
おしゃれな雨の日コーデ術。憂鬱な気分を吹き飛ばす着こなし&アイテム選び
雨の日は濡れる以外にも、おしゃれが制限されたり、何を着れば良いかわからなかったりで憂鬱な気分になりがち。そこで雨の日コーデのポイントとアイテム選びを徹底解説!
おしゃれしたいけど濡れるのは嫌……。雨の日ってどんなコーデが正解?
雨マークの天気予報を見ると、憂鬱な気分になる人も多いはず。濡れるのは嫌だし、おしゃれも制限されるし……。例えば、きちんとした印象が必須のビジネスシーンなどは、通勤時や移動時に濡れるとストレスを特に強く感じますよね。本記事では、雨の日コーデのポイントから活用したいアイテム、さらには憂鬱な気分を吹き飛ばして気分も上がる着こなし例までをご紹介します。
雨の日コーデで注意したい、3つのポイント
雨の日でもストレスなくおしゃれを楽しむなら、どんなことに気を付ければ良いのか。ちょっとした工夫で憂鬱な気分を払拭できるので、そのポイントをご紹介します。
ポイント1
雨に強い防水アイテムを取り入れる
雨の日が憂鬱になる最大の原因は、服が濡れて不快に感じることだと思います。そこで頼りになるのが防水性に優れたアイテム。とはいえ、すべてのアイテムで網羅するのは難しいので、濡れると最も不快に感じるアウターとシューズ、バッグに防水機能のあるものを取り入れましょう。トップスやボトムスは普段通りでOKなので、おしゃれも十分楽しめますよ。
ポイント2
衣類にも使える防水スプレーを賢く利用する
シューズに次いで濡れると不快に感じるのがパンツの裾。いくら気を付けて歩いていても、水の跳ね返しでどうしても濡れてしまうんですよね。そんなときには、雨を弾く衣類にも使える防水スプレーの出番。出掛ける前にサッと吹き掛ければOKという手軽さも魅力です。特に、防水機能を備えたボトムスを取り入れるのが難しいビジネススタイルで重宝するはず。
ポイント3
濡れても目立たない色を選ぶのも1つの手
服が雨に濡れるとその部分の色が濃くなってしまいますよね。そうすると清潔感が半減してしまうことも。そのため、雨ジミが目立つベージュやライトグレーは避け、黒やネイビー、白といった雨ジミが目立たない色を選ぶのも1つの方法です。ただ、あくまでも見た目の印象なので、雨に濡れた不快さは払拭できないことも覚えておきましょう。
雨の日コーデに取り入れたいのは、この5アイテム
雨の日の憂鬱な気分を手っ取り早く解消できるのが、防水性を備えたアイテムです。今回は濡れたら不快に感じる確率の高いアウター・シューズ・バッグに厳選し、選びのポイントなどを解説します。
アイテム1
着回し力の高いシンプルな防水コート
ヒップまですっぽり隠れる着丈の防水コートは、濡れる面積を最小限に抑えられる優れモノ。さまざまなデザインが展開されていますが、筆者のおすすめはステンカラーコートです。シンプルなデザインなので着回し力が高く、オンからオフまで活躍するんですよ。色はベーシックなネイビーが使いやすいはず。
アイテム2
パッと見はレザー製のようなレインブーツ
フェスなどのアウトドアシーンでは良いですが、いかにもなレインブーツって普段使いしにくいですよね。しかし最近はレインブーツに見えないモデルも数多くラインアップされているんです。今回ピックしたモデルも、一見するとレザー製のサイドゴアブーツに見えますよね? これなら普段使いしやすいですし、ビジネスシーンでも問題なく取り入れられます。
アイテム3
カジュアルスタイルと好相性な防水スニーカー
レインブーツでは上品すぎるという人には、防水スニーカーがおすすめ。最近はシンプルでスタイリッシュなデザインも多く、普段のカジュアルスタイルとも難なくマッチするんです。それでいてゴアテックスなどの防水素材を使っているので、スニーカー内に雨が侵入することもなく快適な履き心地。ただ、ローカットはソックスが濡れる心配もあるのであしからず。
アイテム4
リュックとしても使える防水ビジネスバッグ
傘などからはみ出てしまい、意外に濡れていることが多いビジネスバッグ。防水スプレーで予防することもできますが、水に弱いPCなどの精密機器を入れていると心配ですよね。その点、防水機能を備えたビジネスバッグなら安心。さらにリュックとしても使えるものだと両手が自由になり、傘も差しやすくなるので雨の日がより快適になりますよ。
アイテム5
オン・オフに使えて気分も上がる傘
雨の日に欠かせないアイテムなのに、傘ってなぜか手を抜きがち。しかも男性は黒やネイビーといった定番色の無地を選びがちで、何とも地味。もちろんそれも間違いではないですが、気分が上がらないと感じている人も多いはず。とはいえ、鮮やかな配色は使うシーンを選ぶので、落ち着いた色で構成したストライプなどの柄をセレクトするはいかがでしょうか? これならオンにもオフにも使えるし、傘も含めておしゃれなコーデを楽しめます。
ビジネス&カジュアルで提案。参考にしたい雨の日コーデ集
雨の日のコーデの心得や選ぶべきアイテムがわかったところで、最後にお手本にしたい着こなしサンプルをご紹介。防水アイテムを取り入れつつ、シーンに合わせておしゃれに仕上げたサンプルを厳選しているので、早速チェックしてみましょう。
▼ビジネスシーン:雨ジミが目立たない配色を重視し、清潔感やきちんと感をキープ
カジュアルコーデに比べ、取り入れる防水アイテムが限られてしまうビジネスシーン。となると、スタイリングで意識するべきは、なるべく雨ジミが目立たないカラーリングで構成すること。そうすればビジネスシーンに必須の清潔感やきちんと感をきちんとキープできますよ。
コーデ1
シンプルとこなれ感が同居する洗練カラーリングに注目
ちょっとした雨なら、表面に撥水加工が施されたアウターが活躍。軽快なセットアップコーデに合わせて、足元もスニーカーでアクティブに仕上げるのが正解です。全体を爽やかかつ落ち着きのある色味でまとめているので、きちんと感に加えてスタイリッシュさも演出できます。
コーデ2
クリーンな雰囲気を演出した雨の日コーデ
ビジカジスタイルでも撥水加工のコートは、機能面でもビジュアル面でも心強い味方になってくれます。ベージュを基調としたコートでも雨の侵入を防ぎつつ撥水加工のおかげで雨ジミも目立たず、着こなしに落ち着いた印象を与えてくれるのでクリーンなイメージに大人っぽさを加えることが可能です。
コーデ3
大部分の面積を濃色で仕上げたコーデで雨ジミ対策も万全
プレゼンや商談など、雨の日に勝負の仕事があたることも。そんなときは雨に濡れても清潔感をキープできる、雨ジミが目立たない配色で構成するのがベスト。さらにきちんと感のある防水コートならタイドアップとも相性が良く、もちろん濡れる心配も無用ですよ。
コーデ4
旬の防水アウターをサラッと羽織った雨の日トラッドスタイル
雨の日用のビジネスアウターとしても人気を博す『バブアー』。こちらのスタイリングでは、ダブルブレストの紺ブレスタイルに、ブラウンの「ビューフォート」が品良くマッチしています。着こなしの印象を重く見せないよう、ライトグレーのスラックスで軽さを、素足履きで抜け感を演出しています。
▼カジュアルシーン:防水アイテムを賢く取り入れておしゃれを楽しむ
休日のカジュアルスタイルは自由が効くとはいえ、すべて防水アイテムにこだわるのは大変。なので、アウターやシューズなど、最低でも1アイテムに防水性を持たせるのがベスト。そうすれば自分好みのカラーリングでまとめることができ、雨の日もおしゃれを楽しめますよ。
コーデ1
リラックス感ある着こなしを防水コートで街仕様に
防水性のあるマウンテンパーカーをリラックススタイルに取り入れた好例。スウェットのセットアップはともすれば家着っぽくなりますが、マウンテンパーカーを羽織ることで街仕様に格上げさせています。モノトーンカラーで構成した配色もおしゃれ。
コーデ2
センスの良さが光るさわやかな雨の日コーデ
ブルーのバンドカラーシャツに、ベージュのチノパンツ。そこに防水性に優れたステンカラーコートをスタイリングすれば、さわやかさを意識した雨の日コーデが完成します。ベージュ×ネイビーの洒脱なカラーリングにも注目を。
コーデ3
大人カジュアルにうってつけのシックで落ち着いた配色
ブラックのワントーンに、雨に強い『パラブーツ』のシューズをスタイリング。このブラック×ブラウンの配色が大人っぽく、かつボリュームあるシューズがコーディネートに重厚感を演出しています。ブルゾンの生地感で軽快さをプラスしたところもさすが。
コーデ4
いかにも、じゃないアイテム選びで洒落感をキープ
ネイビーのスタンドカラーブルゾンに、ブラウンのクリース入りパンツを合わせた洒脱なカラーリングが目を引く着こなし。レザー製のアッパーながらも防水性に優れた雨に強いサイドゴアブーツのおかげで、上品で大人っぽいムードも漂っています。
コーデ5
防水シューズが決め手の上品バイカラーコーデ
ベージュ×ブルー系の上品バイカラーで仕上げた大人のカジュアルコーデ。最大のポイントは、シンプルなスタイリングのアクセントになっているボリュームある足元です。防水機能がありながらもクリーンなデザインなので、都会的な雰囲気を醸し出せますよ。
コーデ6
全身ガチの防水ギアでまとめた都会のアウトドアスタイル
ナイロンジャケットからパンツ、スニーカーまでゴアテックス素材という本気の雨の日コーデですが、ブラックを基調にしたワントーンコーデのおかげで、印象はあくまでスタイリッシュ。シャイニーな素材のパンツやカモフラ柄のキャップを選ぶことで、コーディネートにメリハリが生まれています。
コーデ7
おしゃれ上級者はアウトドア用ポンチョをアーバンに着こなす
アウトドアブームの影響か、ポンチョを普段使いするおしゃれな人が増加中です。こんな風に、ベージュのナイロンポンチョを主役に、ダークグレーのワイドパンツと黒いモカシンシューズをコーディネートすれば、アーバンアウトドアが薫る雨の日スタイルに。全身の色数を抑えているのも大人っぽく見える所以。
コーデ8
マウンパコーデを都会的に見せるモノトーン服の合わせ技
雨の日用アウターとしても使えるマウンテンパーカーをスタイリッシュに着こなすなら、断然モノトーンコーデがおすすめです。シンプルな黒いマウンパに合わせたのは、白スウェットにグレーのクライミングパンツ、黒のNB。カジュアルの定番アイテムでまとめた着こなしが、モノトーンの効果によって洗練された印象に。
コーデ9
白ベースのモノトーンコーデで雨の日スタイルを軽やかに
雨の日が続くと、無性に明るい色のコーデで出かけたくなる時があります。例えば、ハイテク素材が使われた白のナイロンパーカーに、グレー×白のボーダーTとグレーのスウェットパンツというこんな着こなし。ジャストなサイジングとクリース入りのパンツも、スタイリッシュなイメージが強めます。
コーデ10
存在感のある小物で、単調な雨の日コーデにメリハリをプラス
雨の日コーデは、着こなし全体に占めるアウターの面積が大きい分、印象が単調になりがちです。そこで役立つのが小物使い。特にカモフラ柄バッグやチェック柄の傘など、インパクトのある柄をプラスすれば、スタイリングにメリハリが生まれます。足元はローテクの素足履きで、軽さを演出している点にも注目です。
コーデ11
名品アウターをクリーンにまとめた大人の雨の日カジュアル
雨の日用アウターとしても人気の『バブアー』ですが、ともすると着こなしの印象が重くなりがち。その点、こちらのスタイリングでは、赤いモックネックニットに濃紺デニムですっきりスマートに。ニットの裾をタックインしたり、フレアシルエットのデニムを選んだり、今っぽく見えるテクニックも満載です。
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