせていることが必須条件。それをしっかり満たす形で、正統派なルックスに仕立てられている『ユニクロ』のスーツが大活躍してくれます。シャツやネクタイのセレクトによって印象を変えることができ、個性も演出可能なので、実例を参考にしつつ自分らしいコーディネートを研究してみてください。
法則1
ビジネススーツの基本形は、白シャツ+レジメンタルタイ
グレーのスーツに白いシャツとレジメンタルストライプのネクタイを合わせるコーディネートは就職活動の定番ですが、それはスーツスタイルの王道だからこそ。ビジネスシーンにおいてもまずは基本形から着こなしてみるのがおすすめです。気の緩みが出てきたら、初心を思い出して、姿勢を正す意味でも基本的な組み合わせに立ち返ってみてください。ジャストサイズな『ユニクロ』のスーツを新調すれば、王道スタイルでもビシッとキマります。
法則2
こなれ感をさりげなく出すなら、サックスブルーのシャツを活用
日本ではビジネスシーンにおいては白いシャツが最も定番ですが、欧米などではブルー系のシャツが主流といわれています。これなれた雰囲気が漂い、『ユニクロ』のスーツが一層上質に映るので、サックスブルーのシャツをぜひ試してみてください。このコーディネートでは、ブラックのスーツと無地に近いネクタイでソリッドにまとめています。
法則3
クールなスーツスタイルを目指すなら、モノトーンで統一すべし
ブラックスーツに白いシャツ、ブラックに近いネクタイを合わせたクールなコーディネートです。革靴やコートを含めてモノトーンで統一しているのがポイント。スタンダードなビジネススーツをシンプルに着こなしているため、不必要なフォーマルテイストは感じさせないバランスに仕上がっています。
法則4
爽やかなイメージを打ち出したいなら、クレリックシャツが効く
クレリックシャツを着たことがない、という人も多いようですが、清涼感や清潔感を簡単に加味することができるのでぜひお試しを。このコーディネートのように、ネクタイのトーンをスーツと揃えるのがポイント。シャツの存在感が高まってクリーンな魅力が引き立ちます。
法則5
ギンガムチェックシャツを活用して今っぽい抜け感を加味
品良く着こなすのがスーツスタイルの原則ですが、少しだけカジュアル感を出したい場合はチェック柄のシャツを使うのが効果的。今なら、トラッドなムード漂うギンガムチェックのシャツがおすすめです。『ユニクロ』のスーツ自体が品格とリラックスできる着心地の共存した仕上がりなので、同じバランスのこんなコーディネートは好マッチ!
▼その2:ジャケパンスタイル
ビジネススーツのジャケットと単体ジャケットの大きな違いは丈感。『ユニクロ』のビジネス用ジャケットは着丈がアレンジできるので、少し短めに設定するとジャケットを単体でも使いやすくなります。ここでピックアップしたサンプルを参考にして、ジャケパンスタイルでもスーツを使い回してみてください!
法則6
落ち着きあるスタンダードな配色はネイビー×グレーで作る
ジャケパンスタイルの基本形は、ネイビージャケット×グレースラックスのコンビ。上下の色を入れ替えてもOKなので、『ユニクロ』のスーツ上下をネイビーとグレーで2色揃えつつ、それらを組み替えて使い回すのもおすすめです。ジャケットもパンツも定番カラーだと上品なコーデのベースが出来上がるため、Vゾーンで遊びやすくなるのもメリット。この着こなしでは、ギンガムチェックのシャツで適度なカジュアル感を加えています。
法則7
爽やかさを打ち出すなら断然、ホワイトのパンツ!
せっかくのジャケパンスタイルなので、スーツにはないカラーを取り入れて新鮮味を演出するという手も。それなら、気品をキープしつつクリーンな新鮮味が演出できる白いパンツを活用するのがおすすめです。爽快なのはもちろん、明るくて華やかなムードを醸し出せるのがポイント。このコーディネートのように、他のアイテムも明るめのトーンで統一し、スリムなシルエットにまとめるとモダンな印象に仕上がります。
法則8
新鮮味が欲しいなら、ジャケットをチェック柄にしてみる
スーツのスラックスを活用してジャケパンスタイルを構築するのも賢いテクニック。『ユニクロ』のスーツは無地が基本なので、柄モノのジャケットを合わせると新鮮に映ります。品格と存在感を兼備するトラッドテイストの伝統柄を選ぶのがおすすめ。ハウンドトゥースやグレンチェック、タータンチェック、ウインドウペンなどから取り入れてみてください。
法則9
明るめの靴&バッグで、こなれた印象を演出
スーツスタイルではスーツの色や明るさに合わせて靴やバッグを選ぶのが定石ですが、ジャケパンスタイルでは上下でトーンが変わることも。新鮮味や変化が欲しいときはあえて明るいトーンに合わせて小物類をセレクトしてみてください。少し柔らかい印象になり、こなれた雰囲気が漂います。このコーディネートでも、明るいブラウンの革靴&クラッチバッグがソフトなアクセントに。
▼その3:ビジネスカジュアルスタイル
ジャケットの着丈を少し短めに設定しておくと、ビジカジスタイルやそれに近いコーディネートを築く際にも使いやすく、守備範囲が広がって重宝します。きちんとしたスーツ仕立てのジャケットを着るだけでもビジネス感が演出できるので、活用しない手はありません。実例を参考にしつつ、職場のドレスコードとも照らし合わせて自分らしくアレンジしてみてください!
法則10
オフィスカジュアルの定番は、セットアップ×無地T
人気を高めているカジュアルなセットアップですが、『ユニクロ』のスーツでもジャケットの着丈を短めに設定することでビジネスカジュアルのコーディネートに活用することができます。ホワイトなど明るいトーンのTシャツをインナーに合わせてカジュアルダウンするのが基本形。クルーネックでベーシックなカラーの無地モノなら、どんなTシャツでもマッチします。
法則11
装いをよりクールにまとめたいなら、全身ダークトーンという選択も
セットアップ風スーツとTシャツをダークトーンにすることで、クールかつモダンなビジカジスタイルに仕上げることもできます。写真のコーディネートでは、ブラック×ダークブラウンの組み合わせを実践。黒のワントーンよりも表情があり、無造作感があっておしゃれです。ややカジュアルなローファーを合わせ、さりげなくカジュアルダウンしているバランスもぜひ参考に。
法則12
モノトーン系シンプルスニーカーを投入して軽快感を加味
ネイビーのジャッケット×グレーのスラックスという王道的なジャケパンスタイルがベースですが、ブラックのTシャツとホワイトのスニーカーを合わせることで、一層軽やかに着崩しています。『ユニクロ』のスーツは値段からは信じられないほど上質感があるため、スニーカーを合わせる場合はできるかぎり落ち着きがあるモノトーン系がマッチします。
法則13
チェック柄パンツで今どきなトラッド感を醸成する
トラッド感のあるアイテムで着崩すと、大人の雰囲気をキープしたままビジカジスタイルを築くことができます。特に、伝統的なチェック柄のパンツを合わせるとアイビーなどのアメトラスタイルを連想させるスタイリングに仕上がるのでおすすめです。そうなると靴はローファーが定番ですが、職場のドレスコードによってはシンプルなスニーカーでさらに崩してもOK。このお手本のように、ネイビースーツのジャケットをブレザー風に活用するのも賢い着回し術です。
法則14
ジーンズ+チェックシャツで程良くラフなムードを注入
オフィススタイルでジーンズを使うなら、このコーディネートのように色落ちの少ないきれいめタイプを選ぶのが原則。ラフに見え過ぎないよう、インナーにはシャツを合わせるのがおすすめです。ただし、ドレス度の高いシャツだとミスマッチになるので、少しカジュアルなチェックシャツなどが最適。シックなカジュアルコーデにスーツのジャケットを重ねるイメージでスタイリングするとバランス良くまとまります。
▼ その4:フォーマルスタイル
ビジネスの延長でパーティに出席する機会があるなら、スーツをアレンジしてドレスアップできると便利です。フォーマルスタイル(正装)の中でも格式が高いモストフォーマル(正礼装)は厳密なルールが決まっていますが、セミフォーマル(準礼装)やインフォーマル(略礼装)では自由度がアップ。最近は特にカジュアル化が進み、少し外れていてもOKという風潮が強いので、『ユニクロ』のスーツやジャケットなどを活用しやすい環境になっています。好例を参考にしつつ、ドレスコードなどの状況も見極めながら上手にアレンジしてみてください!
法則15
仕事帰りでもアレンジできる、シルバータイ×ブートニエール
オーセンティックな仕様を採用している『ユニクロ』のスーツなら、ちょっとしたアレンジでフォーマル感を演出することも簡単。基本テクとしては、シルバー系のネクタイをするだけでOKです。さらに特別感が欲しいなら、ジャケットのラペルにあるフラワーホールに花を挿すのがおすすめ。これは「ブートニエール」という定番的な着こなしなので、臆せず実践してみましょう。挿すのは生花でも花のアクセサリーでもOK。華やかなラペルピンなどでも代用できます。
法則16
風格を感じさせる装いを目指すなら、チェック柄ベストを抜擢
スーツにベストを組み合わせてフォーマルスタイルにアレンジするのも定番テク。最もフォーマル感が強いのはシルバーのベストですが、少しヒネりが欲しいときはクラシックなムードの漂うチェック柄を採用したベストを使うのがおすすめです。ビジネススタイルにも流用できるので、費用対効果を考慮してもチェック柄のベストが重宝します。
法則17
淡色カラーのジャケットなら、軽快感や抜け感を演出可能
男性の場合、フォーマルスタイルというとブラックかダークトーンのジャケットを着る人が大半。だからこそ、明るいトーンのジャケットを選ぶだけで周囲と差をつけることができます。このスタイリングのように、ブラックのスラックスを活用しつつ、淡いカラーのジャケットを合わせると好バランス。真っ白のジャケットは主役感が出てしまうので、状況に鑑みつつサックスブルーやライトグレーを活用するのがおすすめです。
法則18
少しカジュアルなパーティなら、蝶ネクタイ+ジーンズで
カジュアルなパーティなどでは、ジーンズを活用することも可能。ビジカジスタイルと同じく、色落ちの少ないきれいめのジーンズを選ぶのが原則です。ジーンズのカジュアル感を補うために全体としてのフォーマル度を高める必要あるため、ジャケット、ドレスシャツ、ネクタイは必須。蝶ネクタイを活用すると、非日常的なムードを強調できます。
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