
じんわり温か、エコな湯たんぽが再ブーム。失敗しない選び方とおすすめ10選
エコな暖房グッズとして、最近ブームとなっている湯たんぽ。使われている素材の特徴や使用時の注意点などを詳しくご紹介するので、この冬の相棒として迎えてみてはいかが?
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エコな暖房グッズ。湯たんぽが今ふたたび注目されています
湯たんぽなんて古い……と思っていませんか? でも最近は、サステナブルやSDGs(持続可能な開発目標)が注目されている影響で、エコな暖房グッズとしてその存在が見直されているんです。そもそも湯たんぽはお湯を入れるだけという暖房器具の一種。そのやさしい温もりでじんわりと体の芯まで温めてくれるのが特徴です。しかもリーズナブルな価格のものが多く、構造もかなりシンプルなので壊れにくくて長く使えるところも評価されています。
そんな湯たんぽが活躍するのはなんといっても就寝時。暖かさを一定に保つ電気毛布もありますが、途中で暑くなりすぎることも。寝ているときには体温が低くなることで眠りが深くなるといわれています。その点、湯たんぽはゆるやかに温度が下がるため、就寝時の暖房器具としてうってつけのアイテムなんですよ。
湯たんぽは就寝時にしか使えないと思っている人も多いかもしれませんが、実は活用シーンが広いんです。例えば、防寒対策が必須の秋冬のキャンプ。湯たんぽはテント内でも安心して使うことができますし、自然な温もりを感じながら眠りにつけるので、キャンパーたちから高い支持を集めています。さらに、仕事中の足元の冷え対策としても取り入れるのもおすすめですよ。
2つのポイントを押さえればOK。湯たんぽの選び方
湯たんぽはあまり馴染みのないアイテムなので、選ぶ際に何を重視すればわからないですよね。最も重要なのが素材で、さらに大きさも重要になってきます。その2つのポイントについて詳しく解説するので、購入時の参考にしてみてください。
▼ポイント1:湯たんぽ選びで最も重要なのが「素材」
湯たんぽ選びで迷うのは、どんな素材を選ぶか。なぜなら素材によって保温性や耐久性が大きく異なるからです。今回は豊富なバリエーションから5つの素材をピックアップ。その特徴を詳しく解説するので、比較しながら自分に最適な素材を選んでくださいね。
種類1
耐久性が高くて直火もOKな「金属製」
昔から使われている最もメジャーな素材で、湯たんぽと聞いて真っ先に思い浮かべるのがトタンなどの金属製だと思います。金属製は壊れにくく、熱伝導率が高いのですぐ温まって持続力もかなり高め。しかも直火加熱もできるので、お湯を入れ替えずに使い続けることができます。ただ、錆びやすいのが難点なので、長く愛用するなら保管時はしっかり乾かすようにしましょう。
種類2
リーズナブルで軽くて扱いやすい「プラスチック製」
プラスチック製湯たんぽの最大の魅力は、リーズナブルな価格であること。軽くて持ち運びしやすく、錆びないのでお手入れも楽ちん。また、サイズや形のバリエーションも豊富で、ホームセンターやスーパーなどで手軽に購入できるのもメリットです。そんな魅力尽くしのプラスチック製ですが、保温性が高くないという欠点が。さらにお湯の温度が高すぎると変形してしまうこともあります。
種類3
やさしい温かさが長時間続く「陶器製」
陶器製の湯たんぽは、とにかく保温力が抜群。ちなみにトタン製の湯たんぽが登場するまでは、この陶器製が主流だったそう。そんな伝統的な素材でもある陶器製は、温かみのある見た目と保温性の高さで近年人気を集めています。一方、他の素材に比べるとかなり重く、壊れやすいので取り扱いには注意しましょう。
種類4
柔らかい感触が心地良く、コンパクトに収納できる「ゴム製」
実は海外において、湯たんぽの主流素材はゴム。ゴム製はとにかく柔らかいのが魅力で、お腹や背中などを温めるのにも最適な素材です。お湯を抜けばコンパクトになって持ち運びにも便利なので、キャンプの際に愛用している人も多いんですよ。氷枕としても使用できますが、柔らかいゆえにお湯が注ぎにくいことがあるというデメリットも。
こんなタイプにも注目!
湯たんぽを手軽に使いたいなら、「充電式」がおすすめ
使うたびにお湯を沸かして入れるのは面倒という人は、充電式などの湯たんぽを選ぶのも手。数十分の充電で何時間も使用することができるので、面倒な準備が必要ないのです。これならオフィスなどでも使うことができますよね。一方、耐久性はあまり期待できないので、数年ごとに買い替える必要があることも覚えておきましょう。
▼ポイント2:温かさの持続性は「サイズ」も大きく関係する
湯たんぽはさまざまなサイズのものが展開されていますが、たくさんお湯が入れられる大きいサイズほど温かさが長時間持続します。ただ、大きすぎると布団からはみ出てしまうなど、逆に使いにくく感じてしまうことも。使いたいシーンや布団のサイズなども考慮して、湯たんぽのサイズを選ぶようにしましょう。
知っておきたい、湯たんぽの使い方と注意点
湯たんぽは体をやさしく温めてくれますが、その一方で低温やけどする危険性も。それを防ぐために、カバーを付けることは必要不可欠。カバーを付けることで低温やけどの心配がなくなるだけでなく、保温力をアップさせる効果もあるんです。また、温かさを長く持続させるためには熱湯が良いと思う人もいるかもしれません。しかしそれは間違いで、熱湯だと湯たんぽが熱くなりすぎて、たとえカバーを付けていてもやけどの原因に。使用するお湯は湯たんぽに最適といわれている60~70度にしましょう。
金属製から充電式まで。湯たんぽのおすすめ10選
最後に筆者が厳選したおすすめの湯たんぽを見ていきましょう。上でご紹介した素材をすべて網羅したラインアップになっているので、自分好みの湯たんぽを見つけてくださいね。
アイテム1
『土井金属化成』トタン 湯たんぽN
昔ながらのトタン素材を使ったクラシカルなデザインが目を引く『土井金属化成』の湯たんぽ。ガスコンロやIH調理器での使用も可能で、もちろん直火もOKなのでお湯の入れ替えが不要なところもポイントです。こちらはケース付きではないので要注意。
アイテム2
『工房アイザワ』18-8ステンレス 湯たんぽ&湯たんぽ用袋セット
耐腐食性が高く、長く愛用できるステンレス製。他の素材に比べて保温力が高く、お湯を入れて24時間放置しても40度弱の湯温をキープしてくれます。丸いフォルムも特徴的で、この湯たんぽ専用のカバーがセットになっているのもうれしいポイント。
アイテム3
『タンゲ化学工業』立つ湯たんぽ
湯たんぽでは珍しい「立つ湯たんぽ」は、カバーが装着しやすく、お湯捨てが楽なほか、すっきり収納できるなどのメリットがあります。お湯漏れのしない一体成型を採用。
アイテム4
『マルカ』ポリ湯たんぽ
さまざまな素材やデザインの湯たんぽを展開している『マルカ』から、軽量で扱いやすいプラスチック製をセレクト。フリース素材で肌触りに優れた専用カバー付きで、湯量はたっぷり2.4Lもあるので温かさの持続時間が長めです。
アイテム5
『セラミックジャパン』陶器/yutanpo
他とは一線を画す、シンプルモダンなデザインが印象的。フタ部分の突起をなくし、布団の中に入れても違和感がないよう薄型に仕上げられているのも特徴です。アルミキャップを外せば電子レンジでの再加熱も可能で、静電気が起こりにくいカバー付き。
アイテム6
『クロッツ』やわらか湯たんぽ たまご型タイプ
コロンとしたたまご型フォルムが愛らしい『クロッツ』の湯たんぽ。特殊なウエットスーツ素材であるクロロプレンゴムを採用しているので柔らかい触れ心地で、足や膝の上に乗せて使用するのもおすすめです。カバーなしでそのまま使えるのも高ポイント。
アイテム7
『ファシー』ハイブリッドボトル 2L
ドイツで愛されている『ファシー』の湯たんぽは、柔らかな塩化ビニル樹脂素材製。表と裏で温度の伝わり方が異なるので、状況に合わせて使い分けられる優れモノです。そして何より、日本ブランドにはないブルーの絶妙な発色がGOOD。
アイテム8
『スリーアップ』蓄電式 エコ湯たんぽ nuku2
コードレスなので持ち運びしやすく、20分間の充電で最大8時間も温かさが持続。本体はプュニプニュと柔らかく、カバーもモコモコ素材なので使い心地が抜群です。湯たんぽの上に足を乗せてコタツ代わりに足先を暖めるのにもおすすめ。
アイテム9
『ANKIPO』充電式 湯たんぽ
湯たんぽの温度を確認できる、温度表示用のディスプレイを搭載。15分ほどの充電で最大12時間ほど温かさが持続し、充電することで熱が蓄えられる蓄熱タイプになっています。さらに70度以上になると電源がオフになる自動電源オフ機能付きなのも安心。
アイテム10
『TRYL』ECO-TANPO
こちらも充電式の湯たんぽで、15分の充電で約6時間も温かさが持続します。本体の中身は食塩水になっており、柔らかで心地良い感触が楽しめます。付属のカバーはフリース製で、見た目も温かなのがうれしいポイント。充電コードは取り外し可能です。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『土井金属化成』 トタン 湯たんぽN
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『工房アイザワ』 18-8ステンレス 湯たんぽ&湯たんぽ用袋セット
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『タンゲ化学工業』 立つ湯たんぽ
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『マルカ』 ポリ湯たんぽ
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『セラミックジャパン』 陶器/yutanpo
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『クロッツ』 やわらか湯たんぽ たまご型タイプ
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『ファシー』 ハイブリッドボトル 2L
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『スリーアップ』 蓄電式 エコ湯たんぽ nuku2
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『ANKIPO』 充電式 湯たんぽ
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『TRYL』 ECO-TANPO
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