まさに万能選手。トラッカージャケットの名品12選

その汎用性の高さから、人気再燃中のトラッカージャケット。知っているようで意外と知らないその基本に加え、どんなコーデにもハマる万能選手っぷりと名品をご紹介。

遠藤 匠

遠藤 匠

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2020.09.26

アウター界の万能選手。トラッカージャケットって知ってる?

ファッショントレンドは一定周期で繰り返されるというのが定説。今、再び波がじわじわと戻ってきているモノの1つとして、トラッカージャケットは外せません。とはいえ、それが一体どんなシロモノなのかと聞かれると、ちょっと口ごもってしまう人も少なくないのでは? ということで、そのモヤモヤを解消するためにおさらいから。

アウター界の万能選手。トラッカージャケットって知ってる?

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まずは、そもそもトラッカージャケットとはなんだ? という疑問から。実はこれ、元々は『リーバイス』が1960年代にリリースしたサードタイプのデニムジャケットの呼び名。日本では“Gジャン”として親しまれていますが、英語圏ではトラッカージャケットと呼ばれています。基本はデニム仕立てですが、本国ではレザーをはじめ他の素材で仕立てられたモノもあるほどライフスタイルに溶け込んでいて、その過程でいつしかこのGジャン型のアウター全般がトラッカージャケットと呼ばれるようになったのだとか。そして、その最大の魅力は着回し力の高さ。短丈でクセのないデザインなので、ジーンズはもちろん、チノパンやウールのパンツといったきれいめなボトムスにも意外とスッと馴染んでくれるのが強み。今着るのであれば不朽の名作的な定番も魅力的ですが、身幅にゆとりを持たせたシルエットで旬を感じさせる着こなしに落とし込むのも気分です。

インにアウトに大活躍。トラッカージャケットの着こなし実例

次はトラッカージャケットの着回し力の高さと、コーデの勘どころを実例で見てみることにしましょう。このアウターは、着丈が短く、ボディの生地も厚過ぎず薄過ぎずの絶妙な塩梅なので、ライトアウターとしてさらりと羽織るだけでサマになるのは言わずもがな。しかも、寒くなってきたら冬アウターの下に1枚かませてレイヤードを楽しむことも可能です。その上、どカジュアルに限らず、きれいめな装いにも映えるユーティリティプレーヤーなのです。

着こなし1

王道のデニムオンデニムも、サイズ感次第で今どきに

王道のデニムオンデニムも、サイズ感次第で今どきに

WEAR

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トラッカージャケットに対し、同じ濃紺デニムのジーンズを合わせる王道のアメカジコーデ。ですが、上下ともにサイズ感をゆるめにすると、今の気分を感じられる装いになります。人気継続中のセットアップコーデの感覚で着こなせるので、コーディネートも簡単。あれこれテクニックを駆使しなくても、白Tシャツにパッと合わせるだけで雰囲気を出せるんです。

着こなし2

大人っぽい服に馴染んで、どこか力の抜けた印象に誘導。

大人っぽい服に馴染んで、どこか力の抜けた印象に誘導。

WEAR

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襟付きのシャツにコーデュロイパンツを合わせ、足元をローファーで引き締めた装いは、そのままテーラードジャケットを着たくなるほどクリーンな印象。ですが、こうしたきれいめな服にもスッと馴染んでくれるのがトラッカージャケットの良いところです。これでタイドアップしていても、違和感はありません。ジャストサイズも悪くないですが、こうやってトラッカージャケットをサイズアップしてゆったり着こなすと今っぽいバランスで楽しめます。

着こなし3

コートの中に仕込んでレイヤード上手に変身!

コートの中に仕込んでレイヤード上手に変身!

WEAR

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ステンカラーコートの中にタートルネックを合わせる装いは、ある意味鉄板の都会派コーデ。ですが、それだけではありきたりでちょっとコンサバ過ぎる印象も。ところが、その間に1枚トラッカージャケットをサンドしてあげると、一瞬でレイヤード上級者な印象にサマ変わりします。1着持っていると、こういう技も朝飯前です。

永世定番から新作まで。トラッカージャケットのおすすめ12選

トラッカージャケットの万能選手っぷりを再認識したうえで、恋(!?)に落ちてしまった人は自分好みの1着を探す次のステップに移行しましょう。歴史あるアウターなので、オーセンティックなブランドの定番で王道感を楽しむのも大いにありです。とはいえ、今っぽい空気感を出したいならやっぱり勢いのあるブランドの新作が狙い目ですね。

アイテム1

『リーバイス』デニムジャケット リジッド2

『リーバイス』デニムジャケット リジッド2

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1967年にリリースされ、トラッカージャケットの原型となったサードタイプを、ダークインディゴのリジッドデニムで仕立てたのがこちら。胸ポケットから裾に向かってV字型に走る切り替えや、フラップ付きの五角形ポケットは、このサードタイプから採用されたもの。同モデルを象徴する意匠の1つになっています。以下のモデルを見てなお迷ったなら、大人しくこれを買うべし。

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ライターR

2020.03.11

アイテム2

『リー』デニムジャケット

『リー』デニムジャケット

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『リー』の看板アイテムといえば、カウボーイラインの1つとして誕生した「101-J」と呼ばれるウエスタンスタイルのデニムジャケット。内側に少し傾斜した胸ポケットや少し幅広のウエストベルトが、特徴的な意匠です。こちらはそのスタイルを受け継ぎながら、肩幅や身頃にゆとりを持たせ、オーバーサイズ感を演出した新作。両脇にポケットが付いていて、手を入れる仕草も絵になります。

アイテム3

『ラングラー』162 デニムジャケット

『ラングラー』162 デニムジャケット

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1960年代にリリースされた「124MJ」の後継モデルとして誕生し、『ラングラー』を象徴するデニムジャケットになったのがこの「126MJ」。90年代に一度姿を消してしまっていましたが、本アイテムではそれを忠実に再現。両胸ポケットにW字を描く飾りステッチや、斜めに手を入れられる玉縁ポケットといった象徴的なディテールも健在。これはワンウォッシュしてあるので、リジッドと違って最初から体に馴染んでくれます。

アイテム4

『ウエストオーバーオール』トラッカージャケット

『ウエストオーバーオール』トラッカージャケット

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デザイナーの大貫達正氏が古着バイヤーとして培った審美眼を感じさせる一方、ヴィンテージ服に現代的な味付けを施すそのバランス感覚も高く評価されている『ウエストオーバーオール』。このトラッカージャケットもサードタイプの佇まいを残しながら、なだらかに落ちるドロップショルダーとたっぷりとした身頃に設計。それでいて着丈が短めなので、オーバーサイズ感がありながらルーズに見えないところが絶妙です。

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平 格彦

2019.04.05

アイテム5

『リーバイス』72334 ザ・トラッカー コーデュロイジャケット

『リーバイス』72334 ザ・トラッカー コーデュロイジャケット

上野アメ横 Jalana(ジャラーナ)

上野アメ横 Jalana(ジャラーナ)

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これは本国アメリカ版としてリリースされている、サードタイプのコーデュロイタイプ。ボディは柔らかな細畝コーデュロイ仕立てで、リードグレーというグレーとベージュを掛け合わせたような色味に仕上げられています。洗いをかけることでくすんだ色合いに味出しされていて、ほんのり浮かぶあたりも絶妙。晩秋から冬にかけては、こういう温かみのある素材感のモノが1枚あっても使い勝手が良さそうです。

アイテム6

『ポロ ラルフローレン』フェイデッド デニム トラッカー ジャケット

『ポロ ラルフローレン』フェイデッド デニム トラッカー ジャケット

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古き良きアメリカ服の世界観を現代に伝えるブランドといえば、『ラルフローレン』も外せません。トラッカージャケットも毎シーズンのようにコレクションに含まれているアイテムの1つで、こちらの新作はヴィンテージ顔負けのユーズド加工が冴え渡る一方、アメリカ製にこだわったボタンでラギッドな空気感を濃厚な味付けによって表現しています。

アイテム7

『ベンデイビス』オーバーサイズトラッカージャケット

『ベンデイビス』オーバーサイズトラッカージャケット

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トラッカージャケットは元々質実剛健なワーク服。となれば、『ベンデイビス』のチェックもお忘れなく。なんといっても創業者のサイモン・デイビス氏は、『リーバイス』出身。デニムのポケットを銅リベットで補強する技術を、リーバイ・ストラウス氏とともに開発した人物でもあります。こちらの新作トラッカージャケットのボディは、がっしりと目の詰まったダック地仕立て。シルエットはワイドな身幅と短めの着丈で、今の旬を取り入れています。

アイテム8

『リーバイス』ウェルスレッド トラッカージャケット

『リーバイス』ウェルスレッド トラッカージャケット

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トラッカージャケットの生みの親として、その伝統を体現している『リーバイス』ですが、その一方で地球環境にも配慮し、サステナビリティを取り入れた服作りにも力を注いでいます。このトラッカージャケットは、それを象徴するアイテムの1つ。コットンとヘンプを用いたライトウェイトデニムは、フィニッシング時の水の使用量を96%も削減したウォーターレス製法で作られています。

アイテム9

『オアスロウ』50’s デニムジャケット

『オアスロウ』50’s デニムジャケット

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1950年代のデニムジャケットからインスピレーションを受けて製作したというこちらは、フロントプリーツや、短丈&ワイドシルエットというセカンドタイプ風の味付けを施したデザインが特徴的。ボディの生地は、旧式のシャトル織機で織り上げたオリジナルのデニム地で、ムラ糸を使うことで表面にネップ感のあるヴィンテージライクな生地感に仕上げています。

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山崎 サトシ

2019.04.11

アイテム10

『サイ』デニムジャケット

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こちらは、素材やカッティングにこだわりを感じさせる、本格志向の服作りで存在感を放つ『サイ』が手掛けた1着。番手の異なるムラ糸とストレート糸を旧式のシャトル織機で織り上げたブラックデニム地は、ヴィンテージ顔負けの味わい深さです。丸みを持たせたドロップショルダーや、ゆったりとしたエッグシルエットといったテーラーリング技術を屈指した仕立てが、ひと味違うセンスを印象づけてくれます。

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山崎 サトシ

2018.01.10

アイテム11

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luccicare

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縦落ち感のある色調はもとより、着込む過程で負荷がかかる袖や肘周りのほつれといった細部のダメージ表現も再現するなど迫真の出来栄え。ヴィンテージ加工に一家言ある『レミ レリーフ』ならではの1着といえます。ボタンやリベットといった金具にもユーズド仕上げを施すなど、細部の作り込みも見どころ。

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髙須賀 哲

2020.08.26

アイテム12

『ヌーディージーンズ』ジェリー ドライリング NB26

『ヌーディージーンズ』ジェリー ドライリング NB26

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細身の「ビリー」をはじめ、『ヌーディージーンズ』はいくつかの定番トラッカージャケットを展開しています。その中でも、こちらの「ジェリー」はアームやボディに程良いゆとりを持たせたリラックス感あるシルエットが今の気分です。胸ポケットがスマートフォンを収納しやすいサイズ感に設計されているのもうれしいポイント。ボディは加工を施していないリジッドデニムで、他の同ブランドのデニム製品と同様、化学肥料や除草剤を一切使っていないオーガニックコットン仕立てとなっています。

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平 格彦

2016.09.01

遠藤 匠

紺ブレもビーサンも守備範囲。雑食系服飾ライター

遠藤 匠
モノ雑誌と男性ライフスタイル誌の編集を経て、現在はフリーライターとしてメンズファッション誌、ライフスタイル誌、WEBを中心に執筆。ファッション遍歴は、渋カジから英国系テーラードを経て、再びアメカジに回帰。現在は無国籍状態に。
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